ぽこぽこ日記 - 2004年12月
- 2004-12-31 Fri 地に足着いた
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今年最後の日は9時半頃目が覚めて、そのまましばらく布団のぬくもりの中にいた。起き出して、お部屋の掃除に取りかかる。いつもの5倍ぐらいの丁寧さ(普段は埃では死なないとの持論でもって、ほんとに死なない程度の掃除しかしない)で、一年の埃を吸い取る。
雪が降りしきる中、昼過ぎに事務所へ。これぞ北陸の雪という、たっぷり湿気をふくんだポタンポタンの雪。冷え切った事務所で、データのバックアップをしながら、つけ忘れていた伝票などを書いて、最後のお仕事。寒いとパソコンも動きが鈍い。「休みだと思って安心していたら、急に働かされたんだもん」という不平が聞こえてきそうにのろのろと働いてくれる。べとべと雪だけど、後輪駆動の車は、交差点で発進するときに、ちょっとふかしてもお尻をふりふりするので、そろそろ運転しつつ帰ってきた。キャロル・キングを聞きながら、最後のアイロンがけをしたり、洗濯したシーツを布団にかけたり。すっかり終わってから、ゆっくりお風呂につかって温まる。
年末に余所の人がひっきりなしに出たり入ったりしていたので、ポコニャンはすっかり情緒不安定になってしまった。お正月になると静かになるから安心していいよ。ぽこにゃんには、新しいバンダナをつけてあげる。中にハーブがつまっていて、さっそくペロペロ味見している。さて、これから年越しうどんを食べて、松健サンバでも見ましょうか。
今年、たくさんの仲間を殺された熊さんたちは、今ごろ怒った夢をみながら冬眠しているのだろうか。地球はほんとは寒冷化に向かっているのだそうだ。にもかかわらず、こんなにも暖かいのは、人間が便利を追求しすぎているせい。人間の身勝手がもたらした環境破壊のあおりを食らって、とんだとばっちりを受けた熊さんはじめ自然界の生き物たち。かならずやしっぺ返しはやってくる。ひとつひとつ自分の頭で考えて、足元のしっかりした暮らしをしてゆきたいものだと思う。
ヘイワガイチバン
- 2004-12-30 Thu 長い道のりでした
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9時頃起き出して、間髪入れず宛名書きにとりかかる。よく知っている親しい人には、ニャンコの絵を付け加えたりもする。黙々とこなすこと4時間。ついにゴール。よくやったー。
午後からススムさんとセッチャンが最後の掃除に来てくれる。今日も2人は、蕎麦を食べに行くとかで、いつの間にかお出掛けしていた。そんなにガソリンばらまいてどうする。寝床に入ったのが今朝方だったし、ちょいと昼寝しようと、うつらうつらしたところにぺこさんから電話「terrattaさんのところに紹介されていたあのお店のなんだっけ?どこだっけ?」。「カリン、西武の隣」。3時過ぎに昼寝から起き出して、働き者の叔父さん叔母さんに好物の揚げ菓子を作ってあげて、コーヒーを淹れて、休憩してもらう。それから、サイトの献立の更新にとりかかる。日記もたまってる。夏休みの絵日記みたいで、たまるととたんにいやんなるなあ。
7時頃、仕事を終えた叔父さん叔母さんに、お正月用のお菓子や珈琲を差し上げたりしてお見送り。今日も一日オツカレサン、さあゆっくり風呂につかろう、と思ったところにぺこさんより電話「夕飯にお客さんを呼んだから、ご飯炊いといて」。冗談?いやほんと。もう少し早く知らせてくれればいいのに…。というよりは、心は既にくつろぎモードに入る準備万端整っていたのだ。今日はもう働けません。というわけで、今晩の接待役は辞退させていただきまっす。すんまっそーん。
ソーン
- 2004-12-29 Wed いちまいーにまいー
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朝方、やけに頭上に物が降ってくるなあと思いつつ、昼近くまで寝ていた。起きたら、時計、ラジオ、本が枕の周りに散乱していた(byぽこやん)。どうやら仕事は納まらなかったとみえて、あれこれやることがでてくる。とはいえ、ネットを使って振込が出来るから便利なコトだ。ちょいちょいと口座から口座へとお金を動したり、振込手続をしたり(危険な感じはつきまとうが…)。午後から事務所へ。泳がないと気が済まない約2名は、唯一開いている砺波の市民プールへ遠征。私は、年賀状の印刷の残りをしながら、せっせと宛名書き。明日は、今年度最後のゴミ収集の日。なぜか事務所内のくずかごはどれもこれも満杯。立つ鳥後を濁しちゃイカン。全部ひとまとめにして、流しの網カゴも綺麗に掃除してすっきり、さっぱり。年賀状の印刷が終わったところで、ゴミ袋を抱えて帰宅。
夕方からひたすら年賀状の宛名書きをする。私は手を動かしているのが何より好きなので、これは半分趣味の世界。出かけた2人からは、夕飯を家で食べるのかどうなのか、とにかくウンともスンとも連絡がない。残り物を適当につまみつつ、宛名書きの続きをする。8時過ぎに2人が帰宅。富山で食べてきたとの事後連絡。あっそ。明け方4時まで宛名書き。あと150枚にゃ…むにゃ。ぽこにゃんはタンスの上でスヤスヤと…。
セッセトネムル
- 2004-12-28 Tue 今年一年お疲れさまでした
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今日は仕事納めと忘年会の日。最後までバタバタ仕事。夕方、ぺこさんと車を一台返しに行く。事務所に戻ってきて、金沢へ向けて出発。高岡駅から事務所のスタッフ6名で鈍行に乗ってゆく。金沢駅からはタクシー2台に分乗して、郊外のイタリアンレストラン「ラ・ヴィータ」へ。日頃何かとお世話になっている影のスタッフのウリ子さんは車で駆けつけた。
自分で手をかけて作ったものが結局は一番美味しい(ゆえに料理をしない人は、ホントの味は判らないんじゃないかな)。だから、わざわざ足を運んで外で食べるメリットは、普段自分では作らない(作れない)料理を味わうこと、サービス、そこでしか味わえない雰囲気(例えば、景色もしくは店の内装、マスターの人柄など)につきると思う。ラ・ヴィータは、その点が全て合格。サービスが心地よく、料理が出てくるタイミングもまずまず。イタリアンの良さである素材を生かすという点がきちっと出来ていて、さっぱりのあっさりで大変好みの味つけ。オリーブオイルの質がいいので、全部食べてもちっとも胃にもたれない。すっかり楽しい気分で酔わせてくれるお店だった。欲を言えば、食後にグラッパをきゅっとやりたかったところ。帰りは、スタッフは電車で、我が家はウリ子さんの運転にて帰宅。ウリ子さん、いつもながら、ありがとう。
トシワスレタ?
- 2004-12-27 Mon こまねずみ
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仕事納めまで後2日を残すのみ。クルクル舞で仕事をこなす。夕方、トさんはプールへ。私とぺこさんは居残り仕事して遅くに帰宅。
オソイ
- 2004-12-26 Sun 恒例のブリパーティ
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今年もでっかい鰤が泳いで来た。まずは、魚の達人カズ叔父さん(ぺこさんの義兄)に頼んで捌いてもらう。見事な切り身に変身した鰤に、叔父さんの美味しい手作り味噌までおまけにつけてくれた。連れあいのカズ叔母さんが亡くなってから久しいけど、叔父さんは手まめで料理上手なので、叔母さんの生前から一緒に耕していた畑で今も野菜を作り、しっかりときちんと一人暮らしをしている(すぐ近所に娘さん夫婦も住んでるので、なお安心)。叔母さんは2月の一番寒かった朝に亡くなったので、寒い季節になると、ふっと、さばっとした叔母さんの笑顔を思い出す。我が家の車庫に住んでいた猫の金太(メス)も同じように寒い朝に天国に行ったし、ばあちゃん(ぺこさんの母さん)が旅立ったのも寒い季節だったなあ。
今晩の鰤ディナーには、来年、蔵の修復でお世話になる大工さんと左官屋さんをお招きすることになった。すんまそーんの研修生ズノくんにも声をかけると、二つ返事で「伺いまっす」。ぺこさんは、朝から、牛蒡とあわせた醤油煮、そしてもちろん大根とあわせた味噌煮(ブリ大根)を、ことこと煮いている。昼過ぎ頃から、押し寿司を作ったりして、ぼちぼち準備を始める。5時過ぎにズノくんが一番乗りで到着。なぜか、さっそくトさんに掃除機がけをやらされている。「ココとココはオレがやったから、ソッチかけて」(「オレ」は余計じゃないすか?)。掃除機が終わったら、今度は大根おろし。人使いがコトのほか荒い家なのである。ニコニコしながらそれらをこなすズノくんは次男坊。その上、中学高校と寮生活が長かったので、そんなのへっちゃらみたい。
準備しておいたものをどんどんお皿に盛ってテーブルに並べていく。6時過ぎにお客さんが到着して鰤パーティのはじまりはじまり。まずはシャンパンで乾杯。魚焼きグリルで鰤の切り身を次々に焼いていく。傍らでは、ぺこさんが、刺身をずんずん造る。今年の鰤はことのほか美味しいようで(ぺこさんと私は赤身が苦手で食べられない)、あっという間に売り切れ御免で追加注文が来た。ウリ子さんとゴマさんはせっせとお運びの手伝いをしてくれる。にわかに飛来した鴨ロースがまた好評。臭みが全然なく、マスタードも何もつけないで充分に美味しい。はっと気が付いたら、残りが一切ぽっちになっていた。お酒も美味しいどころがどんどん進んだようで(台所方には全く廻ってこなかった)、話もズンズンはずんで、夜は更けゆく…。
ポコモシロイノガスキ
- 2004-12-25 Sat いかにもの年の暮れ
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9時頃目が覚めて、紅茶を淹れて、バナナとリンゴを食べつつ年賀状の宛名書きをする。変わった人名や住所などに出くわすと面白い。高岡市に西藤平蔵という人の名前みたいな地名がある(ちなみにニシトヘゾウと読む)。富山市には西田地方(ニシデンヂガタと読む)なんて地名もある。しばらくして、隣室の2人が起き出していって、にわかにドタバタと騒がしくなったと思ったら、次の瞬間にはもう静かになっていて、階下に降りると、もぬけの殻だった。師走だなあ(いやいや、これはいつものことか)。ぺこさんはウリ子さん達と一緒に七尾へ買い出しに、トさんはプールへ行ったもよう。
お風呂に入ってすっきりしてから、お粥を作って食べながら、日記と献立の更新をする。それから宛名書きの続き。合間に、ひっきりなしに電話がかかってくる。レーコ叔母さん(トさんの、性格がそっくりな妹さん)から正月のスキーについて、新聞屋さんからは集金に来たい旨、2軒の洋服屋さんから連絡事項、なんとか水の販売の勧誘電話。それから郵パックで荷物も届く。はあはあ。
夕方ぺこさんとプールへ行って、すきすきプールで、潜水50m1本、クロール500m、バタ足500mしてから帰宅。軽く腹ごしらえをすませて、さあて、ばんばん書くでー。
オー
- 2004-12-24 Fri 仕事も大詰め
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昨夜、湯たんぽを入れて寝たら、ほこほこと暖かくて、ほとんど暑すぎるくらいだった。そこへ、京都から夜遅くに帰ってきたぺこさんが、私が肌布団1枚だけかぶって寝ていると勘違いして、もう一枚ごっつい布団をかけてくれた。さらに、その上に、とどめとばかりにポコにゃんまでがのっかったものだから、さあ大変。「むむう身体が重い、つぶされそうー。あづいー。」
6時半頃起き出して、朝のお仕事。出張のため前夜遅くに帰宅したお二人は静かに寝ておられる。今年度の仕事日は今日を含めてあと3日。今日は賞与(今年もちゃんと出た)の日。少しずつ準備しておいた年末調整の計算の仕上げをして、間違いがないかチェックしつつ、表に書き込む。明細を印刷して、伝票を書いて、出納係さんに手渡す。年賀状もGOサインが出たので、印刷開始。インクジェットで写真を使うので、印刷に時間がかかる。ちょっと目を離すと、用紙(葉書)切れになっていたり、インクが無くなっていたり、もしくは原因不明で止まっている。印刷機って駄々っ子のようだ、といつも思う。こまめに目をかけつつ、半日で半分近くが刷り上がった。もちろん合間には、せっせと宛名書きの内職を開始する。
お歳暮の送付先のリストを作成したりしてから、7時半頃ぺこさんと事務所を出た。大工のマツさんの家に挨拶のお酒を届ける。マツさんは、仕事でまだ帰宅しておられず、オクサンとオコサン2人がいて、ちょっとだけ家の中を見せてもらった。土蔵造りの古い町屋を素敵に改造して暮らしておられるのだ。戸や敷石などの内装はもちろん、電気の傘やコードやスィッチの部品なども古い物を探してきて使ってあったりして、細かいところに至るまでこだわりが感じられて、とても楽しい。見ているうちに屋久島の送陽邸のことが思い浮かんだ。自分の手で少しずつ家に手を入れながら、それをすごく楽しみつつ、上手に暮らしておられるなあと感心した。かわいいチビマツくん(兄)とチビマツコちゃん(妹)が、次々といろんなものを取り出してきて見せてくれる。
8時過ぎに家に戻ってきたら、プール帰りのトさんもちょうど着いたところだった。3人で「あ蔵」さんへ。先に事務所から電話を入れたら「ちょうど、かぶらずし出来たとこや、はよ来られまー」とマチコさん。やたらと酒のすすむつまみが次々と登場し、持ち込みの生麩(京都直送)はさっそく田楽にしてもらう。イブ?なので途中から赤ワインも加わり、亭主のマルさんも一緒に話がはずむ。マルさんは、我が儘な客のリクエストに応えて、歩いて3分の自宅まで、うどんをとりにいったり、ワイングラスをとりにいったり。あと2つぐらい胃が欲しいと思いつつ腹一杯食べ、あと2つぐらい肝臓が欲しいと思いつつ腹一杯飲んだ。
店を出て、マチコさん(とマルさん)の自宅へ。同じ敷地内に息子のタッペちゃんが現在家を新築中で、もうほとんど仕上がるところ。去年、うちの改装に来てくれていた若い大工のクボちゃんが手掛けた始めての大きな仕事。施主タッペちゃんも自ら大工として働き、今晩も庭師の友達に手伝ってもらって、寝室の天井によしずを貼る作業をしている。そこへ乱入したヨッパライ達が、ああでもないこうでもないと、指図するやら、手を出すやら。奇跡的に貼り作業の半分が仕上がったのを見届けてから帰宅。
ベロンベロン
- 2004-12-23 Thu 初雪うっすらと
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初雪。朝起きたら、うっすらと積もっていた。今年度最後の不燃物ゴミの日。7時に起きて、紅茶飲んでバナナ食べて目を覚ます。毛糸のセーターを着込んで、毛糸のマフラーを首に巻いて、毛糸の帽子をかぶって完全防備。羊さんありがとう。ゴミの区分けをして、ゴミ置き場までとことこ3往復。最後に生ゴミを出してお終い。ついでに納屋の中の整理もする。
9時頃事務所へ。休日出勤して、年賀状のデザインの続きをする。こういうのは静かな環境でやるとうまくゆくもの。ようやく納得できるものができた。後は所長のOK待ち。そろそろ宛名書きにとりかかりたい。
事務所からプールへ。一人1コースの快適プール。両隣のコースがともにお腹の引き締まったスイミングの少年で、両方の水中の動きをほれぼれしながら眺めつつ泳ぐ。美しい少年を愛でる趣味は持ち合わせてないのだけど、やっぱり、隣にポテポコのお腹をした(また、それを強調する葉っぱみたいなパンツをはいている)おっちゃんが泳いでいるよりは、ずっと気分がよい(これもセクハラ?)。息継ぎするときに水飲みそうになるものなあ。私の倍以上のスピードでスイスイ泳ぐ彼等につられて、やけに身体が軽いように感じつつ、のったりクロール1キロ(連続)、さらにバタ足500m。最後に歩き。しかしあっという間に身体が冷えてきたので歩きは10分だけ。
プールから帰ってきたら、生協さんが届いていて、仕分けをしてからお風呂に入る。昼ご飯を食べ終わったところに、ススムさんとセッチャンが来て、雪囲いの続きをしてくれた。ぺこさんの希望により、去年までしていたプラスチック製の波板を廃止して、杉板を横に渡す。綺麗に仕上がった。6時過ぎ凸ちゃんより電話「お二人は今から京を出られます」「お疲れさんどす」。
ドス
- 2004-12-22 Wed かにかに
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今日明日とト・ぺこさんは京へと出張。朝からばたばた。コーヒーをポットにつめて、みかんと干柿と共にお出掛けバッグに入れて、「では、いってきまーす」。(1分後)。「忘れものー」。これはいつものこと。
事務所に行く前に佐武スーパーに寄っていく。年末ということもあって、スーパーは活気に溢れていて、何だかそれだけで嬉しくなる。あ蔵(居酒屋)のまちこさんに会う。午前中は、飲食店関連の人がたくさん買い出しに来ている。お歳暮用にカニを送るので魚売場へ。店頭の水槽には小さいのしかいない。「これしかいませんか?」「奥にたくさんおるから入ってって」。売場の裏に回ると、大きな水槽一杯にカニがかにかにぎょうさんひしめいていた。キビキビした魚担当のおっちゃんに適当なのを選んでもらって、発送の手配をすませる。
年賀状のデザインなど年末仕事に追われて気が付いたら7時。事務所を閉めて、ホームセンターに寄って、雪囲いに塗るためのオスモの防腐剤と塗料を購入。CD屋さんに寄って、頼んであったピンクパンサーのオムニバスCDを受け取ってから帰宅。すごく冷え込んできたので、ゆっくりとお風呂に入って温まってからおやすみ。
ナハイ
- 2004-12-21 Tue 食べがいのある
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7時頃起きた。農民連さんの配達で届いた大きなカブを、身と葉は茹でておひたし、身の一部は糠漬け、皮はきんぴらにして丸ごと料理。頂き物のかぶらずしも加わってカブずくしの食卓。
年賀状のデザインを考えたり、会計処理をしたり、気がついたら8時半。ト・ぺこさんは明日出張のため、その準備でさらに遅くなりそうだったので、先に帰ってきて、暖を入れて、お風呂を入れて、夕飯の準備。午後からぐんと冷え込んできて、寒いから鍋。身体の中から温まる。それからお風呂に入ってぬくぬくになって布団に潜り込んだ。
ゴクラク ゴクラク
- 2004-12-20 Mon 足取りまでも
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6時半頃起き出す。暖かいくらいだけど、ストーブに火を入れて、火鉢の炭を掘り起こす。月曜日の朝は一番元気。早めに起きたし気持ちに余裕もあり、鼻歌交じりにおかずを作る。口ずさむのは、もちろんピンクパンサーのテーマ曲。タラタラーン。
事務所に着いたら大忙し。2時半頃やっとお昼にありつけて、その後もくるくる仕事。気がついたら7時。余力があったのでプールへ。30分ほど歩く。水は冷たいし気分的に寒い。やっぱり寒い季節は風呂が一番だなあ。帰ってきて、部屋に暖を入れて、お風呂を入れて、洗濯機を回して、おかずを温める。ランプの明かりで、風呂に入る。湯船で、ジンソーダを飲みつつツマミを食べている瞬間が一番のんびりできる。でもって、気がほぐれてくると、またまた、タラタラーンが自然と口をついて出てくるんだ。
ンンンンー
- 2004-12-19 Sun 日本語英語
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いつまでも果てしなく寝ていられる気分で、昼近くまで寝ていた。階下では来客があった模様…。さらに、お二人はプールに向かった模様…。冷凍庫からソバ粉のクレープを取り出して、ジャガイモとブロッコリーの和えもの(残り)をのせて真ん中に卵を落として焼く。もう一枚はリンゴと蜂蜜。コーヒーを淹れて、新聞読みつつのんびりブランチ。
今日も、午後からススムさん&セッチャンが大掃除の続きに来てくれた。晴れた日にベランダの簀の子を立てておきたいのだけど、ススムさんが仕事を休める火曜と木曜がうまく晴れず、今日までのびのびになっていた。今日は午前中から晴れていて、明日からはまた雨が続くとの予報(といってもここ最近の天気予報はあてにならないけど)なので、それーっとベランダ掃除。
ブランチを食べ終わり、だらんとくついでいたところに、アメリカの友達より電話。ポン菓子を送っておいたのが届いたのこと。彼氏(アメリカ人)がすっかり気に入ってぽりぽり食べていたとか。久しぶりだったので1時間ほど話す。途中から、パーティ帰りの彼氏も加わって、英語混じりのへんてこりんな会話を交わす。向こうはワインを飲み過ぎたって言っているくらいで酔っているから、こっちも気が大きくなって、日本語混じりの適当な英語で話す。
3時頃プールへ。顔なじみの掃除のオバチャンと一緒に泳ぐ。オバチャンはスクールに入っていて、その仲間達のドタバタぶりを面白可笑しく話してくれる。泳いでいるよりしゃべっている(笑っている)時間の方が長かった。帰ってきてお風呂に入る。
夕飯は、ススムさんセッチャンと一緒に寿司屋さんへ。新しくなったお店には部屋があるので(前はカウンターだけだった)、そちらでいただく。ほんとはカウンターでマスターの顔を見ながら食べたいのだけど、お部屋だと煙草の煙に悩まされなくていいのでいい。たらふく食べて、代行にて帰宅。運転手さんは、最初、三千円くらいだと言っていたのに、家に着いてみると、何と四千五百円だと言う。みんなしておでこに怒マークを浮かべて「よんせんごひゃくえーん?」「高速(無料)使ったので距離メーターが…」。もう二度と使わんぞよ、○○ツー代行。
オボエテリョ
- 2004-12-18 Sat タラタラーン
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10時頃起床。朝から、ススムさんとセッチャンが掃除に来てくれた。午前中は晴れとの予報だったのに、見事に雨。ほんとはベランダの簀の子をたててしまいたかったのだけど、それは諦めて、座敷と車庫の掃除をしてもらう。
昼前にお2人はプールへ。私はブランチの準備にとりかかる。大勢(といっても5人だけど)の時は、鍋物に決まり。今日はキムチ鍋。最初、水餃子入りにしようと思っていたのだけど、おかずがいっぱいになったので、餃子は入れなかった。プール帰りにいつもの魚屋さんで、お刺身と鰺を買ってきた2人が帰ってきて、みんなでブランチ。
ブランチが済んだところに、タケチャン(叔父さん)が暮れの挨拶に来られたので、コーヒーで一服。3時半頃プールへ。先にスポーツ店に寄って水泳帽を買う。ちょうどスクールが終わったところで、次のスクールが2コース使っていたけれど、それでもガラガラ。寒くなってみんな泳ぐ意欲が薄れてきたのかな。のったりクロール500m、バタ足500m。
夜、お部屋シアターにて『ピンク・パンサー』シリーズを観る。ピーター・セラーズ最高!。すっかりとりこなんである。タラタラーンのテーマ曲が頭からはなれないー。
タラタラーン
- 2004-12-17 Fri 移転新装だったのね
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朝ご飯はぺこさんの所望により、何にもいれないキャベツの塩炒め。ときどき、無性に食べたくなるのだそうだ。今日から、お弁当の容器を新しいのにした。熱海の骨董屋で信じられないような安価で入手した前の漆塗りの三段重は、なにしろ毎日使うので、ところどころ漆がはげて無惨な状態。漆職人さんに直してもらわないといけない。新しいのも漆塗り。大きさはほぼ同じだけど、前のは丸で、今度のは四角。
3時のおやつをみんなに出して自分も食べて、歯を磨いてから、抜け出して歯医者さんへ。奥歯のかぶせ物がとれてから随分たつ。固形物を食べると必ずはずれてガリッと噛んじゃうので、このところ、食事前には、まるで入れ歯を外すように、取り外してから食べていた。ふがふが。昔から何度も行っている事務所の近くの歯医者さんに到着。あれ?玄関に張り紙がしてある。朝、予約の電話したときはやっていたのになあ。夜逃げかなあ。そういえば、前来たときも、設備は老朽化してきてるし、技工士のお姉ちゃんも感じ悪かったし、何となく薄暗くてちょっとっていう雰囲気が漂っていたものなあ…などと早合点しつつ、張り紙を読んでみると、なんだ、隣の隣に新築移転したのだった。ちいとも気がつかなんだ。院内には新築祝いのお花があちこちに飾ってあって、移転ほやほや。先生も技工士のお姉ちゃんもやる気まんまん、きびきび働いている。はずれたかぶせ物は直ぐにつけてもらえた。虫歯を発見されて、ついでに削って貰った。歯周病の原因になるから歯石をとりましょうと言われたけど、それは止してもらう。歯石をとると歯がすうすうするから。
そろそろ年賀状を作成しないといけないので、その前段階の名簿の整理をしていたのが、今日ようやく終わった。ぺこさんは急ぎの仕事にかかりきりで、8時頃まで残業して事務所を出る。トさんは、夕方、会議のため富山へ向かってから行方知れず。もう遅いし、寒いから、どこかで食べていこう。最初に寄ったさむでぃ(居酒屋さん)は忘年会で満席だったので、ラーメン屋さんへ。寒い日は白髪葱がこんもりのった味噌ラーメン。このピリ辛のスープ病みつきになるなーっとずるずるとラーメンをすする。「息子宛に頻繁にオレオレ詐欺や勧誘の電話がかかってくるがいちゃ」となどと話しているその矢先に、ほんとに詐欺電話がかかってきた。受話器をそのままにして相手の我慢度をはかる人の悪い(よい?)ラーメン屋の店長さん。トさん用の焼き餃子をもらって帰宅。
マルイハポコ
- 2004-12-16 Thu ここ一番の煮物
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6時過ぎには目が覚めた。紅茶飲んでから、朝の仕度にとりかかる。最近話題の氷見牛をいただいたので「しぐれ煮」というのに挑戦してみることにした。氷見牛は、寒鰤とは違って、全国ブランドではないかもしれないけれど、とっても味がよく美味しい。ネットで作り方を検索して極上牛肉のしぐれ煮を参考に作っていく。水飴はないので代わりに本みりんを使う。ちょうど炊きあがったご飯を茶碗によそって、しぐれ煮をのっけ、台所で立ったまま食べる。んまい。幸せ。
隣では、ぺこさんが手間かけて大鍋いっぱいの煮物を作っている。昨日、トさんが出稼ぎ帰りに買ってきたとうふや孫兵衛のがんもどきがポイント。これを入れると煮物にコクが出るのだ。できあがりは、作った本人が絶賛のここ最近では一番の出来。「勝因は?」「全部の食材を丁寧に下茹でしたところです」。
午前中、せっちゃんおばさんが来てくれた。今日はススムおじさんも一緒。タカマチの前側の建物を取り壊す前に、蔵の補修用に壁土をとっておかなければならないので、その作業をしてもらう。漆喰をはがして、土だけを木舞(こまい)から丁寧に取り除いていく。小柄で身軽なススムおじさんは、とにかく丁寧な仕事ぶりが評判で、この時期、あっちこっちからお声がかかり、人気えーとえーと(たいへん人気があるという意味)。
7時まで、せっせとデスクワークをして事務所を出る。家に入る前に、タカマチの作業の進行具合を見て、全部終わっているのにビックリしてから家へ。寒い中の外作業、ほんにご苦労様でした。お風呂を入れ、残りご飯でお粥を作り、煮物を温めてから夕飯。一日外で過ごしていたポコにゃんは、ナナナナーといいながら帰ってきて、あっという間にタンスの上に飛び上がって、眠りこんでしまった。私も10時前にはもう床の中にいた。
グウ
- 2004-12-15 Wed 釜飯の容器はたいしたもんだ
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明け方、なんか寒いなあと思いながら寝ていたのだけど、ポコ様が布団のちょうど真ん中にでんと寝ておられて、ワタシは端っこの方に追いやられていたんだよ、ぽこにゃん。寒さで6時前に目が覚めて、もう一度目をつむってパチッとあけると7時過ぎだった。ありい?
アラジンと火鉢と薪ストーブに暖を入れて、朝の仕度にかかる。ご飯は残りがあるので炊かないで、代わりにおかずをいろいろ作る。大根を炊くぺこさん「煮き合わせは豚の三枚肉がいい?それとも?」「トリ団子がいい、ショウガ風味でね」。午前中からセッチャンおばさんが年末のお掃除に来てくれた。猫の手も借りたい年末に、助かる、ほんと。
事務所に着いて、事務所の分の家事をこなして、お昼ご飯の準備をする。午後から凸ちゃんちに荷物を送る準備。生ものなので、昨日から送ってもいいかどうかメールで問い合わせていたら、明日は家にいますとの返事が来た。隙なくパッキングして、宅配さんに連絡して集荷に来てもらう。
トさんは夜のテニススクールなので、夕飯の準備もする。峠の釜めし(元祖おぎのや)の容器をとってあったのでご飯を1合炊いてみた。これが上手い具合に炊けるのである。うっすらお焦げもできていいかんじ。朝方の冷え込みもあって、鼻がじゅるるで、多少寒気もするので、プールは休んで帰宅。お風呂に入って温もってから、夕飯食べつつ生協の注文書をぺこさんと書く。でも途中でリタイア。続きは明日の朝。
サムカッタノ
- 2004-12-14 Tue 疑ってごめんなさい
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6時前にポコにゃんに起こされた。お腹すいてたのか、虫の居所が悪かったのか(朝っぱらから?)、しつこく粘るので根負けして起き出した。本日の一番、ポコヤマの勝ちぃー。
起き出して、まずは暖房関連のお掃除に精を出す。アラジンのストーブを台所に運んできて、古い歯ブラシと古タオルの切れ端片手にピカピカに磨く。それから薪ストーブのガラスを古布で拭き拭きして(灰をつけると面白いようにススが落ちる)、たまった灰を取り除く。火鉢は炭籠に炭をどっさり入れておく。昔は米と味噌と炭の在庫のあることが豊かさの指標だったのだなあ。出張組の2人は朝一便で帰ってくる予定なので、お弁当を作る。ご飯は事務所に行ってから炊くことにした。
一通り仕事が済んだところにガス屋さんが点検にきた。ガスの点検といえば、偽の業者さんもいると聞くし、今日は1人だけだし、ちょっと身構えたけど、ほんとにガスの点検だった(ようだ)。点検屋さんの方でも、その辺はかなり気を遣っているご様子。
事務所に行って、ご飯を炊いて、押し寿司を作った。おやつにゆずかんも作った。ゆずの皮を剥いて細かく刻むまでが一仕事で、先日のうちにその下処理をして甘煮にして保存しておいたから、今日は、水でのばして甘味をつけて寒天で固めるだけ。鼻歌まで歌っちゃう(平野レミさん風)。
少し冷え込んできたけど、まだ雪は降らないナ。
フワフワノアレ?
- 2004-12-13 Mon ノミめ
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7時過ぎに起き出した。ゴミ出しや片づけなどあれこれ家事をしてから、ご飯を炊く。今朝は1人なので2合だけ。炊きたてご飯と味噌汁があれば、あとはなーんにもいらないなあ、と思いつつハフハフご飯を食べる。1人分のお弁当を詰めてから事務所へ。月曜日は、掃除機をかけたり水やりをしたり、何かとやることが。年賀状の準備もしなければならないし、その前に名簿の整理をせにゃならん。何だかんだで気が付いたら夕方。所長さんが留守なので、事務員さんたちも終業の30分ぐらい前からスタンバイして、ベル(鳴らないけど)と同時にお疲れさまー。物騒なので、玄関の鍵は閉めて、名簿整理の続きをして、6時半頃事務所を閉める。
昨日、ノミ軍団に襲撃された後が、赤く腫れてきて、どちらかというと肌は白い方なので、やたらと目立つ。監視員の人に笑われそうだなあと思いつつプールへ。わりと空いていて、のんびり歩きとバタ足。さて、そろそろ帰ろうかいと上がりかけたところへウリ子さんが来た。帰ってきて、お風呂に入って塩素を流す。常備菜をつまみつつ、洗濯したり、洗濯物をたたんだり。明日は何作ろうと考えたり。ああ、2日間のんびりできてよかった。
ヨカッタ
- 2004-12-12 Sun 映画の長はしご
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9時頃目が覚めたら、やたらと右肩がかゆい。どうもぽこやんのペット(ノミ)にやられたらしい。しかも団体さんだった模様。赤く腫れたポチを数えてみると実に9ヶ所。かゆい。ト・ぺこさんは今朝から東京へ出張。お天気がいいので、布団と洗濯物を干して、部屋の掃除。パンにチーズをのせて焼いて、コーヒーを淹れる。新聞を読みながら、テラスでのんびりブランチ。ぽこやんは傍らでごろんと日光浴。
1時過ぎに布団を取り入れて、車でお出掛け。高岡駅に車を置いて、図書館へちょっと寄って本を借りてから、電車に乗る。行き先は福井。昨日ネットで映画情報を見ていたら、先日見損ねた『父と暮らせば』を福井のメトロ劇場で上映中とわかり、お日柄もいいし、小旅行に出かけることにした。缶ビール飲みつつ、車窓から晩秋の田んぼを眺める。特急しらさぎはガラガラ。席を4つ占領して、足を伸ばして座れる。やがて福井駅に到着。金沢と比べると、福井の駅前は随分こぢんまりしている。古めかしい路面電車がギシギシいいながら走っていたりする。福井の人は、富山とも石川ともかなり違っていて、大ざっぱに言うと「のんびり」していて、とてもいい。
メトロ劇場は、まあまあの入り。雰囲気的に富山松竹とちょっと似ているけど、メトロ劇場の方が、設備もよく、やや活気がある。映画を見終わってから、すぐ近くの「ヨーロッパ軒」へ。禁断の味のB級グルメ。ソースカツ丼を食べる。たまにはこんなのもいいね。でもやっぱりカツ丼は卵とじがいい。
福井から鈍行にゆらゆら揺られつつ気持ちよく居眠り。金沢で途中下車して香林坊へ。いつもの映画館で今度は『ドリーマーズ』を観る。前情報なし。だけど、なかなか面白かった。金沢から再び鈍行に揺られて高岡へ。車にて帰宅。お風呂に入って温まってからお休み。それにしても右肩かゆい。
ユメカニャ?
- 2004-12-11 Sat 今日も来客あり
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昼頃むにゃむにゃ起き出す。お2人はとっくにプールへ行ったもよう。豆乳粥を作って食べて、散髪屋さんに電話して、45分後に予約を入れる。車にて出発。まずはホームセンターへ行って、ぽこやん&ぶちやんのご飯を買う。ふたりとも競うようにして食べるので、えっもう?という位に在庫がなくなるのが早い。その分、お二人とも確実にお腹がぽってりしてきた。いくら冬前とはいえ、ちょっと考えんといかんなあ。それから、CD屋さんで、頼んであった『クレーメルランド』を受け取る。
散髪は、久しぶりなので、すでに髪はあっちゃこっちゃに伸びて収拾がつかないくらい。「どうする?」「手入れの楽なやつでおねげえしやす^^」。ちょきちょき切ってもらっている最中に家から呼出の電話が入る。「午後からオタさんのところへ見学に行こうと思うが。」「へい、終わったら一旦かえりやす」。
家に戻ると、来客あり。先日、来られた若い大工のマツさんが師匠ザキさんと一緒にタカマチを見に来られたのだった。ト・ぺこさんはプール帰りにブレッド(パン屋さん)に行って、Oさん夫妻と遭遇。そのままOさん夫妻もやってきた。ザキさんは、タカマチの古家は、ほとんど価値のない建物との判定を下されたようだ。
結局オタさんには連絡がとれず、ト・ぺこさんはOさん夫妻とともに戸出の古道具屋へ。店のおじじとおばばは、欲たましいだけで、良いものと悪いものの価値がわかっておらず、とんでもない掘り出し物があるとのことだが…。
私はプールへ。ボート部が賑やかに合宿をしていた。鏡の前でオールを漕ぐ練習をしている。上手い人は、腰がぴたりと決まっているのだな。何事も要は同じなんだね。帰ってきて、残り物をつまみながら適当に夕飯。そのうち、埃まみれになったト・ぺこさんが、意外と早く帰ってきた。
ゲホンゴホン
- 2004-12-10 Fri 大きなカブ(株)
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6時半頃、今朝も始発電車の音で目が覚めた。お腹のあたりにポコにゃんがいるなあ重いなあと思いつつ、しばし横になっていた。7時頃起き出して、朝のお仕事にとりかかる。豆乳の白味噌仕立て。塩水に浸けて砂抜きしたアサリを土鍋で酒蒸しして、そこへお湯と豆乳を注いで、火を入れすぎないように気をつけて、白味噌と麹味噌半々ぐらいで味つけ。その間に火鉢に置いた焼き網で玄米よもぎ餅を焙る(団子や生麩でも美味しい)。お餅をお椀に入れて、豆乳味噌汁を注ぐ。仕上げにユズの皮をのせる。豆乳と甘めの白味噌がよく合うのだな。今シーズンの最後に収穫したピーマンは、定番の細切り炒め。エリンギは手で裂いておく。フライパンに油を熱し、鷹の爪と生姜の薄切り2ー3枚を入れ、トリ挽肉をさっと炒めて、エリンギ、ピーマンを加えて、味噌と砂糖ひとつまみで味つけ。箸休めにぴったり。タケノコの細切りを入れても美味しい。
ピーマン炒めを盛り付けてある鉢は、先月、七尾のいしり亭で買ってきたもの。能登島の藤井博文さんという方の作品で、急須も買ってきたのだけど、どちらもとても使い勝手がいい。藤井さんは料理をされる方なのかもしれないなあ。
事務所に行く前に、古着屋さんに寄っていく。ぺこさんが目をつけていた白いインナーはまだ値下がりしてなかった。ぺこさんも、私も、それぞれに冬物を何点かずつ購入。今日は、いつにもましてお買い得な品物ばかり。店長さんのお薦めが、やっぱりよいのである。
先日運んでもらって、保管してもらっているけやきの倒木を、お天気もよいし、今日運搬してくださるということで、ぺこさんと昼過ぎから自宅へと向かい、到着を待つ。3時半頃、倒木を積んだ2トントラックと運搬の方2人が到着。敷地の関係で、クレーン付きの4トントラックは入れない。最初、敷地の奥の方に降ろすつもりだったけど、地面が柔らかくてトラックが入れず、手前の方に積んでもらうことになった。
さて、ここからが大変だった。荷台に鉄パイプで斜めのレールを作り、荷台から倒木をごろんと転がす。と口で言えば簡単なんだけど、なんのせ重い。てこの原理を使って何とか2本は無事降ろす事ができた。ところが、最後の大物がどうにもこうにも転がらない。運搬人2名が四苦八苦するその傍らでは、最初に降ろした枝の飛んで出ている幹が邪魔になって、奥にはいらないので、それをなんとか切り落とそうと、ぺこさんがねじり鉢巻きして大奮闘。ゴママさんに電話して、チェーンソーを持ってきてもらうことになり、しばらくしてゴママさん到着。ところが、チャーンソーのエンジンがかからない。結局、幹は人力(間違いなく明日のぺこさんは筋肉痛だろう)でギコギコ切り落とし、最後の大物も、ひっくり返るかと思うほどトラックをぐらぐら揺らして、地面に落下。無事降ろし作業が済んだ。
今度は、降ろした大木を端に寄せる。これがまた大変。運搬人が向こうからテコで押し、ロープをかけて、それをゴママさん、ぺこさん、私の3人がひっぱる。まるで「大きなカブ」状態。せーの、せーの、ちょっとずつちょっとずつ、大木は動いた。ゴママさんは小さいけれど力持ち。とっても助かった。そして運搬のお二人、ほんとにありがとうございました。
ゴママさんは、アニー(ラブラドール)を散歩に連れて行くつもりで、車に載せて来た。散歩に行く前に、まあちょっとお茶飲んで休んでいって。昨日届いたオークさんのコタツにあたって蜜柑を食べコーヒーを飲む。ぺこさんがSUKENOで買ってきたリネン類と、先ほど古着屋で買ってきた洋服のおっほん自慢大会。
夕方、事務所の戸締まりに。パソコンを閉じて、持って帰る物をあれこれカゴにつめて、事務所を出る。帰りがけ、先ほどのお手伝いのお礼に、Oさんちにケーキを届ける。ゴママさんが、私の買ってきたリネンも見てちょうだいと言うので、見る見ると上がりこむ。Oさんちには、かしまし娘のラブラドールのアニーと、ゴマにゃんがいる。ゴマにゃんは、ネコエイズに罹り一時は瀕死の状態だったのが、今はかなり回復して、元気になってきた。もうトシ(13歳)というのもあるけど、床に置かれた毛布の中でご隠居さん状態。
ゴママさんの夫カズさんは、家の普請が三度の飯より好きな方。我が家のタカマチの話を、ほとんど自分の家のことのように考え、あれこれ助言をしてくれる。今日もまた、こんな風にしられと図面を描いてみせてくれ、話に熱が入ってばやく(注:「ばやく」は物事を強調する方言)。その間に、ゴママさんが夕飯を準備してくれた。ヨソンチの手作りご飯って何であんなに美味しいのだろう。器も可愛かったし、どれも美味しかったなあ。ごちそうさま。
大工の☆さんが来られることになっていたので急いで帰宅。忘年会を抜け出してくると言っていたトさんはやはりまだ帰っていない。☆さんは家の前で待っておられた。あちゃー。急いで部屋を暖める。タカマチの修復は、当初は、家の改築をしてもらった☆さんに頼むつもりだったのだけど、蔵の修復経験のない☆さんだと、一抹の不安があり、また☆さん自身も尻込みしておられるみたい。なので、今回は、別の人に頼もうということに決まり、今晩は、その話し合い。
ポカポカシテタ
- 2004-12-09 Thu 孫子の代まで使えます
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7時起床。ネコのように背中を反らせてノビをして、ふぅーっと息を吐きながら首のストレッチ。着替えて階下に降りると、足元で寝ていたポコやんもやや遅れて起き出して来た。残りご飯と昨日買ってきた鱒寿司があるので、ご飯は炊かない。その代わり、今日は不燃物ゴミの日で、しかも立ち当番もある。さらには生協の配達もあって、昨夜、途中で寝てしまったので、注文書にも目を通さなければならない。私が食事の準備をしてる間に、ぺこさんがゴミ当番に行き、それから普通のゴミを出して、不燃物ゴミ出しを手伝って。全部済んでから起き出してきた人がひとり。
遅い朝飯を食べていたら、オークヴィレッジさんから電話。そうだった、今日は注文してあった品物の納品日だった。オークさんが到着して、さっそく頼んであったオーディオボードとコタツを運搬してもらう。オーディボードの上には、むちゃくちゃ重たいテレビが乗る。これがまた埃だらけ。片手に雑巾、もう片手にダスキン持って、拭きながらAV機器を移し替えてもらう。今回、運搬に来られたのは2名。前回と同じ人ともう1人別の人。この人が、オークさんに勤めてもう10年近いベテランさんで、木材についての知識が凄く豊富でいろんな事を知っておられる。その上、どうやらオーディオマニアでもある。入って来るなりT-ONEに目を奪われておられる。うしぃ。納品が済んでから、コーヒーで一服して頂いて、続いて事務所の納品に。生協の仕分けなどをしてから、ぺこさんと私も事務所へ。
昼飯を食べてから、車に乗って用事に出かける。税務署に寄って年末調整の足りない書類を入口の棚から取って、まるまんに寄って洗濯用のせっけん洗剤などを買う。夕方、座ったまま眠れそうなほど眠たくなって帰ってきた。
それにしても、さすがオークヴィレッジさんの仕事は凄い。一生物どころか三生物なんである。
クンクン
- 2004-12-08 Wed この先生はもしかして
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明け方、ぽこやんが枕元でもぞもぞ。あまり積極的ではないものの、ちょっとだけ起きて欲しそうにうろうろしている。始発電車のベルの音を聞いてから、6時半頃起き出した。ぽこやんは、一緒に階下に降りてきて、ご飯を食べた後、冷蔵庫の横にある机の上(スポットライトの熱で暖かい場所)でお団子のように丸まっている。ここは、私かぺこさんまたは両方が台所仕事をしている時のぽこやんの最近の定位置。
朝飯とお弁当の準備をしていたら、台所に設置してある小型テレビによく知っている教授(大学時代に所属していた研究室の方)が某国営放送のニュース番組に登場していた。地元出身の面白いおっさん(当時はお兄さん?)で、私が在学中は別の大学におられたが、その頃から何回も研究室に遊びに来られて、一緒にお酒を飲んだりした。テレビでは、ヒゲを生やしたりしてなかなか貫禄が、でもいたずら小僧のような目が変わっておられない。
今日は診察日。ささっと朝飯を食べて、車で出発。道路は、ラッシュが済んだ後、外周りや配達が始まる前のエアポケットのような時間帯で、すごく空いている。いつもより早く病院に到着。が、病院はげき混み。特に検査エリアのところに人が溢れていて、みんなうんざりした顔して待っている。久しぶりに血液検査を受けた。採られるのを嫌がった(出にくかった)割には、ピカピカの良い血だった。
病院を出て、直ぐ近くのうどん屋「讃岐うどん なか道」へ。この3月に開店したばかりの新しいお店。清潔○、禁煙○、蛍光灯を使ってない○、サービス△。肝心の味は、ほんとは冷たいしょうゆうどん(スダチがけ)を食べようと思っていたのだけど、喉が痛かったので、焼きうどん(お店の名物らしい)を食べてみた。焼きうどんは、いわゆるソース炒めうどんではなく、茹でたうどんに八宝菜のようなあんをとろっとかけて大きな平皿に盛られて出てくる。野菜たっぷりのあんは生姜が利いていて、ちょっと塩辛かったけど(うちはいつも薄味なので、たぶんこれは普通だと思う)、美味しかった。うどん自体のつるつるしこしこ度ははっきり分からず。麦ご飯も貰って、あんをかけて食べた。
うどん屋さんを出て、これまたすぐ近くにある小林鱒寿司店へ。古い素敵なお店に入ると、酢の匂いがぷんとする。三和土には、新巻鮭がどさどさーっと置いてあった。「予約ないのですが2段の1個頂けますか?」。おやじさん、上がりの畳に積んである品物をにらみつつ、しばし考え込んでから「1段の2個にしときな」。「はい。すんまそーん」。やっぱり予約していけばよかったにゃ。急ぎ仕事があったので、まっすぐ事務所へ戻ってきて、今日もコマネズミになった気分でくるくる働く。
夕方、ぺこさんとデパートへ。特売日なので、トさん用の暖かい股引を購入。靴下、トランクスなどは、かわいい柄のをぺこさんと選ぶ。凸さんにも、クリスマスプレゼント(を口実?)に靴下とトランクスを購入(凸さんにはナイショ^^)。婦人物の洋服もちょっとだけ見たけど、すっかり古着屋価格に目が馴染んでしまっていて、値札を見て目をパチクリして、ぱっと手を放してしまう始末。最後に地下に行って、チーズなどを買う。冷凍品半額に目を奪われたぺこさんが、今川焼きに手を伸ばそうとするのを、生協から届いたのが冷凍庫にあるからと押しとどめた。オモチャ売場で駄々をこねる子の手を引っぱって連れて帰る。
水曜日のプールはどうせ混んでいるしと、まっすぐ帰ってきて、お風呂に入って、朝作ったおかずで夕飯。夜警の当番だったので、9時に鐘をちりんちりんとならしつつ町内周りに行く。ぺこさんは生協の注文書を書く。年末なので2回分の注文書を書かねばならない。でも、もう目がうろうろ。献立をエディタで開いて編集しようとしたけど、途中でギブアップ。ベッドに潜り込んで3秒で寝てしまった。
オヤス…グー
- 2004-12-07 Tue たまには残業
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早めに目が覚めた。6時過ぎ。今日も冷え込んでいる。余裕を持って、ストーブと火鉢に火を熾してから朝の仕度にかかる。じゃがいもとトリの唐揚げで煮物を作ったり、夜の分まであれこれ作る。傍らでは、ぺこさんが手間のかかる里芋の煮物を作っている。これは煮た後、さらにゴマ和えに。中日新聞にエリオット・カーター弦楽四重奏曲の記事が載っていて、それがト・ぺこさんの東京出張の日程と丁度合いそうなので、その整理券の申込みをメールで手配してから事務所へ。
煮物を温め直しながら、昨日の掃除の続きをする。今日も、くるくるるとあれこれ仕事をこなす。遅めのお昼を食べてからしばし休憩。おやつの紅玉リンゴの羊羹は、先日、黒姫高原の蕎麦屋「ふじおか」に行ったときに、インターのすぐそばの道の駅で購入したもの。素朴な甘味で、とても美味しかった。好評。今日は、急ぎの仕事もあったため、9時過ぎまで残業してから帰宅。朝作っておいたおかずを温めたりして夕飯を準備して、順番にお風呂にはいって、みんなして遅い夕食。
ハラヘッタ
- 2004-12-06 Mon 電池残量100
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週末にあれだけ寝たから、昨夜寝たのが少々遅かったとしても、今朝は元気まんまん。その上、冷蔵庫のおかずのストックがいっぱいあるので、朝の仕事が比較的楽ちんときてる。ご飯を炊いて、お昼用に鮭を焼いて、お浸しを作ったり、漬け物を刻んだり。
事務所に着くと、仕事がどっさりんこ。まずは、3階に上がって、先週、来客があったので、食洗器のお皿を棚に戻し、掃除機をかける(しかしこれは何やかんやで中途になってしまった)。弁当をお盆に並べ、メェさんから頂いたチンゲン菜の切り漬けもお皿に盛って、水やりして、洗濯物を畳んで…。現状の2軒だけでも目一杯なのに、もう1軒建てるなんて狂気のさたなんではないだろうかと思ったりもする。
午後から、自分なりのフル回転で仕事をこなす。まずは荷物の梱包。これが意外と時間がかかり、しまいにイライラ。来年のコンサートのチケットの采配やら、来週の東京出張の航空券の手配やらで、なかなか予定の仕事にたどりつけない。7時頃まで、ない頭をくるくる回して働いて、ようやく少しだけ山が低くなった。7時過ぎに事務所を出る。トさんは、牛に引かれておつきあいの宴会。
ほんとに久しぶりにプールへ。会員カードの期限が過ぎていたのを、私は知っていたけど、ぺこさんは気がついていなかった(更新日が一緒)。10日間ほど得?して一緒に更新してもらう。前回は凸さんの誕生日が更新日で、今回は、ぺこさんの誕生日が期限。500m歩き、500mバタ足、潜水しようと思ったところで8時の時報がなり、本日はこれまで。しばらく水とご無沙汰している間にお腹がぷよんぷよんになってきたので、また気を引き締めて泳がないと。
プールから出ての帰り道「私ネギラーメンが食べたい」とぺこさん。では、そうせんまいけ(そうしましょう)と、ラーメン屋に向かおうとした次の瞬間に「あ!(また)財布忘れてきた」とぺこさん。とって返す。カードも何もかも入ったのをロッカーの前に落として来ていたよ危ないねえと、無事財布を回収して戻ってきた。やれやれ。ほっとして?ラーメンは止めにした。家に帰ってきて、冷え込んでいるので、まずは火鉢と薪ストーブに火を入れ、お風呂も入れる。ハイ?になったぺこさんはコロッケと山芋短冊をどしどし揚げる。揚がったそれをつまみにジンソーダを持ってお風呂に入る。後は野となれ山となれ。
ヤレヤレ
- 2004-12-05 Sun 新しい大工さん
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10時頃、にわかに階下で掃除が始まり、賑やかになった。どうやらまた来客らしい。本日のゲストは、昨日、ト・ぺこさんが見学してきた家の家主オタさんと大工のマツさんのお二人。オタさんは高岡でも古い街並みが残る通りで古家を買取り、現在修復に奮闘中。大工のマツさんは、土蔵の修復に強い親方の元で修行した後、独立し、先頃自宅を建てた。その家をト・ぺこさんが昨日見学して、いたく感激して帰ってきて、昨日の今日だけど、善は急げ(たんなるせっかち)。とにかく、一度我が家を見に来てくだされということになったというわけだ。オタさんの同僚で、鼻のよいウリ子さんも京都土産をもって急きょ馳せ参じた。
いかにも大工さんらしい角刈りのマツさん(私と同年齢、しかも誕生日が10日違いと判明)は、控えめで、しかし芯のしっかりした好人物。瞳のあたりがちょっとポコにゃんと似ているかな。今日のところは、蔵の下見と、現在考えているプランをざっと説明する。今度、私も自宅を拝見させていただく約束をして、今日はこれにて。
それは来客がお帰りになった3秒後のこと。「プールへ行って、蕎麦食べてくる。一緒に…」「行ってらっしゃいましー」。ウリ子さんにも誘いの電話を携帯にかけていたようだけど、連絡がつかなかったもよう。その3秒後には2人はもう出発していた。さらに3秒後にウリ子さんより電話「遅かったよう。もう行っちゃったっす」「なんで、もうちょっとだけ待っとれんのか!(怒)」「すんまそーん」。
やれやれ、来客の後片づけをして、さて、手元には、金沢までの回数券(期限が今日まで)が2枚。駄目にするのはもったいないし、せっかくだから映画でも観てこよう。そうしよう。小瓶にワインを詰めて、佃の佃煮とドライフルーツをつまみに持って、電車に乗った。事前情報なしに、あまり期待しないで観た『エイプリルの七面鳥』はアタリ。宝くじに当たったような得した気分でほくほくと帰ってきた。
ニテルノ?
- 2004-12-04 Sat 自分についていけない
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エザキさんちの卵かけご飯を食べて以来というもの、何かのスイッチがオンになってしまったのかもしれない。まるで、自分の周りのすべてのことがくるくると回転し始めたような。長い長いトンネルを抜け出したような感触もある。しかし、ちょいと速度が速すぎて、身も心もついていけなくなってきて少しばかり疲労気味。頭にはモヤモヤがかかり、下瞼の内側には白いポチっとした出来物、奥歯のかぶせものは取れ、右耳もボワンと鳴っている。
昔から、秋には体調を崩すのが習わし(?)。小学生の頃は、かならず風邪を引いて寝込んで2、3日休むのが秋の恒例行事だった。そのかわりというか、妙に頭が冴えてくる季節でもある。私って天才だったのかもと錯覚するほど、にわかに頭が回転しだす。このまま回転してくれていれば、今ごろは…なのだけど、年明け頃には、気がつけばすっかりいつも通りのゆったりした回転数に戻っている。
朝方、ぽこにゃんが耳元でにゃあにゃあ、ト・ぺこさんの部屋の前に行ってにゃあにゃあ、また戻ってきてにゃあにゃあ。でもぜんぜん目が覚めない。昼頃一回トイレに起きて、紅茶を飲んでリンゴを食べて、再び眠りに。プールから帰ってきた2人が「午後からどこやらへ出かけるぞー」と言っているのも夢の彼方。何と、3時頃ようやく起き出した。部屋に掃除機をかけ、消えかけた火鉢(うちには火の番をするご隠居さんのいないのだ)とストーブに火をくべなおし、シーツと枕カバーとパジャマと部屋着を洗濯機に放り込み、お風呂に入る。ゆっくり温まってから、作ってあったお粥を温めなおして食べた。もう一度、布団に潜り込みたい気分だけど、日記と献立がたまっているから、それをとにかく書いてしまおう。
深夜になってアイロンを始める。アイロンがけは好きな仕事のうちのひとつ。だけど時間がかかるので、始めるのにちょっこり気合いがいる仕事でもある。
ソシテダレモオキナカッタ
- 2004-12-03 Fri にわか昼宴
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昼頃、ヒロシさん来所。月曜日に七尾情報をメールでお知らせしておいたら、さっそく昨日行ってきましたと報告に、これもおすすめしておいた黒糖まんじゅうを手土産にこられた。ヒロシさん&キミコさん夫妻は、こんな風に年をとれたらいいなあと我が家が目標としているご夫妻。ヒロシさんはつい最近までバリバリ現役で働いておられたスーパーおじいちゃん。お洒落なヒロシさんは、今日も空色のシャツにグレーの素敵なセーターが白髪によく似合われる。せっかくだからお昼もどうぞということで、ついでだからと、先日、敷石と倒木運びでお世話になったS夫妻もお呼びすることになった。
S夫妻のシーさんは、さすが主婦のベテラン。さっと来て、ぱっぱっぱと手際よく手伝ってくれる。一方、殿方陣といえば、席につくなり、もぐもぐむしゃむしゃと食べ始め。ちょっと可哀想でもある。朝のうちにぺこさんが大鍋いっぱいに作った沖縄風の大根と豚肉の煮物がメイン。メェさんに頂いたお蕎麦を茹でて、エザキさんに頂いた瑞々しい大根たっぷりの、おろしそば。炊きたてご飯に、比良山荘の鮎のへしこなどで、秋の昼の宴。主役は、3階の窓いっぱいに広がる事務所前の公園の紅葉と満開のシャコバサボテン(写真)。このシャボテン、よほどいい株なのか、はたまた居心地がいいのか。今夏はうっかり肥料もやり忘れたというのに、今シーズンもどっさり花をつけ、目を楽しませてくれている。
残った時間で、めいっぱい仕事をこなす。7時過ぎに事務所を出て、不思議なほど元気な2人はプールへ、私は、ふらふら運転しつつ帰宅。そのまま布団に倒れ込みたい気分だったけど、大工の☆さんが打ち合わせにこられることになっている。冷え込んできているので、何はともあれ、火鉢の炭を掘り起こして火を入れ、えっちら薪を運んで(ストーブ横の薪樽が空っぽだった)、ストーブに着火。合間に集金が2つ。夕飯用に朝の鍋の残りでおじやを作る。2人の帰宅前に☆さんが来られたので、火鉢にあたっててもらう。火鉢の前に座ると絵になる☆さんなのである。そして今晩も、打ち合わせは深夜に及び…。
クラクラニャ
- 2004-12-02 Thu 充電が必要です
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昨日は一日あっちこっち走り回っていたので、さすがに朝は誰も起きてこない。いつもの朝の仕事をして、生協の仕分けをしたあたりで、すでに電池切れのランプがチカチカしだしていた。事務所に行って、ちぃ凸さんに送る荷物があれこれたまっているので、電話で送っていいかどうか確認して、凸ちゃんも忙しそうだったけど、とりあえず家にはいるとのことで、急いで箱詰めして宅配さんに連絡して荷物を送りだす。やれやれと一息ついてから3時頃にお昼。それからたまった仕事をこなそうと思うのだけど、なかなか先に進まない。夜、元気な2人はプールへ。私はその余力はなく家へ。あれこれつまみながら夕飯の準備をして、そうそうに布団に潜り込んだ。
モシモシカメヨー
- 2004-12-01 Wed きれいに撮ってね
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T-ONEの輸入元であるガンテツさんにスイス本社から日本での設置例をカタログに載せたいとのオファーが来て、我が家が候補に選ばれた。薪ストーブを入れている家は、ほとんどが洋風で、日本らしさが出ない。それに比べて、うちは純和風家屋。その上、ストーブの直ぐ後ろに本棚があり、こんなところだって設置できるのですよとのアピールにもなるとかならないとか。ということで、先日ガンテツさんから連絡があり、今日プロカメラマンとガンテツさんが一緒に来高することにあいなった。
朝ご飯は、昨夜の残りものを温め直して軽く食べる。昼は、昨夜高岡でお泊まりのf先生とガンテツさんら撮影隊と一緒に、寿司屋さんでとることになっている。ガンテツさん曰く、もし新しい家にストーブを入れるのだったらぜひ設計士の方に事前にお伝えしておきたいこともあるとのことで、T-ONEの売り込み?にもなるし、よい機会だからと、日程を合わせて、一緒にお昼を食べることになった。
寿司屋さんは高岡I.Cの近くにあるので、ガンテツさんら撮影隊とは寿司屋さんで直接待ち合わせ。f先生は、午前中、先生が設計したテニススクールと我が家のタカマチの状況視察をしてから事務所へこられることになっていたが、少し遅れるとのこと。撮影隊一行との待ち合わせ時間があるので、私とぺこさんは、先に寿司屋さんへと向かう。少し遅れて、トさんとf先生と助手の方も来られる。お寿司を食べてから、f先生は、高岡の街(古いところを保存してある通りなど)をすこし見て回ってから帰りたいということで、それはトさんが事務所に戻りがてらご案内することにして、お寿司やさんでお別れ。別れ際、f先生に、私の間取り図のイラストについて、先生の知っているオオタガキさんよりずっとうまいとお褒めの言葉を頂いた。えへ。
さて、私とぺこさんは撮影隊を引き連れて自宅へ。3時頃到着して、さっそくガンテツさんがストーブに火を入れ、撮影開始。日本らしさをだす?のに、火鉢をストーブの前に置いてみたり、座敷の電気をつけたり消したり。カメラマンのキノさんは建築写真家として名の通った方らしい。美味しいものと音楽が大好き。今回は助手として同行して来られたオクサマの本業はピアノ教師。夜はレッスンで忙しいため、夕飯の準備は自分がするのです、といってもただ食いしん坊なだけなのですが、となかなか面白い方である。6時頃撮影が済んで、カメラマン夫妻は帰途につかれた。帰り際、ガンテツさんに、T-ONEを外気導入型にしたいので、パーツを取り寄せてくださいと頼む。そうなると下敷きの強化ガラスの台を取り替えなければならない。その採寸を済ませてからガンテツさんも帰途に。
6時半頃、事務所のトさんより電話。トさんはテニススクールの日だ。「わしは何を食べればよいのじゃ」と半泣き。「おかず冷蔵庫に入れてあるから、温めて食べてもらえばよいのだけど」。ま、いいか、パソコンもつけっぱなしで置いてきたし、と事務所へと向かう。白菜をたっぷり付け合わせて鱈などを温めたりして、夕飯を準備してから帰宅。お風呂に入って、はいおつかれさんで、また明日。
ドタバタパシャパシャ