桜町遺跡


 この遺跡は、昭和63年に発見された縄文中期から後期初頭の遺跡です。この遺跡から、縄文当時の貫穴、欠込などの加工された柱材が出土しました。これは、高床式の建物の柱と考えられています。

 このような建物の出現は、弥生時代以降というのが定説でしたが、それが、この発見により覆されたものです。
=>桜町遺跡展の写真


昭和63年に出土した柱材(小矢部市教育委員会資料から)

小矢部ふるさと歴史館の桜町遺跡関係展示へ


小矢部市のホームページの桜町遺跡コーナーへ


平成9年9月4日から10日に行われた見学会風景(以下は、この見学会で撮影した写真)




貫穴のある柱材




わたりあごしぐちのある柱材



これは、見学会で配布された「桜町遺跡」(小矢部市教育委員会1997.9.3)という資料から。
なお、ここに出てくる宮本長二郎氏(東京国立文化財研究所)の「桜町遺跡出土の建築部材」
という資料も配布されました。


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