WITH THE BEATLES



タートルネック姿で演奏したい名曲の数々!
IT WONT BE LONG
推奨ステージ・スタイル 1

イントロ無しでいきなりボーカルから始まるお得意のパターン。掛け合いコーラスも忙しく、集中力の持続が必要な難しいナンバーです。本人達もこの曲を生演奏で行った形跡はなく、唯一口パクでのライブパフォーマンスとして「READY STEADY GO!」(LD、ビデオで発売中)があります。ポイントは奥民もパクりまくっているベ・ベ・べ・べ・ベ・ベンのリフと、サビに入る直前のジョンのリズムギターのガチャガチャカッティング(デイ・トリッパーでも類似のパターン有り)です。また、エンディングもかなり難しいのでで猛練習が必要です。

ALL I'VE GOT DO
推奨ステージ・スタイル 1

イントロのギターポロロン(Eaug+9,11)の響きだけで涙が出てきそうな切ないロッカ・バラード。ギターに関しては特に難しいところはないが、ベースの和音奏法とドラムのリズムキープに注意が必要。レコードではハミングのハモリでフェードアウトするが、生演奏する時は、最後にジャ〜ンとコードで終わるのがビートルズぽいやり方。いろいろ研究してください。                                   

ALL MY LOVING
推奨ステージ・スタイル 2

コピーバンドなら例外なくコピっているナンバー。三題目の主旋律にア〜ア〜コーラス、リードギターと忙しくマイクポジションが変わるジョージ役がステージパフォーマンスの鍵です。ジョンの三連符カッティングのさりげなさ感を出すのと、エンディング近くのグリッサンド+開放弦Eコードジャーンの心地良さ、そしてポールの乗りの良いベースランニング、リンゴのおかず無しあっさりドラミングが大きなポイントです。エド・サリバンショーあたりが一番良い研究素材です。                                    

DON'T BOTHER ME
推奨ステージ・スタイル ジョージ ソロ

昔化粧品か何かのCMのバックに日本のコピーバンドのバージョンのものがありましたが、あれはなかなかイケてました。途中ジョージのボーカルに粘っこく絡む形で入るコーラス(エフェクタ)びしょ濡れのギターが大きなポイントです。本人達もレコーディングしながら曲を完成させていったようで、海賊盤などでその苦労様子が伺えます。正規盤もテープ編集操作の痕跡がありありと見えます。              

LITTLE CHILD
推奨ステージ・スタイル 1

ジョンの表情豊かなハモニカが主役のナンバー。ピアノも全曲通して混じっており、これもコピー難易度は高いです。間奏もなく歌いっぱなしなので体力気力が必要です。自信のあるむきはどうぞ。

TILL THERE WAS YOU
推奨ステージ・スタイル 2

レコードではジョージのガットギターとジョンのアコースティックギターなのですが、彼らはステージではエレキ二台で演っています。あのニュアンスを出すためにもギターを持ち替えるのも良いかもしれません。ついでにアンド・アイ・ラブ・ハーを演れば一石二鳥ですぞ。ポール役は小首をかしげながら大きく目を見開きながらハキハキ歌うこと。                                            

PLEASE MISTER POSTMAN
推奨ステージ・スタイル 1

「IT WONT BE LONG」同様掛け合いコーラスが忙しいナンバー。演奏自体は難易度低いが、コーラスでこの感じを再現するのは容易ではありません。余談ですが、電子メールや携帯電話が当たり前の様に普及しつつある今、この曲の内容に共感できる若者はいるのでしょうか?この曲を演る人は共感できないと歌う資格なし。ビートルズナンバーは演歌のごとくその世界に入り込まないといけませんぞ。         

ROLL OVER BEETHOVEN
推奨ステージ・スタイル ジョージ ソロ

リーソギターはロックギターの基本テクニックのエッセンスがぎっしり詰まっています。指に覚え込ませて流暢に弾くこと。バッキングギターも、いずれのコードポジションも人差し指セーハで小指で音に変化をつける典型的ロックンロールパターンです。日本公演ビデオの一曲目の「ROCK & ROLL MUSIC」でもこのパターンをアップでじっくり見ることができます。バタヤン風に弾いてます。但し、エピフォンガジノよりショートスケールのリッケンバッカーの方がこのパターン格段に弾きやすいと思います。見た目もかっこいいし。    

HOLD ME TIGHT
推奨ステージ・スタイル 2

ギターとベースのユニゾン(一部例外有り)で通すロックナンバー。当初ファーストアルバムで収録しようと録音したが、ボツになりセカンドアルバムで再挑戦したもの。再現難易度は以外と高い。ハンドクラップが大きなポイントになっているので、リズムマシンか観客の協力が必須。曲の一般認知度は低いので、苦労してコピっても報われないかもしれません。マニア向けです。                        

YOU REALLY GOT A HOLD ON ME
推奨ステージ・スタイル 1

ジョンにジョージが絡んでハモる唯一の曲。ジョンの三連符カッティングとリンゴの半開きハイハット三連叩きのマッチングが実にかっこよく、心地よい。この曲の隠し味として、レコードでは単音ピアノフレーズがちょこっと入っているので、ステージでキーボード奏者がいたら弾いてもらえばモア・ベター。歌詞は三題目まであり、間違いやすく、ハモリ状態では非常に目立つので注意のこと。本人達もご多分に漏れずとちっています。 

I WANNA BE YOUR MAN
推奨ステージ・スタイル 3

この不可解なチョーキング&ダウンイントロは何だ?初めて聴いた時の衝撃は忘れられません。この音とサビのI WANNA BE YOUR MANの後のオクターブ奏法ギターをそっくりに再現するのがポイント。本家の生演奏でも割と良いのはレコーディング直後のアラウンド・ザ・ビートルズ(TV番組)とワシントン公演くらいです。後年のライブは使用楽器も異なりダリてます。(笑い)                                 

DEVIL IN HER HEART
推奨ステージ・スタイル 3

掛け合いコーラスの代表曲。ジョージのマイルドなギターサウンドがポイント。また、三声コーラス部分が多いので外さない様特訓必要。唯一のBBCセッションでの生演奏が参考になります。まお、蛇足ながらエンディング近くでジョージのギターフレーズの入るタイミングが間違って途中で止めています。分かりますか?エンデイングの最後のチャンという不可思議コードは、あのL−Rも「KNOCKING ON YOUR DOOR」のB面曲「君のためのラブ・ソング?(曲名忘れた)」でしっかりパクっています。かっこいい!           

NOT A SECOND TIME
推奨ステージ・スタイル 1

単純明快な曲で、歌いやすく演奏もしやすいのではないでしょうか?ほとんど、ユニゾンで歌っています。ただし、キーは高い。ピアノは是非入れたい楽器です。間奏は単音でリズムも遅いので幼稚園児でも弾けそうなフレーズですが、聴く人が聴けば違いが分かるそうですから油断大敵!           

MONEY(THAT'S WHAT I WANT)
推奨ステージ・スタイル 1

イントロのピアノのリフが最高にかっこいいロックンロールナンバー。ジョンのシャウト曲の代表でもあります。これをステージで決めれば一夜にして君もヒーロー!?解散後、ジョンはトロント公演(ロックンロール・リバイバル・ショー)でも演っていますが、ギターアレンジをかなり変えています。少々ラリっています。なお、ドラムはリンゴお得意のハイハット半開き往復びんた攻撃は行っていません。