精神攻撃
「ねえ、アメリア、魔族によくきく精神攻撃を教えてあげようか?」
「ええ?! そんなのがあるんですか? 教えて下さいっ!!」
「おや、リナさんアメリアさん秘密話ですか?」
そこにあらわれたのは、口調でもわかるとおり、当然ながらゼロスである。
「ゼロス。 実はね、魔族にもきく精神攻撃の話をしてたのよ」
にっこりと答える。
「え゛…? えーと、その……」
じりじりと後ずさりしていくゼロス。
「リナさん、教えるついでにゼロスさんで試してみませんか?」
いいことを思いついたというようにアメリアが言う。
「そうね。それもいいかもしんないわね」
そして、その言葉を告げる。
とてつもなく強力無比なその一言を。
「ガーヴのせぇらぁ服姿!(せぇらぁガーヴでも可)」
「……そっ…それは……リナさん……それだけは…やめ…て、くだ…さい……っ……」
青ざめた表情で、冷や汗と脂汗を流しながら懇願するゼロス。
ちなみにアメリアは………その言葉を聞いたとたん倒れた…。
かくいうあたしも、鳥肌が立っていたりする。
断言しよう。
これを使えば魔族を絶滅近くまで追いつめられるかもしれない。
しかし、それを使えば人間も絶滅近くまで追いつめられるだろう、と。
おわし。
いやぁ、すごい話ですね…。
ゼロス様ひさん……これでもゼロス様好きなんだけど…(爆)
ただ単に、ふと思いついた即興ですからね… 責任は……少しだけなら負います……。
ってわけで、この恐ろしい場所から速く逃げよう…。
ではではっ!!