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「子守歌」


あなたを励ましたいと思う時
僕の心に温もりが生まれてる
あなたの心はこんなにも深い

あなたにとってのブルーは
僕には永遠の孤独に見える
そんな風に感じる僕の心を
あなたは嫌いかも知れない

アスファルトの隙間に
種が降り花を開いてる
そういう秋の優しさを

日々の忙しさを重ねるだけで
心は死んでしまったりしない
そんな言葉しか浮かべられず
そしてあなたはもう少し深い

あなたの歌が聴きたい
わがままな太陽の輝き
勇気と声を出してみて

あなたにとっての温もりは何ですか
あなたにとっての優しさは何ですか
ほんの些細なトンネルの暗闇の中で
新しい光は遥か前の方に見えてくる

触れ合うことが足りないのかも知れない
言葉だけでは足りないのかも知れないね
心は言葉じゃないものから生まれてくる

止まっていることに戸惑い
膝を抱えてしまうあなたが
不安を覆い隠すために笑う
何もできない言葉が積もる

誰もいないなら僕のためだけに
子守歌を歌って聴かせて下さい
新しいものは故郷にあるのです

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