雑記帖 - つれづれのことのは
- No.321
かぶらずし -
今日は、いつものプールで県内の学生水泳選手権があったので、特別出演の平泳ぎ林選手と背泳ぎ大石選手の豪快な泳ぎを「参考にせんなんね」と言いながらふたりで見に行ったが、「あれが水泳というものなら、どうやらこっちは、水と戯れとるというか水遊びという位のもんや」と言う程に、なんかスピードがちごとった。だって、平(泳ぎ)であろうが背(泳ぎ)であろうが、こちとら息も付かずに懸命にがむしゃらにクロールしても半分もたどり着けないという驚くべきスピード。
それでも、めげないふたりは、やっぱり「およごまいけ」と高岡のプールへ。大会のおかげか、ひとりひとコースの静かで贅沢なお・よ・ぎを楽しんでいると、隣のコースでとさんのバタフライをみていたご婦人が「なんて、きれいなバタフライでしょう」と褒めてくださった。褒められると自分のことのように嬉しくて、なんかいつもより調子よく泳げて気持ちよかった♪
気持ちよいのをついでに、久しぶりに近くのスーパーに寄ってみた。かぶら寿司の麹が欲しくて見に行ったのだが、鯖がとっても新鮮で脂ものっている。その上、天然鰤のあらも半額セールで売っていた。冷え込んできたらやっぱり「鰤大根だな」と籠にいれる。野菜売り場で地物野菜市もしているので葉付き大根や葉付きカブを買ったら、ついでに里芋にも手が伸びた。そういえば、「鰤の横に赤いかもあったな」と又魚売り場に戻って烏賊もと籠に入れるとだんだん重くなってきたのだが、「早く帰って作ろう」と思うと足取りは軽い♪
というわけで、今日もあれこれといっても毎度お馴染みの「おふくろの味」シリーズ。 鰤大根に、烏賊と里芋の炊き合わせ作りながらかぶら寿司を漬け込み、ホーレン草の白和えも作った。今年のかぶら寿司は居酒さんから貰った韓国の特製一味入り。「きっと、隠し味がきいておいしくなるぞ」と、たのしみ。漬け物は、食べるまで「どうかなぁ〜」と待っている気持ちが味を引き出す。
(2007-12-10)
- No.322
オオタスセリさん -
今ではそうでもないのだが、小学生の頃は、後ろから2番目で、この歳の同級生の中では明らかに大きい方だった。目立ってでかいということが共通点にもなって、「オオタスセリ」さんはなんか他人と思えない。 願望と現実はとかく大きな違いがあるものなのですが、とにもかくにも、「家にこの子がいると安らぐように」と親が願望をこめて命名してくれたぺことは違い、「スセリ」という名前は既に神の名で、「進む」の「スス」、「すさぶ」の「スサ」と同義で、勢いのままにどんどん事を行なってしまう女神様なのです。今度の本は「すすむ女」もいいなぁと思える迫力と大胆さと優しさを併せ持つ不思議な女性がスセリさん。
その「スセリ」さんの電話劇場を観たのが昨年の21世紀美術館でのこと。自作自演のコントを聞いて笑い転げてすっかりファンになってしまった。今度のライブは三度目。小さな「犀星」さんで大きなスセリさんを間近に観ると、歌詞に込められた思いが説得力を持ってびんびん伝わってくるのでした。
普通の主婦が、突然立候補を決意した夫の応援演説をする「選挙のコント」が聞けて、顎が外れる位に笑って拍手喝采。友人の暮らしぶりを紹介することで自分を語る「友達のうた」、戦争で命を絶たれた子供が「生きる」ことの大切さにきづいてゆく優しい弾き語り、涙を流して笑ったり胸打たれてじぃんとしたり、心に響くものがあった。
最後になって「リクエストは?」と尋ねられ。「女性の血液型を題材に、実は厳しい生活の現実を分析している言いたい放題の唄を!」とお願いしたら即座にギターをかかえて唄って語って、またも会場爆笑だった。最後にサイン会でおひらき。 ライブの先に久々の「更科藤井」さんで、腹一杯美味しいものをみんなで食べ、私も久しぶりにほろ酔い加減で会場に駆けつけたのだ。ほんに楽しい宵じゃった。スセリさん、ちょっと似ているうりこさん、楽しい宵をどうもありがとう♪
(2007-12-10)
- No.323
鯖の味噌煮における南北問題 -
蕪寿司の漬け込みの際、ぽこさんと話し合って今年は鯖でまず漬け込んでみることにした。ちょうど誂えたように脂がのって目が生き生きした鯖が手に入り、漬け込んだ残りは、塩焼きでネズミ大根のピリ辛おろしを添えて食べ、つぶし生姜入り鯖の味噌煮も作った。
これまでは、味噌煮と言えば富山独特の麹味噌が当たり前のように小さい頃からの味だったのだが、最近、不思議な現象に捕らわれている。北の麹味噌に比して南の名古屋の赤味噌をしってみると、もう一つ味わいが深く、旨味がますのだ。
我が家に凸さんのパートナーとしてちぃさんが訪ね来るようになって以来、赤味噌がじわじわと我が家の食味に広がりと深みを増して静かにいつのまにか不動の位置を占めるようになり、その内、ないとなにか物足りない思いと寂しさを舌が喉元が訴えるようになってしまったのだ。
お弁当の鯖の味噌煮を食べながら「う〜ん、これは間違いなく、深刻な南北問題やちゃ。シルクロードのカシュガルの賑わいの原点は、きっとこの味の交流に違いない。赤味噌を手にいれんとて、タクラマカン砂漠を三日三晩かけて歩き続ける話があってもおかしないちゃ。」考察を深くしながら食べる鯖の味噌煮の味もまたなかなかのもんでございました。
(2007-12-11)
- No.324
海賊 -
昨夜は、その名も「海賊」というちょっと危なげな名で尾山町に新装開店したイタリアンに出かけた。いつものように突然、前日決まった忘年会。しかし、なんの心配もなく、こんな時にはスタッフ全員気合いの入れ方が違って、きびきびてきぱき仕事を片付け、あっという間に鍵がかかってシャッターが降り、全員揃って「よぅ〜い、どん」と駅に向かった。
もと「イル・ガッピアーノ」のマスターが新しく開いたお店なのだが、居酒屋さんから料理店に変わったというような雰囲気で、入り口に入る細道がちょっとお洒落なイタリアの小路を思わせるかと期待で歩を進めると、「あっ」と言う感じで広々と日本庭園が表れる。昔の加賀藩の前田家の武家屋敷跡とかで、庭を横切ってゆく白い猫も堂々として脇差しでも差していそうな雰囲気を醸していた。なかなかだにゃぁ〜。
最初は、オーブンから出されたあつあつの牛のトリッパ。次に、地のお魚取り合わせで、はちめのカルパッチョ・はまぐり・カワハギ・いわし・岩海苔等々、いろいろに楽しくアレンジされて前菜としてだされた。白い大きなお皿を賑やかに飾りつけていて、目にも楽しくどれも満足の味わい。今が旬とあってこうばこ蟹のパスタは甘く、子羊のローストも美味しく、皆骨もかぶりついてしっかり食べている。ぽことぺこはレアなお肉にしっかり火を通して貰い、焼きたてフォッカチオでお皿に残ったソーズもしっかりすくって洗ったように綺麗に食べきった。
もちろん、お腹はもう一杯の筈なのだが、「デザートは別腹ね」と言いながら完食。でも、「まだまだ大丈夫。これからお蕎麦やさんに梯子しても・・・」等と気持ちだけは元気なのだが目がうつろ。帰りの汽車に乗るや、ほかほかに快適なスチーム暖房の温もりと鈍行ならではの心地よい揺れに誘われて、しっかり眠って帰り着いた。ご馳走様でした。皆さん、ご苦労さんでした。あと少し、年内に終わらせなくちゃと励みませう。
(2007-12-15)
- No.325
冬野菜 -
日曜日、初めての鯖寿司が好評で気をよくしている処へ冬野菜がどっさり届いた。嬉しくて、大根のおすわい、蕪のやちゃら、小芋の柚味噌、蕪の鶏挽肉炊き等い楽しんでいろいろ作った。気がつくと午後からずぅ〜っと民謡や講談を聴きながら台所仕事。合間に納戸の片付け、レンジの下のもの入れの掃除も済んでほっ。
失敗だったのはおすわい。ちょっときどって割烹風に繊細に千六本を使って大根を細くおろしてみたのだが、やはりはりはり感がないのは物足りなかった。もう一つの失敗は、蕪をやちゃら用に、こちらはいつも薄く切り揃えるので得意になってとんとん俎を気持ちよく響かせていた処、蕪を押さえている小指にすぅっと包丁が入ってしまった。蕪は思ったより固く実のしまった持ち重りがしたし、包丁の切れ味はいまいちだったのだ。
反省して、しっかり包丁をしゃっしゃっときらきらに研いで再開。 失敗は成功のもとながいちゃ。
食べ始めた「たくあん」がとても美味しく漬かっていてまた得意満面。ぐんと冷え込んできたので、更に気をよくして白菜漬けの準備も。天気予報は傘印が続いているので、とりあえず大きくてどっしり重いのを六つに切り分けて風干し。もちろん、二度目の蕪寿司の下漬けも準備。いよいよ冬本番だなぁ〜という気持と、今年も元気でこうしていろいろ準備できることがありがたい。
今夜は久しぶりのすきやき。到来物の氷見牛はいつものバーゲンものとこれが一緒の氷見牛?という位に美味しくて、殿様葱もたっぷり、下茹でしてある白菜巻きもたっぷり、生芋こんにゃくもたっぷり、要するに、又々お腹がいっぱいという訳なのでした。
(2007-12-17)
- No.326
先の杖 -
いつものごとくの慌ただしい上京。とにかく、予定をこなすのにぎりぎりまで都内を駆け回り、最後にはよたよたになって歩き回った。しかし、嬉しい事にプールで歩き始めて6年、股関節の障害であんなに引き摺りながらびっこたんしていた脚が最近は痛み止めも無用となって、昔のように一日都内を歩き回れる程に驚異的に回復した事が何より嬉しく、協力してくれるぽこさんやとさんに感謝。そして、とっても意外なことに人生で始めて?プールで知った地道な努力の成果に乾杯!といっても、ますます外出好きと旅行好きに拍車がかかるかも…と、ちと怖い。
さて、今朝はやっとこさと、重い身体にムチ打ってとにかく起きだした。 なんとか今年をおしまいにする為にやらねばならない仕事が、あれとこれとそれと・・・。指折りながら、片手に鞄を提げて、新小笠原流よろしく?床の汚れを足先で雑巾を操作して拭きながら食器の片付けもするという離れ業に挑戦していた処、 がっちゃーんっ。 愛用のモーニングカップが手から滑り落ち、持ち手が割れてしまった。
長い間愛用していたというのに、残念無念。また、買わねばならむ。何処の窯元を訪ねよう?どこまでも、いつまでも懲りないのだが、やっぱりじっとはしていないつもりけ?どうやら、まずいるのは、先の杖か…。
(2007-12-21)
- No.327
水天宮利生深川 -
12月の歌舞伎見物は黙阿弥さんの「水天宮利生深川」を幕見(800円)で。深川浄心寺裏の貧乏長屋に住む筆屋幸兵衞さんを17代勘三郎さんが、中村屋代々家に伝わる芝居として上演を念願していたという役。
金貸し金兵衞さんと代言人を努める安蔵さんのあくどい取り立てにあって気がふれてしまった幸兵衞さんは、産後のひだちが悪く亡くなってしまった妻が残した乳飲み子を抱えて深川に飛び込んでしまうのだが、同じ長屋の住人車夫の三五郎に助けられて、正気に戻りめでたし、めでたしとなるお話。
因業金兵衞は、貰い乳をした優しいおむらさんから貰った産着を、抵当にも入ってもいないというのに引きはがしてゆくし、悪徳代言人は二円の借金の為に抵当にいれた布団や台所道具は金を返さぬままに使用していたのだから損料が嵩み借金は10円になっていると証書をみせて支払いを迫る。なんちゅうこっちゃ!
もらい乳に苦心する父、母を亡くし泣き暮れて目を悪くした長女のお雪、幼いながら乳飲み子の世話や台所仕事までこなす二女のお霜のけなげさ、貧乏ながら隣人を心配するばぁさん連中、大家は親も同然ととられた産着を取り返しに走る大家さん。
現代社会には望めなくなっている人の篤い繋がりと心温まる優しい情に溢れていて、作者黙阿弥さんの心が伝わってくる。 地口になる人気の「どうでも有馬の水天宮」様が庶民の生活に入り込んでいた様子がよく分かり、日頃、信心心のない私だが、明治の時代でさえ文明開花にうかれて人が失い始めた大切なものに気づかされる。いわんや現代社会の情けなさは・・・
話の筋は判っているのだが、落語や講談と同じく、ついつい力が入り情がこもって熱くなるから面白く、同じものを何度も観たり聞いたりしてしまう。 殊に、連日金貸し因業金兵衞さんと渡り合い、その悪行の数々に怒りと情けなさで胃を悪くしながら仕事をしている身には、残されたけなげな子供達の為にこのぺこばばが舞台に駆け上がり因業金兵衞を打擲したい気さえするのでした。
暖かい人達の思いやりに囲まれ、貧しくとも誠実な幸兵衞さんが正気を取り戻してくれてホントによかった、よかった♪
(2007-12-22)
- No.328
寒ブリ -
今日は、鰤も泳いできて夕飯はでっかいカマの塩焼きにたっぷり大根下ろしを添え、お造りもたっぷりさくさく切り分け、これでもかとでぇ〜〜んと葉蘭に乗せて供する。とさんは、目元くしゃくしゃにしながら丁寧に山葵や大根おろしを準備してご機嫌♪
切り分けて保存用に味醂醤油に漬け込んだり、味噌漬けにしたり、蕪寿司用は一口大に切り分けて強く塩をしておく。大慌てでたまちゃん宛に鰤荷を造り、とさんが駆けつけ滑り込んでなんとか発送時間にセーフ。親馬鹿丸出しじゃな。
一方で、大根を下茹でし、今度は味噌煮の鰤大根とする予定。 二度目の蕪寿司は、従ってぶり入りと成る予定で、今日は麹を買い込み、固めに炊いたご飯とぱらぱらにほぐした麹をよく混ぜ、バスタオルの間にホッカイロを忍ばせ、保温バックにすっぽり納め、「只今発酵中!」のラベルが付けて薪ストーブの前に鎮座している。
好物の柚があるので今日は柚を器にみたて、刻んだ柚の中身に麹味噌を混ぜ、ちょっとばかり味醂を忍ばせて良く練り混ぜる。これを、昔は炭火でゆっくりあぶったのだが、現代は焼き器を弱火にしてゆっくり暖める。 ほろ苦い味と香りが大好きながやちゃ♪
今日は、白菜漬けの下漬けも終えた。 楽しいお正月を迎えるための師走のあれこれは、幾つになってもなんとなく心騒いでウキウキ気分。別にキリスト教徒ではないのだが、なんとなく「ジングルベル〜♪」とリズムをとって口ずさみたくなる。もう雪が来ても大丈夫。注文した豆餅も来週には届く。たのしみ。
(2007-12-22)
- No.329
こ掃除 -
皆さん、お忙しい年末にエールをありがとうございます。
大掃除は義姉夫婦の大活躍のおかげで見事に曇りが晴れ、家中座敷もお風呂もすっきり美しく輝いてます。古屋が持ついぶし銀のような輝きが大好きでほれぼれします。ほんとに感謝です。
今日は姉の応援で引き出しの中やサッシの溝掃除、一番汚れる台所のガラス拭き、そして毎日使っている靴やバックの念入りな修復と手入れをしてもらいました。 とてもみすぼらしくなっていた三人の靴が甦り、バックも素敵に磨きあがり、足取りが軽くなりお出かけが益々楽しくなりそうです。コマッタ!
諦めていたスウェードの靴も靴屋さんに持ち込み相談した処、「良い靴ですね。はき込んであるけどまだまだ大丈夫ですよ。」と専用の靴墨を勧めて貰い、手入れすることに決定。 汚れをブッラシング。靴には詰め物をし、回りはマスキングテープを張り巡らし、あっというまにスプレーで変身甦りました。早業師の姉は手入れが大好き。 「汚れ物や壊れ物をみると再生したくてうずうず、もみてしたくなる」という奇特な?性格なのです。
家の中や庭園も恒に手入れを怠らず庭には花が絶えることがなく、体力と情熱に感心してしまうのですが、本人は「働いていないといられない。じっとしていられない性分は嫌がられるかもしれない」と笑いながら息子達の嫁さんに気を遣うという有様。「口元締めて手は膝に」余計な事を言わないようにと我が儘でおせっかいな末っ子のぺこばばにご注進。見習おうと思うのですが・・・
あれこれ手入れしながら、昨日のおでんに更に玉子や筍、馬鈴薯、豆腐、結び昆布を加えてことこと炊きました。下漬けしていた白菜は、柚や昆布やなんばを入れて本漬けも終えたし、これでまたひとつお正月の準備が着々。土鍋で炊いたあつあつご飯には、到来物の数の子和えや手作り自慢の葱鰹味噌を添えて食べ、久しぶりのおこげを懐かしんで喜んで貰いおしゃべりが弾みました。
残る二日、お布団の手入れやお正月を迎える設え、仕事の方は残務が少々、なんとか片づけて今年を無事終える予定です。 怒濤の年末仕事を夢中になってこなしている内に、1ヶ月以上も引き摺っていた風邪の方も退散していったようです。 昨日は二人で仕事帰りにプールに立寄り、最後の泳者になって歩き・飛び込み泳ぎ納めもしてきました。
皆様もどうぞよいお歳をお迎え下されませ。
(2007-12-29)
- No.330
どじおさめ -
本日のドジ
食器棚の整理をしている時、お気に入りだった夏物の小さな鉢が、なんでもなくうっかりぽろっと手からこぼれ、がちゃん!残念無念。「100円ショップものだから、きっと作りがあまいがやよ」とぽこさんは慰めてくれました。やっぱり100円ショップはやめとこう・・・
今月は、町内の月当番が当たっています。月の終わりには集金をするのも仕事のひとつ。 姉を見送り一息ついてから、向こう三軒両隣へ挨拶しながら顔を出しました。 「これでおめにかからないかもしれんしぃ〜、どうぞ、よいお年を〜」と言いながら集金を終え、家に帰って合計していると・・
なんか、目の辺りが窮屈?「どうしたかな?」と思ったら、あれぇ〜〜なんちゅうこっちゃ!老眼鏡がさかさま!
あ〜はずかしいぃ〜。しょうがない。暗かったので気づかれなかったことにしておこう♪ ドジ納めはまだまだ?
(2007-12-29)