ぽこぽこ日記 - 2006年2月
- 2006-02-28 Tue プロのスーパー
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今日と明日、トぺこさんは出張のため東京へ。出発が早いし、豪華な昼に備えたいだろうしで、朝は白粥とリンゴのみ。いつものごとくバタバタと出発していかはる。事務所に行く前にフレッシュ佐武に寄っていく。足りない食材だけをちょこちょこっと買うつもりが、はっと気がついたらカゴは山盛り一杯になっていて、ごろごろ（カートのこと）を引っぱってこなかったことを悔やむ。腕が抜けそうに重いカゴをえっちら運んでレジに行くと、ポイントカードのシステムが変わって、今まではためっぱなしでもよかったのだけど、今度からポイントがたまるごとに５００円券が発行されることになったとのこと。しかも、月末にはその券をお楽しみ商品と交換できることになったそう。で、今日がまさに月末で、しかもポイントがたまっていて、高級イチゴ２パックと交換して貰えた（商品券にしてもらうこともできる）。えらい得した気分。レジのおばちゃんは、こういう説明を丁寧にしてくれながらも、手は休めず、てきぱきとレジ作業をこなし、商品を袋詰めしていく。ここのスーパーのすごいところは、年齢問わず店員さんがみんなプロだということ。
食事は一人分なので、あるもので適当にすませる。夜は牡蠣のベニエというのを試みてみた。黒ビールとメレンゲと小麦粉の生地に生牡蠣をさっとつけて揚げる。さくふわっとした食感がまあまあ美味しいのだけど、やっぱりオーブン焼き（砕いたクラッカーでおおって焼く）が一番美味しいように思う。
シンプルガエエ
- 2006-02-27 Mon 開店
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寝たようなそうでないような、ぼうっとした頭で早朝の台所にたつ。明日、ト・ぺこさんはお江戸へ出張で、必然的に食堂はお休みになるので、今日はたーんと作る。下茹でする青物や根菜類を、次々に大鍋で茹でては笊にあげていく。ちびテレビではトリノの閉会式を流している。夕飯は、干しゼンマイがたっぷり入った贅沢煮物。それと、すり身がたくさんあるので、玉ネギとコーンを混ぜて唐揚げにする。ほとんど居酒屋さんのようなお品書きになった。
カツオブシイッチョウ
- 2006-02-26 Sun 猫道は険しい
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一日中ごろごろ、ひたすらごろごろ、とことんごろごろ。ごろごろしすぎて、夜になって寝付けない。なかなか猫仙人にはなれないにゃ…。
マダマダ
- 2006-02-25 Sat まとめ書き
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ゆっくり朝寝の土曜日。外は春。日差しがめっきり春。お二人が元気にプールへ出かけていった後の静かな家で、農民連さんの野菜を冷蔵庫にしまったり、納戸の片づけをしたり。昨夜の残りの焼きおにぎりを温めて、新聞を眺めつつ食べる。午後からたまった日記にとりかかる。覚えている分だけをどうにか書き終えると、もう夕方になっていた。お風呂を洗って、お湯をため、小沢昭一さんのエッセイを持ってお風呂に入る。落語を聞いているみたいな面白さ。ドジでもズッコケでもいいんだよ。
イイヨ
- 2006-02-24 Fri 観た
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今朝も早起き。台所のチビテレビでフィギュアの観戦をする。ぺこさんも５時頃起きだしてきた。朝は水菜のおひたし。先日、海苔と梅干しと和えたのが好評だったので、今日はひじき和えにしてみたら、またもや好評だった。ジャコだけでは物足りなかったので油揚げをさっと焙ったのを混ぜるとおいしくなった。弁当には、いり豆腐。写真を撮ろうと思ったけれど、適当な器が見あたらないので、弁当箱のまま撮った。ご飯が蒸らし上がったことを知らせるタイマーのピピピピ音とともに、ちょうどスルツカヤ選手の演技が終わり、荒川選手の金メダルが確定した。ほんとにのびやかで美しい演技だった。
事務所の仕事は、表計算のマクロの手直しで、パソコンとにらめっこするうちに１週間が過ぎた。
ポコトドッチガユウガ
- 2006-02-23 Thu 木曜日は大漁
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冷蔵庫に残った青物を全部使い切ってしまう。生協さんの配達で市場直送の魚が届くようになったので、今回もいくつか近海産のものを頼んでおいた。カワハギとカレイを保冷パックに詰めて事務所へ持っていく。さっそくカワハギを茹でて、トさんの昼のみそ汁にする。煮付けも作って、あとはもちろんポコまんま用に茹でる。夕飯用にカレイの煮付けも作る。夕飯は、その他にあんこうの唐揚げ。下味をつけたあんこうに片栗粉をまぶして揚げる。ほくほくしてうまい。とろんとした鍋物より好きだな。
ユデタノガイイ
- 2006-02-22 Wed トントントントン
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うってかわって、今朝は早起き。５時頃起き出す。いつものように台所のチビテレビをつけるとフィギュア・スケートをやっていた。それを聞きつつ、久々にきんぴら牛蒡を作った。風邪を引いた（しなびた）牛蒡を全部とりだして、しばらく水桶につけておき、束子でごしごしやって、さらに包丁の背でごりごりときれいにする。薄切りにして、後はひたすらトントンと千切りに刻む。トントンやっているうちに、うっかり爪まで刻んでしまった。先日もやったから、このところこれで２回目。指をトンしなくてよかった。先日、納戸の片づけをしていて、泡盛の箱を整理していたら、底の方から「花ぐすく」の豚の三枚肉の煮物が発見されたので、大根との煮き合わせにする。このお肉は油抜き処理が上手で実に味がよい。弁当に持っていったら、好評で、予想を超えた売れゆきに嬉しい悲鳴。
運動前には炭水化物。テニススクールボーイのトさんに、トロロ陶板焼きのスタミナ定食を準備してから帰宅。帰りの車テレビで、県の予算議会のニュースを流していて、今ひとつ存在感の薄い現知事がごしょごしょと困難な財政状態について述べておられる。前知事のように「とにかく金がないのです」とはっきりきっぱり言ってくれた方がぐっとわかりやすかったなあ。
トン
- 2006-02-21 Tue ねぼすけ
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朝、ぜんぜん目が覚めなかった。７時半起床。どひゃあとお米を研ぐ。お弁当には、いこみ高野豆腐。戻した高野豆腐の横から切り込みを入れて、鶏挽肉、人参、干椎茸の混ぜ物を詰める。いつも味付けが薄すぎて失敗するので、思い切って濃いめに味付けてみた。まずまず成功。朝の残りご飯にゆかりと金胡麻を混ぜて平べったいおにぎりを作り、自家製くるみ味噌を塗っておく。食べるときに軽く焙ればおいしい焼きおにぎりになる。夕飯は、思いつかないので、困ったときの鴨鍋。豆乳があるので、豆乳鴨鍋にする。残り汁で明日はうどんだなあと心づもりしていたら、一滴も残らなかった。久々のおすわいがさっぱりと美味しかった。
テイヘンダ
- 2006-02-20 Mon 安心の定番
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本日の献立は朝から晩まで定番づくし。弁当の豚汁は、下ごしらえした材料をパックに詰めて持っていく。事務所にて、それらの材料をざっと土鍋にあけて水を加えて火にかける。沸いてきたところに、豚肉、味噌、葱を入れて火を止める。後は余熱で完成するから土鍋ってすごい。野菜の甘みがなんとも旨い。夕飯は、もっとも手軽な鍋物であるトーフとナメコの鍋。野沢温泉でまとめ買いしてくるナメコの缶詰とトーフを土鍋に入れて火にかけるだけ。
イツモノ
- 2006-02-19 Sun 低空飛行中
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そんなに忙しかったわけではないのに、気がついてみれば１週間分の日記がたまっているではないか（これを書いているのは土曜日）。頭も身体も今ひとつ。瞬きしている間に時が過ぎてしまった。
夕方、本屋さんとＣＤ屋さんへ行こうと思って出かけたら、なんと本屋さんは閉店していた。文具専門店に改装中とのこと。ＣＤ屋さんでＤＶＤを物色。９８０円の棚を端から端まで見ていっても、欲しいのが一つもない。たまったスタンプを使って、去年、劇場公開の時に観に行けなかった「モーターサイクル・ダイアリーズ」を買った。チェ・ゲバラの若き日のロードムービー。
日曜日の夕飯はカレー。前回、タマネギとセロリのペーストを余分に作って冷凍しておいたから、それを解凍して、ハーブで育てた鶏の手羽元、「オオカミの桃」という変てこな名前のトマトジュース、手作りスパイスミックスと一緒にくつくつ煮込むだけ。ご飯は、十種の雑穀、黒米、クコの実を入れて炊く。出番がなくて残っていたサンチュを手で裂いて、豚バラ肉と茸と一緒にスープにする。ほうれん草をさっと茹でて、これまた作りおきの白和えペーストとさっと混ぜる。
ブーン
- 2006-02-18 Sat 富山へお出かけ
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朝からトさんはスキーへ。カズさんとリョーさんを誘って男三人衆スキーの模様。お日様が射し込む静かな居間で、炬燵にあたって、お餅をトースターで焼いて、磯辺巻きにして食べる。午後から、納戸の片づけをして（やり始めるとあれもこれも目について）、ようやくすっきりしたところで、お風呂に入る。
３時頃、ぺこさんと車に乗って富山へとお出かけ。まずは、富山市民プラザにて開かれているオークヴィレッジさんの展示会へ。会場は大盛況だった。線の入った小ぶりの漆椀を購入。トチの木から出来ていて、びっくりするほど軽い。市民プラザの１階にあるスポーツ用品店で水着を見てから、会場を出て、蕎麦屋へ向かう。開店まで時間があるから、「彩々」さんへ行ってコーヒーを飲むことにする。おすすめのエスプレッソが美味しい。ぺこさんはカフェマキアート。ご主人がワンちゃんの散歩がてらおつかいにいって買ってきたばかりのミルクいり。マロンケーキを２人で半分こして食べる。美味しい。ほどなくして、電話連絡をとっていたトさん御一行もやってきた。持ち帰りの豆をどっさりもらって、みんなで蕎麦屋へ。
美味しい蕎麦と漬け物などで腹がふくれて、さて、私達は映画の時間があるから早めに行きますと立ち上がろうとすると、男性３人も慌ただしく立ち上がり、とっとっとと店を出て、ぶわーんと車を発進させてあっという間に走り去ってしまった。やれやれ。そういえば殿様三人衆なのだった。ぺこさんと街中へ戻り、駐車場に車を停めて、ぺこさんが向かいのお店でどら焼きを買っている間にチケットとパンフレットを買う。観客は４、５人。素晴らしい映画なのにもったいなーい。
ルスデス
- 2006-02-17 Fri じーさんぼけ
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毎夜、オリンピック観戦に余念がないトさんは、ほとんどトリノタイムになっていて、真夜中に階段をよろよろと上がってくる。すっかり時差ボケのご様子。朝、えらい早くに目が覚めてしまって、時間があるので、なんとなく思いついて、ご飯を多めに炊いて、その半分でちらしずしを作った。米のとぎ汁で大根を下茹でにして、烏賊と煮きあわせる。大根の皮はきんぴらにして朝の食卓に。夜はセロリのポタージュ。洋風だけど、タマネギ、ジャガイモ、ご飯も入っていて、ごくあっさり風味。
ポコモアッサリゴノミ
- 2006-02-16 Thu ととの日
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本日は生協の配達日なので、残り野菜をフル回転して使う。三寒四温のこの頃で、ぼちぼち暖かくなってきたので、越冬野菜も使い切ってしまわねば。残った越冬野菜は事務所に持っていって冷蔵庫にしまう。白和えは、砂糖は使わずに「あんぽ柿」という熟柿の干柿みたいなのを加えて甘みをつける。
生協から届いた市場直送の鮮魚を持って事務所へ。お昼を食べてから、近くのスーパーで鶏レバーを買ってきて、それとカワハギを茹でる。カワハギ１匹とスープを明朝の味噌汁用にパックにとっておく。今回のポコまんまには、おからを入れてみた。白菜とキャベツの外葉、大根のけんの残ったのなども混ぜる。赤カレイは煮付けにして、牛蒡と葱を煮きあわせ、夕飯の酒のつまみに。むふふ。その上、生協さんの特別企画で、天然ブリのお造りまでばーんと豪華にあるのであるのだ。
オカラッテサカナ？
- 2006-02-15 Wed 流れよければ
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今朝も目が覚めない。６時半起床。背中の辺りが心持ち重たい。むー。ま、いつかきっとよくなるさーけせらせらー。台所仕事は、だいたいいつも茹で物から始める。ポットの残り湯を大きな銅鍋にざあーっとあけて、塩を入れ、その日に茹でておくものを次々と茹でてはとりあげ、笊に広げて冷ます。本日はのらぼう菜（菜花みたいなの）とブロッコリー。余熱の分も計算に入れて、くれぐれも茹ですぎないように気をつける。茹で作業が終わったら、その鍋でお米を研ぐ。これがいつもの一連の作業。いくつかの作業が無駄なく流れるように出来ると、たいへん気分がよろしい。
事務所にて、たんかんのマーマレードを作る。刻んだたんかんの皮を下茹でして、果肉と砂糖と一緒にくつくつ煮詰める。レモン汁の替わりにシークワサーの100%ジュースを加えてみた。ちょっこり煮詰め過ぎたかなあ。でも仕上がりは上出来。
トさんのテニススクールの日だけど、折良く夕方から富山で会議だったので、おいしい蕎麦を食べてきていただく。６時過ぎに帰ってきて、ばたふらいぺこさんだけ元気にプールへ。
チョウチョ
- 2006-02-14 Tue 千チョコ万来
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朝、昨日の寝不足がたたって、（平日では）久しぶりに明るくなってから目が覚めた。６時半。昨日のご飯が残っているので朝はお粥。いつものようにトロロ納豆を作ってから、「あ、今朝はご飯じゃないんだった」と気がついて、そのまま鉄板焼きにする。昼は鶏牛蒡ご飯を土鍋に炊いて、鍋ごと持っていく。鍋の周囲にふわーんといい匂いが漂っている。
夕方近くになってチョコレートが続々とやってくる。ゴママさんは、何とあんこうと平目のお造りつき。夜は鍋の準備をしてきたので、何ともタイミングがよいなあ。さらに、シーさん、ウリコさん、カンさんと、それぞれにチョコを手みやげに、ひっきりなしの来訪者。帰り支度をして、ゴママさんちに寄って、お返しを届けてから帰宅。
ムシバニナルヨ
- 2006-02-13 Mon くるみ再生計画
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明け方３時過ぎに目が覚めて、そのまま眠れなくなってしまった。寒いので、布団の中でぬくぬくとしている。５時頃起きだして台所へ。まずは、なかなか減らないくるみの佃煮でくるみ味噌を作った。くるみを刻んで、麹味噌と赤味噌を半々ぐらいずつ混ぜ、鷹の爪を入れ、弱火でふつふつと煮詰める。里芋を茹でて、この味噌と和えたのを弁当に詰める。あらかた準備がすんで、気がついたら、足の先が、感覚がないほど冷えていた。炬燵で温もる。
お昼を食べてから自転車に乗ってまるまんへ行き、豆腐、ザーサイ、たくあん、かつおぶし、クラッカーなど在庫切れの食材を買う。さらに魚屋さんに寄って、お造りを買う。ここは、近所の人がたくさん買い物に来るお店で、値段設定が安く、自家製のお総菜などをどっさり作って売っている。
夜は、赤峰勝人さんレシピの大根おろしのもちもち揚げ。大根をおろし、水気を切って、地粉、塩、刻んだ葱を混ぜた生地を作り、これをスプーンで揚げ油の中にぽとんぽとんと落とす。もっちりしておいしい。
オコタガイイ
- 2006-02-12 Sun コタツガメ
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午前中は例の如く、ごろごろ。昼頃、ホットサンドイッチ（半熟卵にホウレン草、チーズ）、カブのポタージュ（残り）のブランチを食べて、昼過ぎに電車に乗って金沢へ出かける。電車に揺られながら、小沢昭一さんの旅物エッセイを読んでいく。鹿児島へと赴き、古き良き？薩摩おごじょを探し求めて、片っ端から温泉にはいりまくってフラフラになったりという、椎名おとっつあんと同じくらいかそれ以上のバカ話が面白い。
時間があるので金沢駅から香林坊までとことこ歩く。大和のデパ地下へ降りると、お菓子売り場は押すなへすなの人人。人垣を縫って「四十萬本舗」へ辿り着き、ぺこさんリクエストの３年たくあんと冬季限定というたくあんを見つけて購入。「森八」の宝達５ヶ入りと持ち帰りの珈琲を買って映画館へ。受付で会員カードを見せてチケットを買い、ちょっと早いかなと思いつつ「もう入れますか？」と聞いたら「ちょうど本編が始まったところです」「い？」。お、そうか、今日だけ特別に少し早めに始まるのをすっかり忘れていたわい、やれやれ。でも予告編が長かったようで、助かったー。
見終わって外に出てみれば、猛吹雪。ちょうど来たバスに乗って金沢駅へ。切符を買って七尾線に乗る。宇野気で降りて、更科藤井さんに教えてもらった「かめや」さんへと向かう。ところが、宇野気は能登半島の外海に面しているだけあって、寒さがひとしお。途中、猛然と吹雪いてきて、凍った坂道でつるんと滑って転んだ。おお痛い。10分ほど歩いてお店に到着。佇まいは町の普通の蕎麦屋さん。ビールと三色天盛り蕎麦を頼む。蕎麦の三色は、４種類の中から、十割田舎蕎麦、芯のみの更科蕎麦、抹茶入りの替わり蕎麦を選ぶ（残り１種類は十割でないざるそば）。石臼自家挽きとのことで、藤井さんが４ザル食べたのですというのが頷けるほどに、どれも美味しい。ただ、生山葵でなかった（と思う）のと、天麩羅が今ひとつだったのが残念。素材がいいだけにカラリ度が足りないのがもったいない。
再び、宇野気から電車に乗り、津幡で北陸線に乗り換え、高岡でさらに氷見線に乗り換える。運の良いことに連絡が良く、思ったより早く帰宅。家にはいると、予想通りと言うか、首まですっぽりコタツに埋まった２匹の亀さんがテレビ漬けになっていた。あんたらっち、呆けちゃいますよう。
ヌクヌク
- 2006-02-11 Sat タイミングのよい日もある
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昼過ぎにプールへ。ホールのところで、髪の毛べしょべしょのぺこさんと真っ黒のサングラスをかけた怪しいオヤジの２人組とすれ違う。「今日はなんか知らんけど満員で、今ちょうどすいてきたところだ」とのこと。プールにはいると、なるほどがらがら。掃除のオバチャンが「もう上がるところやからここ入られー」と手招きしてくれる。ウオーミングアップに50m潜水を１本。後はいつものごとくチンタラ泳ぐ。心静かに泳いでいたのに、隣のコースの休んでばかりいるオジさんが、ぼわーんと膨らんだお腹を両手で掴んでもみもみしているのが思わず目に入ってしまい、水を飲みそうになる。帰ってきて、冷凍の長崎チャンポンを鍋で温めて食べ、後はずっと、サイトの写真帖の整理にひたすら勤しんでいた。
コツコツ
- 2006-02-10 Fri 一食三 菜
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５時に目が覚めた。眠い。昨夜は布団の中で「小沢昭一がめぐる寄席の世界」（昨年、新宿末広亭で購入したサイン入り、しかも、ラッキーなことに最後の一冊だった）を読み終えてから寝たのだった。明日は存分に寝ていようと思いつつヨタヨタ起き出す。熱い紅茶で寝ぼけ頭に気合いを入れて、さてっとご飯作りにとりかかる。昨夜考えた献立では、朝昼夕とそれぞれに３品ずつ作る予定。
朝は和食。たこめしを炊いたら、久々に柔らかめになってしまった。だし巻き玉子は、先日玉子焼用のパンに「焼き」を入れてピカピカにしたのだけど、そのせいで油が抜けてしまって、卵がくっついてしまう。無理矢理まとめて巻き簾で形を整える。昼は中華弁当。麻婆豆腐には花椒といきたいところだけど、近所のスーパーにはなかったので、粉山椒をどっさり振りかける。風味は十分だと思うがどうだろう。山椒が胡椒みたいに感じられるから不思議。 金針菜（ゆり花）のスープは、干し貝柱、干し椎茸、キクラゲと乾物の旨味を効かせたあっさりスープ。夕飯はカブのポタージュ。辰巳芳子さんのレシピにのっとって、玉ネギと蕪の皮とジャガイモを蒸し炒めしたのを事務所に持って行ってミキサー（家にはない）でジャー。茹でた蕪と牛乳を加えて塩味を整えて出来上がり。
サンピントモカツオブシデ
- 2006-02-09 Thu お裾分け
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お昼を済ませてから、木曜恒例のポコ飯作り。いつも生協でカワハギを５袋とるのだけど、先週作った分が、少し余っているので、今日は１袋を人用におすそ分けしていただいて煮付けにした。帰り支度をして事務所を出ると、道が凍ってバリバリだった。
タベナ
- 2006-02-08 Wed 少なくとも２月は安泰
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朝、起きだして台所に行くと、ぺこさんの「食べたいものメモ」が冷蔵庫にパーンと貼りだしてあった。私が昨夜作成した予定メモと一致したのは肉じゃがであった。まずは肉じゃがを作って堂々とお弁当の主菜にする。副菜には水菜の梅磯和え。ウリコさんに借りた赤峰勝人さんの本に載っていたレシピ。茹でた水菜に梅干し、梅漬けの紫蘇、海苔を混ぜるだけ。好評をはくす。朝は定番のこんかいわし（糠漬け）をさっと焙ったのに、あっという間に出来る薩摩芋と干しブドウのリンゴジュース煮、そして切り干し大根をたっぷり炊いた。かなりうまく炊けたと思ったのに、今ひとつ売れなかった。こんなこともあるさ…。
トさんのテニススクール弁当を準備して、さてそろそろ帰ろうとしたところに、カズさんより電話「薪とりにこんがけ？」「そりゃ欲しいけど…」「今日なら軽トラ借りられるから、運んであげっちゃ」。甘い物好きのカズさんに、お菓子を手土産に持って、カズさんチへ。程なくして幌付きの軽トラがやってきて、かり出されたトさんと４人で薪をじゃんじゃん荷台に積んでいく。そのまま家へ。今度はじゃんじゃん降ろして薪棚に積みあげていく。これで当面の薪は確保できた。やれやれ。
ホカホカ
- 2006-02-07 Tue 沁みてる
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今日も早起き。常備菜には、芋がらと鰊の煮きあわせを作る。粒山椒をピリリと効かせるとおいしい。煮すぎてぐずぐずになってしまうと台無しなので注意して煮る。朝は珍しくヨーグルト。自然食品を取り扱う酒屋のまるまんで買ってきた。一人前パックを３人で分ける。お弁当の主菜を思いつかない。前におから煮を作ったときに、おからが余ったので作って冷凍しておいたおからバーグを持って行って焼くことにする。青シソで巻いておいたのは正解で、風味がよくあった。夕飯は今日もおでん。二日目はますます味がしみて、しみじみおいしい
キョウモオイシイ
- 2006-02-06 Mon ない
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５時頃ぱちりと目が覚めた。今朝もいっそう寒い。けれども雪はそんなに積もらなかったみたいでよかった。階下に降りて、まずはアラジンと薪ストーブに点火。熱い紅茶を飲んで、今日は何作ろうかなあ。とりあえず、ボールの中に山くらげが水戻しされていたので、まずはこれから。薄揚げを油ぬきして刻み、戻してあった干し椎茸と一緒に炒め煮にする。昼弁当は鶏の甘酢あん。そして夜は、おでんだおでんだ。米のとぎ汁で大根を下茹でする。大根の皮はじゃこと一緒にきんぴらに、大根のすぐり菜もあったのでこれも下茹でして味噌炒めに。ぺこさんも早めに起きてきたので、おでん奉行に就任していただく。ぺこさんは、昨晩作ったべっこうを「これを丸かぶりしたかったー」と大きな一切れをつるりんと呑み込んでいる。ちょっとアブナイ。
古着屋「アイズ」さんから委託した服が売れた旨の連絡を随分前から受けていたので、事務所に行く前に立ち寄る。久しぶり（私は今年初詣）だったので、ついでに少し物色。ニッパチであれもこれも値付けが安い（ような気がした）。卵色のセーターを買う。お腹のところにポケットがついていてドラエモンみたい。いっぺんにお気に入り。事務所に着くと、「除雪していたらスノーダンプが壊れました」との報告。お昼を食べてから、さっそくホームセンターへと向かう。店に入るなり、「スノーダンプは完売です、入荷の予定はありません」との看板が目に入る。ひええ。製造元は大もうけのチャンスなのに、さぞ口惜しいだろうなあ。
ナイモノハナイ
- 2006-02-05 Sun 寒い
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寒い寒いと思ったら、一日中氷点下だった。どうりでストーブを焚きっぱなしでも一向に室温があがらないわけだ。こんな日は、家にこもって、お風呂に入って、鍋物が一番じゃ。
ンダンダ
- 2006-02-04 Sat くさい、けどへっちゃら
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朝からぐっと冷え込んで雪が舞う中、トさんはスキー場めがけてまっしぐら。ぺこさんと昼時のガラガラプールへ。はじっこのコースでチビっこレッスンを賑やかにやっているけれど、後は一人二コース使える状態。のんびり１時間ほど泳いで、帰宅。昨日のけんちん汁の残りでうどんを拵えて、ちらし寿司や、残り物をあれこれ片づける。
灯油タンクに取り付けたパイプをいったん取り外し、買ってきた魔法のテープを巻いて、もう一度取り付ける。７０円とは思えぬ効果を発揮し、まったく漏れは無くなった。しかし、気を付けていたつもりなのに、いつの間にかモンぺに灯油がついていた。くちゃい。そして手には切り傷が出来ていて血がたらたら。でも快適に給油ができるようになったから満足だ。
夕飯は、真鱈の煮付けの残りに、今度は白菜をたっぷり煮きあわせる。そしてコロッケをじゅわー。私は、パンにはさんで、コロッケパンにしてむしゃむしゃ食べた。あとは残り物を温めて、デザートは沖縄の香りむんむんのたんかん。
ヨッシャ
- 2006-02-03 Fri 節分には
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巻きずし丸かぶりが流行り？なんだそうだけど、この辺ではそんな習慣はない。で、昨夜からなんとなく頭にあったちらし寿司を作る。刻んだ茗荷の甘酢漬けと金ゴマを混ぜたすし飯を作り、その上に錦糸卵を敷いて、焙った鰻と紅ショウガで飾り付け。けんちん汁は、下茹でした材料をパックに詰めて持っていく。それと菜花のおひたしと春巻き。華やか弁当になった。
昼過ぎに近くのデパートへ。薪運びをするためのキャリーを作ろうと思っているのだけど、近くの手芸屋さんが撤退してしまって、布地を売っているお店が見つからないのだ。百円ショップで布を探すも、やっぱり売ってない。地下に降りて食材を買う。ぺこさんには中村屋のかりんとう、トさんにお造り、他にころころの地物の真鱈、ちじみほうれん草、イチゴを買う。夕飯は、牡蠣のオーブン焼き。砕いた全粒粉クラッカーを耐熱皿に敷き、塩水とレモンで洗った牡蠣を並べ、もう一度砕いたクラッカーで覆って、オーブンで焼くだけ。これだけ、なのに昆布焼きや牡蠣フライよりも、牡蠣臭さがないし、ほんとに美味しい。
アングリ
- 2006-02-02 Thu 越冬野菜があればほくほく
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青物野菜がなくなったので、越冬野菜に活躍してもらう。朝は、白菜の蒸し鍋。さくさく切った白菜、豚バラ肉（いつもはベーコン）、手でさいたエリンギを鍋に放り込み、黒胡椒をぱらぱら振って、弱火にかけておけばそのうちできあがる。お弁当には蕪の鶏そぼろあんかけと薩摩芋と焼き葱の煮きあわせ。薩摩芋はいろんな煮きあわせがあるけれど、これも定番の一つ。焼き葱の甘みが薩摩芋の甘みとほんとによく合う。
生協さんの配達は、今週分からネット注文が可能になった。さっそくネットで注文してみた品物が届いたのを仕分けして、今日もお二人はおうちでしずしず過ごす模様なので、２人分のお弁当を残して事務所へ。さきに、ホームセンターに寄って、先日、灯油のホームタンクにパイプをとりつけたのだけど、ねじの部分から灯油が漏るので、洩れを防ぐテープを買っていく。７０円也。事務所にて、このところ、木曜日の恒例行事のポコまんま作り。カワハギ、イカ、鶏レバー、カブの皮、出汁がら昆布、白菜の外葉、そしてジャガイモの在庫が切れたので替わりに薩摩芋にしてみたがどうかしらん。カワハギのうち１匹はトさんの夕飯のみそ汁にお裾分け？された。その他、夕飯は残り物や解凍おかずで間に合わせ。
クイネエ
- 2006-02-01 Wed ニッパチという
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今日明日はトさんの予定表が空白になっているので、スキーか温泉かと思ったら、このところ停滞気味のぺこさんの同意が得られず、家でのんびりになった。私だけ事務所へ。先にセルフスタンドに寄ってガソリンを入れ、同じ敷地内にあるスーパーで、ポコやん用の鶏レバーと、ぺこさんに榮太郎のかりんとうと黒豆せんべい、トさんの夕飯用にブリのお造りを買う。
１月の喧噪が２月になったら収まったよう。しずしずと仕事をして、結局午後から仕事にやってきたトさんに、テニススクールに行く前の腹ごしらえ弁当を準備して帰宅。冷凍してあったゴーヤで作ったチャンプルーを中心に、なんとなく沖縄んーな夕飯になった。私は、テーマを統一した食事が好みなんだなあ。
ドウカン
