最近は健康雑誌も多くなりました.それらには種々雑多な「売らんかなトピックス」記事が出ており,いいことずくめのことばかり.ほぼタイトルだけで,「あ,そう」と,ほとんどの人は読むだけで満足できそうです.しかも,買って読んでも99%の人は,よほどメリットが無い限り継続して実践することはなさそうです.さて,御多分に漏れず,当方も健康雑誌のファンの一人です.いつも読むだけで健康になったつもりで満足しています.今回,当方も独自に考案した自画自賛の健康法を御披露したくなりました.
左手マウス |
パソコン前に座ると,通常,右利きの人は右手でマウスを握って操作しますが,物覚えその他中枢神経系の衰弱傾向のある方に脳のボケ防止のため左手マウスをお奨めします.始める当初は,カーソルの座標がふらふら決定しにくかったり,ダブルクリックのタイミングが狂って作業能率が低下しますが,徐々に調子が出てきます.ゲーム等の点数のupで効果を判定してください.日頃使われていない脳組織の血行改善が期待されます(と思うが). |
足指股裂き |
これは昨今健康器具売場に足指に挿むウレタンやプラスチック製の器具などを見かけます.外反母趾の予防から広まったのかどうか,種々の製品があり,足指マクラとか開足とも言われています.でも,当方のお奨めは単三乾電池(単五でも良い).疲れた時これを4本用意して,片足ずつ指間に挿んでみましょう.中指,薬指間が特に激痛ですが,5〜10分ガマンしてから外すと不思議に腰のだるさなどがなくなり,リラックスします.カラダの堅い(頭ではない)ヒトでも前屈してみると柔らかくなっていることが実感できます.手指が軽く床に付くようになります(しかし時間がたつと元通り). |
トレイ体操 |
日頃,よーしたまにはとラジオ体操をしても物足りない.健康になるような運動をした気がしない.時間の無駄だったと考えている人向けです.両手にやや大きめのトレイ(板でもなんでもOK,プラスチックより金属の方がすこし重めでなお良し)を持ってラジオ体操風の行為を行い,トレイの振り回しによる空気の抵抗(負荷)を筋肉に与えるのが本法の特長です.また,前屈の際はトレイを床支えにして行うと上体を深めに曲げることが可能で,効果が出ます.それならバーベル体操の方が良いじゃないかと言う人もいますが,運動不足のからだカチカチおじさん等が,なんだ軽いじゃないかと突然2kg位のバーベルやPETボトルに水をいれたものなどを振り回すと肩腰に激痛が走り1回で止めてしまいます.トレイの場合,腕を振り回す加速度の加減で空気の抵抗が程良く筋肉を刺激し,関節にも無理なく運動できることがポイントです.しかしながら,この体操の欠点は,大きめのトレイを使うため,天井が低かったり,狭い家中では出来ないことです.でも,決して人目のある屋外でやってはいけません.ご近所の人に見られて,あの方,チョウチョの真似なんかしてとうとう--------などとウワサされかねません. |