たくあん
漬物といえば、たくあんをはずすことはできません。なんといっても天日干しにしたたくあんの歯ごたえは最高です。たきたてご飯にみそ汁とたくあんがあれば、もういうことなしです。
天日干し
- 日当たりがよく、雨のあたらない、風通しのよい場所(東南向きの軒下など)に物干し竿を吊し、ダイコンの干し場を作る。
- ダイコンは2本ずつ葉っぱの真ん中あたりを麻縄で縛り、物干し竿にまたがせるようにして吊す。
- 2週間から20日間ほど干すとダイコンがしおれてきて、簡単に曲がるようになる。
このぐらい曲がるようになったら、取り込みます。
取り込んだダイコン。さ、いよいよ漬け込みます。
道具の準備
- 漬物樽 前日によく洗って一日水を張っておく。
- 落とし蓋
- 重石 ダイコンの総重量の3倍
- 新聞紙
材料
- 天日干ししたダイコン 10本
- 昆布 10cm×20cm(4つに切る)
- 漬け込み材料
- ぬか 600g
- 塩 干しあがったダイコンの総重量の5%
- 砂糖 半カップ
- たかのつめ 6~8本
- 柿の皮の干したもの(2、3日陰干ししたもの) 1個分
- みかんの皮の干したもの(2、3日陰干ししたもの) 1個分
漬け込み
- ボールに漬け込み材料を全部入れてよく混ぜる。
- 樽の底に(1)をひとつかみほど振り入れ、昆布を一枚置く。
- ダイコン5本をきっちりと隙間なく交互に並べる。
- これを順に繰り返し、大根がなくなったら、ダイコンの葉を全面を覆うように敷く。
- 最後に(1)を全部振り入れ、昆布を一枚置く。
- 落とし蓋をして、重石を置き、さらに新聞紙で覆う。
2週間後...
水があがってきたら、重石を3分の2ほどに減らします。
1ヶ月後...
たきたてのご飯と一緒にいただきまーす。