その他
以下の説明は(財)日本失明予防協会の冊子からの引用です。
肩や首筋が凝る。目とは関係がない??
「たいして働いていないのに、肩がこってしかたがない。血圧でも高いのかしら?」 肩がこるとき、意外に見逃してしまうのが、”目の疲れ”です。 目の疲れは、実は”脳の疲れ”。物を見ているのは目ではなく脳なのです。 近視や乱視、遠視、目の使いすぎなどは脳に負担をかけます。脳が疲れると、中枢神経に影響が出て肩こりや首筋の張り、イライラ、不安など全身症状が出てきます。 こんな症状に悩むときはぜひ一度詳しい目の検査を!!
遠くがよく見えないのは近視??
検診で目の病気が見つかったSさん。「遠くが見えにくいのは近視になったせい」とひとり合点していたために、病気の発見が遅れてしまいました。 近視、遠視、乱視だけでなく、目に病気がある場合も視力が落ちます。 「見えにくくなったな」と思ったら”早めに検査を!!”
老眼鏡をかけると度がすすむ??
「老眼鏡をかけると度が進むから、がまんしよう」 こんながまんは実は見当違い。老眼は、老眼鏡をかけてもかけなくても年齢によって一定の度数ですすんでいきます。 人間は、近くを見るときピント合わせをしていますが、これがうまくできなくなるのが老眼。40歳を過ぎると、誰でも老眼になり、年齢とともにすすみます。 「新聞の文字がどうもボヤける」と感じたら、検査を。正しい老眼鏡で、不自由のない毎日を過ごしたいですね。
近視は老眼にならない??
「近視は老眼にならないから安心だ」 こんな思いこみは、実はまったくの誤解。近視でも老眼になり、メガネやコンタクトをつけたままでは、近くが見えにくくなります。 人間の目は、近くを見るときピント合わせが必要です。老眼というのは、近くのピント合わせがうまくできなくなった状態。しかし、近視は、もともと”近くにピントの合う目”。メガネを取ると近くのものが見えるのです。 「老眼になると近視がなおる」ーーこんな思いこみも、もちろん間違いです。
いつまでも、よく見えるために
目の健康にとって良いと思うことを以下に書きました。
◎ バランスのとれた栄養の食生活で、動脈硬化や糖尿病防止
◎ よく水分をとる。
◎ 十分な睡眠をとり、過労を防ぐ。
◎ 屈折異常のある人は多い。眼科医に相談のうえ眼鏡を作る。
◎ 近くのものが見にくくなったら、早めに眼鏡を作る。先手必勝です。
◎ 眼鏡を作るときは、処方箋を書いてもらってから眼鏡店へ
◎ すこやか健診などを利用して、眼底検査を受ける。
◎ 目の異常に気付いたら、すぐに眼科を受診する。
◎ 人生は早期発見、早期治療!
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