BEATLES FOR SALE



カブト虫売り出し中
ロックあり、フォークあり、カントリーあり!
NO REPLY
推奨ステージ・スタイル 1

イントロ無しでいきなり歌から始まるお得意のパターン。アンソロジーでデモバージョンが公開されましたが、その時点では、割とがなり声でシャウトしてました。しかし、正規バージョンでは、押し殺しつつも迫力あるボーカルでブルージーなボサノバ調に仕上がっています。ギターは、ロー・コード中心のアコースティックギターに、薄目に絡むハイ・コード中心のエレキギターで決めましょう。ベースはオーソドックスな内容で割とやさしく弾けます。エンディングコードC69をバッチリ決めましょう。                      

I'M A LOSER
推奨ステージ・スタイル 1または3

Gキーの曲にCキーのハーモニカを用いている。是非ともジョン役の人はサスペンダを使って大道芸人風にギターと両方の演奏に挑戦したい。また、ジョージのソロはフィンガーピッキングでマイルドかつ粘っこいプレイを心がけて下さい。映像的にTVショー「シンデイング」のライブパフォーマンスが良い研究材料になります。                                                       

BABY'S IN BLACK
推奨ステージ・スタイル 3

ワルツのリズムをと入り入れた調子の良いナンバー。レコードでは、アコースティックとエレキの2本でリズムギターが鳴っていますが、ライブではエレキ1本でもOKでしょう。ただし、全てローコードなので音がギンギンと汚れやすいのでボリュームは絞り気味にしましょう。ジョージ役のリードはやはりフィンガーピッキングが必要。ステージパフォーマンス的には、ジョン役とポール役は1本の直立スタンドマイクを分け合って唄い、間奏部分ではワルツのステップを踏んでおどけてみせる余裕があれば文句なしです。          

ROCK AND ROLL MUSIC
推奨ステージ・スタイル 1

66年の日本公演では、ジョンはカジノを胸高く構え、バタヤン風の乗りで少々ダリてましたが、65年のライブの様に、リッケンバッカーを用いて、もっと早いテンポでキメたい。歌も早口でかなり難しいので、例の掘った芋ほじるな方式で覚えましょう。また、ライブではリンゴのドラムは一本調子で明らかに手抜きです。レコードの様に二題目、三題目でリズムに変化をつけましょう。                        

I'LL FOLLOW THE SUN
推奨ステージ・スタイル 2

そのテクニックからしてフィンガーピッキングによるアコースティックギターのバッキングはポールの演奏ではないかと推測します。例によってジョージのマイルドなリードギターもいい感じです。BBCセッションでの演奏はなかなかいい演奏で、レコードの正規バージョンに近いものがあります。          

MR. MOONLIGHT
推奨ステージ・スタイル 1

ジョンのシャウト一発がなんといっても一番の決め手。ここでずっこけたらおしまいです。日本公演の高速道路をひた走るシーンで使われた曲ですから、思い出深い諸兄も大勢いらっしゃるでしょう。異国情緒たっぷりのハモンドオルガンは必須。キーボードで代用可能でしょうが、ムードたっぷり粘っこく迫りましょう。

KANSAS CITY〜HEY,HEY,HEY,HEY
推奨ステージ・スタイル 2

典型的なロックンロールナンバー。ショートスケールのリッケンバッカーにぴったりのギターバッキングパターンです。ジョージのクオータ気味の危なっかしいチョーキングも聴かせ所です。ポール役のボーカルは歌唱力が命。後半のヘイヘイ掛け合いコーラスは半ばやけくそ気味にやれば感じが出ます。 

EIGHT DAYS A WEEK
推奨ステージ・スタイル 1

しかし、アンソロジーで初めて耳にした、あのコーラスイントロは衝撃的でした。数多くの海賊盤でいささか食傷気味の僕には、一番の収穫でもありました。渋い曲が多いこのアルバムの中にあって、一番乗りが良く、ポップなこの曲は異色の存在です。ジョンとポールのユニゾン攻撃かと思えば、後半で思わせぶりにハモリまくる心憎いアレンジとなっています。途中でコーラスがひっくり返っているのはご愛敬。最初から最後まで元気がいる曲なので、ステージでの再現は体力勝負です。                          

WORDS OF LOVE
推奨ステージ・スタイル 4

全編通して流れるギターは高音を強調し、ダブルトラックで録音されています。コーラスを使えば同じ様な効果が得られるでしょう。これに対し、ボーカルのハモリは低音で、7人の刑事ばりの渋いハーモニーを聴かせてくれています。ダークダックスに学ぶべき所が多々あります。但し、あまりステージ映えするナンバーではないので、その難易度に対する努力の報いは少ないでしょう。                   

HONEY DON'T
推奨ステージ・スタイル リンゴソロ

もともとは、ジョンが持ち歌としていたものを、本アルバムのためにリンゴのボーカルとしてフィューチャーしたもの。バッキングギターは12弦ギターを用いている。また、リードは例によってフィンガーピッキングである。ドラム役の人が、リンゴのとぼけたキャラクターを出せれば最高。あの、語りをマスターできれば良いのだが、なかなか・・・・・。ポールのベースもベンベン弾んでいます。                     

EVERY LITTLE THING
推奨ステージ・スタイル 1

ジョージがレコーディングに遅れてきて急遽代理で弾いたとされる、イントロ&リード&アウトロギターは12弦のエレキです。ピアノとティンパニーが効果的に用いられていますが、四人編成で、ライブでここまでやる余裕はないでしょう。舞台裏で誰かにやってもらいましょう。スターズオンのメドレーもののコピーバージョンはジョンのボーカルもうりふたつで最高でしたね。                            

I DON'T WANT TO SPOIL THE PARTY
推奨ステージ・スタイル 1

カントリー&ウエスタン色の強いこの曲は、ジョンのイントロ&アウトロバッキングで、ベース装飾音が動いてメロデーを形成し、ジョージのエレキギターと絡み合って大変いい味を出しています。ハモリではI STILL LOVE HER の部分を外しやすいので要注意。リードギターは、またまたしつこいぐらいにフィンガーピッキングです。全くジョージってやつは、12弦にしても、フィンガー・・・にしても、凝りだしたら、もう、どうにもとまらないっ!?(ちなみに、この山本リンダの代表曲はキャント・バイ・ミー・ラブのパクリだっていうこと知ってました?)

WHAT YOU'RE DOING
推奨ステージ・スタイル 2

コピーバンドでこの曲をやる奇特な人はいないでしょう。イントロのドラムが、ドリフっぽくてちょっと気恥ずかしいのは僕だけでしょうか?途中から絡んでくるイントロギターは12弦。リズムギターは平凡なコードストロークです。それでもあなたはやりますか?                               

EVERYBODY'S TRYING TO BE MY BABY
推奨ステージ・スタイル ジョージソロ

これは、ビートルズの曲では異例のボーカルエコーびしょ濡れのナンバーです。恐らく、古き良き時代(カール・パーキンスのオリジナルバージョン)のオールド色を出すためでしょうが・・・。ステージではミキサーの人に好みの濡らし具合?をあらかじめ頼んでおきましょう。ジョージのギターも小気味いいし、リンゴのシャッフルビートのドラミングも最高。ライブバージョンも海賊盤で多数あるので研究材料に事欠きません。