ポール・マッカートニー 
サウンド




天賦の才能!驚異のベースランニング

  カールヘフナー500/1

ジョンのリッケンバッカーと同じく、バイオリンベースを持っているだけで、こいつビートル少年だとすぐ分かるくらいに、このベースはポールのトレードマークになっています。(別名ビートル・ベースとも言います。)やはり、ビートルズサウンドにはなくてはならない役割をしています。セミアコ故に伸びのあるブ〜ン、ブ〜ンという分厚い重低音で安定感を生み出します。ネックが重くてバランスが悪いなどギターとしてはやはり一級品とは言えなかったそうですが、その渋いデザインは飽きが来なく、ビートル少年ならずとも憧れるモデルです。これまた、コピーバンドを組んで本格的にやるなら、是非、本物(約20万円)とは言わないまでも国産モデルを手にしたいものです。(各社から数種類出ています。)ポールのベースワークを見ると、それはもう超人的で、唄の旋律とは全然違うカッチョいいラインを平気で弾きまくっています。音がぼやけるため、ピックを使ったり、弾く位置を工夫したりしていたそうです。そのためか、中期以降にはリッケンバッカーのソリッドボディベース4000に浮気し、「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」に代表される様な、カチカチの乾いたベンベンベースを聴かせてくれてます。(解散間際にバイオリンベースにゲットバックしますが。)コピーでも、怠けずに両者の使い分けをしたいものです。                                                



ベストベースワークス10
〜これがポール・マッカートニーサウンドだ!〜


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