A HRAD DAY'S NIGHT



あの白黒映画のイメージが出せれば最高!
A HARD DAY'S NIGHT
推奨ステージ・スタイル 1

冒頭のジャ〜ンGsus4は、12弦、6弦ギター、ベース、ピアノで鳴らしており、簡単そうで、意外と再現は難しい。一昔前のスターズオンのメドレー中のコピーは、いい線いってます。全国ビートル少年の研究成果はここで公開されています。伴奏中の6弦、12弦共ラフにカッティングされています。このワイルド感を出してください。間奏とエンディングのリードが命です。ここでずっこけたら台無しです。(ジョージは本番セッションでもずっこけ、テープスピードを下げてリードをダビングしてます。)ポールのボーカルパートはキーが高いのでおじさん音域ではちょっと苦しいかもしれません。                                 

I SHOULD HAVE KNOWN BETTER
推奨ステージ・スタイル 1

映画では口パクだし、生演奏はBBCセッションものでしか確認できません。ハモニカが中心楽器になっており、ボーカルも効果的にダブルトラッキングされていて、初めてあの感じが出るのだから、再現は意外と難しいでしょう。ジョンのファルセットボイス部分はひっくり返らないように注意。           

IF I FELL
推奨ステージ・スタイル 1

この曲は、本人達もお気に入りなのか、好んで生演奏しています。ハモリはジョンとポールの単独パートをそれぞれの役が互いに猛練習すれば、結構きれいに決まるはずです。ギターはフォークギターと12弦(無ければコーラスエフェクトで代用可)に持ち替えてください。切なさを美しいハーモニーで再現できれば上等です。なお、バラードものでも、ビートルズのテンポはこの曲に限らず意外と早いので、ダラダラとならない様に注意。                                                       

I'M HAPPY JUST TO DANCE WITH YOU
推奨ステージ・スタイル ジョージ ソロ

ボーカルのジョージには悪いが、この曲のポイントはなんといってもジョンのリズムギターカッティングです。あの古くさいズンチャカチャッチャ、ズンチャッチャの刻み方がいい感じ?それに、エコーびしょ濡れのア〜ア〜コーラスです。また、ポールのベースランニングのセンスも抜群。              

AND I LOVE HER
推奨ステージ・スタイル 2

TILL THERE WAS YOUとの抱き合わせ演奏がお勧め。ガットギターとアコースティックギター、ベースにボンゴ&ウッドブロックのシンプルな構成です。ガットギターのアルペジオはずっこけがちなので注意。また、ボーカルも歌唱力が必要。自信のあるむきはどうぞ。                       

TELL ME WHY
推奨ステージ・スタイル 1

の曲は映画の演奏シーンが非常に印象的で、猫背気味で、薄っぺらい唇でマイクをなめる様にシャウトするジョンを再現できれば最高です。あと、ポールとジョージの大合唱大会で元気良く決めて下さい。レコードに収録されているエンデイング後のギターのクィーンというスライド音がマニアにはたまらない。

CAN'T BUY ME LOVE
推奨ステージ・スタイル 2

文法的には主語MONEYが省略されていています。何てね。リズムギターのCコードはセブンスにして、とぼけたじれったさを出してください。レコードではなく彼らのライブで研究してください。ベストパフォーマンスは、レコーディング直後の1964年のハリウッドボウル公演ですかね。リードギターもうまいし、テンポも早いし。

ANY TIME AT ALL
推奨ステージ・スタイル 1

個人的に大好きなナンバー。コピーバンドでライブでやっているのを見たことがありません。ストレートさと粘っこさが共存した不思議な魅力のある曲です。なお、サビのキーの高い部分はポールが補う形で歌っているのはご存じでしたか。アンソロジーでアウトテイクを期待してたのですが・・・・・。       

I'LL CRY INSTEAD
推奨ステージ・スタイル 1

映画のサウンドトラックから惜しくももれた曲(後のリメイク版ではおまけで使われたが)。小作品といった感が強く、ライブで取り上げても、あまりパッとしないかもしれません。なお、オリジナルは演奏が長いのでレコードのバージョンは編集しまくってます。                               

THINGS WE SAID TODAY
推奨ステージ・スタイル 2

ジャカジャ〜ンのイントロギターに隠し味でピアノが薄くかぶせてあります。曲的には歌いやすい曲です。全体にマイナー調の暗い歌ですが、途中、ME I AM JUST〜部分では元気良く盛り上げましょう。また、ジョージのハモリもポイントです。                                      

WHEN I GET HOME
推奨ステージ・スタイル 1

TELL ME WHYに類似するストレートなナンバー。ウォウォ、ア〜の合唱が難しいです。実際彼らもひっくり返っています。また、ジョンの早口な歌い回しも、カッコいいが、一般人には非常にむずかしい。カタカナになおして「WHAT TIME IS IT NOW?=掘った芋いじるな式」でゴロで覚えましょう。僕はREVOLUTIONの早口部分でこの手を使いました。(笑い)                                 

YOU CAN'T DO THAT
推奨ステージ・スタイル 1

これまた、個人的に好きなナンバー。ジョージの12弦の印象的なリフと、ジョンのフィーリング一発のギターソロ、踊る様なポールのベースランニング。どれをとっても最高です。黒のリッケンバッカーひっさげてシャウトしてみたい曲です。なお、ハモリの部分も綺麗に決めたいものです。            

I'LL BE BACK
推奨ステージ・スタイル 1

三声のコーラスが美しいロッカバラード。ジョージの無感情ハモリパートが一番難しいと思います。構成はレコード通り、アコースティックギター2本とベース、ドラムで演奏してください。途中、ギターの三連奏法が入りますが、これもポイントです。男心の切なさ(多少女々しさも)が出せれば成功です。