解決編


  1. メモリーを64M以上認識させるには

    Ktermxfmをたちあげる。
       
    File ManegerApplicationsが立ち上がるので、ApplicationsのEditor Groupをダブルクリック。(ファイルをエディターで編集するため)
      
    File Manager/rootになっていると思うので、左上のフォルダー(山みたいな模様が入っている)をクリックして /に移動。
      
    その中からetcとなっているフォルダーを見つけダブルクリック。
      
    沢山のフォルダーの下に白いアイコンになったファイルがあるのでその中からlilo.confというファイルを見つけそれを右に開いている Applicationsxeditまでドラッグしてファイルを開く。
      
    開いたファイルの中に
      
    image=/boot/vmlinuzとある最下行に
      
    append"mem=**M"と追加する。(**Mの**は自分の搭載メモリー量)
    あるいは、append="mem=0x6000000"  と記述する。
          メモリーの関係は、16進数で表記する。
         72M     0x4800000
             80M     0x5000000
         96M     0x6000000
            112M     0x7000000 
        128M     0x8000000
            192M     0xc000000
        256M     0x10000000
          16で割り切れる場合はMバイト数を16で割って、続いて0を6個書く
         
       
    xeditsaveをクリックしxeditを閉じる。
       
    File Managerで上述と同様の操作で /sbinを開く。liloというファイルを見つけダブルクリック。これで再起動でOK。
       
    再起動後、dmesg | moreKtermに入れて起動ログを見るとメモリーが増えているのがわかるはずです。

    <参考文献> p342-344,こんなにかんたん!Turbo Linux3 日本語版,インプレス、ISBN4-8443-1240-5

             PHTのFAQ参照 32番


  2. MN128-SOHOでのインターネット

    MN128-SOHOはAutoNATやDHCP機能があるRouterです。このままLinux搭載マシーンをつないでも当然の事ながらつながりません。
    NIC(ネットワークカード)の設定。今回はdefaultでrouterからIPをもらって繋がるようにします。(後々は鯖を立てる予定)
    MN128-SOHOのIPはdefault(ここではdefaultで説明します)で192.168.0.1/24なので、eth0をこれ以外の192.168.0.2から192.168.0.9の中で好きなものを割り当てます。
      
    Ktermnetstat -rn を入れてみます。
      
    # netstat -rn と入力すると
          
    Kernel IP routing table
    Destination  Gateway  Genmask     Flags  MSS   Window   irtt   Iface
    127.0.0.0   0.0.0.0   255.255.255.0  U    1500  0        0  lo
    192.168.0.0  0.0.0.0   255.255.255.0  U    1500  0        0  eth0
     
    など(一部略)となっていますが、ここにDefault Gatewayが設定されていませんのでここでそのままではBrausaで外に出れません。(TCP Error:Network is unreachable)
     
    そこで ping 192.168.0.1と打ってみます。繋がっています。Ctrl + Cで止めましょう。(pingが通っていればrouter迄は繋がっていると言うこと)
     
    デスクトップの左にあるアイコンでネットワークの設定をクリックしてネットワークを又クリックしてNetwork Configuratorを立ち上げます。HostsAddMN128-SOHOを追加します。IPは192.168.0.1ですね。(あくまでもdefaultでは)
     
    次にとなりのInterfacesを選択しeth0を選んでEditします。
     
    Routingのところは、
          Network Packet Forwarding(IPv4) をcheckする。
      Default Gateway は MN-128のIP
          Default Gateway Device は、eth0(大抵は・・・・)
    (もう一つWindowが開く(Edit Rthernet/Bus Interface)->下のInterface configuration protocolをdhcpにします。;これはしなくても良さそう?)->
     
    Ktermに戻り、route add default gw 192.168.0.1  <enter> とします。
     
    もう一度 netstat -rnを確かめてみましょう。
     
    最下行が 0.0.0.0ですね。その横の列(Gateway)は 192.168.0.1になっているでしょう。これでOKです。
     
    ところがこの設定を時々Linuxが忘れるようです。
     
    で、これを/etc/rc.d/rc.localかまたはmodulesに追加記述します。例えばxfmrc.localのファイルをxeditへドラッグし
     
    route add default gw 192.168.0.1を追記する。
     
    必要かわかりませんが、記述したファイルをSAVEしてそれをダブルクリック
     
    再起動->さーネットサーフィン。

    <参考文献> PHTのFAQ参照 91番


  3. NICの2枚差し認識について
     
    調子こいてNIC(ネットワークカード;LAN Card)の2枚差しをしました。
     
    eth0は認識されますが、eth1は認識されません。(T_T) routerから外にも出れなくなりました。
    今回のNICは2枚ともDEC21140チップのものす。
       
    /etc/lilo.conf に、
        
    append="ether=(irq),(IO address),eth0 ether=(irq),(IO address),eth1"
        
    ただし( )は便宜上つけています。ホントは入力に入らない。irq と IO addressはWindows等の設定で調べておく。

    TL3.0では、認識がうまくいきそうです。

    デスクトップの左にあるアイコンでネットワークの設定をクリックしてネットワークを又クリックしてNetwork Configuratorを立ち上げます。---> Interfacesのところを開くと2枚目のNICがありますので、それを編集します。

    具体的には、プライベートアドレスを書いて、at bootyesactiveにします。


  4. IP Masquarade

    /etc/sysconfig/network の FORWARD_IPV4= yesに変更する。

    /etc/rc.d/rc.local に以下を追加して書く
  5. shutdown と電源 off について
           
    TL2.0Ktermなどで shutdown コマンドを実行した場合、そこで停止してしまうことがあります。->この問題はgpmX サーバが絡んだ問題ですので、設定としては、gpm を停止しておけば発生しません。->gpm の停止は xturboserviceなどで行います。(とFAQ には書いてあるのですが、僕はこれではgpmを停止できませんでした。なぜだか暴走する。)->で、例によってKtermからturboserviceと打ち込んで、gpmを停止させました。

    電源 off は->v1.4 以降では APM を使用しない状態をデフォルトとするカーネルへ変更しました。その為に ATX のマザーボードを使用している機種、ノートブックなどでは、

    # shutdown -h now

    等としてシステムを終了すると、v1.0 では自動的に電源が切れて
    いたものが v1.4/v2.0 では停止するのみとなりました。

    自動的に電源を切る機能を有効にするためには以下の操作を行いま
    す。

    i) v1.4 の場合
    APMを組み込んでカーネルの再構築を行います。

    ii) v2.0 の場合
    インストール CDROM からインストールします。root になり、
    CDROM をマウントします。(マウントポイントを /mnt/cdrom
    とします。)

    # cd /mnt/cdrom/APMKernel
    # rpm -U --nodeps --force kernel-2.0.33.apm-11TL.i386.rpm

    とします。

    -->で、幸せになれました。

    iii) v3.0の場合

    なぜかv2.0の方法でしかうまくいきませんでした。 

    <参考文献> PHTのFAQ参照 74番