RUBBER SOUL



足が地に付いたゴムの靴底アルバム!
魂に引っかけている?
DRAIVE MY CAR
推奨ステージ・スタイル 2

なんといってもソウルフルなポールとジョンの喧嘩腰張り合いボーカルが命。ジョンの無感情低音側が音程がとりにくく難関。猛特訓が必要です。僕もこの間カラオケで唄ってハチャメチャになりました(笑)。リードギターのボトルネック奏法も聴かせどころ。この曲はピアノとカウベルも大きな役割を担っているので、メンバーで工夫して是非取り入れたいところ。ソロでもコンサート・トップで取り上げているので、ポールがメインコンセプターの様です。レコードはフェード・アウトですが、ステージでは、ビビッ、ビビッ、イェッ!とストップ・モーションで終わればカッコいいですね。                                        

NORWEGIAN WOOD
推奨ステージ・スタイル 1

ジョンの愛器ジャンボ(アコギ)による3カポDコードステー&ズンジャカ&メロ弾きが冴える逸品。一題目、二題目....とストロークの溜め方、強弱にはちゃんと違った表情がありますので注意が必要。シタールはエレキのエフェクター漬けで歪んだ音を出せば代用可能でしょう。ボーカルは淡々とけだるく唄えば雰囲気が出ます。リンゴ役はバスドラ&タンバリンを担当しましょう。余談ながら、レコードでは勿論カットされていますが、マスターテープには、2回のイントロギター失敗と、演奏後ジョンがコンソールに向かって、I Showed Ya!(どんなもんだい!)と言い。ジョージ・マーティンがGreat Fine!(最高!)と洒落た会話をしています。   

YOU WON'T SEE ME
推奨ステージ・スタイル 2

地味ではあるが、とても印象に残る佳作。ピアノが重要な位置を占めています。また、ドラムもレインに並び結構テクニックを見せつけています。ギターは単純なカッティングの繰り返しなので問題はないでしょう。裏声コーラスはひっくり返りやすいので要注意!                            

NOWHERE MAN
推奨ステージ・スタイル 1

3声コーラスが美しいスローナンバー。ポールのベースラインも最高にのっています。ステージ再現は日本公演が参考になります。また、音声しか確認できませんが、66年のドイツやキャンド・スティック・パーク公演もいい研究材料です。ジョン役は体を上下に揺さぶりながら、あごを突き上げて余裕たっぷり気持ち良さそうに唄ってください。ちゃちなマイクスタンドが振動でくるくる回り、手直しする演出をすれば最高。(分かる人は分かる?)                                                    

THINK FOR YOURSELF
推奨ステージ・スタイル ジョージソロ

ポールが6弦ベースにファズをかけて4弦ベースラインをなぞって独特の雰囲気を出しています。線の細いジョージのボーカルはダブルトラッキングされています。でも、起承転結がハッキリせず、地味な曲だからステージ映えはしないかも知れません。ジョージ特集でやるなら別ですけど....。         

THE WORD
推奨ステージ・スタイル 1

ピアノイントロがきっかけではじまる、R&Bナンバー。サビ以外のところ(ジョンのソロ)は、歌詞が詰め込まれ非常に早口で唄っているので、英語が苦手な人はカタカナに直して。掘った芋いじるな(What Time Is It Now?)方式で覚えましょう。教会音楽風のオルガンが雰囲気造りに必須です。助っ人が必要。

MICHELLE
推奨ステージ・スタイル 2

いまやスタンダードになっているラブバラード。あまりにも有名で皆知っているので、マニアとしてはあまりやりたい曲ではありません?(へたくそがバレやすい)ギターはジョン&ジョージとなっていますが、ポールがでしゃばっている可能性が大と思うのは僕だけでしょうか?ヒア、ゼア&エヴリィ同様バックコーラスも大切です。また、フランス語も勉強しなくっちゃ。                                   

WHAT GOES ON
推奨ステージ・スタイル リンゴソロ

リンゴのとぼけたボーカルがいい味出しているC&W。危なっかしくスリル満点のバッキング&リードギターも聴かせどころです。ベースも飛び跳ねています。                       

GIRL
推奨ステージ・スタイル 1

ジョンの切ないボーカルとブレス音が泣かせる逸品。ジョンの高音強調バッキングギターは8カポ説、セーハ説といろいろありますが、僕は彼の腕前からして前者と思います。実際ステージで唄に集中するためにはカポ必須です。ガーーアーール! スーー!のハモリも大切な部分です。リンゴのブラシプレイも密の味以来。頑張りましょう。                                              

I'M LOOKING THROUGH YOU
推奨ステージ・スタイル 2

近年、別バージョンが正式発表されたナンバー。イントロギターで失敗してやり直ししているのが昔の米国盤で確認できます。この時期斬新さが増してきた彼らのことだから、エンジニアは失敗か演奏の一部か分からなかったのでしょう。ポールのボーカルは静から動(シャウト)と聴くことができ、まさに一粒で二度おいしい曲です。別バージョンでトライするとマニアには受けるでしょう。                     

IN MY LIFE
推奨ステージ・スタイル 1

の曲をステージで取り上げるにはピアノソロ速弾きができることが前提となります。(キーボードをプログラムしてシンクロさせる手もありますが、見せ場が....)バックのギターはカジノ独特のマイルドなセミアコサウンドで、単なるコードストロークではなく、ウン、ポロロロン、ロンとハープの様に奏でて弾いてください。また、コーラスは相手のパートにつられやすいので、確固たる意思をもってきれいにハモリましょう。ドラムはリズムキープと中間部のチンドン屋サウンドがポイントです。                               

WAIT
推奨ステージ・スタイル 1

イッツビナー ローング タイムとイントロなしでカッコよく始まるナンバー。ジョージのボリューム奏法がスリル満点です。マラカスやタンバリンが重要なアクセントになっているので第5のビートル君を雇ってみたらいかがでしょうか?                                              

IF I NEEDED SOMEONE
推奨ステージ・スタイル ジョージソロ

12弦ギターが透明で爽やかなサウンドを創り出しています。日本公演の映像でも分かるように、7フレットにカポをして開放弦を多用しています。ジョンのリズムギターは単純なものですが、ギターソロの部分では、アルペジオ風のカッコいいプレイを見せてくれています。また、3声アー、アーコーラスもお互いに張り合いバッチリ決めたいたものです。なお、ジョージ作曲のものでステージで演奏したのはこれのみです。 

RUN FOR YOUR LIFE
推奨ステージ・スタイル 1

コピーでこの曲を演奏しているのを聴いたことがありません。唄も難しく、長年ビートル少年やっていてもそらで歌詞が出てきません(笑)。ジ・エンド ア リル ガーールのとこしか浮かんでこないので語らないことにします。でも、サウンドはドライブ感にあふれ、ご機嫌です。