ALBUM COLLECTION バックナンバー 2025

January Februaly March April May June July August September October Nobember December


  1. BONE COLLECTOR/GRAVE DIGGER
  2. IN THE VANISHING ECHOES OF GOODBYE/LABŸRINTH
  3. NON STOP RUTHLESS CRUSHING/SKULLDOZER
  4. TOE TAGGED AND BODY BAGGED/TRIP TO THE MORGUE

January

GRAVE DIGGER | LABŸRINTH | SKULLDOZER | TRIP TO THE MORGUE |

BONE COLLECTOR/GRAVE DIGGER

ボーン・コレクター/グレイヴ・ディガー

WARD RECORDS GQCS-91545 [☆☆☆☆] >>>>>BUY...?

 ベテランジャーマンメタルバンドの22枚目のアルバムです。何だかんだあって、元オルデン・オーガンのギタリストが加入して4人編成となっています。

 不穏なムードが高まるSEからパワフルなリフが唸りを上げる馬力のあるダークなアップテンポの1でお馴染みのダミ声ヴォーカルが炸裂する勢いのあるヘヴィメタルを叩き込んでいくと、ソリッドなリフが迫るタイトでアグレッシヴなアップテンポの2、ヘヴィリフで進む圧の強いタイトでダークなミッドテンポの3、ドライヴするリフとメロディが印象的なロックナンバーの4、ザクザクしたリフで突っ走る攻撃的でダイナミックなスピードナンバーの5、不穏なムードが高まるグルーヴィでミステリアスなミッドテンポの6、ヘヴィリフが押し寄せる情念漲るダークなミッドテンポの7、嵐のように突っ走るファストチューンの8、クランチーなリフで押していくロッキンでタイトなミッドテンポの9、パワフルなリフで突っ走るドライヴ感強まるファストナンバーの10、メランコリックなムードで進むイントロからエモーショナルに展開するスローナンバーの11、 ボーナストラックにはシングル収録のアップテンポのナンバーが収められています。

 やっぱりグレイヴ・ディガーってこれだよな!'`,、(´∀`) '`,、という楽曲を揃えて原点回帰を謳ったアルバムは、初期から中期の彼ららしさが全開のヘヴィメタルサウンドが詰め込まれており、新ギタリストの活躍もあって単なる焼き直しで終わらせないあたりにバンドの意欲を感じさせます。新年早々ヘヴィメタルらしいヘヴィメタルの醍醐味を味わえる一枚です。
同系統アルバム
THE HALLOWED/JAG PANZER
HEPHAESTUS/HEIMDALL
TOUCHDOWN/U.D.O.

IN THE VANISHING ECHOES OF GOODBYE/LABŸRINTH

イン・ザ・ヴァニシング・エコーズ・オヴ・グッバイ/ラビリンス

MARQUEE MICP-11922 [☆☆☆☆☆] >>>>>BUY...?

 イタリア出身のバンドの10枚目のアルバムです。

 ミステリアスなフレーズをテクニカルに重ねたイントロから、スリリングなリフで疾走していく煽情的なメロディが炸裂するアグレッシヴで展開の大きいスピードナンバーの1から、焦燥感高まるハイトーンヴォーカルとクワイアで盛り上げていくドラマティックなサウンドを作り出していくアルバムは、緊迫感高まるイントロからタイトなリフで展開する緩急と情念の強いスピードナンバーの2、メランコリックなメロディが広がる3はエモーショナルなパートとソリッドなパートとのコントラストの強いダイナミックなナンバー、クランチーなリフで進んでいくエモーショナルなヴォーカルと解放感高まるコーラスで迫る緩急の強いスピードナンバーの4、抒情メロディが広がるドラマティックで情感豊かなアップテンポの5、哀愁メロディが迫るメランコリックでパワフルなミッドテンポの6、スラッシーに突き進むイントロからメロディックに進むスリリングな展開が印象的な劇的スピードナンバーの7、煽情的なメロディを歌い上げていくヴォーカルが主導するエモーショナルなミッドテンポの8、センチメンタルなメロディを紡ぐパワーバラードナンバーの9、静かなイントロからソリッドなリフを繰り出していくテクニカルで多彩な展開を見せるスケール感の大きい劇的ナンバーの10、 ボーナストラックの11は6のアコースティックバージョンが収録されています。

 前作の余勢を駆ったアルバムは、メロディとアグレッション、テクニカルなプレイが混然一体となったラビリンスの本領発揮とも言えるサウンドが展開されており、それぞれの要素が強化された楽曲が聴き手を惹きつけていきます。聴きどころ満載の楽曲と実力のあるメンバーによるパフォーマンスも手応え充分の、バンドの完成形を提示して見せる一枚です。
同系統アルバム
THE STARS WILL LIGHT THE WAY/GALNERYUS
THE ORDER OF FEAR/ORDEN OGAN
ENDLESS/DGM

NON STOP RUTHLESS CRUSHING/SKULLDOZER

ノン・ストップ・ルースレス・クラッシング/スカルドーザー

WORMHOLEDEATH JAPAN BITX-1355 [☆☆☆☆] >>>>>BUY...?

 米国産デスメタルバンドの2023年に発表されたファーストアルバムです。前身バンドを経て現在のバンド構成になったのは2020年。

 のたうつヘヴィリフとグロウルが迫る圧の強いミッドテンポのパートから加速するダイナミックな1から、オールドスタイルのデスメタルを作り出していくアルバムは、威嚇的なヘヴィリフで押し込んでいくタイトなミッドテンポの2、重量感たっぷりのリフが圧殺していくヘヴィパートから一気に突進していく緩急の強い3、硬質なリフを叩きつけていくブルータルでアグレッシヴなミッドテンポの4、唸りを上げる凶暴なリフで突撃する緩急の効いたブルータルな5、ダークなリフがグルーヴィに押し寄せる呪詛めいたミッドテンポの6、タイトなリフがヘヴィに詰め込まれる邪悪なムードが高まる7、ヘヴィリフとビートが叩きつけられていく攻撃的なミッドテンポの8、不穏な空気が蔓延するイントロからグルーヴィに進むヘヴィナンバーの9、アグレッシヴに突き進む圧の強いソリッドなミッド〜アップテンポの10が収録されています。

 ヘヴィネスに重心を置いたサウンドが展開されるアルバムは、迫力のあるグロウルとイーヴルな雰囲気が高まる古典的なデスメタルを追求しており、迷いのないスタイルを見せつけていきます。スピード感は弱いので、勢いと言う点では物足りなさもありますが、その分ヘヴィさが有り余るほど詰め込まれているため聴きごたえ充分のサウンドになっています。オールドスクールの純粋なデスメタルを味わえる一枚です。
同系統アルバム
BANISHED BY SIN/DEICIDE
SHADES OF SORROW/CRYPTA
THE UNDERWORLD AWAITS US ALL/NILE

TOE TAGGED AND BODY BAGGED/TRIP TO THE MORGUE

トー・タグド・アンド・ボディ・バッグド/トリップ・トゥ・ザ・モルグ

WORMHOLEDEATH JAPAN BITX-1356 [☆☆☆☆] >>>>>BUY...?

 2015年に結成された米国産スラッシュメタルバンドの2024年発表のデビューアルバムです。

 吐き捨てヴォーカルとタイトなリフが繰り出されていくミッドテンポのパートからクランチーなリフで突っ走るダイナミックな1から、アコースティックの響きに導かれる2はグルーヴィなリフで進むパートからファストパートへと雪崩れ込む展開の大きいナンバー、ヘヴィリフで圧力を高めつつ起伏をつけていくミッドテンポの3、パンキッシュに突っ走るちょっと頭が悪そうなパートとデスメタルみたいなグルーヴィパートとのコントラストが激しい4、不穏なイントロからの5は緩急付けて突き進むダイナミックなスラッシュナンバー、ガラスが砕けるSEからの6はタイトなリフが叩きつけられて加速していくアグレッシヴなナンバー、ドライヴ感のあるリフでアグレッシヴに進む緩急の激しいファストナンバーの7、ハイテンションで決めるパンキッシュな突撃ナンバーの8が収録されています。

 ざっくり言えばクロスオーヴァー・スラッシュってことになりそうなサウンドが詰め込まれたアルバムは、確かにジャンルとか気にしない無法地帯っぷりを見せながら進んでいきますが、次のアルバムでデスメタルになったりメロコアになったりしそうなバンドの方向性はよく分からない'`,、(´∀`) '`,、不安定なプロダクションも意図的なのかどうかもよく分からない(´・ω・`)そんなこんなで何だかよく分からないけど勢いだけは間違いない一枚でした。
同系統アルバム
THE HORROR AND THE METAL/F.K.Ü.
PROFANE PRAYER/SUICIDAL ANGELS
REMEMBER... YOU MUST DIE/SUICIDE SILENCE





Februaly

|





March

|





April

|





May

|





June

|





July

|





August

|





September

|





October

|





Nobember

|





December

|