台所帖

絵:やすこさんの台所

↑マウスをのせると昔の台所になります。

台所の大改装

2003年の冬に居間を改築したのにあわせて、台所も全面改装しました。全体の基本的な構成はそのままに、ビニール張りの床は木張りに、シンク周りもステンレスから木造りに、戸棚も木造りのものになりました。たまご色のタイルの壁、居間と台所を仕切るように作り付けてある食器棚(当時、やすこさんが知恵を絞って構想し大工さんに作ってもらった)は、そのまま残しました。

窓の外には、それまでなかった庇(ひさし)もつけました。このおかげで、雨の心配をせずに、まな板やザルなどをひょいと干しておけるようになりました(昔からフェンスは取り付けてあったので、そこに置くことができる)。

一つ失敗だったのは、シンクの下を開放型にしなかったこと。北陸は湿気がすごいので、シンク下の収納物は、特に梅雨時などはあっという間にカビだらけになってしまいます。その後、やはり改装した洗面台は、反省点を生かして開放型にしました。

ここ数年で台所からなくなったもの

炊飯器
厚手の銅鍋を手に入れたことがきっかけで、ご飯を鍋で炊くようになりました(→詳細 | →鍋での炊き方)。短時間、簡単、おいしいと三拍子揃っていることにすぐに気がつき、以来、ご飯は鍋で炊いています。炊飯器はお払い箱とあいなり、親戚のところへもらわれていきました。その後、いろんな鍋でご飯を炊いてみていて、最近はお釜の形をした土鍋を愛用しています。
電子レンジ
便利な文明の利器には違いないのでしょうが、電磁波等の安全性が保証されない限り、やはり出来るだけ使わないにこしたことはないと処分しました(これまた親戚のところへもらわれていきました)。おかずの温めなおしには土鍋を多用しています。そんなわけで、うちには大小さまざまな土鍋が揃っています。
冷蔵庫・冷凍庫
長年、使用してきた小型の冷蔵庫と冷凍庫を処分しました。納戸に置いて、台所の冷凍冷蔵庫に入りきらない食材を入れていましたが、老朽化してきたこともあり、一大決心して、それぞれを廃棄処分にしました(→詳細)。冬場はともかく、夏場の食材の保管が心配されたのですが、なければないで、なんとかなるもんです。

うちの台所の必需品

竹製のざる
軽くて、水切れがよくて、こんなに便利なものはありません。
土鍋
大きいのから小さいのから、深いのから浅いのまで、ありとあらゆる土鍋が揃っています。これ以上に火持ちのいい鍋はないでしょう。じんわり火を通してくれるので、煮物やおでんにはもちろん、冷めたおかずの温めなおし、炊飯にと、大活躍してくれます。
食洗機
主に業務用の厨房機器を扱っているホシザキの家庭用食洗機を長年愛用していて、現在2代目です。ところが、しばらく前に、家庭用食洗機の取り扱いを中止されたと知って大ショックでした。今のが壊れたらどうしよう‥。

つながり

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