名機にロックオン
ASO
(1985 SNK )
● パワーアップアーマーを駆使して敵を撃破!
自機SYD(シド----別に某ファイナ●ファンタジーのおやじの名前ではない)を操作し、敵のディフェンスラインを撃破。8種類のパワーアップアーマーを駆使し、全12面(13面!?)のクリアを目指すシューティングゲームです。
● 慣れるまではマップ上の文字にパニック!?
マップ上にはいたるところに小さなピラミッドが配置してあり、破壊すると、アルファベット文字が書いてある各種パワーアップ(パワーダウン)パネルが出現します。戦略をたてて(戦略ってほどのものでもないけど)パネルを回収することが、このゲームのポイントになります。以下、各種パネルの紹介。
Sパネル ---- 3枚集めるとSYDのスピードアップ(初期状態含めて3段階)
Lパネル ---- 3枚集めるとSYDのレーザーパワーアップ(同上)
Mパネル ---- 3枚集めるとSYDの対地ミサイルパワーアップ(同上)
Eパネル ---- アーマーを使用するために必要なエネルギーを補填するパネルです。
また、上記の4パネルには逆文字のパネルもあり、それをとってしまうとパワーダウンしてしまいます。
Kパネル ---- この手のパワーアップゲームでは、通常死んでしまったら装備は全部なくなってしまいますが、このパネルをとっておくととりあえずは安心。パワーダウンすることなくゲームが再開されます。(こういったシステムはASOが初めてだったのでは?)ミサイルが最高段階のときにとると、連射が可能になります。
Bパネル ---- ボーナスポイント。画面に出現している時間が長いほど高得点です。画面一番上で出現させ、画面一番下までスクロールしたときにとるのがベスト。
Cパネル ---- CはCLEARのC。取りたい人は取ってみてください。涙が流れることうけあいです。今までの努力は何だったのー!!
Wパネル ---- 高速移動して少しワープすることができます。しかし、移動中はピラミッドが開いてしまうため、不要な逆文字パネルを取ってしまうことも。
Rパネル ---- 稼ぎゲーマー御用達。一定エリア戻ります。
Fパネル ---- ピラミッドを一定区画分オープンしてくれます。Bパネルで高得点が狙えます。
Pパネル ---- ありがたやー。SYDが1機増えます。
慣れないうちはまさに「画面上がセサミストリート状態」でパニックになること間違いなし!
● アーマーはしっかり集めにゃあ
パワーアップアーマーは最初から8つ全部そろっているわけじゃああーりません(一部だけ最初からある)。マップ上に配置されたピラミッドを破壊し、中から現れたパーツを3つ(しかも同一アーマーのパーツを連続して)そろえてようやくアーマーが一つ完成するわけです。ですから、パーツの形を見てアーマーの種類の区別がつかないようでは、いつまでたってもアーマーは増えません。8種類すべてのアーマーをそろえると、20万点のボーナスポイントがもらえます。早ければ2面、遅くとも12面(もう終わりだっつーの)にはそろいます。アーマーの種類は以下の通り。
シールドアーマー ---- SYDの周りにシールドをはります。当たり判定が大きいのが難点。
キャノンアーマー ---- 破壊力満点のワイドレーザーです。
ファイヤーアーマー ---- 火柱で焼き尽くせぇぇぇぇぇぇぇぇ。
ホーミングアーマー ---- 対地ホーミングミサイル。エネルギー使用量が少ないので、いざというときにかなり役立ちます。
ニュークリアアーマー ---- 核弾頭ミサイル。パッと咲いた花火のようできれい(?)です。
サンダーアーマー ---- 画面上の敵すべてに怒りのサンダー!!エネルギーを大量に使用します。
パラライザーアーマー ---- 敵の動きを麻痺させます。
オクトアーマー ---- 8方向に弾を出しますが、連射できません。敵の弾を破壊してくれるのが取り柄?
● 稼げや稼げ!!
12面クリアでゲームオーバー、残機ボーナスなし----とくれば、点数稼ぎに走ってしまうのがゲーマー。ひたすらPパネルやRパネルを出現(運の要素も強いけど)させ、Bパネルで稼ぎまくってハイスコアを狙うのが当時のマニア達の姿でした。連続でRパネルが出たり、サクッとPパネルが出たときは思わずガッツポーズ!?Bパネル多数出現エリアでは、高得点に結びつくFパネルも重宝されました。
● 人気シューティングASOに隠された秘密
当時、SNKにはY氏(伏せ字にしておきます)というゲームマニアあがりの方がいらっしゃいまして、その方の趣味(?)がこのゲームのなかにこっそりと隠されているのです。基盤を持っている方はぜひ確認してみてください。
★ 地形に「ムンクの『叫び』の顔」が隠されています。
★ 同じく、同氏のゲームサークルの名前「ST」の文字もあります。
★ ボス「メカプク」は同氏の顔がモデルとなっています。(同氏はプクプクと呼ばれていた)
今回はいまいち単なる紹介に終わってしまいました----ちょいと反省。
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