鏡の中 ガラスの窓 もうひとつの世界を 探してる セーラー服が自転車で 走る車の脇をすり抜ける 全てのものに挑みかかる そういう瞳をしている 恋心は報われない 信じたものから裏切られる 切なさは背中を流れて また夜明けを見つめる もう少し賢くならなくちゃ 信じるなんてそのあとのこと 多分そうなんだろうけど 何故か涙が溢れてく 何で上手くいかないんだろう 何で誰も幸せじゃないんだろう 映画も小説もいろんな歌も 頑張れば報われてるけど 膝を抱え うつむきながら もう一人の自分を 確かめてる もう一本つながってれば 世界のことが見えるのに もう一本切れていたなら 何にも見なくて済むのに 賢くなるなんてできない そんな風になりたくない 信じたままで幸せになる 何でそうならないんだろ 一番欲しいものから失くして 一番大切なものから諦めてる そんな毎日の中にいてさえも 生きるってことをつないでく 夢か何かを欲しがっているよ ホントの自分を取り戻そうよ 燃え尽きてしまわないうちに 闇夜にファイトをぶっ放そう 鏡の中 ガラスの窓 もうひとつの世界を 探しても 膝を抱え うつむきながら もう一人の自分を 確かめても そこにはいつかの笑顔の 自分が手を振ってるだけ そこにはキラキラしてる 明日の自分が見えるだけ また一日が始まっていく 道と風と人が流れ始める 迷いながら陽射し浴びて ホントのまま歩いていく