7/1「6/31」そんな日はありません。アルバムを買った。一応新譜の部類に入るけど面倒臭いのでこっちで紹介。 怪人二十面相 / 人間椅子世の中が倉木麻衣一色の中、逆風に負けず買ってみたよ!日本が誇る?ブリティッシュメタルバンド(なんだそりゃ)人間椅子のニューアルバムで9枚目です。彼らのアルバムを全部押さえているわけでもないので、前作がどんなんだったか知らんですが、このバンドもある意味アイアンメイデン的って言うかスタイルをあまり変えないタイプだなあ、と思うわけでして。サウンドはブラックサバスだったりディープパープルだったりアイアンメイデンだったりするわけで、この割と軽めで隙間のある音が全く日本的でないにも関わらず日本的な妙な間を作り出したりして。アルバムタイトルを見ての通り、江戸川乱歩の作り出した「怪人二十面相」を題材にしたコンセプトアルバムみたいです。怪奇漫画家の大越孝太郎描くところのジャケット(特に裏)が何か良い感じ。 注意しないで聴いてると王様っぽいと最近気付いた。王様もディープパープルだからな…。 そういえば、人間椅子って「イカすバンド天国」出身だった…。 HELL IS HERE / THE CROWNバンド名の変更をキッスのジーン・シモンズとポール・スタンレーに迫られたという(笑)、スウェーデンの元クラウン・オブ・ソーンズのサードアルバムです。最新作に比べると少しヴォーカルあたりにデスメタル色が強めですが、突進型ヘヴィメタルと北欧叙情メロディックデス風味のフレーズを組み合わせた現在のスタイルは既に完成されており、ガンベルトが似合う(笑)、ブルータルな雰囲気を漂わせてます。ジャケットの手がメロイックサインだったらディオ。でも指一本でなくて良かった(何が?)。 そごうに税金は払いたくないナリ。 7/2「Blizzard」DIABLO II 週間に入ったので、色んなところが更新されません。7/6「Paladin」昨日までの我が分身(かなり重い)。7/9「Lost」とりあえず、解散してしまったとか消息不明とか今何をやってるのか分からないとか開店休業状態とかのバンドは色々いたりしますが、そんな中でも活動を続けて欲しかった!もしくは、休んでんなら活動しやがれ!っていう奴等を勝手に挙げてみよう。POLTERGEISTアルバム二枚?を残してどうなってしまったのか不明のスイス出身メロディックパワーメタルバンド。特に(と言ってもこれしか持ってない)初期ブラインド・ガーディアンとアイスド・アースを足したようなメロウでダーク&パワフルなサウンドが炸裂のセカンドアルバム「NOTHING LASTS FOREVER」(1993)さらに収録曲のダイナミックなスラッシュナンバー“JUST DOIN' MY JOB”は黙って聴いとけ(どうやって?)。JACKALデンマーク出身、アイアンメイデン直系の正統派ヘヴィメタルバンド。日本盤も今は無きゼロ・コーポレーションから二枚出されたりしてましたが、ゼロの消滅に伴い日本で見かけることは全く無くなってます。ドラマティックな展開と哀愁あるメロディが交錯する、ああヘヴィメタルだよ、って感慨が深くなるダサダサクサメタル系タッチのジャッカルの描かれたアルバムを見るたびに売れなかったのはジャケットのせいかもー、と思わないでもないセンスのあまり良くないところがポイント。これらのバンドに関する情報を持ち合わせている方はBURRN!に投稿してみよう! とりあげられるかもしれないゾ!「あのバンドは今」とかいう特集で色モノ的に(「BURRN!が作った幻の名盤特集」の方がタイトル的に正しい気はする)。 ヘヴィメタルシンジケート 7/9ドラマティックで荘厳なイントロで始まった今週のヘヴィメタルシンジケート。あまりにも有名なこのイントロはオジーオズボーンのミスター・クロウリー。でも唄うのはティム・リッパー・オーエンス。8/9 東芝EMI から発売される豪華メンバー参加のオジー・オズボーン・トリビュートアルバム 「BAD HEAD SOUP」からティム・リッパー・オーエンス、イングヴェイ・マルムスティーンをフィーチュアした MR.CRAWLYあー、ロブはプリーストに戻んなくてもいいです、っていうくらいの凄いヴォーカリストだ!リッパーは。スポットライトキッズ。 進行の二人も大絶賛のロブ・ハルフォードのニューバンド、ハルフォード特集。 8/28 ビクターから発売のアルバム「RESSURECTION」から MADE IN HELL / HALFORD細かい起伏を繰り返すザクザクするメタリックなリフの畳みかける系正統派ヘヴィメタルナンバー。ギターソロもツインリードでジューダスプリースト的。CYBERWORLD / HALFORD前の曲と似たタイプの突進メタリックナンバー。サビは伸ばし気味。ライオット次のアルバムで解散の噂アリ。 そのマーク・リアリとTNTのトニー・ハーネルのバンド、ウエストワールド。8/23 ロードランナーから発売のニューアルバム「SKIN」から GET A LIFE / WESTWORLDハイトーンヴォーカルが力強いメロディアスなハードロックナンバー。7/26 東芝EMI から発売のシンフォニー・Xのニューアルバム「V」から FOOL'S PARADISE / SYMPHONY X彼等の得意パターンの起伏ある展開を見せるメタリックなナンバー。混声コーラスで転調してギターとキーボードが絡みあうインストパートに突入する黄金律。クラシカルな要素が強まっています。BURRN!誌8月号でも特集されているガールズロックバンド、キティー。7/19 エピックソニーから発売の「SPIT」から SPIT / KITTIEノイジーでバリバリいってるうねるヘヴィリフに咆哮系ディストーションヴォーカルを乗せたパンテラ型ヘヴィロック。女性だけにパンテラほどのドスは効かないで妙な感じ。編集長も鼻で笑ってます。7/19 マーキーから発売のロイヤルハントのベーシスト、スティーン・モーゲンセンのプロジェクト、コーナーストーンのニューアルバム「ARRIVAL」から TOP OF THE WORLD / CORNERSTONEロイヤルハント的なメロディアスなハードロックナンバー。本家よりも様式はしてない。メンバーは限りなくロイヤルハント。リスナーのお便り。 中止。 次の曲はサワヤカな7月の朝に榊原郁恵の「夏のお嬢さん」 絶句して笑うところ。 …じゃなくて、今から28年前のユーライア・ヒープ。 JULY MOURNING / URIAH HEEP酒井氏「ネズミヘンタイ」 広瀬氏「何言ってんですか」 酒井氏「それは来週分かるよ」 広瀬氏「え!?」 7/10「Lost 2」やあ、好評(未確認)につき更にバンドを挙げてってみよう!HOLY TERROR80年代スラッシュメタルブームも終盤近くに現れた、硬質なメロディと複雑怪奇な展開を超特急のスピードで吐き捨てヴォーカルが死に物狂いで追いかけるサウンドはスラッシュメタルと言うよりは正にスピードメタル。「TERROR AND SUBMISSION」「MIND WARS」の二枚のアルバムを残して空中分解。ギターのいかれっぷりとヴォーカルのヘタレっぷり、さらに小難しい歌詞の相乗効果が独自の世界を作り出してました。HEAVEN'S CRYレーベルとの契約トラブルで身動きが取れてないみたいですが現在も活動中(らしい)のプログレッシブ&テクニカルメタルのカナダ出身バンドです。デビューアルバムで衝撃的(一部で)なサウンドを聴かせた彼等も一日も早い復活を期待したいですな。POLTERGEIST追加情報。1st アルバム 「DEPRESSION」(1989) 2nd アルバム 「BEHIND THE MASK」(1991) 3rd アルバム 「NOTHING LASTS FOREVER」(1993) つーことで「NOTHING LASTS FOREVER」はサードアルバムでした。4枚目のアルバムも出ているらしいという話ですが、よく分かりません。 7/11「Lost 3」やあやあ、大好評(未確認)につき更にバンドを挙げてってみよう!PHANTOM80年代にニューヨークで結成されたパワーメタルバンドです。1987年に「DEAD OR ALIVE」でデビューしたバンドは1991年にセルフタイトル「PHANTOM」をリリースして、1993年に「CYBERCHRIST」で日本デビュー!(コレしか持ってない) でも鳴かず飛ばず。アイアンメイデンやジューダスプリーストにドップリ影響を受けたサウンドはメタリックなリフとゴリ押しハイトーンヴォーカルで緩急をつけた力強い楽曲をオーセンティックにやってますが、やはり日本で受けなかったのはジャケットの羽根付きサイボーグ狼人間があまりにもクラクラする出来だったからかもしれません。あと裏ジャケのメンバー写真(笑)。で、もう一枚くらいリリースしたような噂は聞きましたが、その後の活動はよく分かりません。 電子お手紙の紹介。 ヘタレハイトーンヴォーカルがネックと言われ続けたイタリアのプログレシンフォニックメタルバンド、BLACK JESTER をご存知の方も少なくない…、いや多くないと思いますが、 どうやら、BLACK JESTER は吹っ飛んでニューバンドになったとか言うお知らせが届いたりしてました。 そのニューバンドの名前が MOONLIGHT CIRCUS みたいで、BLACK JESTER のセカンドアルバムの「WELCOME TO THE MOONLIGHT CIRCUS」から取ったんかい!っつー、あまりヒネリの効かない直球なネーミング。更にデビューアルバムが9月あたりにイタリアンクサメタルの総本山 Elevate Records-99th Floor から出るらしいです。 オマケに「サイコーなサウンドな上にウィークポイントだったヴォーカルも改善したぜ、コンチキショー!」(超訳)ってなわけで彼等のサイトはこちら。 http://welcome.to/moonlightcircus しかし、どちらかといえばクサメタル総本山で押さえるべきネタではなかろうか、イタリアだし…まー党首は総本山詣でなのでいないけど(笑)。 7/13「Lost 4」やあやあやあ、すこぶる大好評(やっぱり未確認)につき更にバンドを挙げてってみよう!今日は少し有名どころです(有名だったら紹介するまでもない、とかいうツッコミは禁止)。 SIRRAHポーランド出身の8人組大所帯クロスオーバーなゴシックメタルバンドで男女ヴォーカルはもちろんヴィオラ奏者も擁するクラシックの要素も大胆に取り入れるヘンテコなサウンドをやってました、デビューアルバム「ACME」(1996)では。どっちかとゆーとデビューアルバムはサウンドよりもエロエロなジャケットとタイトルの方が印象的だったりしましたが、メランコリックで暗いメロディを持った頽廃的な楽曲が中心で異色のハッピーな一曲“PANACEA”が更に目立ったりしてました。そして続くセカンドアルバム「WILL TOMORROW COME ?」(1997)でゴシック色が後退してメタリックでダークな印象を強めて攻撃性に比重を置いた、ある面デスメタル的手法を取って新たな面を見せたりしてました。が、セカンドアルバムのタイトル「明日はくるのか?」の答えはバンドにはまさしく「明日は来ない」という結末を迎えたのでした。 CYNIC突然、ヘヴィメタルシーンに現れたテクニカルデスメタルの新星はメンバーの他の活動によって、その噂ばかりが先行していた幻のバンド状態だったわけですが、1993年にリリースされたデビューアルバム「FOCUS」によって全貌を明かにし、多くの聴き手に衝撃を与えています、今でも。1987年にアメリカ、フロリダ州マイアミで結成されたバンドはオリジナリティを作り出すためのスタジオワークに重点を置いていたようで、デモテープを除けばその活動が見られるのは他のバンド、ATHIST、PESTILENCE、MASTER、DEATHといったところだけでした。彼等の作り出したサウンドはプログレッシブな要素を多分に含んだジャンル分けするのも困難な混沌と秩序が繰り広げる夢幻世界を現出させていました。 しかし!バンドはこの一枚限りで活動停止、そして伝説へ(ドラクエか)。 7/14「Lost 5」やあやあやあやあ、巷で大好評(確認済)につき更にバンドを挙げてってみよう!今日の一組目はかなり有名どころです、っつーか皆知ってるよ! CONCEPTIONノルウェー出身、メロディックメタルの異端派コンセプション。ギタリストのTore Ostbyのプログレッシブな感覚とRoy S.Khanの艶かしいヴォーカルが紡ぎ出す透明感あふれる繊細なサウンドでデビューしたバンドは「THE LAST SUNSET」(1991)でその才能を満天に知らしめると、さらに「PARALLEL MINDS」(1993)でその路線の完成度を高めてきました。ところが、続く「IN YOUR MULTITUDE」(1995)でモダンで複雑系のサウンドを推し進めたアルバムは賛否両論を呼んでバンドの評価をも複雑なものにしたりしてます。新しいことに挑戦する彼等の意欲的な面に聴き手がついて行けなかったのかもしれません。 そしてラストアルバムとなった「FLOW」(1997)でそれまでのサウンドと新たな要素を組み合わせた質の高いものを作り出しましたが、いかんせん前作での変化の衝撃は払拭されてはいなかったようで正当な評価を受けるまでには至らず、バンドは解散という結果になっています。 しかし、その後Tore OstbyはARKで自身のプログレッシブな要素を追及するサウンドを作りだし、またRoy S.KhanはアメリカのバンドKAMELOTに加入して、その歌声とメロディセンスを活かしたファンタジックでドラマティックなサウンドを産み出しており、コンセプションの系譜は様々なところで現れています。そんなわけで、よほどの事が無い限りコンセプションの妖しいサウンドが復活することはありません、残念。 ROSICRUCIAN知ってる人も多分非常に少ないCD棚の奥から引っ張り出してみたスウェーデン出身の自称「PORKING THRASH」バンド、ロージィクルーシャンです。 1992年に「SILENCE」でデビューして1994年にセカンドアルバム「NO CAUSE FOR CELEBRATION」を発表し1995年には日本デビューもしてます。サウンドは複雑展開系、ダークなメロディありのアグレッシブなパワー/スラッシュメタルをやってます。スレイヤーのトム・アラヤ系のダミ声ヴォーカルですが一応気休めくらいにメロディを追っかけており、ヘヴィなリフに妖しさ炸裂のギターソロやクラシカルなストリングスが加わって、奇妙な味わいのサウンドになってます。この路線を続けていったら、どうなったんだろーか、とちょっと興味を沸かせるような沸かせないような。もしかするとゴシックメタルになってたかもしれませんけど、ちょっと間違うとメコンデルタとかセリオンになってたかもしれません。それにしても、今どうなってるんでしょうか、このバンド。 7/15「Lost 6」いや、まったく日本は不景気真っ只中ですが、こちらもすっかりネタ切れ気味です。でも、もうちょっと頑張ってみるか! PYRACANDA![]() さらに追い討ちをかけるように所属レコード会社が無くなるという運の無さも手伝って再スタートを切る羽目に陥りましたが、そこはジャーマンメタル人脈。メコンデルタのラルフ・ヒューベルトのレーベルが彼等を拾いあげてプロデュースもしてセカンドアルバム「THORNS」(1992)をリリース。 肝心の彼等のサウンドですが、スラッシュ的な鋭角なリフにヘタウマフラット気味のヴォーカル、いやはっきりいってあんまり上手くない(笑)けれども妙なフックと印象に残るキャッチーなメロディーラインに支えられて細かい展開の複雑な楽曲をやってたりします。ドラマティックな展開に湿ったメロディと攻撃的なギターと激しいリズム隊はちょっぴり初期メタリカ的なところもあったりして独特(ドイツスペシャルではない)です、つーかヘンテコ風味。で、セカンドアルバムの方も中身とはあまり関連性を見出せないディストピア系破滅世界でほとんどデスメタルかーい、という代物で、ああこのバンドもジャケットには恵まれませんか?そういえば、ここのギタリストだったスヴェン・フィッシャーはRAGEにいたなあ、少し前だけど。 もちろん、このバンドが現在どうなっているかは知る由も無い。でも皆持ってるよ!ピラカンダ(笑)。 さて、次はどうしよう…。 7/16「Wounds」日本ではハゲていることがいつから悪いことになったのだろうーか、と思いつつ加藤茶のハゲヅラは死ぬまでに一度はかぶっておきたい今日この頃。そしてAの頭文字の会社の育毛剤には何か頭皮に良くない成分が含まれているに違いない。今、気付いたがストームウインドってセカンドもサードも持ってるよ!(衝撃の事実) ヘヴィメタルシンジケート 7/16ヘヴィなリフのハルフォードの曲で始まった今週のヘヴィメタルシンジケート。進行はそれでもいつもの二人。トイズファクトリーのミヤモト氏が20回は行きたいアイアンメイデンの日本公演も決定。で、酒井氏は大阪のハコが小さいことに怒り心頭。8/28 ビクターから発売のアルバム「RESSURECTION」から NIGHTFALL / HALFORDミドルテンポのリフ主体のヘヴィナンバー。サビは朗々と唄い挙げるプリースト節。7/19 トイズファクトリーから発売のイン・フレイムスのニューアルバム「CLAYMAN」から STRONG AND SMART / IN FLAMES疾走感あふれるメロディアスなリフと緩急の効いたストップ&ゴーを繰り返す彼等らしい攻撃的な曲。酒井氏も好きな日本盤ボーナストラック。7/19 ビクターからラストライブアルバム「OPEN THE WINDOW,CLOSE THE DOOR」発売する解散したサンダーの未発表音源。 TWIST AND SHOUT / THUNDERビートルズのカバー。7/18 「音楽生活」創刊。 スポットライトキッズ。 8/9 東芝EMIから発売のトリビュート・トゥ・オジー「BAD HEAD SOUP」から CRAZY TRAIN
PARANOID
1982年デンマークからデビューしたアーティレリー。7/26 キングレコードから発売されるニューアルバム「B.A.C.K.」から CYBERMIND / ARTILLERYスラッシュ的なクランチの効いたリフを武器に妙なメロディラインでグイグイ押し捲るパワーメタリックなナンバー。80年代サウンド炸裂で酒井氏も大好き。「ツバキハウスで皆ヘッドバンギングするよ~!」8/23 サウンドホリックから発売のブラジル出身のダークアベンジャー。邦題「獅子の咆哮」タイトル「DARK AVENGER」から WHO DARES WHO CARE / DARK AVENGERツーバスドコドコ系の少し危なっかしいハイトーンヴォーカルの緩急をつけたドラマティックメロディックスピードメタルな一曲。今週の宛先ミュージックですっかり「大橋照子のラジオはアメリカン」を思い出した…。 リスナーのお便り。 宮崎のリスナー。もうすぐ番組500回、記念の公開録音はあるのか?で宮崎誘致のお手紙。 お答え:B!9月号で発表します。 熊本のリスナー。ディオのライブに行った話。さらにバックステージに入れてもらったら、そこには中村雅敏がッ!?と思ったらそれは酒井氏で適当にあしらわれた。 酒井氏のロニー話 ロニー・ジェイムズ・ディオはローバーに乗っているが梯子を使って乗る。 今から17年前のディオのアルバム「HOLY DIVER」から RAINBOW IN THE DARK / DIOなぜかディオは「ネズミ、ヘンタイ」ってスポットで言ってました。酒井氏「ああ、今週もかかんなかったなあ」 広瀬氏「え、何がですか?」 7/18「Entertainer」よほどの事が無い限り、公に何かを公開しようとするときには他者の存在を意識しないではいられない、というか意識せずにはいられない呪われた?娯楽的性分が身に付いてしまっている人は世の中にウンザリするほどいると思いますが、やはりウェブサイトは面白くてナンボや!(ニセ大阪人)そんな性分と自分の本当に表現したいものが一致している場合には自分も周囲も幸せな結果に落ち着くみたいですが、もしかして周りの人の求めていると思われることと自分の表現したいことに大きな隔たりがあったりすると、周りの期待がその表現している人に大きな重圧となって圧し掛かったりするみたいです。 で、重圧が苦痛に感じられる人は真面目とか几帳面とか責任感の強いことが多いようで、端から見ているともっとチャランポラン(死語)でも世の中生きていけるのになあ、と思ったり。 このサイトはもちろん、いー加減で無責任なスタンスです(太鼓判)。 失われたバンドを最近になって紹介してきましたが、過去を振り返るよりも未来に向けて新たな展望を開いた方がいいのではないかと、ネタ切れに困ってニュー企画。 「日本盤が出たら買わないと幻の名盤?になるかもしれないアルバム紹介」その1 【2000年7月】IMPACT / BREAKING SILENCE7/26 発売のギリシャ出身のパワーメタルバンドみたいですが、サウンドホリックなだけにいきなり幻になる可能性も否定し切れません。が、とりあえず聴いていないので出来とかは分かりません。CHAOTIC BEAUTY / ETERNAL TEARS OF SORROWこれまた 7/26 発売のフィンランドのシンフォニック系ゴシックかデスなバンド。今後の展開が不透明なキングレコードだけに早めの入手を心がけた方がいいでしょう。もちろんこれらが幻の名盤にならなくても一切責任は取りません!(逆ギレ) まー、他のアルバムの方が優先順位が高そうだったりして。 7/19「おもちゃ工房」まさしくトイズ・ファクトリーな日だった。7/20「Ω」オメガレコードからニュースが来た。ここではお馴染みのアヴァロンとケージのニューアルバムが出るみたいです。 * new releases of AVALON and CAGENow it's done: the new album of AVALON "Eurasia" is finished and ready to be released in September 04th! Sascha Paeth, who did Rhapsody and Kamelot, did a great produtction and the album features some nice arrangements from Chitral Somapala's homecountry Sri Lanka! You can listen to some advance tracks at the end of July on our homepages (addresses see below)【超訳】熱いメタルファンの皆、待たせたな!オレ達アヴァロンのニューアルバム「Eurasia」が9月4日にリリースされることになったぜ!このアルバムの凄えプロダクションをやってくれたのが、あのヘヴンズゲイトのサシャ・ピートだってんだから驚きさ!彼は他にもラプソディやキャメロットを手がけてることは皆も知ってるよな!それからヴォーカルのChitral Somapalaの故郷であるスリランカ風のアレンジが入ってるんだ!オレ達のグレイトなサウンドは7月の終わり頃にオフィシャルサイトで聴けるからヨロシクな!The CAGE follow-up album of "Unveiled" is entitled "Astrology" and is released in September 04th. ASTROLOGY is a concept album where all the songs tie into the framework of the 12 signs of the Zodiac. Each astrological sign will be represented by a song that contains elements relating to the corresponding symbol. We promise you: a great pure metal album! 【超訳】僕たちケージが今まで作業していたアルバム「Unveiled」は最終的に「Astrology」っていうタイトルで9月4日にリリースされることになったんだ。こいつは占星学をテーマにしたコンセプトアルバムなんだ!そして収録曲は黄道十二宮になぞらえたものが揃ってる。それらの占星学的な印は星座のシンボルに対応した要素を内包する各々の楽曲によって象徴的に表されてるんだ。こいつが超グレイトなヘヴィメタルアルバムそのものだってことは掛け値無しに間違い無いからね!なんだかんだの詳細情報はwww.omegarecords.deでどうぞ。 さらにバンドのメンバー、チャットに登場予定。 AVALON in September 21. (6pm - 8pm) CAGE in September 28. (6pm - 8pm) 7/22「ANGEL」輸入盤を買った。ENLIGHTEN OF THE DARKNESS / ANGEL DUST【☆☆☆☆】Burrn!誌ではすっかり影の薄い(って言うか無い)ジャーマンパワーメタルバンド、エンジェル・ダストの最新アルバム。前作からコンセプトに沿ったドラマティックかつダーク路線の手の込んだ楽曲をやってるわけですが、このアルバムも天使の像が立ち並ぶ聖堂をジャケットにした、とりあえず彼等にしてはセンスの感じられるアートワークで多分、いやきっとコンセプトアルバム。歌詞を追っかけてないので内容についてはよく分かりません。 ザクザクしたソリッドでメタリックなリフを中心にフラット気味のガナリ声系ヴォーカルが乗って、そこにピアノやアコースティックパートに煌びやかなキーボード、女性ヴォーカル(ほんの少し)などギミックを盛り込んでドラマティックな展開を作っていく、押し引きが巧みで音の出し入れを心得た、手法的にはサヴァタージあたりに近いかもしれないです、あーやっぱ昔のプリーストかなあ。ミドルテンポの曲を主体に扇情的なメロディを産み出すギターソロや多くの音を積み重ねて作る一連のドラマティックな衝動がすっかり身に付いた感があります。キーボードの比重が高い割にはメロディがあんまり甘くならないところが、このバンドの特徴でしょうか。伸びやかで情感豊か、そして激情と慟哭の歌唱を聴かせるヴォーカルの表現力もかなり成長している、とは思うんですが楽曲を活かすにはもう一皮剥けないと駄目な気がします、頑張れ。 とりあえず大掛かりで劇的、さらにピアノが絡むやつが好きな人は黙って買っとけ(なぜなら日本盤は出そうにないから)。 CUMING FROM THE SKY / HEAVENLY【☆☆☆】爆笑度【☆☆☆☆☆】一部で話題のジャーマンメロディックメタルの期待?の新人ヘヴンリーのデビューアルバム(多分)です。このアルバムも天使をモチーフにしたジャケットでこっちの方がキャッチー。カイ師匠がヴォーカル(!)で参加したりアイアン・セイヴィアーのピート・シールクがプロデュースしたと聞けば大体音の方も想像できそうなもんですが、何かを予感させるSE混じりの荘厳で勇壮なインストナンバーで幕を開けるこのアルバムはやっぱり二曲目はメロディアスナンバーなんです!それもとってもハロウィンでアングラな!!(ヤバイくらい) お約束とも言えるキャッチーで盛り上がるところはここだ!というマークが付いてるんじゃないかと言うくらい分かりやすいナンバーです。三曲目もかなりハロウィンなんですが、ちょっとインストあたりにガンマ・レイを加えてます。そして!四曲目ではすっかりガンマ・レイにシフトだ!と思ったらピート・シールクとカイ師匠が唄ってるじゃーん�笑)、とくに後半のコーラス以降がヤバイです、いろんなバンドがシャッフルされて(苦笑)。その後も前述したバンドをシャッフルしたナンバーがクサメタル系ハイトーンヴォーカル(目標マイケル・キスク)で続いたりします。 そんなこんなでオリジナリティなぞクソクラエな先達への愛と尊敬に満ちた衝撃のアルバムでした(バカウケ)。 と、思ったら日本盤来月出るじゃん…。まー、ライナーで何て書いてるのかヒジョーに気になるので購入するかも。 明日はさらに濃いバンドの予定です。 7/23「HERO」続き。THANE TO THE THRONE / JAG PANZER【☆☆☆☆】アメリカの正統派ヘヴィメタルバンド、ジャグ・パンツァーの最新アルバムで多分5枚目。デスメタルとかアイスド・アースあたりのフロリダ勢を手がけるジム・モリスがプロデュースしたこのアルバム、シェイクスピアのマクベスあたりを題材にしたコンセプトアルバムみたいです、この曲数から考えるに(全17曲)。ジャケットはかなりヘタレたヒロイックファンタジーですが。 ミドルテンポでザクザクしたリフが特徴的な楽曲はアイアン・メイデンのブルース・ディッキンソンと元アイアン・メイデンのブレイズ・ベイリーを足したような力の入った粘るような歌唱を聞かせており、硬質でダークな雰囲気を作り出してます。湿ったマイナー系のメロディを産み出すリードギターとソリッドなリズムギターを絡めつつドラマティックな展開を作り出す様は、ちょっと最近のアイスド・アース的な手法。ヴォーカルメロディはもっとブリティッシュしてますけど。リリカルなストリングスとコーラスのパートや混声合唱を加えてダイナミックでファンタジックな展開を見せるなどシリアスな雰囲気で物語を聴かせようとする曲が中心で曲単体ではスピード感とか攻撃性とかはあんまり感じさせないですが、とりあえず聴きごたえは充分過ぎるくらいあります、お腹いっぱい。 でも曲は似たような雰囲気のものがほとんどの割にはちょっと多すぎる気がします。方向性としては昨日のエンジェル・ダストと変わらないと思いますです、ヴォーカルのタイプが異なるので感触はかなり違うけど。 SOS / LEFAY【☆☆☆☆】ここではすっかりお馴染みのレファイの最新アルバムで、レファイ名義では三枚目のアルバム。SOSのモール信号で始まるこのアルバムは、レファイ節が炸裂するいつも通りのメタリックなアルバムです。あいかわらずイマイチ曲にフックが足りないところとか煮えきらないところもいつも通り。はっ!もしかして、これがBurrn!が言うところの正統派だというだけで云々なバンドなんでせうか!? ちょっと初期サヴァタージ度つーかジョン・オリヴァ度が高まりつつあるようなヴォーカルの力まずフツーに唄うパートが妙にハマっていて驚いた、まさか別人では。 そしてノイズレコードで気付いたが、イアン・パリーの「SHADOWMAN」のジャケットは、とてつもなく信じられないくらいチルドレン・オブ・ボドム。 ヘヴィメタルシンジケート 7/23もったりしたポップでロックなナンバーで始まった今週のヘヴィメタルシンジケート。進行は夏休みがうらやましい二人組。そしてレインボー月間が喜ばしい酒井氏はロニー、ジョー、グラハムに会ってウハウハ。さらに広瀬氏はボン&ジョヴィのライブでゴニョゴニョ。 8/23 WEAから発売のハーレム・スキャーレムの最後のライブアルバム「LAST LIVE」からスタジオ録音の新曲。 ANOTHER NAIL FOR MY HEART / HAREM SCAREMモトリー・クルーが11月にやってくる。 ロードランナーから発売の元TNTのトニー・ハーネルと元?ライオットのマーク・リアリのウエストワールドのニューアルバムから。 ELASTIC / WESTWORLDマーク・リアリの泣きのギターが聴けるメロメロなロックナンバー。リスナーのお便り。ハルフォードに歓喜する。 8/23 ビクターから発売のアルバム「RESSURECTION」から SAD WINGS / HALFORD後ノリのギターリフがザクザクするハイトーン炸裂な突進力のあるナンバー。スポットライトキッズ。 ジ・オールマイティーの復活記念ライブ・イン・ジャパン、ギミック無し。7/4 の模様。 CRUCIFY / THE ALMIGHTY
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