公立能登総合病院

  1 所在地     七尾市藤橋町ア部6番地4

  2 電 話     0767−52−6611

  3 建設年月    平成12年3月

  4 あゆみ

    七尾鹿島広域圏事務組合が経営する公立能登総合病院の前身は、昭和18年9月に農業

   を基盤とする「医療利用組合連合会能登病院」(病床数97床、診療科目7科)としてそ

   の第1歩を踏み出した。

    その後、地域住民の要望と共に「七尾鹿島国民健康保健団体連合直営能登病院」、「七

   尾鹿島地区病院組合」等の変遷を行い、昭和40年6月には総合病院としての承認も受け

   「公立能登総合病院」として、現在の体制の基礎が確立された。以降、住民の利用度も高

   まり、診療科目の充実、施設の増改築と設備の充実を図り、地域の基幹病院としての発展

   に努めて来た。

    昭和47年10月には、七尾鹿島広域圏事務組合に統合され、神経精神センターは公立

   能登第二病院に分離した。その後増改築を重ねて、地域の医療需要に対応してきましたが

   能登地区の中核病院としての役割を担う病院としては、救急医療や高度医療など医療需要

   の増大に対応困難な状況を来たし、平成2年に移転新築案を決定し、平成8年度に新病院

   移転新築事業第一期工事が着手され、平成12年3月に一般病床330床、感染症病床4

   床、診療科目25科の新病院が開院され、同年5月から能登地区の救急医療の拠点として

   の救命救急センター(20床)開設、同年5月から開業医との共同診療による開放病床3

   0床を運用しております。

    現在、地域により密接した公共の福祉の増進を図るため、救急医療は24時間体制で臨

   み、高度医療を目指し、ライナック・サージャリー、結石破砕装置、血管連続撮影装置2

   台、CT2台、MRI、ガンマカメラ2台を整備する一方、健診センターの設置、へき地

   巡回医療の実施や指定居宅介護支援事業者の指定など安心できる福祉との連携にも努めて

   いる。

    一方、神経精神センターは、
昭和33年7月、七尾鹿島地域の要望に応じて既に開設さ

   れていた能登病院に神経科、
精神科を併設、病床数50床として発足した。その後、昭和

   46年11月、旧能登病院跡
地に病床数50床を増床し、100床の公立能登総合病院分

   院として移転新築
した。昭和47年10月には、七尾鹿島広域圏事務組合に統合され、名

   称を公立能登第二病院として公立能登総合病院よ
り分離独立し、能登地区における唯一単

   科の公立の精神病院として精神障害者の治療を行い、昭和55年5月には、体
育館を建設

   し、精神障害者の生活療法の起点の場として患者の社会復帰に貢献してきた。
また、平成

   4年度から能登中部老人性痴呆疾患センターの指定を受け、地域の老人性痴
呆疾患患者等

   の保健医療、福祉サービスの向上を図り、
平成8年度には、精神障害者地域生活援助事業

   (精神障害者グループホーム)の
指定を受けて、公立能登第二病院フレンド荘を設け、障

   害者の社会復帰の促進及び自立の
促進を図ってきたが、施設の老朽化等のため病院移転新

   築事業により公立能登総合病院に統合される計画となり、平成11年度に第二期工事を着

   手、平成13年4月に指針病棟、体育館が竣工し、病床数100床(内開放病床2床含む)

   の公立能登総合病院精神センターとして、新たに精神科の診療を開始した。

    これにより、新病院の移転新築工事はすべて完了し、敷地面積96,802.89平方

   メートル事業費総額199億円をかけて、病床数434床(一般330床、精神100床、

   感染症4床)として、21世紀の能登地区の公共的基幹病院としの充実に取り組んでいる。



  5 診療科目

         内科、精神科、神経内科、呼吸器科、胃腸科、循環器科、小児科、外科、整形外科、

         形成外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管外科、小児外科、皮膚科
、泌尿器科、

         肛門科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、
麻酔科、

         小児歯科、歯科口腔外科(25科)

  


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