ねりごま
炒ったゴマをすり鉢ですって、ねりごまを作ります。やすこさんが幼い頃は、母きみさんがゴマをするときにすり鉢を押さえるのが子供の役目で、ゴマをすりながら、その日あったことや学校で習ってきたことをいろいろ話したそうです。
ゴマ和えを作った後のすり鉢にほかほか御飯を混ぜるとゴマ御飯ができます。一度、遊びにきていた親戚の子が、ごま御飯を見て目をまん丸にしたことがあります。不気味な真っ黒な御飯なので、びっくしたのでしょう。見た目は良くないけど、甘くてゴマの香りがしてとても美味しいです。
材料
- ゴマ半カップ
- 砂糖、しょうゆまたはみそ
作り方
- フライパンでゴマをパチパチとはじけ出すまで炒る。
- すり鉢に炒ったゴマを入れ、すりこぎでペースト状になるまでする(根気と腕の力が要ります)。
- 砂糖半カップとしょうゆまたは味噌大さじ1を加え、よく混ざるまでさらにする。
※黒ゴマの代わりに白ゴマを使うとねりゴマ(白)になります。これは白和え等に用います。