ぽこぽこ日記 - 2005年11月
- 2005-11-30 Wed もう一つの楽しみ
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朝ご飯は、ななかまどさんに教えて貰った秋田風とろろ鍋。「とろろをおろし、すこしきつめの塩で味をつけ、湯豆腐(煮立たせてはNG)の上に落とし、更にその上に大根おろしをかけていただきます(byかのこさん)」という、いたって簡単な作り方なのに、トロロが意外な役割を果たしていて、ほんにおつな味。トさんは今ひとつお気に召さなかったようで余り箸が進んでなかったが、ぺこさんと私は、こりゃあんまい!とすっかりお気に入りの定番入り。
今晩は入善コスモホールで、庄司紗矢香さんのコンサートなので、車を一台返すために一度家へと戻る。スタンプ5倍セールのドラッグストアに寄って、浅田飴ニッキを3缶あるだけ買い、さらに火・水はポイント2倍になるセルフのガソリンスタンドに寄って、ガソリンを入れる。ぺこさんが行きがけに市役所に申請してきた書類を受け取ってから事務所へ。
例の如く、ウリコさんの運転にて入善へと向かう。やや遅れ気味の出発だったものの、大船はきっちり開演前に辿り着いて、ゆったりと音楽を楽しんだ。前席に座っていた70代とおぼしき紳士は、熱烈な紗矢香ファンのようで、曲の合間に「サヤ!」と演歌ショーのようなかけ声をかけたかとおもえば、震える手で双眼鏡を覗き込んで(瞳孔はハートマークだったに違いない)、うっとりしているのが、おかしくて可愛くて楽しかった。すっかり青年の気分だったのだろうなあ。
高岡まで戻ってきて、居酒寿司になだれこんだ。9名だと定員8名のカウンターに座れないので、収入の高い人はカウンターへ、内助の功?の人は後ろの座席へ。べろんべろんのぽんぽこりんになって、1時頃家に辿り着き、布団に倒れ込んだ。
シンダ?
- 2005-11-29 Tue 食いしん坊
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お昼は、市場で買ってきた塩鯖を焼く。1匹を6切れにして2切れはお酢で〆て、のこり4切れを焼いて、2切れを食べ、残りは油ぬきして、明日のはす蒸し用にとっておく。
晩にウリコさんが美味しいものを届けにきてくれて、ついでに、うちの夕飯に一通り手を付けていく。家に帰ったら何事もなかったかのように夕飯を食べるのだーといいながら。食いしん坊の友達はこれまた食いしん坊。
ムシャムシャ
- 2005-11-28 Mon えらく偏っている
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朝ご飯のとびきりは、土鍋ご飯と、昨日市場祭りで入手してきた海苔。寿司屋さんにも納入しているという超特選物で、ぱりぱりと香り高い。うちのエンゲル係数と芸術文化費の高さはかなりのもんだろうなあ、そのかわり被服費などにはほとんどお金をかけないので、バランスをとっているつもりなんだが。お弁当には、新聞に載っていたおからバーグを作ってみる。好評。
カツオブシケイスウ
- 2005-11-27 Sun 賢い生活者になるためにー実践編
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9時過ぎに起き出す。高岡市地方卸売市場開設40周年記念のお祭りがあるので、3人で2台に分乗して市場へと向かう。市場の中ではキトキト魚や果物が威勢よく売られていて、外のテントでは、地元の農家の人が、野菜や漬け物や総菜などを売っている。活気があって実に楽しくて、高岡もまだまだ捨てたもんではないぞと嬉しくなる。ヤシの人たちのテントだけが、何故か離れたところに追いやられていてさびしげだったのと、人混みをくわえタバコで歩くマナー以前の問題のバカオトッツアンが何人かいたのが残念至極。
ネギ、里芋、リンゴ、ミカン、リンゴジュース、漬け物あれこれ、塩鯖、烏賊、梅もどき、いりがし、昆布、そして超特選海苔などなど、市場と駐車場を何往復もして買い込んだ品物を運ぶ。予想を遙かに上回る大盛況に嬉しい悲鳴をあげながら、駐車場で車の整理に勤しんでおられた「せり人」さんにもお会いすることが出来た。今秋に市会議員に当選したばかりの高校の同級生(陸上部で一緒だった)キンちゃんとも顔を合わせる。最後に、ウリコさんも一緒に、テントの中でかもうどんとトウモロコシを食べてブランチ。
今日も、昨日に続いて高岸知代プロのイベントがあるため、後援会長のトさんはテニス場へ、ぺこさんと私は富山へと向かう。2,3日前に富山松竹の関連サイトを眺めていて、前から観たいと思っていた「ライフ・イズ・ミラクル」が上映されることを知り、また、同時上映の「らくだの涙」がこれまた面白そうだということで、ぺこさんと一緒に松竹へレッツムービー。
30分ほど前に西町に到着し、ぺこさんを西武デパートの前で降ろしてから、駐車場に車を停め、私も西武デパートへ。佃さんで佃煮をあれこれ買い、映画のお供に酒まんじゅうを買って、小走りで映画館へ。ぺこさんがチケット買っている間に、買い物したものを車に入れ、おやつと防寒対策のケットをもって松竹へ。一本目の「ライフ・イズ・ミラクル」は10人以上の観客で松竹にしてはまずまずの入り。次の「らくだの涙」は若干観客が少なかったが、どちらもほんとに面白くて素敵な作品だった。うーん、満足満足。
映画館を出て、せっかく富山まで来たのだからと「市川」へ。トさんの夕飯は、昨夜用意しておいて食べなかった分がそっくり一人分残っているので、市川からその旨を連絡。久しぶりの市川さんは、話しもはずんで、美味しく頂いて、こちらも満足満足。ご馳走様。
ダレモイニャイ
- 2005-11-26 Sat 賢い生活者になるためにー勉強編
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昨夜はカボチャの馬車に乗ってご帰還だったこともあり、演奏会の余韻を引きずったまんま、幸せ気分で昼頃まで寝て過ごす。コーヒーを飲み、リンゴとバナナを食べてから、1時過ぎにぺこさんとプールへ。小さい子供のスクールをやっていて賑やかしく(半年前には水に入るのが嫌だと泣きべそをかいていた子供達だ)、一般コースも昼時にしては混んでいる。温度調節の装置が具合が悪いとのことで水温が高く、そのせいか塩素濃度が高く、顔がぴりぴりする。プールから上がって、いつもの「たなか」さんでほっとする味のうどんと、おばちゃんの柔らかい手で握るとろろこんぶのおにぎりを食べてから、街へ。
高岡商工会議所で、高岡市地方卸売市場開設40周年の富山大学学長の西頭先生による記念講演「21世紀の地方卸売市場の使命ー食は生命を継ぐものー」を拝聴する。ウリコさんが総合司会で、アイズで購入した黒のスーツと靴がぴたりと決まって素敵なのだった。先生は、市場に関しては専門家ではないとのことで、やや概略的なお話だったものの、高齢化時代に即した地域内流通の確立と、安心安全な食べ物を手に入れるために、自分の頭で考える賢い消費者たれとの提言は、うんだうんだと頷けるものだった。
カツブシハドコカラクル?
- 2005-11-25 Fri 音楽の神様が降りてきた夜
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4時頃に目が覚めて、そのまま眠れなくなってしまったので5時頃起き出した。夜は五嶋みどりさんのコンサートなので、朝と昼の分の食事の準備にかかる。コンサートの日は晩餐が遅くなるので、間食に押し寿司を作っておく。炊きあがったご飯にすし酢と茗荷の刻んだのと白ごまを混ぜたすし飯にして、〆鯖とサーモンの2種類の押し寿司にした。朝は、揚げだし豆腐。大根がなかったので、胡瓜をおろして、絞り汁に塩を加えて片栗粉でとろみをつけてあんかけにし、おろし胡瓜を添える。
3時過ぎにぺこさんと2台の車に分乗して家へ。ぺこさんは役場に寄って申請書類を預け、さらに依頼先の家に寄って書類を受け取っていく。1台を家において、急いで出発。もう一度役場に寄って、書類を受け取ってから事務所へ。ウリコさんがやってきて、運転してもらって出発。トさん出先仕事があったので新湊経由でいく。トさんが仕事をしている間に車中で押し寿司をつまむ3人であった。
会場のオーバード・ホールに到着したものの、すぐ隣の駐車場は長蛇の列だったので、ウリコさんだけが、遠くの駐車場に停めに行ってくれた。演奏会は、ほとんど満席の会場中が、静まりかえって、みどりさんのヴァイオリンに耳を傾けた。生涯で2度目の、音楽の神様が降りてきた演奏を聴いた。終演後、ロビーにてきさくにサインに応じるみどりさんに、プログラムにサインを貰い握手してもらう。冷たくて柔らかい手。自分の手と握手しているみたいだった。
会場を出ると雨。ウリコさんは車をとりに行って来るから待っとってというけれど、あまりに申し訳ないので、一緒に小走りで取りに行く。濡れるのを嫌って待っていた男性が一人いたが、欧米社会だと、総すかんだろう。帰りもウリコさんの運転にて高岡に戻ってきて、いつもの仲間たち9名でルパンにて、高揚した気分で楽しく晩餐。
カボチャ
- 2005-11-24 Thu お疲れさまパソやん
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昨夜、具合の悪くなったPCが、朝になったら復活していた。と思うまもなく、事務所にて、今度はまったく動かなくなった。あーめん。整備した状態で棚にしまってあった古いPCを出してきて、代わりに使う。日中はひっきりなしの電話。合間をぬって、生協さんから届いたぽこやんのカワハギとイカを茹でてしまう。
ガビン
- 2005-11-23 Wed 休みったら休み
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一日中眠い眠い。日頃の勤労に感謝?して、ひたすら眠らせてもらう。眠りたいだけ眠っていられる、幸せで平和な休日。昼にレトルトカレーをあっためて食べて、またもや寝っ転がって本を読む。3時頃プールへ。大会が近いので、ジュニアの選手達の練習に力が入っていて、一般コースもかなり混んでいたので、しずしずとひたすら歩いた。帰ってきて、お風呂に入ってから、ワインをちびちび飲みつつ、イタリアン定食をつまみぐいをしながら作る。夜、ウリコさんとジュンちゃん来る。しこたま飲んで食べた。夜になって、PCの様子が怪しくなる。
アリ?
- 2005-11-22 Tue ぎゅうぎゅう詰めなのに
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いつも通りの朝の仕事をこなして、いつもより早めに出発。久々にアイズ(古着屋)に寄っていく。着なくなった服を委託して、新たな服を物色。タンスは満員御礼のはずなのに、お買い得な服に目が☆になり、またもや購入してしまった。ぺこさんのサイズは少なく、いたって標準サイズの私のばかりがあるのだからしょうがない。
モウタベラレマヘン
- 2005-11-21 Mon トリポコ騒動
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また、いつもの1週間の始まり。お昼は、今日からまた3人分に戻るので、いつもどおり、食べる分をお重に詰めていく。
車庫から居間へと薪運びをしていたら、鳥(たぶんシジュウカラ)が納戸のなかに迷い込んできてしまった。天井付近をハタハタと飛んではあっちの壁に捉まり、またハタハタ飛んでこっちの電球の紐に捉まり、なんだかポコニャンと同じくらいドジなトリポコやんだ。ドアも窓も全開にしておいてあげても、すっかりパニックになっていて分からないみたい。竹カゴを両手にもって捕まえようとするが、もちろん捕まるわけはなく、カゴは空を切るばかり。そのうちポコにゃんがやってきてしまって、目をランランと輝かせて、窓枠に飛び乗ってナナナナっと鳴き出したので、とりあえずポコニャンを捕まえて、不満もあらわにバタバタクネクネと逃れようとするポコニャンを納戸から連れ出す。捕まえるのは諦めて、静かにしておくと、何かの拍子に出口が見えたらしくて、ようやくトリポコちゃんはすっと出て行ってくれた。やれやれ。
ムムム
- 2005-11-20 Sun 巧さにうなる
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10時頃置きだし、ゆっくりとお風呂に入って、菓子パンと珈琲と果物でブランチ。ト・ぺこさんは開館と同時にプールに乗り込んだ。1時過ぎにトさんより電話「今あがったところ、どうすりゃいい?」「(どうすりゃいいって?)うどんでも…」「わかったすぐ帰る」がしゃん。「食べてきたらどうでしょう、私は食べたから」という前に電話は切れた。ああ。
午後から福岡町へ落語を聴きにでかける。3人の出演者がみんな揃ってうまくて、うーんおもしろい。落語はいい。ほんとにいい。酒の噺が2つあったせいか、夕飯は、やたらと酒のすすむものばかりとあいなった。
ウムウ
- 2005-11-19 Sat ハバナハバナ
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「中むら旅館」では、空いているからと奥の部屋を二部屋(一部屋は居間、一部屋は寝室として)用意してくれていた。寝室の方で、ぐっすり8時頃まで眠りこける。起きてからも布団の中で、ごろごろしつつ、今日の予定はどうしましょう…。
とりあえず、宿に車を預かって貰って、ウリコさんからタダ券を2枚もらっていたので、歩いて100mの金沢21世紀美術館へ。この美術館の展覧会を観るのは今回が初めて。館内には、老いも若きもお洒落な人々が行き交っている。「Alternative Paradise:もうひとつの楽園」展は、国内外の作家による現代工芸の作品展。人工的な素材を使った作品が多いのが気になるなあ。もっと自然素材を使えないものかと思ったが、美術館自体も、ほとんど人工的な素材で構成されていて、働く人々も何だかアンドロイドのよう。まるで「2001年宇宙の旅」みたい。
宿に戻り、車を香林坊の地下駐車場へと移動させる。大和のデパ地下で、ブランチにうどんとかやくごはんを食べる。森八でお菓子、さらに持ち帰りコーヒーを買ってシネモンドへ。身体の芯がむずむずする「ダンシング・ハバナ」を観てから、ぺこさんはデパートへ買い物に、私はさらにもう一本「永遠のハバナ」を観る。デパ地下で待ち合わせ、漬け物とドライフルーツを買ってから、帰途につく。金沢の街中はやたらと混んでいて、渋滞から抜け出し高速に乗ってほっ。高岡とはえらい違いやーっと感嘆しながら帰宅。
ドコイッテタニョ
- 2005-11-18 Fri 映画漬け
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今日は金沢コミュニティ映画祭の最終日なので、休暇をもらって金沢へ出掛け、朝から映画を2本観て、夜は仕上げにチャカさんのライブを楽しむ予定。6時少し前に起きだし、まずは昼弁当の準備にとりかかる。野菜のコンソメのゼリー寄せ、りんごかんは昨日のうちに事務所で作って、また大豆の甘煮は解凍したのがあるので、今朝は、タコトマト(酢のもん)とちらし寿司を作り、食後の果物には柿を剥いておく。しばらくして起きてきたぺこさんは得意中の得意の煮物を作る。
9時少し前に出発し、電車を乗り継いで金沢へ。さらにバスに乗って香林坊へ。いつものように「森八」の宝達と持ち帰りのコーヒーを買ってシネモンドへ。まず1本目は「亀も空を飛ぶ」。見終わって、大和百貨店の地下にて、サンドイッチ、チーズセット、ワイン小瓶を仕入れてきて、続く6時間映画「輝ける青春」に挑む。間の休憩時間にもう一度コーヒーを買いに行く。全部終わって立ち上がると、足元がふわふわしていた。
すっかり暗くなった外へ出て、まずは今晩泊まる予定の中むら旅館に行き、ぺこさんはまだ着いていなかったので、宿のおばさんに「もう一人(ぺこさん)が到着したら、もっきりやさんの場所を教えてあげてください」「はいはい。で、どこ?」「右出て、左です」と頼んでから、宿から50mのもっきりやさんへ。店に入ると、もうあらかた満席で、店の人に「前の方にどうぞ」と言われて、一番奥(ステージ上)の脇席に座る。なんと歌い手のチャカさんからは2mもない至近距離。
やがてチャカさんとピアノ伴奏の西村さんが、お客さん同様に店に入ってきて、まもなくライブが始まった。大学に入学したての頃からサイズのファンになり、かれこれ17年近くになるというのに、チャカさんの歌声をライブで聴くのは、これが初めて。しばらくして、ぺこさんもやってきた。トーク中のチャカさんによいてもらって、ぺこさんも隣に座る。30分の休憩をはさんで約3時間のトーク&ライブ、そしてアンコール30分を底が抜けるほど楽しんだ。特に高音の歌声を聴くと身体が震えて涙が出そうになる。
ライブが終わったのが11時。とりあえず11時が門限の宿へ行き、若おばさんに「飲まず喰わずなので、今からご飯食べてきていいですか?」と許可を貰って、街へ出る。一目散に更科藤井さんへ。が、店の前には行列。うへえ。諦めて、コンビニで最も添加物の入っていないパンと飲み物を買って宿へ。パンをつまんで、風呂に入って、仕事&接待疲れのぺこさんと、映画疲れの私は、あっという間にバッタンキュウ。
キュウ
- 2005-11-17 Thu 昼から懐石
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今日も朝はお粥の簡素なご飯。生協さんの配達を急いで片付けて事務所へ。昼は、研修生ナベどん、事務所のスタッフと一緒に、久々の「木瓜」ちゃんで昼懐石をいただく。段々と壁なども煤けてきて、昔の店に近づいてきた。けど、たっぷりとおいしい料理を出してくれて、うーんおいしかった。
店を出て、私とぺこさんだけ、大和に立ち寄り、買い物。さらに、ぺこさんは、そのまま連日の疲れを癒しに床屋さん(デパートの隣にある)のマッサージへ。私は事務所でポコマンマ作り。途中で「迎えに来て」コールがあったので、魚臭い手のままお迎えに行き、戻ってきて、再びポコマンマの続きをしてパックに詰める。
明日は、私はお休みをもらって金沢へ行く予定なので、明日の昼飯のセットもしておく。お盆に飯椀と箸を置き、薪ストーブには着火すればいいだけの状態に薪を積み、ぺこさんがすぐに仕度に取りかかれるように準備しておく。
バンタンオッケー
- 2005-11-16 Wed もういくつ寝るとー
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朝食は例のごとく簡単に。しかし、ナベさんの研修期間もあと3日となり、明日は外食の予定だから、昼食作りも実質あと2日。うまいこと献立の方もつきてきた。出来るものをばあっと書き出して、作ったものから線を引いて消していく。今日は鴨鍋だったので、お惣菜はさっぱりしたものばかりを取り揃えた。
片付けをしながら、今シーズン2回目の青トマトのジャム作り。出来たジャムを、ちょうど緑色の蓋のついた佃煮の小瓶があったので、それを煮沸して、ジャムをきっちり詰めて、いつものラベルを印刷して貼っておく。
ポコジルシ
- 2005-11-15 Tue 冬近し、丸まる猫
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昨夜帰ってきたのが1時頃だったかな。ワインが朝まで残っていた。7時少し前にふらふらと起き出す。朝食は、うんとうんと軽めに。昼食は、その分、いやそれ以上に力が入る。事務所について、ぺこさんが上等の牛肉を買いに行っている間に、フル回転でお昼ご飯の準備にとりかかる。米を研ぎ、朝のうちに焙烙で黒豆を煎ったりして下拵えしてきた材料と合わせて、陶製のお釜に入れ、煎り豆ご飯を炊く。昨日のお皿を食洗機から元に戻し、テーブルにお盆、箸、茶碗、おしぼりなどをセットし、家で作ってきたお惣菜を小鉢に盛り付ける。葛粉をすり鉢で擂ってまぶした里芋は揚げるばかり、牛肉は塩をして焼くばかりにしておいて、さあお昼ですよお。
とそこへ、ウリコさんが「見計らったように来ましたー」と言いつつやってきて、もちろん「食べていかれませー」。ご飯も牛肉も全部きれいに売り切れて、うう、嬉しい。
夕方になるにつれて、段々冷え込んできて、途中でポコカメラを覗いたら、ポコやんがちんまり丸まっていた。ほくっとなりつつ、仕事をこなし、アラレ降る中、帰宅。さてと、明日の献立はっと。
マルマル
- 2005-11-14 Mon 週ののっけから
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今晩は、研修生ナベやんも一緒に金沢でコンサートを楽しんで、その後「恵是留」さんでフレンチを食べる予定なので、お昼はうんと精進料理に徹する。といっても、精進というのはとっても手がかかるのだけど。麩嘉さんの4種の生麩には、それぞれ違う甘味噌を塗って、焙る。ご飯のおかわりは心持ち軽めに。
昼の片付けが済んだところで、私は、車を返しに家へ。そして、すぐに身支度して、バスと電車を乗り継いで一足先に金沢入り。「金沢コミュニティ映画祭2005」で上映されているゴダールの「アワーミュージック」を観た。それから、バスに乗って金沢駅へ。駅横の石川県立音楽堂のホールにて、ペコさんやウリコさん達と合流。初めての3Fの袖席は、指揮者の出入りがよく見えて、なかなかに楽しい。色気むんむんのデュトワさんの演奏もとても楽しい。
演奏会の後は、お楽しみの「恵是留」でのお食事。ウリコさん、ジュンちゃん、Oさん夫妻(ゴママさんとカズさん)、タッチーさん、研修生ナベどん、同じく研修生のOさん、そしてうちの3名の総勢10名でのワイワイ楽しい晩餐。別の事務所で研修しているOさんは、長野出身で、何かと共通項も多く、可愛い素敵な女性だった。ウリ子さん、ジュンちゃん、うちの3名は、ウリ子さんの運転にて、へろへろになってご帰還(他の人は最終電車)。ウリコさんほんとにほんとにお疲れ様、そして、ありがとう。
ヘリョヘリョ
- 2005-11-13 Sun 小春日和
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やっぱり高気圧のせいか、8時に目覚めてしまった。ぽかぽか秋晴れ、なのに、ト・ぺこさんはお葬式に参列しないといけない。うなだれて葬儀へと向かう二人であった。もちろんプールバッグは忘れずに。
ベランダに布団を干して、そのまま畑仕事にかかる。シンビジュームの鉢を全部、玄関へと運ぶ。年に二回の、この手入れともいえない手入れだけで、春になるとわんさか花を咲かせてくれるのだから、たいしたもんだ。しかし、さすがにそろそろどの鉢も根詰まりしてきたなあ、植え替えんといかんなあ。カボチャの区画もきれいに整理する。それにしても、この時期にトマトが鈴なりになっているなんて、ほんとに異様な光景だ。全部が赤くはならないだろうから、また青トマトのジャム第二弾でも作るとしよう。
台所に降りて、漬け物を作ったり、菜っ葉を茹でたりする。昨日、農民連さんで届いた水菜の株が大きすぎて冷蔵庫に入らない。半分を茹でてしまって、ガラスパックに入れておく。あらかた始末がついたところで、プールへ。水の中から水面を眺めてああキレイだなあと、のんびり泳ぐ。掃除のおばちゃんは、なんとクイックターンに挑戦し、水中ででんぐり返しをする練習をしているが、斜めになったまま浮いてきてしまって、なかなかうまくいかない。しかし、そのチャレンジ精神は敬服に値する。鼻から水が入ってしまうので、鼻づまりになったーあははーっと笑うおばちゃんであった。
帰ってきて、イタリアン定食のブランチ。カボチャサラダ、キャベツとアンチョビのパスタ、パンにチーズ、キュウリの浅漬け。それから布団と洗濯物を取り込んで、散髪屋さんへ。さっぱりと刈り取ってもらう。帰ってきて、夕飯の下拵えをしつつ、ぺこさんの帰りを待つ。5時45分ぐらいに、長い長い一日からようやっと開放されて(途中抜け出してプールは行った)、よたよたと帰ってきたぺこさんをそのまま車に積んで、氷見へと向かう。久しぶりにフジコさんのマッサージ。バリから帰ってきたばかりのフジコさんは、バリバリに元気であった。
ヨクネタ
- 2005-11-12 Sat 片付けた
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今日から金沢コミュニティ映画祭が始まって、なんと6時間映画の「輝ける青春」が上映されるので、観に行こうかどうしようか迷ったのだけど、やっぱり今日は身体を休める日にしようと決心した。思う存分寝ていようと思っていたけれど、昨夜寝たのが11時前だったせいか、それとも高気圧のせいか、はたまた年のせいか、10時前には目が覚めた。
昨日は、風呂に入るのも面倒くさく、布団に倒れ込んでしまったので、起きたら何となく頭がかゆい。まずは入浴。さっぱりして、部屋の掃除にとりかかる。机上に散乱していた未整理の書類も、とりゃーっと勢いをつけて片付けてしまう。それから残りご飯とレトルトカレーを温めたのを食べながらパソコンに向かう。今度は献立の補充と自分の日記つけをどわーっとする。
さっぱりついでに、散髪もしてこようかいと思ったら、散髪屋さんは繁盛していて、6時半にならないと手が空かないというので、それは諦めて、プールへ。いつも通りのメニュウをこなして、帰ってきて洗濯機を回して「すすぎ」で止まるようにセットしておいてから、車に乗って高岡へと向かう。演劇の日なのだけど、ト・ぺこさんはお通夜なので、私一人で観に行く。2時間強のメロドラマ系だった。帰ってきたら、何故か洗濯機は脱水まで終わってしまっていて、しかも、中の洗濯物を取り出してみると、出るわ出るわ、明らかにたくさん入れすぎじゃこりゃ。
コリャ
- 2005-11-11 Fri 嬉しいアップルパイ
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怒濤週間1週目の最終日。なんとか6時半に起き出す。昼ご飯の仕度は、昨日のうちにぺこさんが作ったイクラの醤油漬けと真鱈の煮付けがあるので、比較的楽ちん。白いんげんを甘煮にしておいて、ぺこさんはアカズキと鰊の山椒煮を作る。あとは豚汁の材料を全部下茹でして、ガラスパックに詰めて持って行く。朝は下茹でしたキャベツをさっと塩炒めにした。
フランネルさんから、注文してあった珈琲豆が届き、素敵なアップルパイが入っていた。もちろんおやつにありがたくいただく。用意してあったチョコレートケーキと半々ずつお皿に盛って、豪華なおやつとなった。今日も一日中事務所内は大混乱だったので、おいしいお菓子は何より嬉しい。アップルパイを食べたからではないけれど、みんなホッペを真っ赤にして仕事していた。
仕事に遊びに殺人的に忙しい最中に、冠婚葬祭が続く。ノブ(トさん叔母)さんに続いて、今度はトさんの叔父さんが亡くなられた。夕方、無理矢理に仕事を切り上げて、デパートに寄って、ぺこさんの喪服を物色していく。しかし、どれも今ひとつで、これはというのがなく、買わずにデパートを出る。サンクスで明日から始まる金沢コミュニティシネマ映画祭の5回券を買い、ラーメン屋さんにて夕飯をすませて帰宅。
リンゴノホッペ
- 2005-11-10 Thu ポコ、赤飯を食べる
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怒濤週間1週目も後半となり、朝は7時まで目が覚めなかった。どひゃあと慌てて起きだして、とりあえず朝ご飯の仕度を優先して台所仕事にかかる。がこんな時に限って、ガスレンジの電池が切れ(電池切れを示すランプは前々からチカチカしていた)、点火できないのでガスが使えない。カセットボンベを取り出して、ご飯を炊く。資源ゴミの日なので、ぺこさんはゴミ出しおばちゃんになって奮闘している。ゴミ出しにいったついでに電池を買ってきてもらうように頼み、その間に吹き寄せの下拵えにかかる。
生協さんを仕分けして、ご飯を研いで、それを持って事務所へ。ぺこさんが近所の魚屋さんにお刺身を買いに行っている間に、ぱぱっと昼餉の仕度を調える。生協さんから烏賊が届いたので、ぺこさんが「よし、イカめし作るわ」。が、少し烏賊が足りないので、もう一度魚屋さんへ。イクラ、真鱈も仕入れてきて、腕まくりしてさっそく料理。イクラは醤油漬け、真鱈は煮付け、烏賊はイカめしに。私は、生協さんで届いたカワハギで、ポコマンマを作る。
Sさんチに、初めての女の子の孫となるルリちゃんが誕生したので、そのお祝いの赤飯を頂いた。夕飯に、ぺこさんとモグモグ食べていたら、ポコニャンが食卓に上がってきて、赤飯をくれというので、少しあげたら、ムシャムシャと食べた。手作りご飯に代えてからというもの、ポコニャンの味覚の幅が広がったように思う。
ヤレメデタイ
- 2005-11-09 Wed やたらと長い週
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トさんは、午前中は金沢で仕事。ぺこさんは運転手になってついていく。金沢のOKURAにて今日まで開かれている「ななかまど」さんの器展を覗いて、手つきの平たい土鍋などを買ってきた。お昼は高速を降りたところにある「すし貫」で食べてこられたので、昼の台所仕事がなかったため、畑の青トマトでジャムを作った。
仕事は今日もあいかわらず忙しい。ナベやんの居残り仕事につきあって、8時過ぎまで残業。トさんは事務所で夕飯を食べて、テニススクールへ。帰りは、ナベどんを駅まで送ってから帰宅。どなた様もお疲れ様。まだ水曜日。
テンテコマイ
- 2005-11-08 Tue 今年の人も
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朝は、昨日の残りご飯でお粥をして、あとは焼き鮭の簡素なご飯。お昼はどーんと栗ご飯。もち米の新米を混ぜてたいたら、水加減が少し失敗。柔らかめの炊きあがりになった。しかし、何をお出ししても、ナベさんは「おいひいです」とよく召し上がるので、作り手は気持ちいいのです。
モリモリ
- 2005-11-07 Mon もう師走だっけ
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怒濤週間のはじまりはじまり。今年もまた研修生の方が2週間やってこられるので、お昼ががぜん豪華になるのだった。事務所は、すでに師走に入ったかのような慌ただしさ。大混乱の中で仕事を終えて、夜は、ト・ぺこ・研修生ナベさんは、歓迎会をしに「居酒寿し」へ。ナベさんは、二児のパパ。家庭のある人ならではの落ち着きなのか、のんびりした雰囲気の人である。
クルクルマイ
- 2005-11-06 Sun ゆるりと楽しむ
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トさんは朝からテニスの大会へ。計算通り?はやめに負けて、午後からはぺこさんと一緒に、甥っ子の結婚のお披露目会(両者とも再婚なので地味に行われた)に出席するため砺波へ。もちろんプールバッグも忘れずに。
私は、昼過ぎにプールへ。掃除のおばちゃんと一緒に泳ぐ。昨日はぺこさんと潜水の練習をしていたら、二人ともどうしてもお尻が浮いてしまって、笑ってるのか泳いでるのかわからんかったと笑っていた。それでも、すっかりスムーズに壁を蹴れるようになっていたからたいしたもんだ。
夕方、巨大ショッピングセンターの中にあるシネコンにて、テオ・アンゲロプロス監督「旅芸人の記録」。4時間の大作なので、手作りサンドイッチなどを持ち込んで、心を決めて、のんびり観た。
イソガシイッタラアリャシナイ
- 2005-11-05 Sat しずむ
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日中は、ひたすらしずしずと過ごす。夕方プールへ。ト・ぺこさんは、夜は、Oさん夫婦のお誕生会で、久々に「ドルチェ・ヴィータ」へ。やっぱりワシラには重かったーと帰宅。
ブクブク
- 2005-11-04 Fri 今日の気分
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昨日は土曜日気分が抜けなかったけど、休み明けの今日は今日で月曜日の気分。明日は休みなんだったと気がつくと得した気分。
昨夜は豚汁ばかりが人気で、ご飯はあまり売れなかったので、今朝はそれを使ってお粥。お芋さんをコロコロに切って入れる。お昼に煎り豆ご飯を炊くべく、焙烙で黒豆を煎って、牛蒡と人参をささがきにしたのを準備して事務所に持って行く。頂き物の天高くの新米を使って炊いてみたところ、普段食べているこしひかりの方がもっちりして断然美味しいということが分かった。夕飯のメインは、自家製アジのひらき。若干薄塩だったものの、こりゃあうまい。
ドレ
- 2005-11-03 Thu 作りがいがあるというもんだ
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10時頃起き出すと、もう誰もいなかった。ぺこさんは、ウリコさんと一昨日から高岡市になった福岡町の朝市探検隊へお出掛け。トさんはプールか。パソコンに向かい、紅茶を飲みながら、昨日の献立と日記を一日分だけつけたところに生協さんが届いたので仕分けして、それから私も出掛ける。
ポコマンマの在庫がなくなってしまったので、まずはフレッシュ佐武で買い出しをしていく。ポコマンマセット(カワハギ、イカ、トリレバー)、味噌、みりん、酒、すし酢、漬け物あれこれ、セロリ株、チビ胡瓜、山葵を買ってから事務所へ。
スーパーを出たところで、突如としてたい焼きが食べたくなり、宮田鯛焼き店に寄り道していこうかと思ったけれども、事務所の冷凍庫に2尾(匹?)入っていたことを思い出した。事務所について、ポコマンマセットを茹でておいてから、冷めるのを待つ間に、たい焼きをチンして食べる。おいしい。ポコマンマは、茹でたカワハギ、イカ、トリレバー、そのゆで汁で茹でたレタスの外葉、リンゴの皮、ジャガイモ。ポコにゃんは、どうやらお米よりもジャガイモの方が好きみたいだということが、このごろ分かってきた。とにもかくにも、最近は、ばくばくとよく食べてくれるので、かあちゃんは嬉しい。
ポコマンマ仕事を終えて、事務所を後にして、3時頃プールに到着。ペコさんとウリコさんも来ていて、ちょうど泳ぎ始めたところのよう。さっさとノルマをこなして先に引き上げていくウリコさんにバイバイ。何となく今日は土曜日の気分でのったり泳いでいたら、みんなさっさと上がっていくの変だなあと思っていたら、今日は休日なのでプールは4時までなのだった。4時に上がって、ぺこさんと家へ帰る。
たま子さんチで豚汁が話題になっていて、ああうらやましいな食べたいなと思っていたら、ちょうど昨日のためしてガッテンで特集をやっていたので、早速作ってみることにした。野菜は全部さっと下茹でし、その野菜を水から茹でる。火が通ったら味噌の半量を加えしばらく煮て、豚肉を加え、最後に味噌の残りと葱を入れて出来上がり。大きな土鍋一杯の豚汁は、すっかり食べ尽くされたのじゃった。
今日の大変な忘れ物。フレッシュ佐武で、削り節を買うのを忘れた。
ニャンタルコッチャ!
- 2005-11-02 Wed あじをひらく
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ノブさん(トさん叔母)の49日の法要のため、朝からト・ぺこさんはタカマチへ。午前中Oさんチのゴママさんが、一本釣りのアジ数匹とおっきなキジハタを届けてくだはったので、事務所に持って行って、お昼に塩焼きにして食べ、残りはアジの開きにした。ぺこさんと私で3尾ずつおろす。台所中が魚の臭いになってしまって、うへえ。ベランダに干し物用のネットを吊して、中にアジを入れておく。事務所の近辺はカラスが多くて、しょっちゅう食べかけの柿やら何やらがベランダに落ちている。
午後から、昔、事務所で雑用を一手に引き受けてくれていたトキさんが久しぶりに来所。懐かしくあれこれおしゃべり。今は2人の孫の世話に追われてるといいながらも、以前と全然変わらずとっても元気そう。ほがらかで楽しいおばちゃん。
夜は、トさんがテニススクールなので、キジハタを焼くばかりにして夕弁当の準備をしておく。自家製押し寿司に、食後のデザートには紅玉リンゴのコンポートのゼリー寄せもついて、豪華な弁当だ。
サカニャクチャイ
- 2005-11-01 Tue パリパリ
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新たな月の始まりは、ぱりっと空が割れそうなほどの秋晴れ。ぽこにゃんは朝からそわそわ落ち着かなくて、にゃにゃにゃにゃ言いながら、行ったり来たり、出たり入ったり。雀がちゅんちゅんやってくると、耳をピンと立ててじっと見ている。
朝は、炊きたてご飯、ナスとジャガイモのおみそ汁に、鰯の丸干しの和朝食三点セット。金時豆は解凍したもの。解凍しがけの、ちょっとしゃりっとしたくぐらいの豆は、昔懐かしい小豆キャンデーの味がする。
事務所でお昼を食べつつ、紅玉リンゴの赤ワイン煮を作った。リンゴの皮はフランネルさんに教えてもらったジャムにする。コンポートに使ったレモンの皮も一緒に刻んで、しばらく煮てからミキサーでじゃあー。さらにくつくつ煮て、ほどよく水気がとんだらできあがり。サーモンピンクのきれいな色のジャムに仕上がった。甘酸っぱくてほろ苦くてオイシ。
ニャンデカニャ