ぽこぽこアートメモ - 2002
- [音楽]梯 剛之 ピアノリサイタル
-
相変わらず、限りなく透明な音が心に染みわたる梯さんのピアノをじっくり味わう。ピュアな魂がそのまま聴こえてくる。
2002-12-17 石川県立音楽堂にて
- [音楽]ソフィア国立歌劇場「ラ・ボエーム」
-
特に前半、聴かせどころの多い「ラ・ボエーム」。ミミ役の人がとびきり上手。オケピットが狭くて、ハープと打楽器の人が舞台上にはみ出している。オケの人達がちょうど出入りする通路の真ん前の席に座っていたものだから、小休止(なぜか1楽章ごとにあった)のたびに、出入りするオケの人達を観ることができた。終演後、ホールから外へ出て、びつくり。わずか3時間の間に20cmぐらいの積雪が。というわけでますます印象深いコンサートになったのだった。
出演:ゲオルギ・ノテフ指揮
2002-12-10 金沢市観光会館にて
- [音楽]川久保賜紀ヴァイオリンリサイタル
-
若々しく、それでいて気品ある演奏が気持ちよかった。
出演:川久保賜紀(Vn) 江崎昌子(Pf)
2002-12-08 入善コスモホールにて
- [音楽]ヨーヨー・マ&オーケストラ・アンサンブル金沢
-
初めて聴くヨーヨー・マは、流れるような弾むような演奏で、外の誰とも違うヨーヨー・マ節になっていた。もちろん、大きな身体が、ますます大きく見えるのでした。
出演:岩城宏之指揮
2002-11-14 富山県民会館にて
- [音楽]ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
-
弦楽器の人も太鼓の人も管楽器の人も、みんな休むひまなく忙しく、しかも独唱に合唱までありの、盛りだくさんな交響曲第3番。マーラーさんは、すごくサービス精神の豊かな人だったに違いない。数年前に本拠地アムステルダムで聴いたときと何が違うかというと、やっぱり会場の雰囲気か。
出演:リッカルド・シャイー指揮 ミシェル・デ・ヤング(Alt)
2002-11-12 石川県立音楽堂にて
- [音楽]スタニスラフ・ブーニン&オーケストラ・アンサンブル金沢
-
ちょっとおつきあいモード。
2002-11-06 石川県立音楽堂にて
- [音楽]ダン・タイ・ソン ピアノリサイタル
-
ダン・タイ・ソンさんは、ベトナムのハノイ出身。静かなパートは柔らかい繊細なタッチ、激しいところは、身体全体を使ったダイナミックな演奏。舞台上では、とても大きく見えたのに、演奏終了後、ホールで開かれたサイン会に登場した彼は、間近で見ると、とても小柄。そういえば、ベンゲーロフさんもそうだった。
2002-10-03 入善コスモホールにて
- [音楽]五嶋みどり リサイタル
-
演奏はもちろんのこととして、ステージに出入りするときの歩く姿や、演奏が終わった後の立ち居振る舞いに何とも言えない品がある。彼女の音楽に対する情熱と、確かな技術に裏打ちされた自信が、内面からにじみ出てくるのだろうなあ。淡い水色のドレスも、今までみたいろんな演奏者のステージ衣装の中でもダントツに上品で素敵だった。
2002-07-24 宇奈月国際会館セレネにて
- [音楽]ベルリンフィル12人のチェリストたち
-
12チェリステンが結成されて30周年目の節目のコンサート。曲目もバラエティ豊か。「ブラジル風バッハ」「ボサ・ノヴァ」、そしてピアソラの「フーガと神秘」などなど。
2002-07-04 金沢市観光会館にて
- [音楽]ワイマール州立歌劇場管弦楽団
-
金沢駅のすぐ側に新築なった石川県立音楽堂で、マイスタージンガー、ローエングリーン前奏曲、タンホイザー序曲等どれも名前は知っているが演奏会では初めてのワーグナー。及川浩治のピアノでヴェートヴェンの「皇帝」、ドイツ独特の伝統的な響きを堪能。
出演:アレクサンダー・アルブレヒト指揮
2002-06-21 石川県立音楽堂にて
- [音楽]ウラディミール・アシュケナージ&イタリア パドヴァ管弦楽団演奏会
-
アシュケナージおじさんは、バネ仕掛けのお人形さんのように、ぴょんぴょん飛び跳ねながら、入場し、指揮しながら、ピアノも弾いて、またぴょんぴょん飛び跳ねながら、拍手しながら(さながら、おもちゃのお猿さんのように)退場。あまりの精力的な様子にびっくりしたがいね。
出演:ウラディミール・アシュケナージ(指揮, Pf)
2002-05-16 クロスランドおやべメインホールにて
- [音楽]諏訪内晶子&ボリス・ベレゾフスキー デュオリサイタル
-
優等生の中の優等生といった感のある諏訪内さんのヴァイオリンは、いつも何となく息が詰まる。
2002-02-07 入善コスモホールにて