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「 Tumblin' Sugarless Beat 」


朝はあんなに晴れてた
でも帰りは冷たい雨音
涙のほうが温かいよね

秋はこんなに大人びて
笑顔が走るのを待っている
主役が来るのを待っている

嘘つきだらけの毎日だけど
思い切り泣いたら綺麗に戻れる
新しい空気を吸い込んでみて
唇をキュッと引き締めて

Tumblin' Sugarless Beat  
青い宝石をまき散らしながら
熱いビートを刻むこのシューズ
涙のしずくを指で弾いて
秋風の中に駆け出そう

Tumblin' Sugarless Beat
水溜りだけ跳ね飛ばしながら
転がっていくコバルトの時間
今夜の冷気は魔法みたいに
大切なものを取り戻す

恋心は死なないけど
甘いキスに憧れるなんて
純粋な気持ちに戻れない

哲学者は愛を語って
でも時代はもっと速く過ぎて
誰も待ってはくれないみたい

夢はいっぱい眠っているよね
燃え尽きないうちに掘り出してみよう
このままの暮らしと自分でいよう
幸せになるって信じて

Tumblin' Sugarless Beat
心の地図を見下ろす気球に
何も考えないで飛び乗ろう
たくさんの本音は嘘じゃないね
そのまま抱きしめていようよ

Tumblin' Sugarless Beat
甘くないのはわかっているけど
錆びた気持ちじゃ夢は見られない
ビターな心を抱きしめたまま
弾けてしまえばいいじゃない

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