秋タイトル画

秋の波止場釣りはなんたってユニークな「アオリイカ」釣りです、近年は釣り人口も増えて、防波堤は大盛況です
というわけで、今回(平成21年9月30日)は、能登半島の能登町{小木港}に今年初めての「アオリイカ」釣行です


奥能登への旅路は、非常に、快適になりました
金沢からは、「8号線」バイパスを経由し、「のと里山海道」から
「珠洲道路」を北進します。

私の自宅(金沢市吉原町)からは、概ね 130km
自動車で、片道2時間30分の道程です。

奥能登の道路沿いには、花壇が整備され秋には「サルビア」が
咲きそろい、旅人をやさしく出迎えます。

「能登は、やさしや 土までも」の言葉通りの快適な、
「ドライブ」を演出しています。

さすがに、平日の釣行では、人影がまばらです。

午後4時30分 釣行開始(時期に日が暮れます)
1.まず、「アオリイカ」の餌となる「小あじ」を釣ります
  (内側の海では、小粒のあじがよくヒットします)
2.「あじ」は、生きたままで使用します。
3.エアーポンプを使って、活魚水槽を作ります。

◎仕掛けは簡単で、市販の「イカキャッチャー」を使用します。
  (走りのこの時期は、Lサイズです)

やわらかい竿を使用しての、繊細な釣りになります。
写真のような、竿受けをお勧めいたします。

竿は、磯竿1号 やわらかい竿でイカの乗りを見ます
リールは、できればバックドラッグ付を推奨します。

いよいよ、実釣開始ですが、生きている「活あじ」には
アオリイカの食いつきが、抜群です。

春先にふ化した「アオリイカ」は、夏から晩秋にかけてが、
成長期で、身の丈の餌を毎日、捕食します。
(よって、生えさで大変、釣りやすいのです)

11月のシーズンOFFまでに、3Kgくらいまでに成長し翌春から
初夏にかけて、浅場にて海草などに産卵をします。
寿命は、ほぼ 1年で産卵後に一生を終えます。

水温が、概ね 15度を下回ると、深場の安全なところへ
落ちて行き、翌年の産卵期に「♂♀」の対になります。

春の産卵期には、最大で 胴長50cm〜、6kgにもなる事も。
↑・→
今回の釣果は、写真の通り 五目〜釣りとなりました。

「あじ」に始まり、サバ、小ダイ、ハチメ、
そして、本命の「アオリイカ」「アカイカ」の釣果でした。

「アカイカ」は大きく、胴長 40cm〜オーバーの
大きなものが、ヒットしてきました。

この時期の「あじ」は、時合を意識しなくても、ボツボツと
釣果があり、生餌には、不自由しませんでした。

◎釣りすぎた小あじは、冬の「ヤリイカ」釣りの餌として、
小分けし冷凍庫に保管します。

12月にはいると、「ヤリイカ」シーズンになりますが、餌の
確保が難しいので、今のうちにストックします。
   
↓今晩のおかずは、お魚料理の集合で、晩酌がすすみます
左:サバは開いて、一夜干しです(軒先にぶら下げましたが、野良猫が狙っています)明日の朝ごはんのお供です。
中:アオリイカのお刺身と、中あじは「なめろう」にしました。(ネギと味噌風味で、美味しくいただきます)
右:「小ダイ」と「ハチメ」は塩焼きに。(レモンを絞って、風味付けをしていただきます)美味〜!

10月も半ばをすぎるとサイズがぐ〜んと上向きます、重量感ある獲物が竿をしならせ、乗ってきます
日を追うごとに、大きくなり11月になると、アオリイカもサイズアップで、俗に「長靴」サイズまで、成長します
アジ 写真1
朝まづめに、アオリイカをゲットし、ご満悦の室氏(H15/11/15 am6:30)珠洲(飯田港)

今年の釣果はまずまずで、このままで進めば、当たり年かもネ?!

あおりイカは、まず小アジを釣りそれをエサにします。サイズはかまいません、中アジでもがんがんヒットしてきます
9月の中頃から、シーズンに入り、11月末までOKです 筏/船釣りはもちろんのこと、岸からも充分狙えます。

此の釣りの特徴は、引き抜きが出来ません、(針かかりが浅いのと身がやわらかい)タモが必要です
サシミもおいしく、焼いてもお酒のお供に最適です。コリコリ感が絶妙です、まずは一パイどうぞ!


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