私的デジカメ選び
2001年 秋の陣
今シーズンはデジカメコラムが本当に書けないんですよね。何故かって、なんかどれを選んでも大間違いは無いということで素人がデジカメに口出す時代もそろそろ終わりかなというのが正直な感想です。そんな中、私個人は今年は2台もデジカメを新品で購入しているわけで決してデジカメに興味がなくなったわけではありません。
そういことで今シーズンは機種別の雑感は無しですが全般を通してざっと感想などを書いてみます。
まず、写真を撮るという意味において、レンズ交換式の30万以上のデジカメ(ニコンD1シリーズ,キヤノン1DやD30,フジのS1pro等)を別格とすると10万円代で買えるデジカメが各社のフラッグシップ。このクラスは遂に500万画素時代に突入。操作性良いオリンパスE-20,高機能コンパクトなニコンE-5000,ソニーのビデオ技術の集大成サイバーショットF707,そして私の愛機ミノルタDiMAGE7。各社のフラッグシップだけにどれも個性的。大きさも形も大きく異なり商品選びという意味においてこのクラスが一番、面白いかもしれません。でも、このクラスを選ぶユーザーは研究しまくりのはずで、ウチのHPを参考になんていう人はきっと少ない筈。なので多くは語りません。(笑)ただ、事実として私はDiM7を選んで、結構、楽しんでますということです。どれを選ぶにせよ、しっかり納得してから買うクラスだと思います。
次に10万円以下の300〜400万画素クラス。各メーカーの上位モデル。ここはキヤノンのS40とかS30。オリンパスのC-40辺りが機能と携帯性の両立モデル。対してデザイン重視でソニーのP-50とペンタックスOptio辺りが対抗馬でしょうか。機能最優先ならば上のクラスの500万画素クラスを狙う方が面白いと思います。このクラスは高画素と携帯性を両方をとる欲張りユーザー向けの製品がやはり一押しでしょうか。
実用性とコストパフォーマンスの200万画素クラス。デジカメ初めての方は、まずはこのクラスを購入してみるのがオススメです。と言うのも、ちょっとイイナーと思うデジカメって高いでしょう。実際に使ってみたら、あんまり使う機会が無かったなんて事も多々有るわけです。必要以上に無駄使いするのは悲しいので。まずは気軽に安い奴を買って、出来れば付属品も全部付属しているモデルを。そしてデジカメと自分の相性を見極めて。デジカメ大好き人間になった人は、安い奴は友達にでも譲って、ちょっと良い奴を買うなんていうのが賢いデジカメ選びだと思います。200万画素程度有れば実用上は十分ですから、このクラスから買い得感の高いものを選びましょう。このクラスは値段の下がった旧モデルもありますし、新製品と旧機種を比較してという買物も出来るクラス。購入する時には発売日なんかも気にするといいかもしれません。
私も今年はこのクラスからキヤノンのIXY200を買ってしまいました。一時期よりも随分と安くなってきましたし、ポケットに入れてもかさ張らず調子良いですし、気軽にスナップするには十分ですよ。小さいので手ブレしやすいのでちょっと注意が必要ですが。財布の中身と相談して無理の無い御買物を。
フィルム代を気にせずに気軽にシャッターきることが出来るのがデジカメの楽しみ方なので、デジカメの使用頻度に合わせ出来れば予備のバッテリーとメモリーが必要になるかもしれないことを忘れずに。今期は簡単モードで私的デジカメ選びを締めますが、これからもどうぞ宜しくお願いします。
1)情報収集
2)目的を決める
3)お店選び
私の場合(1998.6にタイムスリップ)
私の場合 つづき
C-840L使用感