ワラビのおひたし
ワラビは食べるのもさることながら、ワラビ摘みが楽しみです。山里の日当たりのよい斜面を探すとワラビがスクッスクッと背を伸ばしています。ワラビはたいてい固まって生えているので、一つ見つけると、すぐに両手いっぱいになるほど採れます。根元からぽきっと折れるのが、まだ柔らかくて美味しいワラビです。春に、母や姉たちと一緒にワラビ採りに出かけて、篭いっぱいにワラビを採った後、風に吹かれながらおにぎりを食べたのが忘れられない思い出です(ぺこ)。
材料
- ワラビ
- だしつゆ 大さじ2(だし4に対してしょうゆ1で割ったもの)
- 削り節
作り方
- ワラビ1束はよく洗い、縦長の容器に並べ重曹小さじ1をふりいれ、熱湯をたっぷりかける。そのまま完全に冷めるまでほっておく。
- 冷めたら、水道の蛇口からポトンポトンと水が出るように調節し、一晩水にさらす。
- 下ごしらえしておいたワラビは3cm長さに切る。
- 器に盛りつけ、だしつゆをかけ、削り節をのせる。
ひとこと
ワラビの昆布〆もとびきりのおいしさ。下ごしらえしたワラビを、昆布の上に隙間なく並べて、くるくる巻きます。ラップにくるんで、半日ほどおいておくだけです。そのまま冷凍保存も可能です。