直線上に配置

Jさんのメール
私は、某寺の副住職をしておるものであります。
ご依頼についてのお話を聞かせていただきました。
単刀直入に申し上げますが、離脱すればよいのではないですか?
総代さん方の 反対があるのですか?
手続きがたいへんんなのでしょうか?
私も瓦懇志、750回忌を控えており、離脱をこれから考えていくのも一つの選択かなあということを考えております。
はっきり言いまして、門徒さんの懇志を本山に納めず、寺坊の衣や、仏具、本堂の冷暖房器具とかに、あてれば一番良いとおもうんですけれども・・・
離脱するお寺が増えれば、本山も重い腰を上げて、少しずつ官僚たちも議員たちも、危機感をもって、動くんじゃないかと思います。
清沢満之みたいな人が出るのは、弥勒を待つようなものじゃないでしょうか?

直線上に配置

私も、離脱も選択肢の一つだと思います。
御依頼を完納できない寺は離脱せよという意見も聴かれます。
しかし、私には何らやましいことをしているという意識はありませんので、
私の方から宗派を逃げ出すような離脱はしたくないと考えています。
私の言い分が間違っているのなら、査察にかけて住職罷免にでもしてみろというつもりです。
追放・離脱も覚悟して、調停・裁判で真宗大谷派に私の言い分をぶつけていきたいと思います。
御門徒にすれば、手継のお寺も本山も区別はありません。
全てが手継のお寺に納めるお金です。
完納できないにしろ、毎年、私の目の前を150万円〜240万円の懇志が本山へと通り過ぎていきます。
私の寺の本堂の屋根瓦も老朽化が進んで、雨漏りを心配しています。
過疎化・高齢化+不景気という状況の中で、御門徒に大きな寄付のお願いは言い出しにくいので、少しずつですが、屋根の修理のためと積み立てをしています。
ところが本山からはそんな気持ちは全く感じられません。
末寺にねだればなんとかしてくれるだろうという甘えた考え方しか伝わってきません。
目の前を通り過ぎていく本山への100万円単位のお金を、自分の寺の修繕に使えたら・・、本当にそう思います。

Tさんからの手紙  |  本山御依頼金へ戻る | トップ アイコントップページへもどる