ぽこぽこ日記 - 2005年1月
- 2005-01-31 Mon 真冬と春と行ったり来たり
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昨日、あんなにたっぷり寝たのに、今朝は目が覚めなかった。起きたら７時。起きあがって部屋の窓から外を見ると、けっこう積もっている。ふわふわの雪景色。雪国に生まれてよかったなあと思う。ぺこさんもしばらくしてから起きてきて、一緒に朝の仕事にかかる。今朝は、寒気団に対抗して、先週から何となくこれが食べたかった、粕汁。それに春の香りのエンド豆ご飯。これはみんな好物だ。
午後から、今日が〆切の書類を提出するために税務署へ。帰りに高の宮神社の向かいの宮田たい焼き店に寄る。珍しく並ばずに買えた。帰ってきてさっそくホカホカの鯛焼きをおやつに食べる。
今日はほんとに変てこな天気だった。終始風が強く、猛吹雪だったかと思えば、次の瞬間には燦々と陽が射していて、そしてまた吹雪いての繰り返し。夕方、ウリ子さん来所。今日は素敵なおやつがあるよー。ほい、鯛焼き。週末に石ノ湯ロッジに行って２キロも太ってきたがいぜー、といいつつも鯛焼きをパクつくウリ子さん。
夕飯は昨夜のおでんを温めて食べる。汁がたっぷりあるので、具を足せば、まだまだ食べられそうだ。うふ。風邪引き猫は、帰宅すると嬉しそうにかけっこして見せてくれた。
ヨクネタニャ
- 2005-01-30 Sun 寝ても寝ても
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昨日の好天とはうってかわって、朝から荒れ模様。10時頃起き出す。ご飯をといで、とぎ汁で大根を下茹でする。農民連さんの大根は、瑞々しく、宝石のように白く光り輝いている。炊きあがったご飯と残りおかずでブランチ。ご飯の残りはすし飯にして、押し寿司を作る。〆鯖のと大根薄切りとサーモンを重ねたの。下茹でした大根で、おでんを作る。弱い弱い火にかけてそのままコトコトコトコト。午後は、本を読んだり、昼寝をしたり、庭に雪の降り積もる様子を眺めたり。４時頃２人帰宅。夕方、本を持ってお風呂につかる。おでんを食べたら、暖かくなって、また眠たくなった。寝てばかりの一日だった。
ポコニャンは風邪引き猫になったもよう。うぎーと変な声で鳴いている。でも食欲はあるから、まあ大丈夫だ。
ウギー
- 2005-01-29 Sat 金沢にて名画を観る
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明け方４時半頃、腹へり猫のポコにゃんに起こされて、一緒に階下へ降りてご飯をあげて、頭をひとなでして、また布団へと戻った。次に目が覚めたのは、８時半頃。階下に降りると、すでに２人は志賀高原へ向けて出発した後だった。鼻先に人参（ふじおかの蕎麦）をぶら下げられたウリ子さんが運転手に雇われたもよう。もう一度布団へ戻る。11時半頃ようやく起き出した。リンゴジュースとバナナと火鉢で焼いた餅に海苔を巻いて醤油をつけて食べる。
「壊れてないのに動かないものなーんだ？」「んー？キーのない車！」。あたり。またやられたよ。車の鍵を持ったままスキーに行ってしまった。これで今シーズン２度目か。しかも今回は泊まりがけ。怒るよりも、老い先が思いやられて、とほほ…。まあいい。いいから、先日、車のキーがなくて40分待たされてすっかんかんになり、それをまた、他の人にも言いふらしたことを少し反省していただきた（おかげでこちらは楽しい誕生日気分に水をさされたのだから）。
北風なんかに負けないもんーといいつつ、向かい風にひいひいあえぎながら自転車漕いでプールへ。50m潜水１本、500mバタ足、あと適当に泳ぐ。帰りは追い風ですいすい。自転車はコレがあるから大変だけど楽しい。ぽかぽか暖かくて、とっくりのセーターに革ジャンを着ていると暑いくらい。
帰ってきて、お風呂に入って、ささっと身支度。鈍行を乗り継いで金沢へ。休日だというのに、高岡駅は不思議なくらい、しんとしていた。少し時間があるので金沢駅から香林坊までは徒歩。大和デパートの地下に降りて、森八の宝達１ヶ126円を買った。宝達は、上品などらやき菓子で、皮がもっちりしていてとても美味しい。映画館の入っているビルの地下でコーヒーを買ってから４階へと上がる。映画は「山猫」。いつもよりも観客（特に年輩の人）が多い。映画は90分までがベストの私にとっては、それが例えどんな良作であっても２時間を超えると途中で「見疲れ」してしまう。山猫はなんと３時間を超える大作。それでも名作中の名作だし、やっぱり見ておきたいと覚悟を決めてから観たということもあって、まったく長いとは感じなかった。没落の一途をたどるイタリア貴族を鮮やかに体現したバート・ランカスターが見事。圧巻は、甥の花嫁とワルツを踊るシーン。いつまで見ていても見飽きないような、優美を絵に描いたようなダンスだった。
片町まで歩いていって、片町交差点にたむろする相変わらず怪しげな黒服忍者オニイたちを見ながら、更科藤井さんへ。ビールにつきだしは揚げ蕎麦、蕎麦焼酎の蕎麦湯割り、自家製おしんこ（小カブ、白菜切り漬け、沢庵炒め、菜花の胡麻よごし）、季節の野菜天ぷら（フキノトウと蓮根のかきあげ、ナメコ、舞茸、シメジ、タケノコ）、御前更科蕎麦、最後にポタージュ状のそば湯。あれもこれも感動的に美味しい。藤井さんの人柄もほんとによいなあ、といつも思う。店を出たら、いつの間にか激しく雨が降っていた。バスに乗って金沢駅まで戻り、再び鈍行に揺られて家路につく。
オヤスミハダレモイナイ
- 2005-01-28 Fri バッテリー点滅
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６時半の始発電車の音で目が覚めた。ちょっとだけ布団の中にいてから起き出す。今週もあと一日だ、頑張ろう。ぺこさんも後から起きてきて朝の仕事に加わる。朝ご飯に、昨日届いたばかりの新鮮玉子を炊きたてご飯にかけて食べる。
事務所で、まずは凸ちゃん宅へ送る荷物をパッキングする。トさんの車が、先日点検してもらったばかりだというのに、左折ウインカーの電気系統がおかしくなってしまって、ヤンキー車のようにせわしなくカチカチなるので、ぺこさんが車屋さんへ持っていった。夕方までかかるとのことなので、ぺこさんを迎えに私も車屋さんへ。ポカポカとほとんど春のような陽気のもと、郵便局へ、市役所へ、とあちこち外回り。夕方、車が１台しかないので、出稼ぎ仕事に行くトさんをペコさんが送っていって、さらにしばらく仕事をしてから、事務所を閉め、２人で車屋さんへ向かい、車を受け取り、トさんの出先へ車を届けに行った。しかし、トさんはもう仕事が終わっていたらしい。いっぷんたりとも待つのは嫌だで、ぷんぷんいなったトさんは、今にも電車に乗って帰ろうとしていた。
一週間の早起きの疲れと眠気でプールは休み。ぺこさんをプールに降ろして行く。お粥を作り、冷凍の春巻きをじゅわーっと揚げて、朝作った中華クラゲのサラダと、作り置きのおかずをいろいろ取り出して、食べて、寝た。
マタアシタ
- 2005-01-27 Thu 芥川を聴く
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５時半頃起き出す。ほどなくしてぺこさんも起きてきた。２人して２時間かかって、どっちゃり料理する。５人前分ぐらいはありそうだ。不燃物ゴミを出す日なので、途中でぺこさんはゴミ出しにも行った。今回は期間が短かったので、ゴミの量はうんと少ない。
今日は生協さんの配達日。今の担当のオニイは、キビキビとよく働く元気な人。先週は、黒部製パンのカマンベールとリンゴのパンを注文してあったのを荷物からとりだして「これ軽く焼いて食べるとすんごーくおいしいですよおー」とほんとにおいしそうな顔をするのだった。今回はなぜか菓子類が山盛りに届いた。先週の注文書を書いている時、甘味に飢えていたのかも知れない。お腹空いているときに食品売場に行ってはいけないいけない。
仕分けを済ませてから出勤。事務所の手前にある画材屋さんに寄って、ちぃ凸さんにいただいた絵の額装を依頼する。絵を目にした人はみんな「わぁー楽しい絵ですねー」と幸せそうな顔をするのだ。仕上がりが楽しみ。どこに飾ろうかな。
夕方、車を一台返すために家へ。外にいたポコやんは戸口のところでまんじゅうのように丸まって待っていた。ぽこやんはご飯も食べずに２階に上がり、布団をふむふむ踏んづけて寝てしまった。その上に毛布を掛けてやって、電車に乗って高岡へ。駅前ビルのホールで江守徹さんによる芥川龍之介の朗読がある。鼓と笛の伴奏つき。鼓の大倉正之助さんは、ちょっと落語家のこん平さんに似た太鼓腹のおじさんで、でっかいバイクを乗り回すのが趣味だという。笛のイッソウ幸弘さんは、笛のように細いおにいちゃんで、爬虫類をたくさん飼っているとのことで、ほんとにトカゲのような顔をしている。ダブルのスーツに色つき眼鏡の江守さんの語りはなかなかさすが。会場に来ていたのは中高年がほとんどだった。
一緒に来ていたウリ子さん（パートナーのジュンちゃんは笑ってお仕事）、Ｏさん夫妻（カズさん＆ゴマさん）と一緒にル・パンへ。いつもの仲間達と一緒に楽しくわいわい食べる。最後にウリ子さんが特別注文してくれたデザートの誕生日特盛りで締めくくってお開き。ああ幸せだにゃ。
タクサンタベタノ
- 2005-01-26 Wed 釜飯の容器で炊くご飯のおいしいこと
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昨夜も早く眠ったため、５時半頃起き出した。火入れ作業をして、紅茶を飲んでから、朝の仕事にとりかかる。明日が生協の配達日なので、青物野菜などの在庫が乏しい。残った野菜で出来る献立を昨夜ぺこさんと一緒に考えて、冷蔵庫に張り出しておいた。それに従って、順番に料理していく。朝食とお弁当の準備が整ったあたりでぺこさんも起きてきて、「私もなんかせんなんー」と言って、手間のかかる里芋料理を始めた。
事務所に行く前にセルフスタンドでガソリンをいれていく。ついでにセルフ洗車もする。セルフといっても、昼間の時間はお店の人が機械の操作をやってくれるから、とってもらくちん。お客さんは車に乗ったままの殿様状態。洗車エリアに車を停めると、オニイがとことこやってくる。「どのコースにしますか？」「一番簡単なシャンプーだけー」。サイドミラーを折り畳むように指示されて、アンテナをとりはずして、はいと渡される。シャーっと下洗いしてくれた後、マシンの方へと進む。指定の位置に車を停めると、前からアーケードがずごぉーと向かってきて、今度は後ろからずごぉー、もう一度前からぶわぁーと乾燥してお終い。拭きあげエリアへ進むと、さっきのオニイが拭いてくれる。アンテナもつけてくれる。オニイは左手がぜんぜん動いていない。あまり働き者でない人だ。今日はスタンプ倍デーだから、いつも夕方になると車の行列ができるのだけど、スタンドを出てくる頃にも、すでに行列が出来ていた。
本日トさんはテニススクールの日だけど、てっきり夕方に会議で富山へ行っていつもの蕎麦屋さんで食べてくるものと思いこんでいたら、それは明日のことだった。事務所の冷蔵庫に入っている物で出来るものを考える。お米があったので、おぎのやの釜飯の容器を使って一人分のご飯を炊く。ほんとに美味しそうな香りに炊きあがる。だけど、すでに底にひび割れが生じている。後は、冷凍の鰻を温めてタレをからめた蒲焼きと、野沢温泉特製のナメコの缶詰と冷凍ホウレン草たっぷりのうどん。合間にリンゴジュースと寒天パウダーでゼリーを作っておく。これは明日のおやつにしよう。
今日は、お弁当を食べた後、昼寝することが出来たので、夕方になっても元気が残っていた。プールで軽く歩いてから帰宅。お風呂にはいって、生協の注文書を点検しながら、ぺこさんが朝作った里芋の柚子味噌和えなどを食べた。
パソコンはなぜか前より快調。分解したついでに、きれいに埃を吸い取ってあげたのがよかったのか。むぅ謎だ。
ニャゾニャゾ
- 2005-01-25 Tue 治ったー
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昨夜10時頃に寝てしまったため、今朝は5時起き。階下に降りたら、テーブルの上にプレゼントが置いてあった。私がすっかり夢の中にいた昨夜遅くにウリ子さんがやってきたとのこと。可愛いちっちゃな置物。トさんからは本と漫画どっさり。「死ぬまでに観たい映画1001本」「京の色事典330」「のだめカンタービレ１ー５巻」。そうそう、ちぃ凸さんからは、バリからえっちら運んできてくれたハッピーな絵をもらった。これは額装してもらってから、近日公開予定。乞うご期待。
ぺこさんの立てた献立が冷蔵庫に張り出してあったので、それを見ながら朝ご飯とお弁当の準備をする。手際よく気分良く仕事して、ちょうど仕上げをしていた頃にぺこさんも起きてきた。起きがけのぺこさんは寝ぼけて変ぺこりんなことを言うのでおかしい。「お茶は？」「入った」「リンゴは？」「剥いた」「私は何を？」「顔洗って着替えてから、命の漬物の準備してください」。
ネットでメビウスの分解の様子を載せているサイトを探して、ちょっと分解してみる。以前所有していたメビウスやDynabookと違って、かなり複雑でややこしい。慎重に分解していった結果、電源部分は基盤の裏側にあって、素人ではちょっと手が出せないということが分かったのだった。でもすっかり分解してしまったことだし、データだけでもバックアップしておこうと思い、ハードディスクを取りはずして、外付け用のキットに差し込んでみたけど、認識しない。うーむ。仕方ないのでもう一度組み立て直す。試しに、電源をいれてみたら、何と入った！不安は残るが、とりあえずは助かったー。しかし、元通りに組み立てたはずなのに、キーボードのパネル右上の辺りが若干膨らんでいるみたい。ははは。
分解にしょうたれていたので、仕事がたてこんでしまって、休憩はお昼のお弁当を食べた15分だけ。夕方になるとすっかり電池切れで眠くなる。６時半頃帰宅。夕飯は、残り物にちょっと手を加えたのと、冷凍保存のおかずを解凍したのと、じゅわーっと揚げ物と。
ウカンダ
- 2005-01-24 Mon 壊れたー
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月曜日は一番元気。６時頃起き出す。毎年のことながら、誕生日はとにかく寒い日になる。今朝は-4.0℃（こちらでは珍しい）だった。どうりで寒気がするからひょっとして風邪？と思ったら、そうではなかった。ほんとうに寒いのだった。もちろん、何はともあれ３ヶ所に火を入れる。ニュースでは日中になるにつれてだんだん暖かくなるとのこと。暖房をいれて紅茶を飲んでから、朝の仕事にとりかかる。冷蔵庫を覗きつつ適当に献立を考えながら。
割と早めの６時頃事務所を出て、帰宅。ぺこさんはプールへと向かった。手早く作れるキャベツの鍋を準備する。甘い春キャベツなのでどうやったって美味しい。中でもシンプルな調理法が一番いい。ぺこさん所望のコロッケも揚げる。夕飯食べて、部屋で、献立や日記の入力や写真の加工をしていたら、突然、パソコンの電源が入らなくなった（正しくは充電が出来なくなった）。どう差し込んでみても、コンセントを変えてみても駄目。ワインでほろ酔いでもあるし、今日はもうお終い。寝よう。
シズンダ
- 2005-01-23 Sun 親子して
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凸ちゃんたちからのバリのお土産は、手工芸品のランチョンマットなどの食卓セットとそして大きな「獅子頭」だった。25年前の冬、初めての海外旅行でネパールに旅したト・ぺこさんが買ってきたのは「お面」。ほんとによく似た父子である。それにしても、うちの分だけでもたいした量だから、帰国してきたときはさぞかし大きな荷物を抱えて帰ってきたことであろう。想像するだけでおかしい。そうして、25年前のト・ぺこさんも、やっぱりでっかいリュックをさらにぱんぱんに膨らませ、両手に溢れるほどの荷物を持って帰国したのだった。
６時前に起き出して、急いでストーブに火を入れて部屋を暖める。トちぃ凸さんは、スキーに行くので、昨日買ってきた笹寿司、ちぃさんの好きな果物（庖丁の要らないバナナ・みかん・イチゴ）、チョコレート、きんつばをバッグに詰めておく。暖かい生姜紅茶に蜂蜜を加えたのをポットにつめる。トさんは、７時頃に起き出してきて、いそいそと準備している（普段からは想像つかないほどコマメだ）。後部座席でまだ半分ネボケマナコのちぃさんは、牛に引かれていくよう。いってらっしゃーいとお見送り。やれやれともう一度布団にもぐりこんだけど、足がちべたくて眠りにはいたらず。
昼過ぎにプールへ。まだ道路脇には雪が積もっていたけど、路面はすっかり乾いているし、風もないので、自転車に乗ってプールへ。ちょっとでも温暖化防止に役立てたらいい。昼時なのに、１コース２人のちょい混み。明るいので水がきらきらして気持ちいい。帰ってきて、お風呂に入って、笹寿司と残ったおかずを温めて食べる。ためこんだ献立と日記をつけ始めたけど、なかなかはかどらない。気分転換に、台所でカレーを作り始める。えいこく屋の豆（ダール）カレースパイスセットを使う。クリビアにおまかせ！のＣＤを聴きながら、じっくり玉ネギを炒める。カレーを食べてから、再び日記に取りかかるが、ちっとも進まないし、やたらと眠い。もうねよう。
チンボツ
- 2005-01-22 Sat 新年会の帰国報告会の誕生会
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今日は、京都から弟凸ちゃんとそのパートナーちぃさんがやってくる。彼等は、この正月に初めてのドキドキワクワクの海外旅行でバリにお出掛けしていて帰省しなかったため、今回は、新年会兼帰国報告会兼お誕生会（私の）という、いつにも増しててんこ盛りで欲張りな来高となる。ちぃ凸さん達とは、金沢で待ち合わせて、忘年会で行ったラ・ヴィータでお昼を食べることになっている。
さすが大寒。８時頃起き出したら、一面に雪が積もっていた。どうりで、昨日からえらく冷え込んでると思った。お二人はぐっすりお休みのようなので、置き手紙をして、私だけ一足先に電車に乗って金沢へ。サンダーバードは満員。座るのはさっさとあきらめる。金沢駅からはバスに乗る。こちらも休日で人出が多い。金沢の街は活気があるなあ。香林坊で降りて、そのまま大和デパートに入っていって、わき目もふらずに地下に降りる。映画を観ながら何を食べよう、森八の宝達（上品などら焼き）か城の石（自分で作る最中）にしようか、諸江屋の生落雁にしようかとあれこれ迷って、中田屋のきんつば１ヶ147円を買った。地下道を通って109ビルへ入り、コーヒーを買って、階段で４階まで上がる。映画は、楽しみにしていたイオセリアーニ特集の中の「四月」（→コメント）。グルジア時代に撮られた作品とのことで、白黒の無声映画。科白がない代わりに、リズミカルな音楽が巧みに物語の展開を盛り上げていく。ヘビードランカームービーの「素敵な歌と舟はいく」とは少し違っているけれど、でもやっぱりどこか共通点がある。
いい映画を観た後の満ち足りた気分で映画館を出て、地下道を通ってもう一度大和のビルへ入り、ソニープラザで買い物をする。明日凸ちゃん達（ちぃさんは消極的みたいだけど）はスキーに行きたいとのことなので、おやつに、ミントのタブレットやチョコレートバーなどを買っておく。デパートを出て、さて、待ち合わせまで時間があるし、天気もいいので、金沢駅まで歩いていくことにした。これを予測していたかのように、ちょうど平底のブーツだし、バッグも背中にかつげるやつだ。私って何て準備がいいのかしらとロッタちゃん化しつつ、てくてく軽快に20分ほど歩いて金沢駅に到着。今度は駅の名店街で、さっき買った中田屋のきんつばの５個入りのを買う。さらに芝寿司の笹寿司10個入り（鯛５、鮭５）を買った。これは明日、スキー場へ行く車中で食べていけばいいかなと思ったから。そうでなくても、明日帰るときにお土産に持たせてあげてもいい。
ちょうど12時になったので改札へと向かう。ちぃ凸さんはやってこない。雷鳥じゃなくて次のサンダーバードで来るみたい。もう少し待つ。予定では、金沢駅に迎えにくるはずのト・ぺこさんの車もやってこない（まあ、これはいつものこと）。次の列車でやってきたちぃ凸さん達と改札で再開。凸さんの携帯に連絡があり、２人は直接レストランへ向かうとのことなので、３人でタクシーに乗ってラ・ヴィータへ。こんなことになるような予感がしていたので、お店の場所をプリントアウトしておいた。この前の運ちゃんもそうだったけど、今日の運ちゃんもラ・ヴィータの場所を知らなかった。ああ、よかった。スムーズにお店に着き、ほどなくしてプール経由のト・ぺこさんも到着。
てんこ盛りにあれこれ兼ねた会でもあるし、手配師ぺこさんが予約の時にいろいろリクエストをしておいた。乾杯はシャンパン、パン２種、前菜４種、凸ちゃんがコレが一番食べたいという白子のパスタ、この前美味しかったウズラ、メインは豚肉のソテー。そしてもちろんデザート。素直が服を着ているようなちぃさんはおいしい！を連発、凸さんは北陸で食べた中ではココが一番などと生意気なことを言いつつも満足したご様子。バリ旅行のお土産話で盛り上がり、みんなでぽんぽんのお腹をさすりつつ（ここ最近、仲良くフクフクしくなってきたお２人である）、お店を後にした。
ト・ぺこさんたちが、店に来る途中に、バーゲン中の家具屋の窓際にＹチェアが展示してあったというので、その家具屋に寄ってみることにする。直ぐ近くとのことだったのが、助手席に座ったヨッパライトさんがいい加減な道案内をし、運転手のぺこさんが怒り、後部座席では、満腹のちぃさんが既に夢の世界モード。何とかかんとか家具屋CONDEHOUSEに到着。センスのいい品物ばかり展示してある。新居にこんなのいれたらいいねーなどと、皆しててんでに勝手なことをわいわい言いつつ見て回る。
続いて、金沢の街中に戻り、昨日ネットで見つけたばかりの古本カフェ「あうん堂本舗」へ行ってみることにした。しかし、この店がまた狭い狭い路地裏にあり、ぐるぐる廻って迷って、ようやくこうやくたどり着いた。そしたら、こんどは車を停める場所がない。なんせ道幅が狭いため、路駐はとても無理。順番コに店にはいることにした。退職したおじさんがオクサンと２人で始めた店だっていうから、柱時計がカチコチなっているような、古びたちっちゃなお店なのかなあと勝手に想像していた。ところが、ひっそりと小さいところだけはあっていたけど、外観はセンスのいい美容院のような、小じゃれた隠れ家カフェだった。おじさんの日記によると暇でしょうがないはずの店内は満員すし詰め。というのも、ちょうど中川ワニさんの珈琲教室が開かれていたのだった。わあ参加してみたかったよ。お店のご主人もオクサンも予想通り面白そうな人だった。本棚に並んでいる本の３分の１くらいがうちと一緒かもしれない。河出書房新社から出ている須賀敦子さんのムック本、大橋歩さんのアルネの最新刊を購入。
ぺこさんの運転にて高岡へと戻ってきた。トさんの車を点検に預けてあった車屋さんでトさんを降ろす。トさんはカロリー消費のためにもう一度プールに行くとのたまっておられる。４人は家へと向かう。ちぃさんに「お昼寝コースがいい？」「アイズ（古着屋）コースがいい？」と尋ねると、ちょっと迷って「古着屋さーん」、で４人でアイズへ。30分程だけ見ようねと事前に言っていたような気もするが、結局閉店間際の７時までかかって買い物。店長さんのお薦めを中心に、あれもこれも試着してみる。全部で10着ぐらい（もっとだったかも）を２着分にも満たない金額で手に入れ、ニコニコ顔のちぃさん。よかったよかった。その間、昨夜ほとんど徹夜だったらしい凸さんは、車の中でぐっすりお休み。帰ってきて、もう一度ファッションショーしつつ、喜びをかみしめる。これがまた楽しいのだ。むふふ。
トさんも帰ってきて、みんなで寿司屋へ。全員、昼のご馳走がまだ消化しきれてなく、ちょっと胃が重かったけど、きときと魚を目の前にすると、やっぱりちぃ凸さんは、ついつい箸を伸ばして、またもやおいしいー！連発。よかったよかった。誕生日のマスターに小布施ワイナリーのデザートワインをプレゼントしたら、お返しに陶製の一口グラスとちぃ凸さんたちは湯飲みをもらった。ぺこさんの運転にて帰宅。みんな沈没寸前。明日はスキーだよ。
ニャガイイチニチ
- 2005-01-21 Fri 週末の準備に余念がない
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６時半頃起き出す。いつも通り３ヶ所に暖房をいれて、食事の準備にとりかかる。今週は５日もあって長かった。相当お疲れモードだし、今日は家でしずしずと過ごそうか。ぺこさんもそうするという。ぺこさんが「お昼は久しぶりにうどん屋さんで食べてきてね」と電話でトさんに伝えると、いっぺんに不機嫌に…。急ぎの仕事もあるという。仕方ない、お昼を食べてから重い身体を引きずって出勤。高岡の街中は、うちのあたりよりもずっと積雪量が多いような気がする。先に高岡市勤労者福祉サービスセンターに寄って、ハイウェイカードを買い、スキー場のリフト券の割引券をもらう。会員になってはいるものの、うちはあまり利用しないものだから、会費の分の元はとれてないと思う。さらにまるまん酒店に寄って、昨日寄ったときに見ていたリンゴを買う。昨日の生協の配達で届くかと思って買わなかったのだけど、どうやら注文し忘れたらしい。朝は何となくリンゴを食べないと気がすまない。
明日、京都からちぃ凸さんがやってくるので、頂き物のお菓子を持って、６時半頃事務所を出る。途中、バロー（スーパー）に寄って富有柿とイチゴを買う。ちぃさんは果物（特に皮を剥かなくてよいものあるいは手で剥けるもの）が好き。お風呂に入って、作り置きのおかずを温めてさっと食べて、はやめに布団にもぐりこんだ。
昨年末に金沢のシネモンドに映画を見に行ったとき、カウンターに金沢時間というミニコミ誌が置いてあった。この雑誌、なかなか読み応えのある記事ばかり載っている。古本カフェのおじさんが紹介されていて、ネットで検索してみたらあった、あうん堂本舗。ここの店主のおじさんの日記がコミカルで笑える。楽しい人に違いない。
マイニチオヤスミダッタ
- 2005-01-20 Thu 進化したT-ONE
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６時過ぎに目覚ましが鳴って、そのまま床の中に居て、６時半の始発電車の音を聞いてから起き出した。今日は、T-ONE（薪ストーブ）を外気導入製に変えてもらうため、青い空のガンテツさんが工事に来られるので、ストーブは焚いてはいけない。こんな日に限って、大型寒気団がやってきて、寒い。大寒だから仕方ない。
朝ご飯は、根菜がたっぷり入ったのっぺ汁。昆布の冷凍ストックがまだまだあるので、今日も梅煮をことこと作る。台所仕事をしていたら、テレビで島田雅彦さんが紹介されていて、ぺこさんが「この人素敵だよねー、トさんとは対極のところにいる人だよねー」というので、思わず吹き出してしまった。
１０時半頃、ガンテツさんと手元のお兄ちゃんが到着。続いて生協さんの配達も到着。ガンテツさん達にお昼を出してあげるためぺこさんは家に残り、私はトさんの弁当を届けに事務所へ。昨夜の夕食の食器がそのままになっていたので、むむっ。
２時前に、ぺこさんを迎えにもう一度家へ。途中、まるまんさんに寄って、調味料やクラッカーを買っていく。工事はまだ終わってなかった。３時頃にほぼ終わりになり、後は火入れをして点検しますとのことだったので、そのままお任せして、ぺこさんと事務所へ。おやつを食べてから、遅いお昼を食べたら、もうやたらと眠くなってきた。７時頃事務所を出て、プールにぺこさんを置いて、家へ。帰ってきたら、部屋がぽかぽか暖かくて嬉しい。お風呂に入って、おかずを温めて夕飯。では、どなた様も此方様も、お休みなはい。一日外で過ごしたポコニャンも今はタンスの上でお休み。
サムカッタ
- 2005-01-19 Wed カランカランカラーンと大当たりー
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昨夜10時頃にことんと寝てしまったためか、今朝は４時前に目が覚めてしまった。そのまま眠れなくなったので、布団の中でぬくぬくしてから、５時頃に起き出した。出しを取った後の昆布の冷凍ストックがどっさりあるので、梅干と一緒に煮く。適当に切ってコトコトクツクツ。朝はセリを刻んでセリご飯。うーん春の香り。農民連さんで届いた春キャベツも甘い。
ぺこさんが、今日は家でしずしずと過ごすというので、一人で事務所へ。年末に借りてすっかり返却するのを忘れていた本を図書館に返しに行く。そして、懲りずにまた借りてきた。リンドバーグの娘さんが母のことを書いたエッセイ。
今年は当たり年なのかもしれない。年明け早々どっかん大当たりぺこどんに引き続き、年賀状が２等当選していた。４等22枚はぴったり確率通り。どれどれ何が当たるのかと郵便局のサイトを見てみると、ナニナニ、「ゆっくりしたい宿泊券」。泊まってみたいような宿は…、ない。では、「デジタルカメラ」。キャノンの一番安価なモデルか…。後は、商品を選べるカタログ。これって消去法で行くと、全部消えちゃうんだよね。まあまあ、当たったという事実だけでよしとせんまいけ。
夕方になっての来客があったりして７時までお仕事。テニススクールに行くトさんに夕食を準備して、帰宅。お風呂に入って、ご飯を食べて、もう眠い。
ドッカン
- 2005-01-18 Tue 年賀状の山を征す
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６時半頃起き出す。また少し冷え込んできているので、何はともあれ３つの暖房（薪、炭、石油）に急いで点火。今日はそれぞれ一発で着火。よしよし。昨日のご飯が残っているし、うどんも少しあるので、今日もまた押し寿司を作った。スライスして塩した大根のみのあっさり寿司。ジャガイモを皮付きのまま茹でて、トリそぼろとあえる。ホウレン草のお浸しにはおろし生姜をたっぷり。
年賀状の整理の続きをする。昼食をはさんで休憩なしに夕方までずっとかかりっきりで、ようやく終了。座りっぱなしだったので足が大根になってしまった。７時半頃帰宅。なぜか、ポコにゃんが外で待っていたと思ったら、ベランダの戸が開いていた。夕飯は、白菜をざくざく切って鍋に入れ、弱火にかけてからお風呂に入る。ちょっと背中も警戒信号を出しているから、はよネヨウ。
オツカレ
- 2005-01-17 Mon あれから10年
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10年前の今日、私は学生で伊那に住んでいたけど、ちょうど帰省中で高岡にいた。当時は、今これを入力しているパソ机のところにベッドがあって、もちろん私は眠っていた。６時ちょっと前、ガツンという揺れで目が覚めた。普段でも前の道路を大型トラックが通っただけで震度１ぐらいは揺れるので、その時もかなり揺れた。階下に降りて、テレビをつけたら、しばらくしてから大変な光景が映し出され始めた。たぶん、その日か次の日ぐらいに伊那へと戻ったのだったと思う。途中、休憩した高速のサービスエリアのテレビ画面に、亡くなった人や行方不明の人の名前が延々と映し出されていたのを、現実が把握できずにぼんやり眺めていたなあ。今と同じく当時も京都に住んでいた凸ちゃんが、知らずに寝ていたというのもすごい話だ。
暖かいのもあるけれど、ここ２日間、湯たんぽの力を借りずに寝付くことが出来ている。血の流れがよくなるように、就寝前に入念に柔軟体操しているのが効果あり。朝方、４時過ぎに目が覚めた。ポコニャンがお腹がすいたらしい。一緒に下まで降りてご飯をあげて、また一緒に上がってきて、二匹そろって再び眠りにつく。７時にはっと目が覚めた。とりあえず、暖を入れようとするのだけど、火鉢の炭も、ストーブの薪も、なかなか着火しない。ぺこさんも起きてきて、一緒に朝の準備にとりかかる。ご飯をいつもよりも１合余分に炊いて、鯖寿司を作る。２人がかりで２時間かかって、おかずをどっちゃり作る。風邪気味のトさんは午前中ダウン。
年賀状の当選番号が発表されたけど、まだ年賀状と住所録のチェックが済んでなくて、今やると、ごちゃごちゃになってしまいそうなので、照合はまだ。帰るまでかかりきりで３分の２ぐらいが終了した。６時半頃事務所を出てプールへ。すいてる。帰ってきて、朝作ったおかずを温めて、お風呂に入ってから夕食。寝床のお供は、古本屋で買ったフランソワーズ・サガン「ブラームスはお好き」の英語版。強力な睡眠薬だ。
ポコハウマレテニャカッタ
- 2005-01-16 Sun コース変更
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今日は早起きして（といっても９時）、富山松竹で映画→カリンでケーキを買う→市川で蕎麦→帰ってきてプールというゴールデンコースをペコさんと計画していた。が、朝から何やら電話がかかっったりしてぺこさんはその対応に時間を取られ、私は起き出したのが11時。しょうがない、夜のコースに変更だ。ひと風呂浴びて、冷凍庫からソバ粉のクレープを１枚出して、玉子とチーズを落として焼いて食べる。その間にうどんも茹でる。これはお二人用。
３時頃ぺこさんとプールへ。近隣のスイマー全員集合！したのかなと思うほど、昨日とはうってかわった混み混みプール。しずしずと歩く。今ひとつ周りの状況がつかめていないお兄ちゃん及びおじちゃんと一緒のコースで泳ぐ。一旦帰ってきて、洗濯機を回してから、富山へ向けて出発。
5時15分過ぎに市川さんに到着。市川さんは夜の部は5時半からで、年末にト・ぺこさんが行ったときは、まだ店が開いてなくて、涙に暮れて帰ってきた（別の蕎麦屋で食べてきた）。もうお店は開いているかな？とドキドキしつつ市民病院のところの角を曲がると、開いていた。よかったー。ビール、つまみはイカゲソの山葵和え、漬物盛合せ、蕎麦彩華（天ぷら、トロロ蕎麦、おろし蕎麦、ざる蕎麦）、追加の天ぷら、鴨南蛮うどん、日本酒（緑川）。げふう。でも、出汁巻き玉子を頼み忘れたのが悔やまれる。
富山松竹へ。駐車場に車を停めて、ぺこさんが映画館の向かいの店で酒饅頭を買って、それから映画のチケットを買っている間に、私は、ひとっ走り明治屋さんへ行って、丸どりだし、せんべい、スナックなどを買う。カリン（話題のケーキ屋さん）は行ってる余裕がなかったので、また今度のお楽しみ。へえへえと駆け足で戻ってくると、ぺこさんは受付の上品なおばさんとのんきに話し込んでいた。もう映画は始まっているというのに。今日の映画は、大好きなアニエス・ジャウイ監督の「みんな誰かの愛しい人」（→コメント）。観客は、途中で寝てしまったおじさんを含めて５人。「ムッシュカステラの恋」「家族の気分」のように、ポンポン交わされる会話がいつもながら面白い。主人公のフトッチョの女の子が、この先、どんな家庭を作っていくのか楽しみだなあと思わせる、暖かいラスト。
帰ってきてみたら、ポコにゃんはストーブのついてない私の部屋のタンスの上で丸っちくなって寝ていた。降りてきて、ゴロゴロと熱烈歓迎。しばらく膝の上ででろんでろんしてから満足してタンスの上に帰っていった。
オカエリ
- 2005-01-15 Sat 人それぞれ
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10時頃起き出す。トさんは午前中は仕事で、すでに出かけた後。なぜかクワトロにスキーを積んで行かれた模様。そういえば、昨夜、お出掛けセット（バナナ、虎屋の羊羹、中村屋の月餅、蓮根のど飴）が準備してあったな。しばらくしてぺこさんも起きてきた。火鉢でお餅を焼いて食べる。
プールに行く準備をしていたら、ぺこさんも行くと言うので一緒にプールへ。ぺこさんは年明けの初泳ぎだ。陽が射していて、その上人も少ないので、水が綺麗。一コースを独り占めして、50m潜水１本、クロール500m（連続）、バタ足500m、歩き500m。肋骨骨折の人は、泳ぎまくっていた。静かに泳いでいるからいいのだ、と本人。プールからあがっての発育測定。お正月前後に食べて飲んだ分は着実に数字に表れていたが、見ないふりをすることにした。
プールを出て、家までの帰り道の途中にあるバロー（スーパー）に寄る。果物、キノコ類、お菓子を買う。60代ぐらいの夫婦が「やっぱりジャスコじゃないと○○はないわー」とぶつぶつ文句を言いあいながら買い物している。さらに、お菓子売場では、母娘が「あかんわ、サンコー行かんと駄目やわ」と同じく不平を言っている。私とぺこさんは、ごくたまにジャスコなどへ行くと、買う物がないなあとまるで反対の感想を持ち、ここのスーパーはわりとカシコイ品揃えをしていると日頃から思っているのだが、価値観というものはやっぱり人それぞれなんだなあ。社会勉強になったなあ。
家に帰ってきたら、トさんも帰ってきた。風邪気味なのでスキーは止めにしたとのことで、布団に潜り込んでしまった。お風呂に入って、ペコさんが昨夜作った煮物と作り置きのおかずで遅いブランチ。満腹になると眠たくなって夕寝。起き出してもう一度お風呂に入る。それから、昼とは別の作り置きのおかずやきりたんぽ鍋の残りを暖めて夕飯。
ネコモソレゾレ
- 2005-01-14 Fri 腹巻き
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６時頃目が覚めて、布団の中でぬくぬくと横になっていて、６時半頃起き出す。昨日ほどではないものの。今朝も寒い。今、部屋着にしているズボンが思いっきりローウェストで、そのせいでやたらとお腹が冷えて寒いのだということに気がつき、今日はセーターの下に毛糸のベストを腹巻き替わりに着込む。おかげでぐっと暖かくなった。
元気に朝の仕事にとりかかる。ぺこさんが今朝はダウンしたので、一人旅。朝ご飯とお弁当と夕飯の分も少し準備する。寒い季節は土鍋を多用。火から下ろしても、かなりの間、温かさが保たれる。ご飯のおひつは薪ストーブの上にのせておくといつまでもほかほか。夕飯用に水菜と大根のサラダも作った。水菜は3ー4cm、大根は3ー4cmの拍子木、油揚げは軽く焙って細切り、それらを混ぜ合わせて、フライパンで油を熱し、じゃこをカリッと炒めてかける。ポン酢にシークワサーを混ぜたドレッシングをかけて、いっちょあがり。
日中、お日様がポカポカ照って、まるでもう春のよう。積もった雪がぐんぐん溶けていく。事務所にお弁当を届けてから、年に２度の特売目指してランジェリーショップ パル（下着屋）さんへ。下着は、このバーゲンの時にいつも１年分をまとめ買いする。ピンクの腹巻きも見つけたので、もちろん購入。お揃いのパンツはすでに売れていて残念だったけど、バーゲンなんだからしょうがない。パジャマも購入。私もぺこさんもパジャマはほとんどIKUKOのもの。値段は高めだけど、デザインのよさは勿論ながら、生地が良いので肌触りがよく、何と言っても丈夫で長持ちなので、結局はお得なんじゃないかと思う。
先日シーさんから年始のお菓子に頂いた地元高岡の西田饅頭店（→室屋長兵衛「発酵の国ほくりく」による紹介）の酒香饅頭を冷凍しておいたので、軽くチンしておやつに食べた。ごくあっさりした餡と、しっとりした生地の調和がとれていて、甘い物苦手の私でもこれなら２個ぐらいは食べられる。
７時頃帰ってきて、夕飯は、トさんが出稼ぎ帰りに、豆腐屋さんが出来るほどたくさん買ってきた藤田孫兵衛の豆腐と野沢温泉のナメコの缶詰を使って鍋。ジュワーっと揚げ物はコロちゃんのコロッケ。イモがほくほくしていて美味しい。ああ、また食べ過ぎた。反省（←してない）。
クッテネル
- 2005-01-13 Thu 寒いは鈍い
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昨夜の湯たんぽの湯は適量で、カチカチ山になることもなく朝までぐっすり。といっても、何やらモタモタしていて寝付いたのは１時頃、そして今朝は５時半頃目が覚めた。しばらく布団の中にいて、６時頃起き出す。珍しく氷点下の冷え込みの朝。毛糸の帽子をかぶって、３ヶ所に暖を入れてから、朝の仕事にとりかかるも、寒くてしょうがない。下拵えに水を使うものばかりだったので、なおさら冷える。低温人間と化して、とろとろ動きつつ料理する。ぺこさんが起きてきて、不燃物ゴミを出す準備を始め、しばらくしてトさんも（珍しく）起き出してきて、ゴミ出しの手伝いをしている。
生協を仕分けしてから、事務所へ。寒気団は今日にはゆるむらしい。会計処理をだいたい終えて、今度は年賀状をチェックしながら住所録の整理にとりかかる。６時頃事務所を出て帰途に。途中、交差点で信号待ちをしている間に、一瞬意識が飛んで、眠りそうになってしまった。いかんいかん。
夜は、きりたんぽセットがあったので、ほかほかの鍋。ぺこさんが朝煮いた里芋に、片栗粉をまぶして衣揚げ、麩嘉さんの生麩も揚げて、ぺこさんがさっと作った白菜サラダと、大ご馳走。お腹もふくれたし、とにかく今日は寝よう。
ネヨウ
- 2005-01-12 Wed ゴミで確認して愕然
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昨夜、湯たんぽにお湯を入れすぎたらしく、カチカチ山になってしまった。夜中の３時頃、喉が渇いて目が覚めた。やかんに残っていた水をコップについで飲んでから、もう一度眠ろうとしたけれど、今度は、駅前にやってきた除雪機の轟音で眠れなくなってしまった。窓から覗くと、銜え煙草のおっちゃんが、地響きを立てつつ除雪している。お仕事とはいえ、悪意があるんじゃないだろうかとちょっこり勘ぐりたくなる。
６時頃まで、頑張って横になっていて、起き出した。小人さんが、５時頃、薪ストーブとアラジンに点火しておいてくれたみたい（火鉢はちべたいままだったけど）。明日は、今年初の不燃物ゴミの日なので、下準備をしておく。瓶、缶、プラスチック、ダンボールをそれぞれに区分けしておく。酒瓶の量がすごい。正月休みの間にこんなに飲んだのか。一緒に起き出してきたポコにゃんが、脇をだだだだーっと駆け抜けたりして応援？してくれる。それから、朝ご飯とお弁当の準備。
診察日なので、９時頃富山へ向けて出発。大雪警報が出ているものの、雪は限りなく雨に近く、じっとりと重い。道路には、チェーンを巻いた車によって出来たでこぼこが出来ていて、ハンドルを取られる。いつもの倍ぐらいの１時間半かかって病院に到着。大雪だから空いているかなあとの予想は大ハズレだった。駐車場がまず満杯で停めるところがない。その上、駐車場係のおっちゃんが、実にいい加減で、めんどくさいものだからたらい回しにしようとする（つまりは手だけ振っている）。空いたところを自力で見つけて駐車。それでも駐車するだけで15分ぐらいかかった。プンプンだよまったくもう。病院内は厚着した人々で溢れていた。心なしか、どの人もこの人も動きが鈍い。通路の真ん中を塞いでぬぼーっと立っていたり。主治医の先生も風邪気味でぐったりしている。「どうですか？」「はい、元気です」。先生の方がよっぽど元気がない。
病院を出て、すぐ近くにあるプールへ。富山市民プールは、水の循環設備がよく透明度が高いので、気持ちよく泳げるのだけど、更衣室やトイレの掃除に大問題がある。しかし、今日は大雪のためガラガラで、どこもかしもピカピカで気持ちがよい。クロール1000m、バタ足500m。お腹をすかせて蕎麦屋へ行って新年のご挨拶。冷水できゅっと締まったお蕎麦が美味しかった。
帰り道、ぱあっと太陽が照ったかと思うと、次の瞬間には吹雪いている。事務所について会計仕事。夕方、テニススクールに行くトさんの夕飯の準備をする。職場から自宅まで歩いて帰る途中の休憩？に立ち寄ったウリ子さんには、行き倒れにならないようにシナモン入りミルクティとおやつをだす。７時半頃帰宅。芯まで冷え切った家を暖めるのがまず一仕事。朝作ったおかずを温めてから、風呂に入ると、足先じんじん。あたたかい食べ物と布団があれば、あとはもう何も要らない。
ンダンダ
- 2005-01-11 Tue 冬場の別荘
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昨日は断続的に雪や霰が降っていた。といっても限りなく雨に近いのもので、積もることは積もるのだけど、ある程度積もると、どんどん自分の重みで滑り落ちていく。どさどさどさーという、屋根から雪が滑り落ちる音を子守歌に眠りについた。明け方、駅前の駐車場で、除雪機が轟音を響かせながら雪かきしてたみたいだけど、それも知らずに熟睡。７時にセットしておいた目覚ましの助けを借りて目を覚ました。
急いで３つの暖を入れて、朝の仕度にかかる。このところ足先が冷えてしょうがない。一旦冷えてしまうと、どんなに頑張っても自分の力では血流が戻らず、暖かくならない。冷え性にはニラ、ということで、長靴をはいて雪の積もったベランダへ出て、雪を掘り返して、雪下のニラを３束ほどとってきた。枯れたのを取り除きながら丁寧に洗って、キャベツと一緒にスープにした。ちょうどご飯も炊きあがったので、朝の連続テレビ小説を観ながら台所で朝ご飯。今の主役の人は、オーディションの時に大仏の真似をしてみせたというだけあって、なかなかいいホトケ顔をしている。
いつも仕事でお世話になっているめぇさんから、差し入れをいただいた。やちゃらといとこ煮。腎臓の弱い私は、なるべく小豆を食べなければと思っているので、なおさら嬉しい。煮物はいい。心が温かくなる。
月に一度届く農文協の出版ダイジェストを眺めていたら、ヘイ・オン・ワイというイギリス・ウェールズの小さな町についての本が紹介されていた。紹介文によると、この町は、古書の聖地で、住民150人に対し古書店が40軒もあるという。いつか行ってみたいものだなあ。このほかにも、「趣味の酒つくり」とか心惹かれる本がたくさん紹介されている。
ポコニャンは、タンスの上から降りてこなくなってしまった。
ポカポカニャ
- 2005-01-10 Mon お風呂で飛ぶ
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今朝もまた昼近くに起き出す。まずは暖を入れる。火鉢は、灰に埋めておいた炭を掘り起こし、新しい炭を足してやる。ついでに藁灰も足しておく。裏の納屋から軽い薪をとってきてストーブに点火。アラジン（石油ストーブ）はタンクが空で、ポリタンクも空。トさんが年末にホームタンクから給油する際に、目を離し、灯油の大半をこぼしてしまった。石油の値段が上がっているというのに、何てことをしてくれた。というわけでホームタンクも空だったので、ボイラーの給油用の大きな灯油タンクからポンプを使ってポリタンクに移す。上の口からとるから、台の上によじ登らねばならず、けっこう大変。
働いている間に、ぺこさんがご飯を炊いて、キムチ鍋を準備してくれた。昨日と同じとろろ昆布のおにぎりも作った。いっただきっまーすと、むしゃり。んまい。ぺこさんは、本日もホームシアター。イオセリアーニの「素敵な歌と舟はゆく」。この映画、私は少なくとも３回は観ているのだけど、何回観ても面白い。それぞれの登場人物が、少しずつ接点を持ちながら、ストーリー展開してゆく。登場人物の一人が、たまに行く料理屋さんのマスターにそっくりで可笑しい。
夕方、「翼よ、北に」を片手に、ゆっくり入浴。この時代に、あまり情報もない土地から土地へと飛行機で飛んでいく。寄港する先々での、その土地の人々との触れあいの描写に重点が置かれている。アンの物事の核心を捉える視点が素晴らしいなあと思う。ロシアを経由してついに日本に到着。
トンデキタ
- 2005-01-09 Sun ショックなこと
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昨日と同じく目覚めたら11時。トさんは、今日も既に元気にスキーへ。お風呂に入って、暖まってから、うどんを茹でる。氷見うどんは、茹でるのにやたらと時間がかかる。ご飯を炊くのと同じ感覚。昨夜の牡蠣の味噌鍋の残り汁を温めて、下仁田葱と椎茸を加えて、味噌煮込みうどん。仕上げに三つ葉と柚子を散らす。ん、んめえ。
ぺこさんは、転んでもタダでは起きない。思い通りに動けないのを利用して、ここぞとばかり、サタジットレイの３部作に挑んでいる。３時頃プールへ。一般のスクールが３コース使っていたこともあって、１コース２ー３人の混みよう。水温を高めに設定してあるのか、ぬるく感じる。歩き15分、バタ足500m、クロール300m、プールが閉まる20分前にウリ子さんもやってきて猛烈な勢いで泳いでいた。パートナーのジュンちゃんの成人式の写真撮影の助手の仕事を終えて、ようやく来れたとのこと。
帰りにスーパーに寄って、太巻きと鯖寿司を買ってきた。夕飯は、煮物を温めて、葱と茸を入れたアサリの酒蒸し。昨夜、服の大整理をしていて、秋物を洗濯。今日はそれらにアイロンがけをしたりして、それぞれタンスやケースにしまう。ポコにゃんは今日もタンスの上から高見の見物。
年末に届いた衝撃的なお知らせ。富山の魚を食べさせるお店として、我が家の評価が最も高い「彩々」が、しばらくお店を休まれるとのこと。女将さんの具合でも悪いのかなあ。金沢のおにぎりやさん「ちょいむす」も閉店とのこと。どちらも客足は悪くなかったと思うのだけど、どうみても割にあわない（手間に対して価格が安すぎる）商売をされていた。こういう良心的な店を存続させない、今の日本の社会のシステムが悪すぎるのだ。
ココガオチツク
- 2005-01-08 Sat 鍵がない
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湯たんぽの効果は絶大で、いつも以上にぐっすり眠り、目を覚ましたら11時。トさんは朝から県内のスキー場へ。生協と農民連の１回目の配達があったので、それぞれをあちこちに仕舞う。ブランチは、ぺこさんがご飯を炊いておにぎりを作った。炊きたてご飯で握った熱々おにぎりの美味いことといったら。
食後の珈琲。生協の配達で、中村屋のかりんとう、イカフライ、干しイモの豪華三点セットが届いたので、ほくほく顔のぺこさんは、それらをお供に映画鑑賞。ぺこさんは、自由に身体が動かせなくて、スキー場でぶつかってきたおデブちゃんに呪いの言葉をはきつつ、じっとしている。けれども、いい休養になったと思う。天からの贈り物と思って頂きたい。
ペコさんのハンドバッグが、トさんの乗っていった車の中に入ったままで、結果、車のキーを２つとも持って行ってしまったので、当然ながら車が動かない（もしこれが逆だったら、大変なことになっていたに違いない…）。天気がよかったので、自転車に乗って４時頃プールへ。毛糸のセーター、マフラー、帽子、革ジャンと完全防備。天気がいいぶん、風がちべたい。ロード用自転車なので、普通のやつの軽く２倍は速度がでる。ということは２倍寒いということ。手先と足先がすっかりかじかんだ頃にプールに到着。プールはがらんがらん。バタ足500m、クロール500m、歩き15分、50m潜水１本。帰りはすっかり日が落ちて、ますます、ほっぺがチベタイ。出来るだけのろのろとペダルを漕ぎつつ家にたどり着き、すぐにお風呂に飛び込んだ。はぁ温くて幸せ。
夕飯はネギたっぷりの牡蠣の味噌鍋。これまたポカポカして幸せの休日。
ミンナココニオイデ
- 2005-01-07 Fri 気分は典座さん
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昨夜はたぶん10時頃に寝てしまったのだと思う。目を覚ましたら５時だった。トイレに行くため階下に降りて、ついでに薪ストーブに火を燃した。ストーブ本体が暖まるまでは、軽い薪を入れてやるとうまく燃えてくれる。ストーブの脇の薪桶に入っていたのは重いのばかりだったので、軽いのを裏の納屋から選んで取ってきて、点火しておいた。そのまま布団に戻って、横になっていて、６時半頃起き出すと、はたして上手く燃えていた。
時間もあるし、昨夜から考えていた擬製豆腐を作ることにする。豆腐を茹でて水切りしておいたのに、山芋のすり下ろしと溶き卵を混ぜる。下茹でした具も混ぜる。器に入れて、蒸し器でしばらく蒸す。あんを仕上げにかけてやると、見栄えがよく、いかにも美味しそう。その間に、ご飯を炊いて、他のおかずを作ったり、お弁当につめたりする。途中から起きてきたぺこさんが、これも昨夜から決めていた煮物を作り始める。ひとつずつ下茹でした材料を大鍋に入れてコトコト煮込む。
年始のお菓子を少しずつ箱に詰めてちぃ凸さんちに送る。旅行でおデブになってきたとのことだけど、甘い物は、特にちぃさんの好物。
ヨイコハ ハヤネハヤオキ
- 2005-01-06 Thu 中から暖めるのだ
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昨夜、湯たんぽを入れずに寝たのが失敗だった。いつまでたっても足先がちべたいまま寝付けず、かといって、起き出してお湯を沸かしに行くのは寒いし面倒で、その勇気はなく、うつらうつらしたかなと思ったら朝だった。明け方、やっぱり寒かったらしいぽこにゃんが、一目散に布団に潜り込んできた。今朝は氷点下で、この冬一番の冷え込み。
起きられないかもしれないと思っていたので、前夜のうちに目覚ましをセットして、７時に起き出した。何はともあれ、３つの暖を入れる。ちべたい水で顔を洗って、ご飯をとぐ。そのうち起き出してきたぺこさんが、ゆっくり動きながら、何やら寝ぼけたことをつぶやいている。こんな寒い朝は、蓮根のすりながしに決まり。葱をたっぷり刻んで入れて、身体の中から暖める。
仕事始めの日は、あっちこっちから年始のお菓子が集まってきた。お菓子屋さんが開けそう。３階のお風呂とトイレを掃除して部屋に掃除機をかけ、お弁当を食べて、税金の伝票を書いたり会計をしたり、何やら忙しい一日だった。寒くてとても泳ぐ気はせず、プールはお休み。夕飯は、ホカホカの水餃子の鍋を、かんずりをたっぷり入れてふはふは食べると後頭部のあたりがポカポカしてきた。
タンスノウエモポカポカ
- 2005-01-05 Wed 骨を作れ
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昨夜、ネットで骨の形成によい食べ物について、いろいろ調べた結果、カルシウムはもちろんとしてビタミンＤとマグネシウムも重要だということが分かった。何のことはない、伝統的な和食、つまり我が家で毎日食べている食事がよいの。それぞれを沢山含む食品のリストを印刷して、冷蔵庫に貼っておく。すっかり寝るのが遅くなって、朝目を覚まして、今一体何時だろう、９時ぐらい？と思って起きたら12時。果たして明日から仕事復帰できるのか…。
起き出したら、ちょうどト・ぺこさんが映画「隠し剣 鬼の爪」を観て帰ってきた。お風呂に入って、ブランチにお粥を食べる。片づけを終えてから越冬野菜の菜を茹でる。昨日、カブ菜を茹でたから、今日は大根菜。大根６本分を一気に片づける。明日、よごしを作る分だけとっておいて、残りは冷凍にする。
夕方、ぺこさんは医者へ。私も一緒に車に乗っていって、プールに置いていってもらう。初泳ぎは、50m潜水１本、バタ足500m、クロール500m、10分歩き。帰ってきて、３人で居酒寿司へ。開店10分前に入ったのに、既にお客が１人、さらに後から１人。ここのお店は、いつもながら客層がよい。マスターの人柄。冬のつきだしは、いつも醤油味のブリ大根。大根もさることながら骨が美味しい。ぺこさんには特大の骨。手作りのかぶらずしも美味しくて、リクエストに応えて焼いてくれたほかほか玉子焼きを最後に食べてごちそうさん。
帰宅して、ナイト・シアターはピンクパンサーの２作目。ノーマン・カズンズさんに習って笑いで治癒力を高めるのだ。このシリーズはこの辺までが面白い。３作目から監督とピーター・セラーズが不仲になったということだが、作品的にもちょっと煮詰まってきてくどくなる。
ホネホネハエロ
- 2005-01-04 Tue 折れていた
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スキー場で追突され、負傷して帰ってきたペコさんは肋骨ポッキンだった。ぺこさんは、よく追突される人なんである。当分、水泳が出来ないと嘆いている。やれやれ。
午前中、チャペックさんを読み終える。「犬と猫」の項。猫は独り遊びをするけれど、犬はしない。私は、限りなく猫に近いとつくづく思う。起き出して、久しぶりにご飯を炊いて、水菜鍋でブランチにした。豚肉は入れずに、代わりに湯葉を入れてあっさりと。
午後から、シネコンで「ハウルの動く城」を観てくるけ？とペコさんと話していた。だけど、待てよ、去年の２日にやっぱり映画を観るつもりで、その大型ショッピンセンターに向かったが、遙か手前から大渋滞で、かなり早い段階で映画は諦めてUターンして帰ってきた。念のため電話してみよう。そうしよう。「もしもし混んでますか？」「はいはい、人気のは特にね。」「駐車場は？」「満杯だよ」。ちなみに電話に出たおじさんは暇そうだった。ということで、今日は取り止め。家でおとなしく？静養していよう。そうしよう。
夕方、チンザノと炭酸水をもってお風呂にはいる。ぬるめのお湯にゆっくり浸かって、アン・モロー・リンドバーグの「翼よ、北に」を読む。「海からの贈り物」の知的で洗練された印象とはちょっと違って、若い頃のアンは、とぼけた味わいが随所にあって面白い。
ポコモネコ
- 2005-01-03 Mon クリビア最高
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昨夜、DVDで買っておいた「クリビアにおまかせ！」（→コメント）を観たら、これが底抜けに楽しいミュージカル映画で、思わずポコにゃんを抱っこして踊り出してしまった。神経が興奮しちゃったのか、夜中の１時半頃に目が覚めて、そのまま眠れなくなってしまい（とほほ）、ベッドでカレル・チャペックのごあいさつを読む。あちこちにちりばめられたさりげないユーモアとふにゃっとした挿絵が、時にはうんと辛口のこの人の文章をより素敵なものにしている。ずいぶんと前に書かれた文章なのに、まったく色あせてないどころか、そのまま現代の生活にもあてはまるところがすごい。「郵便」の項。大概の人は手紙をすごくもらいたがるくせに、手紙を書くのはすごくいやがる。真理だ。「麻薬」の項。娯楽は、言ってみれば、人生の憂さを忘れるための麻薬のようなもので、はまりこんでしまう危険にみちみちている。ゆえに、知性と自覚を持って楽しむべし。にゃるほど。
6時頃起き出して、昨日作ったみぞれ雑煮をもう一回温めて（餅は焼いて）、腹ごしらえ。さて、ちょっと働こう。まずは燃料の補給。ストーブには灯油（タンク）を、薪ストーブには薪を、火鉢には炭を、裏の納屋からえっちら運んでくる。車のナビのバージョンアップ。ネットからダウンロードしてきたファイルをＳＤカードに入れ、指示通りにやっていく。前にもやったことがあるので、難なく終了。年末に届いたままになっている越冬野菜（大根・カブ・白菜・葱）を新聞紙にくるみ、箱にしまう。足先の感覚がなくなり鼻水がたれてきたところで、外仕事はお終い。お風呂に入る。体が温まったら、眠たくなったので、布団にもぐりこんだ。目覚めたら11時。
お昼は、トマトとタコの酢のもん、作り置きのトマトとアンチョビのソースを使ってパスタ、冷蔵庫にあったカルビ肉をグリルして、茹でジャガイモ、茹でブロッコリー、シメジのソテーをつけあわせる。それとパン。赤ワインを少々。クリビアDVDにおまけでついていたメイキングを観る。このDVDには、もうひとつおまけにサウンドトラックCDまでついている。お得かも。それを聴きながら、台所に立つ。踊りながら、ブリ大根、大根の皮と舞茸のきんぴら、白菜の切り漬け柚子風味を作る。
ポコにゃんは、一日ストーブの横で丸くなっている。ブチやんが、中庭にご飯を食べに来たときだけ、外に出ていって、何やらお話ししていた。けど、すぐ戻ってきて、また元の体勢に。
６時半頃、寒い寒い国からお２人が帰国じゃなかった帰宅。
ニャーシスター
- 2005-01-02 Sun まったりしたお正月
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９時頃目覚める。静かな朝。外を見たら一面真っ白だった。うっすら積もっただけで、景色が一変するから、雪ってスゴイ。
年明けには、自分宛に届いた年賀状に返事を書くのが慣わし。数枚だけなので、ひとつひとつ手書きで丁寧に。バナナとリンゴと紅茶セットを脇において、この作業に午前中一杯かかった。気がついたらお腹ぺこぺこ。ジャガイモと玉ネギの煮物の残りを使ってオムレツを作って食べる。パンにルバーブジャム。それと珈琲。
午後から事務所へ年賀状をとりに行く。水やりなど他にもいくつか用事をしてくる。雪はあっという間にとけてしまって、路面はたんにぬれているだけの状態。持ち帰ったてきた年賀状と、家に届いたのと、出してないのをチェックしてゆく。これに夕方までかかる。
夕飯は、ビール飲みつつおせちをつまむ。最後にお雑煮。火鉢で焼いた餅を汁碗に入れておいて、ブリ大根の残ったのに同量ぐらいの大根おろしを汁ごといれて温め、椀によそう。仕上げに柚子の皮を一片のせる。柚子があると、とたんにグレードアップするから、柚子ってエライ。
平穏な生活が戻ってきて、ポコにゃんはすっかり落ち着いたようす。すっかり安心して深く眠り込んでいる。
ファー
- 2005-01-01 Sat 元旦に思ふこと
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11時頃目覚めたら、既にお２人は、雪のたくさんある寒い寒い所へ向かって出発した後だった。マリア・カラスを聴きながら、お風呂に入る。火鉢に網をのせてお餅を焼き、ぺこさんが作っておいてくれたお雑煮をいただく。鶏肉の葛たたきにささがき牛蒡と人参。日本人でよかったなあ。お重に詰めたお節をつまみながら。年賀状を見てゆく。「年ごとにテレビも髪も薄型に」が最高傑作。喜劇役者のような差出人の風貌が思い浮かんで、初笑い。ユーモアってつくづく大事。
夜、ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートを観る。今年の会場は赤と緑のやや控えめな落ちついた飾りつけ。観客も含めて会場全体が一つの舞台装置になっている。指揮は、老練な楽団員に輪をかけて臈長けたロリン・マゼール。途中に挿入されるバレエ。猫よりも軽やかなダンサー達の足取りに目を奪われる。世相を慮ってラデツキー行進曲はなかった。
今年の抱負は、物の手入れをきちっとしてゆきたいと思う。
イツモノキュウジツ
