スティーヴン・キングは1947年にアメリカはメイン州の小さな町で生まれました。幼い頃に父親と別れたために一家の生活は苦しかったようです。それでも大学を出て高校教師をしながら小説の原稿を書いていました。
学生時代に結婚した奥さんのタビサが彼がごみ箱に捨てた原稿を拾い上げて、完成させたのが処女作である「キャリー」という話が伝わっています。
その後、彼の創り出した広く一般的に受け入れられるホラーは「モダン・ホラー」と呼ばれるジャンルを確立し、ベストセラー作家の仲間入りを果たしたわけです。そして彼は「キング・オブ・ホラー」の称号を得ることになったのでした。
残念ながら映画化には失敗が多いですが。特に彼の監督した作品(地獄のデビルトラック)などは(苦笑)。
ちなみに奥さんのタビサも作品(スモール・ワールド)を発表しており、最近、日本でも出版されました。
さあ、そういうことで(どういうこと?)今回も曲の紹介にいこー。
最初はアメリカのバンドの
と紹介したはいいもののインスパイアされてるとは書いてあるんですが作品がよくわからなかったりして。多分、黒衣の男のことだろうと思うので、「THE STAND」(多分、未訳) じゃないかとは推測されるのですが。あ、黒衣の男は後述する「暗黒の塔(ダーク・タワー)」にも現れます。
「クリスティーン」について
クリスティーンという女の子が主人公(男)とその彼女との三角関係に悩む……という話じゃなくて(笑)。赤と白に塗り分けられた'58年型プリマス・フューリー(車ですよ、もちろん)それは意志をもつかのように主人公を独占しようとする。そして邪魔するものを……。てな話です。
えー、1,2は「トミーノッカーズ」からです。1は、奇妙な雰囲気をもつ原作の空気をよく表わして…いるんでしょうか(笑)?童謡からとられたサビの部分が凄い迫力(笑)になっています。2は映画「禁断の惑星」に出てくる星の名前…じゃなくて(笑)謎の宇宙倉庫だそうです。
「トミーノッカーズ」について
ある日、裏山から発見された謎の物体の力によって町の人々は特殊な能力を身に付けていく、謎の物体の正体は?人々はどうなってしまうのか?のSF作品。
3は「暗黒の塔(ダーク・タワー)」シリーズから、荒涼とした作品の雰囲気が壮大(笑)なものになってます。
「暗黒の塔(ダーク・タワー)」について
未来とも過去とも、この世界かも定かではない荒涼たる大地、そこにあるという暗黒の塔を目指す一人の男がいた。人は彼を「拳銃使い(ガンスリンガー)」と呼んだ……のダーク・ファンタジー作品。
えー、スティーヴン・キングは熱心なロック愛好家で自分の聴きたい曲だけをかけるラジオ局をつくったそうですが、ヘヴィメタルとはあんまり相性が良くないのか、紹介できる曲も少ないのです。やはり、彼の緻密な描写の積み重ねはヘヴィメタルのダイナミズムには合わないのでしょうか 。あんまりヘヴィメタルは好きじゃなさそうだし(笑)。あ、キングはバンドをつくっていてCDを出しているらしいです(未確認)。