ぽこぽこ日記 - 2007年3月
- 2007-03-31 Sat これは夢？
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3月は、あれでもかこれでもかどれでもかそれでもかと、様々なことが身の回りに起きて、ほんに怒濤の月だった。気がついたら、え、うそ？もう月末？だった。昨夕の衝撃的な光景が眼に焼き付いていたせいか、疲れているから存分に眠りたかったのに、今朝もはよから目が覚めてしまった。4ヶ月分くらいたまっていた「ぺこだより」の更新に手をつける。京の駄ラ仏さんの書き込みをきっかけに始まって、その後どんどん盛り上っていった高岡懐かしの味シリーズを、ほぼそのままのせることにした。高岡に住んだことがない人には、さっぱり分からないだろうから申し訳ないのだけど。あちこちを切ったり繋いだり、文章を校正したりして、4ヶ月分を一気に編集。
9時半頃、ぺこさんと車に乗って富山へ向かう。昨日のことがあるので、どうしてもいつもよりも慎重な運転になる。神経が過敏になっている。まずは映画館にて映画を観て、市川さんで蕎麦を食べ、車屋さんへ。点検と修理のすんだ車を受け取り、帰りは２台に別れて帰る。ぺこさんはプールとマッサージに行くとのこと。太閤山のフレッシュ佐武にて、パン、ヨーグルト、赤蕪漬けを買い、ホームセンターにも立ち寄って、工具類をしまうためのワゴンなどを物色する。事務所にて、冷凍ぽこまんまなどをとって、帰宅。散髪に行きたかったが、夕方まで予約で一杯とのことなので、今日はやめる。帰ってきて、洗濯しながら入浴。そのころから、強風が吹き荒れ、雷がピカピカどんどんがらがら。びうびう鳴る風の音を聞きつつ、サイトの更新の続きをする。
ヤダヤダ
- 2007-03-30 Fri 目撃者
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今日もまたすっかり消耗しきって、夕方6時半頃事務所を出て、家路についた。通勤ラッシュの中をのろのろ進み、帰り道の途中でも一番混み合う交差点の一つで信号待ちをしていた。一台前の車が先頭で、私が二台目。信号が青に変わって動き出したので私もそろそろとアクセルを踏み、交差点にさしかかったところで、「ガシャンッ！」と衝撃音がし、視界に、反対車線で同じように動き出した車に、自転車に乗った女性が撥ねられる光景が飛び込んできた。
慌てて、車を脇に寄せ、ハザードランプを付けて、ぺこさんと現場に駆けつける。撥ねられた女性はぐったりしていて動けないが、意識はある。そして、ショックのせいなのか、何か訪ねても意味不明瞭なことを言っている（ぺこさんによるとかなりお酒臭かったみたいとのこと）。交差点の側にある携帯電話のお店の店長さんらしき男性が一番に駆けつけて、てきぱきと携帯電話で119番に連絡。ほどなくして、救急車が到着し、ややあってパトカーも到着。撥ねたほうの男性は、茫然自失の状態で、それでもきちんと警察官に状況を説明している。
もう一人の警察官をつかまえて、ぺこさんや私や、やはり同じように事故を目撃したおばちゃんで、口々に状況を説明する。横断歩道の信号は確実に赤であったこと。女性を撥ねた車は、動き出したばかりでたいしてスピードが出ていなかったこと。それよりも撥ねられた女性の自転車の方がよっぽどスピードを出していて、まるきり飛びだしたように見えたことなどを説明する。どう考えてみても、被害者は撥ねた男性の方だ。降ってわいた災難で、ほんとにお気の毒でしょうがない。ちょっと間がずれていたら、もしかしたら、私が当事者になっていたかもしれないと思うと、ほんとに怖い。
ミタ
- 2007-03-29 Thu どんどこ
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今朝も美容食。ぺこさんと2人だけだと、どこどこまでもお手軽になっていく。生協さんの配達をしまってから事務所へ。午後から税務署へ。申告書類を提出しハンコをもらう。仕事関係の申告の方は管轄所が違うということが判明し、そちらに問い合わせることになった。今日も仕事の山に埋もれて過ごす。やってもやっても目途が立たないので、イライラと疲れがたまる一方で、ぐったり身体が重い。
モミモミ
- 2007-03-28 Wed 次から次へと
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朝の台所仕事がないこともあって、久しぶりにゆっくり眠った。ここ数日間の寝不足が、いくらか解消。台所に立っているのは全然嫌いではないし、特に負担になっているわけではないのだけど、一日のうちで占める時間がやはりそれなりにあって、なければないで、それはそれでありがたい。
お昼に、またもや生そばが届いて、嬉しい。今度はさらしな粉を二割混ぜたという前回よりは太めの蕎麦。居酒さんは「いろいろ難しいよー」と言いながらも楽しそう。
ずっと前から懸案になっている件を、所長が休暇をとっているこの間に、じっくり片付けようと思うのだけど、次から次へと仕事が回されてきて、遅々として先に進まない。夕方、飛脚となって、重要書類を富山まで届けに行く。
今朝方、また大きな余震があったが、震源が若干ずれていたせいか、縦揺れだったせいか、ぺこさんも私も台所に居たのだけど、気がつかなかった。断層の具合や地盤のつながりとかで、揺れの伝わり方って違ってくるんだなあ。
ユサユサ
- 2007-03-27 Tue ただいま休暇中
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朝は美容食。いつもより早めに事務所へ。緊急にトさんに連絡をとらねばならぬ事態が発生して、ホテルに電話をかけてみる。しかし部屋にはいない。それにしても、なんで、向こうの人はあんな早口でしゃべるのだろう。普段乗っている車の定期点検と、いつの間についたのか覚えのないキズ（けっこうひどい）を修理してもらうために、富山の車屋さんに車を預けに行く。ぺこさんと二台に別れて富山へ向かい、車屋さんに車を預ける。
昼飯を食べに上市の「しゃんりん」へ。朝、ぺこさんが電話をかけて、本日は昼の営業をしていることを確認しておいた。「私、地震で食欲ないし、軽くラーメンぐらいでいいわ…」と何だか気勢がそがれるようなことを言っていたぺこさんは、席について、いざ注文となると、「やっぱりお粥が食べたい、麻婆豆腐も食べたい、餃子も食べたい」とくるりと180度転換してしまった。お腹パンパンになって、富山市内に戻り、重要書類を受け取ってから、事務所へ戻る。
朝のうちにファックスを流しておいたのだけど、やはり手元には渡らなかったらしくトさんからの連絡はない。3時頃再び電話をしてみる。今度は通じた。しかし、酔いと疲れですっかり夢の国にいたもよう。話の内容がうまく伝わったかどうか疑問が残る。朝になったらすっかり忘れているんじゃ…。
だんだん余震も減ってきて、少しづつ落ち着いてきた。
ヤレヤレ
- 2007-03-26 Mon 一夜明けて
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本震が起きた時に、より揺れの激しい古家の２階で寝ていたぺこさんは、とても２階では眠れないとのことで、１階の居間で寝た。朝方、台所に居たところに、また大きめの余震。最初の揺れほどのはもうこないだろうとは思うのだけれど、恐怖感はどうにも去らず（それどころかどんどん増して）、余震が来る度に「あ、またや」と心臓がどきどき。ちょっとでも大きな物音がしてもビクビク。震源地に近い所では、その度合いはもっともっと高いだろう。特に輪島や七尾や珠洲はよく知っている土地だけに、かの地に住む人に一日も早く平安が訪れることを祈るばかり。大地の神さん、たのんますおがんます。
朝ご飯を食べているときに、ぺこさんが、庭の灯籠の頭に乗っている石が落ちていることに気づく。本震の時には落ちてなかったような気がするから、昨夕か今朝の余震で落ちたらしい。
事務所は、地震とはまるで関係なく忙しいが、ときおり事務所ごと揺れて、その度に、ひいー。消費税の申告書類を仕上げてしまう。暇を見てはポコカメラを覗いて安否を確認する。ポコは最近は寝場所が分散しているのだけど、今日は珍しくカメラの設置してあるタンスの上にちんまり寝ていた。骨折した猫の脚を木工ボンドで治療してやる。
ユレマス
- 2007-03-25 Sun いくそった
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明け方３時頃に目が覚めて、そのまま布団の中で読書。奈良美智さんの自叙伝を読み終えた。映画を観た時に感じた誠実で実直な人柄に改めて感服し、いろんな人に支持される理由がよく分かった。人として大切な真実のみを的確にとらえるその眼は、奈良さんの描く女の子の瞳そのものだと思う。5時頃起き出して、珈琲をたっぷり入れてパソコンに向かい、サイトの更新をしたりメールの返事を書いたりする。
9時頃階下に降り、ストーブに火を入れて、しばらくしたところに、突然それはやってきた。最初にジャブのような横揺れがあり、それから本格的な縦揺れ！ぐらぐらぐらーっ。がたがたがたーっ。同時に停電。二階で寝ていたぺこさんに「地震ーっ！」と叫ぶ。立っているのがせいいっぱい、でも、とにかくストーブを消しに行く。側にいたぽこにゃんは、にゃんだにゃんだーっと匍匐前進体勢をとっている。
しばらくして揺れがおさまり、ぺこさんが2階から降りてきた。とにかく棚から落ちたものを拾い集める。リーデルのワイングラスが一ヶ割れたので、大きなかけらを拾い集め、電気が復旧するのを待って、掃除機をかける。凸さんのバリ土産の獅子頭をはじめ、いろんなものが棚から落ちていた。こんな大きな地震（震度５）は生まれて初めての体験で、しばらくは膝のふるえが止まらない。ラジオをつけ、ニュースを聞くと、能登沖が震源とのこと。津波はどうなんだろうとさらにニュースに耳を傾けつつ、インターネットでも気象庁のサイトなどをチェック。幸いに津波の心配はほとんどなさそうで、ほっとする。
事務所が心配なので、11時前にぺこさんと車に乗って出かける。窓枠に置いてあった置物の猫が棚から落下して片足骨折の重傷だったが、心配した食器類の破損はなく、やれやれ。気象庁の記者会見をテレビで観てから、家に戻る。こんな時にふさわしい即席麺で昼ご飯をすませてから、ちょっと休もうと思って、横になって眼を閉じるも、時折、余震のため家がミシッと鳴って揺れるので、その度にギクッとなって目が覚める。とても寝ていられないから起き出して納戸の片付けをする。６時過ぎ、お風呂に入っている時に、再び強い余震。慌ててあがる。おちおち入浴もできない。が、震源地に近い家では、入浴どころではないだろうと思う。それから、世界のあちこちの紛争地でも、やっぱりこんなどうにも不安な状況が、いつ果てるとも分からず続いているんだろうと思うと、いたたまれない気持ちになる。
グラグラグラグラ
- 2007-03-24 Sat 魚がない
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昨夜から今朝にかけて、ときおりガタゴトいう物音が聞こえたのは、たぶん、トさんの出発準備や、ぺこさんの来客に備えての片付けの音だったんだろう。朝から、トさんはカナダへ。ぺこさんはお葬式へ。私は、寝たようなそうでないような気分のまま目が覚め、いつまでも布団の中にいて、10時頃ようやく起き出した。洗濯をしながらお風呂に入り、紅茶と果物とヨーグルトをお腹にいれる。
車に乗ってフレッシュ佐武へ。ぽこまんまがすっからかんなので、ぽこの魚を仕入れたかったのだけど、アジが先日の倍値でカワハギにいたっては姿さえない。ぽこ魚は買わない。生カキ、天然酵母あんぱん、とんかつソース、粒マスタード、花かつお。さらに、大和百貨店に行ってみる。今日は昨日にもましての人出だが、昨日と比べれば年齢層は下がっている。地下にて、カワハギ、真いわし、ビールを買う。
事務所にてぽこまんま作り。冷凍庫のイカとカワハギは茹で、いわしは焼く。冷凍してあった野菜と鶏レバーのミックスにさらにキャベツの外葉も混ぜて小パックに詰めて出来上がり。帰りに酒屋さんに寄って、ジンを買う。帰ってきてから、少し車庫の片付けにいそしむ。午前中はぬるい風が吹いていたけど、午後からしだいに天気が荒れてきて雨になった。
ハル
- 2007-03-23 Fri 忙殺
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昨日のお昼は、急遽、蕎麦に変更されたため、ご飯が余っている。たっぷりの冷やご飯、とくれば大根飯しかないでしょう。はふはふのうまうまで、とりあいして食べる。昼は、残りの蕎麦を茹でて、これまた、とりあいして食べる。
午後から、ぺこさんの喪服を探しに大和デパートへ。売場の店員さんが真っ先におすすめしてくれたものが、やはりよく、今までの中でも一番よかったので、買うことに決定。随分前から探していたのだけど、どうにもいいのがなく、いつも見送りになっていたのが、ようやく決着した。6階で飲食店や食品店の催し物が開催されていたためか、店内にはやたらとお年寄りが多く、老人病院の中を歩いているようだった。
夜は金沢で文楽があるのだけど、カナダスキー出発間際で、その準備と仕事に、さらに通夜への出席まで加わったトさんはとても行けないので、欠席。ぺこさんと2人で電車に乗って金沢へ。観終わってから、高岡に戻り、駅でかけうどんをすすってから、帰宅。
今日は朝からいろんなことがちぐはぐで、巡り合わせの悪い一日だった。先日観た映画の中の傲慢な未亡人に振り回されまくる無気力な若者になった気分。心を亡くし、心が荒れてしまった週末。
フトンカブッテネヨウ
- 2007-03-22 Thu 新・蕎麦
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生協さんを片付けてから、事務所へ。昼ご飯の仕度をしているところへ、「居酒」のタイショーが仕事の依頼ついでに、打ち立ての蕎麦とつゆを届けてくだはった。さっそく、大鍋に湯を沸かし、お昼に試食。もう申し分なくうまーい。期待が高まる。
トさんのもう一人のおばさんが亡くなった。96歳の大往生だから、それはめでたいぐらいのことなのでいいのだけど、何せこの忙しさと来ている。トさんは土曜日からカナダだし、事務所がまた狂ったように忙しく、終日大混乱なのだ。これ以上、どうしたらいいのだ。
サテ
- 2007-03-21 Wed 久しぶりの
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映画「明日へのチケット」は、前から観たいと思っていたのだけど、1月のシネモンドでの上映をいろいろあって観逃したので、新装したフォルツァ総曲輪（旧ウィズシネマのこと。この新名称は気に入らん）での上映を今日こそ観に行こうと思っていた。何時の電車に乗っていけばいいかなあと調べていたら、ぺこさんがやってきて、「どこか行く？」と訊くので、「映画を観にいく」と答えると、「私も」となり、2人だったら車の方がよいので、さっそく着替えて出発。トさんは開場とほぼ同時にプールへ。
まずは、久しぶりの「市川」さんにて腹ごしらえ。食べ終わってから、時間に余裕があったので、「彩々」さんに寄って、ここでも久しぶりに、にこにこ顔のマスターと顔をあわせることができた。美味しい新豆コーヒーと自家製カボチャプリンをいただき、おすすめ珈琲豆を数種類詰めてもらった。中央通りの駐車場に車を駐めて、歩き出したところの服屋さんの窓際にぶらさっがていたＴシャツにぺこさんが目を留め、すかさず購入（トさんのテニス用）。映画館は、かなり改装されていて、特に車椅子の人が来やすいような工夫があちこちになされていた。映画は20人ぐらいの入り。面白い作品なのにもったいない。
劇場を出て、吉田商店へ。お店に入ると、ちょうどばあちゃんとじいちゃんが力をあわせて漬物樽の世話をしている最中だった。変わりなく元気なばあちゃんに大根の浅漬けをあげてもらう。それから、クロワッサンの店が入っている米三家具店へ。買い物は久しぶりだったので、ぺこさんの眼がすっかり据わってしまって、あれもこれもと二かご一杯に買い込む。でも、、前から欲しいと思っていたものや、いいものばかりだったので満足満足。むふう。荷物を満載した帰りの車中は、珈琲豆の香りとたくあんの香りが入り混じって、何とも表現のしようのない匂いに満ちていた。
週末からトさんがカナダへ旅立つので（といっても１週間ぽっきりだけど）、夕飯は久しぶりに３人ですし貫へ。ナミちゃんが、ますますどんどんふっくらして、その分だけ存在感も増していて、いい感じ。たかちゃんの見込み以上だったかもー。
ウワマワッタ
- 2007-03-20 Tue 雪化粧は美しい
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朝起きると、雪がうっすら積もっていた。冷え込みひとしおで、朝は、蓮根のすり流し。お弁当には久方ぶりに鯖の味噌煮。よく売れた。夕飯は、お手軽なキムチ鍋。生食はいまひとつ嫌われてしまうエシャレットを持て余していたので、そのまま鍋にほうりこんだ。いものこと烏賊もふっくら美味しく煮えた。
ヒンヤリ
- 2007-03-19 Mon 朝の儀式
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６時ちょっと前に目が覚めると、もううっすら空が明るい。夜明けが確実に早くなってきている。それにしてもなんでこんなに寒いんだーと起き出して、まずはストーブの火入れ。の前に掃除。前夜うまく燃焼していれば、前面のガラスはさっと拭くだけでよいが、そうでなければ、濡らした端切れに灰をつけてゴシゴシ磨く。底にたまった灰を手箒でさっとはらって、掃除完了。なるべく軽そうな短めの薪を三本ほど選んで、ストーブの中に立ててみて配置を決める。ぱっと決まることもあるし、そうでないときもある。
着火剤（燃えつきのよい木の皮）がなくなったので、このところは、薪から細いささくれなどをはぎ取ったのを着火剤がわりにしている。おがくずもあるのだけど、燃焼速度がはやすぎて、小薪に火が移らないうちに燃え尽きてしまうので、着火剤としてはちょっと不向き。それに、ばらばらと散らばるので私はあまり好きではない。ささくれにマッチで火をつけ、細い小薪をそっとのせて、徐々に火を移していく。これまた一発でうまくいくときもあるし、途中でしゅんと消えてしまうこともある。小薪が勢いよく燃えだしたら火入れ完了。
ここまで、何もかもが順調に運べば最短で5分、何もかもがうまく運ばないときは30分。平均すれば15分ぐらい。さっと火入れが済んだ日は、今日一日何もかもが上手くいくような気がする。後は、大薪にうまく火が移るまで、時々目を配って、火が消えそうだったら、さらに小薪を足してやる。なかなかに手のかかるストーブだ。格好いいからいいんだけど。
一日中のどがイガイガ。風邪かと思ったけど、どうも黄砂か花粉のせいみたい。
イガイガ
- 2007-03-18 Sun スイミンハウス
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10時頃起き出して、トーストをかじりながらサイトの更新。昨日、久しぶりに昼も夜も料理の写真を撮ってきたので、その編集をする。それから日記などの書き込み。
ト・ぺこさんは寝たきり老人となる。家全体がネムリビョウキンに襲われたもよう。
グウグウ
- 2007-03-17 Sat おいしい一日
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せっかくＯ子おばさんが来ていることだし、今日は久しぶりに兄弟姉妹が集まってお昼を一緒に食べることになった。兄弟姉妹、といっても男はトさんのみで、後は、３人の姉さん（ミチさん、入院しているヨコさん、いつも掃除にきてくれるセッチャンおばさん）、に１人の妹（０子さん）の女所帯なのだ。ト・ぺこさんと０子さんは、まずは泳ぎに行くと３人で先に車で出発。私も11時頃電車に乗って出発。お店が福岡駅の前にあって、しかもちょうどいい時刻の電車があった。福岡駅に着くと、叔母さん２人が駅前に車を停めて、駅の人に車を停めておいていいかどうか訊いているところだった。３人でお店へと向かう。２、３分でお店に到着。
先にお店に入って、お茶をいただく。しばらくたってから、水泳組がやっぱり遅れて到着する。前々から噂に聞いていた通り、カウンター7席のみのこぢんまりしたお店。黙々と働くご主人は私と同い年ぐらいかな。上品そうなお母さん？がお茶を運んだり、こまめに世話をやいてくれる。丁寧に作られた懐石料理をいただく。焼き物は備長炭で焼き、ご飯を炊く土鍋は京都の「なかひがし」さんと同じもの。相当こだわりの深いお店。季節をかえてまた来たい。
夜は金沢で音楽会があるので、お見舞いに向かうト・ぺこさんや叔母さんたちとお店で別れ、私は金沢へ向かう。朝、金沢コミュニティシネマから届いたメールで、今日明日と金沢21世紀美術館の映画館で上映会があると知り、上映時間を調べてみると、ちょうど3時半から5時過ぎまで「はなればなれに」というゴダールの映画をやることになっている。鈍行に揺られて金沢駅に着き、やや早足ですたすた歩いて21世紀美術館へ。入場券を買って、入場するための列についていると、隣に70歳ぐらいの上品そうな女性が並んできて「金沢の郊外に住んでいるので、朝早くに、じいさんにここまで連れてきてもらって、今日はこれが２本目で、最後に孫と一緒にもう１本観るの」だって。小粋なばあちゃんだなあ。さすが金沢。
香林坊からバスに乗って金沢駅へ。席に着くと、ジュンちゃんバンに乗ってやってきたご一行様が、珍しく早々に到着していた。音楽会の後の楽しみは、このところ花丸急上昇中のイル・ガッビアーノさん。ぺこさんが開演前に着々と予約しておいた。終演後、いつものお仲間が、いつものごとく「夕飯どうするがけ？」。予約済みですというと、「ん、そう」と当然のようにおっしゃる。ねぎらいとか感謝の言葉が一言あってもよさそうなものだが…。
Ｔダさん夫妻も加わって総勢９名での晩餐。今日の料理も素晴らしい。貸し切りということもあってか、今日はご主人は最初から笑顔であれこれとサービスしてくださった。帰りは、いつものごとくウリコさんの運転で帰還。助手席でナビを見ていたジュンちゃんが、松任インター（そんなもんあったけ？）が近いと言い出し、運転席でやり合いが始まったので、みんなでウリコさんに加勢する。乗せてもらっているだけでありがたいのに、ヨッパライが文句をいうなんて、とんでもねぇーぞ。
ワイワイ
- 2007-03-16 Fri 楽しい叔母さん
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朝は軽めにお粥。残りご飯が少なかったので、私だけパンを焼いて食べた。昼はご飯を炊こうかと思ったけど、結局うどんを茹でた。夕方、埼玉の０子叔母さん（トさん妹）が来られたので高岡駅まで迎えに行く。トさんは昼から、金沢富山とドサ回りにでかけているので、事務所を閉めて、ぺこさんと３人で叔母さん（トさんとＯ子さんの姉）のお見舞いに行く。まだ集中治療室におられるのだけど、この土日で落ち着けば、一般病棟に移ってもいいとのこと。
夜は久しぶりに木瓜ちゃんへ。木瓜ちゃんは移転した当初は、割烹と呼ぶのがふさわしいようなお店だったけど、今はもう昔の店に限りなく近づいてきている。魚づくしだったけど、０子おばさんはぺこさんと同じく偏食児童で、ゲテモノ系などには箸をつけない。叔母さんとぺこさんはともに末っ子で、おしゃべり好きなところとか、すごくよく似ている。身体の頑丈さだけは、全く違うが。
サトガエリ
- 2007-03-15 Thu 消耗
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生協さんの配達日で、野菜類が残り少ないので、あるもので適当に料理する。
わがままなよくばりおばば？に事務所中が振り回されて、居残り仕事でうんざり。
ナイ
- 2007-03-14 Wed いい匂い
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今朝は、まず、昨夜のうちに魔法瓶にひたしておいた虎豆を煮る。豆の煮える匂いは、懐かしいようなそれだけで心が温もるような。ご飯の炊ける匂いと、どっちをとるかと訊かれると、うーん難しい。
リョウホウ
- 2007-03-13 Tue 風邪安全週間
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昨日から何となく風邪気味で身体がだるかったので、昨夜は10時前には寝てしまった。朝起きたら、首の後ろにぐっしょりと汗をかいていて、寝ている間に熱が出たのだなよしよしと思って起き出す。まだノドのあたりに風邪が居座っているような感じで、退去命令を出すべく、塩水でガラガラとうがいする。それからシナモン茶を飲む。生姜が食べたくて、昼弁当にはホウレン草と切り干しの和え物にすり下ろした生姜をたっぷりいれる。
洗濯機の部品はまだこないので、洗濯は事務所でする。昼のみそ汁などを作りながら、1回目の洗濯をし、昨日の3回分の洗濯物をたたむ。2回目の洗濯を回してから、確定申告の書類を持って、歩いて税務署へ。時代小説を読んでいると、駕籠を除けば、とにかく徒歩なので、江戸時代ならばちょっとそこまで、という距離かな。税務署につくと、駐車場と１階の説明会場は大混雑だが、印鑑をもらうための窓口には誰もいない。ぺったんことハンコを押してもらう。
ほっとした気分の帰り道、大和デパートにてブリのお造りを買い、さらに向かいのまるまんにて、ぽん酢、たくあん、クラッカーを買う。「居酒」現場前を通りかかると、もういつでも開店できそうな感じ。
マダヨ
- 2007-03-12 Mon 冬かな春かな
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京都帰りのご一行は、ウリ子さんの運転にて、猛吹雪のため30キロぐらいでしか進めず、昨夜の2時頃に帰宅したとのこと。朝、２合のご飯を炊いたのだけど、昨夜の雪道運転ですっかり気持ち悪くなってしまったぺこさんは朝は食べなかったので、ご飯がたっぷり残ってしまった。でもいいの、大根飯にするから。うふ。お昼も事務所で煎り豆ご飯を炊いた。お昼休みにやってきたウリコさんに「ちょっこり食べてみられ」と言うと「うんまいうんまい」とおかわり。小さいおにぎり1ヶを残すのみとなった。
ポコマンマの在庫が皆無となったので、フレッシュ佐武へ。大荒れの天候のため、全般に魚は少なく高値で、カワハギなんていつもの倍ぐらいの値段になっている。だから、今回の主食はアジにする。アジ６尾、カワハギ４尾、トリレバー、花かつお（以上ぽこにゃん用）、アジのお造り、白瓜の粕漬け、たくあん、コンニャク、スナック菓子。
事務所に戻ってきてポコマンマ作り。アジは素焼きにして身をほぐす。鶏レバーは茹でて刻む。カワハギとイカも茹でて、そのゆで汁で、里芋、おから、出し殻昆布、出し殻おかか、白菜の外葉を煮る。夕方、確定申告書類の清書をし、仕上がった書類のコピーをとって、完成。
洗濯機は、ぺこさんが問い合わせた結果、回転板だけを取り寄せできることが分かった。4200円（消費税込）という微妙な値段だったが、とりあえずそれを取り寄せてもらうことにした。
今日も寒かった。日中は、吹雪いたり、突然晴れたり。変な天気。
ヘン
- 2007-03-11 Sun 観てから観た
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朝からトぺこさんは京都へ。高岸知代テニスプロが、京都の試合で決勝進出したので、その応援と、もちろん「おたまちゃーん」に会いに。私は、前から計画していた金沢行きを気兼ねなく実行できる。昼前に、ぴうぴうとチベタイ風が吹くなか電車に乗って金沢へ。
出発前に予約しておいた「小松弥助」へ。このお店は手の内すべてみせますというスタイルで、まな板が眼の前にどーんとおいてある。おやじさんの鮮やかな手さばきが最高の肴。寿司自体はすっかり完成されていて、つまり、おやじさんが指揮者のようにひらひらと手を動かすだけで、あれよあれよと見事な寿司がよどみなく生み出されていくのだ。そして、その目配りぶりには、ただただ感心するばかり。引退されるまで、後何回行けるかなあ。
腹ごなしに大和デパートの地下などをひやかしてから、シネモンドへ。奈良さんのドキュメンタリーを観て、映画館を出ると、アラレが降りしきっていた。とことこ歩いて21世紀美術館に着くと、前面の芝生一面が雪で真っ白になっていて、美術館の未来的な建物が雪の上に浮かんで見えてびっくりするほどきれいだった。映画を観てから、奈良美智展を観て、んんよかった。
ン
- 2007-03-10 Sat のんべんだらり
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一日中、ごーろごろのぶーらぶらのぼーりぼりのすーやすやのぐうぐらりん。夜、洗濯機が異音を発して、故障。
グウ
- 2007-03-09 Fri 幕がおりた
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昨日生協さんから届いた新鮮な卵があるので、今朝は卵かけご飯。一個の卵をぺこさんと半分コして食べるくらいでちょうどいい。昼は、新聞に載っていたワインずしを炊いてみた。桜色のきれいなごはん。帆立味が効いている。残ったのはおにぎりにして、小腹の友にする。
夜は金沢で、先週に引き続いて落語会がある。いつもより早めの6時半開演なのだけど、5時半になっても同行のウリコさんからの連絡がなく、いつもは待たせる立場のトさん（待たされるのは1秒でもイヤ）がいらいらと玄関に出てまっている。5時半をかなり過ぎてからの出発。前座さんは諦めてもいいけれど、二番バッターの紫文さんは聴きたい。ウリ子さんのちょっぴり手に汗握る運転にて会場に到着し、何とか紫文さんには間にあった。さきに会場前で降ろしてもらって、ウリコさんだけが駐車しにいく。ところが、トラブルと勘違いにより、ウリコさんのチケットが入っているカバンがトランクに積みっぱなしになっていて、ウリコさんは怒りマークをおでこに貼り付けて、チケットをとりにもどる。
すったもんだはあったものの、やはり小三治さんは、そんなドサクサがすべてふっとんでしまうくらいに面白く、涙を流しながら会場を後にして、更科藤井さんへ。いつものごとくお品書きの端から端まで喰って飲んで、波乱の週をしめくくった。帰りもウリコさんの運転にて帰高岡。いつもほんまにありがとさまです。
マク
- 2007-03-08 Thu 大根には飯
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今朝もまた少し積もっていた。しかし、雪の日は、晴れわたった日よりも暖かい。資源ゴミの立ち当番（見張り）があたっているので、早めに台所仕事とご飯をすませて、ぼとぼと雪がふりしきる中、ぺこさんとゴミ出し。ぺこさんが見張りをして、私は運ぶ。といっても今回は少なくて二往復ですんだ。
事務所からの帰り際、パソコンの電源を落とす前に、ちょいと掲示板を覗いて、駄ラ仏さんの大根飯の書き込みを見てしまったものだから、さあ大変。読んでいる間にヨダレがたまり、頭の中が大根飯でいっぱいになってしまった。冷やご飯、ある。大根、ある。今晩は鮭粥にする予定だったのだけど、変更だ。帰りの車の中で、どの土鍋を使おうかなあなどと考えながら帰宅。さっそく土鍋にそぎ切り大根と味噌とご飯をいれて最弱火にかけておく。初体験の大根飯は、焦げた味噌と大根の香りが相まって何ともおつな味。ぽこにゃんもカレイの塩焼き（塩のついてないところ）のお相伴にあずかってご満悦。
ハフハフ
- 2007-03-07 Wed 雪はしんしん
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朝、着替えて、部屋から廊下に出て外を見たら、ベランダに雪が積もっていたのでびっくり。やけに外が静かだと思った。日中も時折雪が降りしきっていた。
夕方事務所で、夕飯用のポタージュを作る。何かの間違いで、生協さんで人参を二箱も注文してしまったので、人参を使わねばならない。でも、畑の作物というのは、本来は一時に収穫されるものだから、漬物や乾物などの保存食はそういうところから生まれてきたんだろうな。蒸し炒めした玉ネギに薄切り人参を加えて、生米と一緒に鶏のブイヨンで煮る。辰巳芳子さんによると人参ポタージュには生米なのだそう。家に帰ってきて温めなおす時に、仕上げに豆乳を加えて、食べた。
オヤスミ
- 2007-03-06 Tue 春の雪
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今日は、確定申告の書類を整えた。
叔母さんの手術は無事終わり、しびれもないとのことで、手術は大成功だったようだ。よかった。それどころか、「はやく仕事に復帰せんなん」とはやくも言っているという。叔父さんの見るも気の毒なほどの憔悴や息子さん達の心配は、本人はあちらの国におられたので、当然ながらご存じないのだろうけど。こればっかりはお医者様でも手が出ないから、しょうがないっちゃあしょうがない…。
午後から空には雪が舞った。波乱はまだ続くもよう。
フユダ
- 2007-03-05 Mon 春の嵐
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夜半から風がびうびう吹き荒れていた。ポコニャンが不安そうにいったりきたり。波乱の幕開け。 朝、叔母さん（トさん姉さん）がクモ膜下出血で昨夜倒れたと、旦那さんから電話。一昨日、その叔父さんの姉さんの旦那さんが長患いのすえに亡くなって、今日は葬儀の日だったのだが、もうそれどころではなくなってしまった。すっかり取り乱したぺこさんがスキー疲れで寝こけていたトさんを起こし、とるものもとりあえず病院へ。集中治療室で昏々と眠る叔母さんは、午前中に検査を受け、夕方手術とのこと。
昨夜、車を一台事務所に置いてきたので、トぺこさんを事務所に送り届け、いったん家に戻る。ストーブがつけっぱなしで、鉄瓶がちんちんいってた。あぶないあぶない。強風におびえていたポコにゃんは、私がいつもパソコンする時に座っている椅子の座部でちんまりと丸まっていた。お弁当と夕飯を準備して事務所へ。嵐は事務所でも収まらず、まるやさん関係の人が来所したりして、しつこくたっぷりねちねちと因縁をつけていく。塩まいとけー。ぺっぺ。
帰りにもう一度お見舞いに行ったトぺこさんによると、叔母さんはどうやら軽い出血で済んだとのことで、ひとまずほっとする。それにしても、今日はやたらと救急車が走り回っていたなあ。
ヤレヤレ
- 2007-03-04 Sun 三連金
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今日もカレーで朝昼ご飯。日記の残りなどをつけてしまう。今日も金沢で催しものがあって、3時開演だというのに、ぺこさんがいつものごとくのんびり（もたもた）していて、家を出たのが2時ちょっと前。事務所前で待ちかまえていたウリコさんとジュンちゃんと落ち合って、ジュンちゃん運転にて金沢へ。開演３分前に会場入り。久しぶりに1階前方の席があたった。
終演後、観光客でごった返す金沢駅の土産物売場で、佃煮、芝舟などを買い、さらに金沢フォーラスで、ウリコさんがモチクリームを目の色を変えて買い、もう一度金沢駅に戻って、カブラ寿司などを買う。トさんに連絡を取ると、今日のスキーはあまりに暖かくて昼で切り上げてもうすでに帰途についているとのこと。はああ。予約してあっったイル・ガッビアーノで落ち合うことになった。はあやれやれ。
二度目のイル・ガッビアーノは至福のひととき。ご主人は、料理している間は実に厳しい表情で、真剣勝負がひしひしと伝わってきて、それがほんとに格好いい。それだからこそ、食べ終わって帰るときにみせてくださる、心からの笑顔がまたいいのだ。朝から何となく具合わるそうだったジュンちゃんが途中退場して可哀想だったのに、料理があまりに美味しくて、誰も途中で帰ろうなどとはいいださなかったのだった。
キョウモ？
- 2007-03-03 Sat 落語と蕎麦と
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8時過ぎ、スキーに出発する人のいつものドタバタ騒動で目が覚める。9時頃起き出す。月初めだからシーツなどを取替え、山積みになっていた洗濯物をたたみ、勢いでアイロンかけもしてしまう。レトルトカレーと冷やご飯を温めて朝昼ご飯。午後からひたすらサイトの更新にいそしむ。2時半頃、200円散歩に出発。島尾から雨晴に続く砂浜をてくてく歩く。その横をどこかの中学校の野球部の少年達が顔を真っ赤にしながら走っていく。
戻ってお風呂に入っていると、ウリ子さんからはやく出発しようとの督促電話。慌てて仕度して、ぺこさんと車に乗ってウリコさんチへ。ジュンちゃんと4人で金沢へ。駅裏のコインパークに駐車し、邦楽堂ホールに入ったところで驚いた。入場するための順番待ちの列が延々と出来ている。自由席とは知っていたけど、甘かったー。一階の後方にて上方落語を堪能してから、夕飯はお約束の「更科藤井」さんでしこたま食べて飲んで〆。
チョーン
- 2007-03-02 Fri 金曜日だけど日曜日
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6時起床。朝ご飯の仕度をして、お二人のお弁当用に肉じゃがとホウレン草のおひたしを準備しておく。9時、電車に乗って金沢へ。本日は、めったにない自発的なお休み。一人でどこかへ行こうとすると、後の二人がひがんで、気まずい思いで行かねばならないので、だんだんどこへ行くのも億劫になってしまった。
電車を乗り間違えることなく、10時前に金沢に到着。中田屋の芝舟を１本買い、バスに乗って香林坊へ。持ち帰り珈琲を買ってシネモンドへ。日曜日に観るはずだった「母たちの村」を観る。そして、日曜日に行こうと思っていた「滉葉」さんへ。「そらあるき」に載っていて、映画館を出てすぐのところにある。こぢんまりした小料理屋さん。どちらかというと街の食堂屋さんか居酒屋さんの方が似合いそうな、ふくよかでほがらかなおかみさんなのがちょっぴりおかしい。昼定食と生ビールをいただく。青菜の味噌がけ、うどん入りの茶碗蒸し、お造り、揚げ物二種、ご飯と味噌汁とおつけ物で1050円。安くて味もよいのだけど、何かが足りない。なんだろう。
腹ごなしに金沢駅まで水路沿いに歩いて戻って、映画を観ながら食べたらおいしかった中田屋の芝舟をもう２本と、小出の芝舟も一袋買う。夕飯用に笹寿しを買って、電車に乗っていったん帰宅。夕飯の下拵えをして、自分用にはサンドイッチを作って、再び電車に乗って高岡へ。500円で「佐賀のがばいばあちゃん」を観る。帰りも電車で帰宅。通路をはさんで斜め向かいの席には、今日卒業式を迎えた高校三年生の男の子が２人。熱心にアルバムに見入っていた。
ポコノオミヤゲハ？
- 2007-03-01 Thu ご褒美
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台所仕事、朝ご飯、納戸と車庫の片付けと整理、庭の落ち葉拾い、ガラス拭き（一足も二足も早いこのところの春の陽射しで黄砂の汚れがめっきり目立つ）、生協さんの配達品をしまって、事務所へ。昼ご飯の味噌汁などを準備しつつ、ポコマンマ作り。三階のガラス拭きと掃除。後はパソコンに向かって月初めなので先月の会計処理にいそしむ。夕飯後、眠気と酔いにおそわれながら、生協さんの注文をネットでする。今日は、とてもよく働いた。だから明日はお休みをもらう。
タイヘンヨクデキマシタ