名機にロックオン
EXED EXES
(エグゼド エグゼス ----1985 CAPCOM)
カプコンのページにカタログとゲームのロゴが紹介されています→ エグゼドエグゼス
● 弾よけが超アツイ!! 昆虫シューティングゲーム
当時としては珍しい2人同時プレイ可能のシューティングゲーム。敵は昆虫の大軍で、たおしても倒してもどんどん先に進んでいくループゲーム(全16面だったかな?)でした。
弾の数も(当時としては)半端でなく、アツイ弾よけが堪能できます。
● 連射が命!!
とにかく耐久力のある敵が多いので、ひたすら連射が命!!「疲れた」とか「連射装置が必要!!」とかいう甘えは当時は許されませんでした。何といっても圧巻なのは、画面の2/3は占めようかという巨大要塞「EXED EXES」の異常なまでの耐久力。破壊するのに50発(80発だったかもしれない)----(30発というメールをいただきました----^^;)撃ち込まなければならない砲台を12個も装備していました。それだけに巨大要塞を倒したときの達成感(?)は格別でした。
● カプコン得意のボーナスフルーツ満載!!
ソンソン(84年)から引き継がれた(?)ボーナスフルーツシステムがこのゲームをさらにアツイものにしていました。
随所随所に隠されたボーナスフルーツは、出現させるのにテクニックがいるものや、高得点のもの、はたまた1UPまで、さまざまな種類がありました。
また、これもカプコン得意の「Pow」をとると、画面上の敵がすべてボーナスフルーツになるというフィーチャーもありました。とくに、耐久力のある巨大昆虫をPowでフルーツに変えた日にゃぁ巨大フルーツに変わってしまい、高得点でお腹がいっぱい!!というもんです。
● ボーナスエリア=ハイポイントエリア??
随所にこういうエリアがあって、高得点の敵や編隊(全滅させると高得点)が大量に出てきます。しかし、高得点には落とし穴があるのも事実。狙いすぎて自爆してしまうことも非常に多い(私だけ?)エリアでした。
● パワーアップはオイシイゾ!!!!
0----射程も短いし、弾の間隔も広い(2連装)
1----射程がやや伸び、弾の形が変わって間隔も少し狭くなり、前方攻撃力が増す(2連装)
2----さらに射程が伸び、3連装となり、前方攻撃力が格段にアップする
3----2において射程が最高になる究極形態
と、自機には4段階の形態がありました。これらは、各段階に応じてパワーアップ用のPOWマークがあって、例えば2段階の形態になるパワーアップならば0からでも一気に2段階に、逆に3段階の時に取ってしまうと2段階にダウンする----というシステムになっていました。
また、WOPというパワーダウンアイテムもありました。取ると一気に0段階までダウンしてしまうのですが、これがなんと1万点の高得点。腕に覚えのあるゲーマーは喜んで取っていました。
● 当たり判定を見切れ!
このゲームで必要なのは、連射もそうですが、自機の当たり判定を見切ることでした。すなわち、どの程度弾がかすったらやられてしまうか----ということを感覚的につかまなければならなかったのです。(どのゲームでもそうですが)
これを体得したゲーマーはサイドアタック(自機の真横の敵に体当たりした瞬間に弾を撃ち、倒す)とかバックファイヤー(同じく後ろからきた敵を倒す)といった高等テクニックを自由自在につかいこなすことができました。
● おめでとう 1000万点!!!!
このゲームはループゲームなのですが、1000万点を獲得すると画面にメッセージが出てゲームオーバーとなります。1000万点達成の音楽はこのゲーム中でもちろんここだけでしか聞くことができません(なかなかいい音楽です)。
2人同度プレイの場合は、どちらかが1000万点に達した瞬間にゲームオーバーになってしまうため、究極の2人同時1000万点(すなわち合計2000万点)は、お互いの点数を調整し、ボスを倒したときのボーナスで達成するようにしなければなりませんでした。1000万点プレイヤーが2人そろって、なおかつ点数調整に成功しなければ不可能ですから、めったなことでは見ることができませんでした。(自分は1000万点やってません。スミマセン--)