HbA1cと熊本宣言2013
HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)はヘモグロビンにブドウ糖が結合したものです。
1~2か月前の血糖の平均値をあらわしており、で糖尿病のコントロールの指標として使われています。正常範囲は4.7~6.2%です。
糖尿病では腎臓、眼底、神経性などの合併症が問題になりますが、HbA1cが7%未満であれば合併症がおこりにくいといわれています。
そこで平成25年度熊本で開催された日本糖尿病学会総会で血糖の管理目標としてHbA1cを7%未満にすることが宣言されました(熊本宣言2013)。
7%に達していない患者さんは未満を目標に、また7%未満の方はそれ以上にならないように注意しましょう。