らしからぬ望み
『フィブリゾとガーヴを復活させようと思う』
2人のシャブラニグドゥの言葉。
『シャブラニグドゥ様?!』
腹心達の声がハモる。もちろん驚きに彩られて。
「もちろん出来るなら、だ。あの方にお願いしてみなければわからんが、な」
言葉を付け足す、レイ=マグナス=シャブラニグドゥ。
「しかし…! ガーヴは私達に反旗を翻し、フィブリゾはあの方に攻撃した者。
なぜそんな者達を…!」
反論したのは覇王(ダイナスト)グラウシェラー。
「それに、あのお方に会うなんて…お体に負担が……!」
心配する獣王(グレーター・ビースト)ゼラス=メタリオム。
「…私はあとがきで慣れてしまってから……(^_^;)」
あの方の暴力に慣れているレイ=マグナス=シャブラニグドゥ。
「…私はリナ=インバースにあの呪文を使われまくったしな……(^_^;)」
あの方の存在に慣れているリナ=インバース=シャブラニグドゥ。
どうやら妙なところで耐性がついてしまったらしい…(^_^;)
ちょっと悲しいかも……(^_^;)
「何よりも…! あの2人が一緒にいたら、また後始末が大変に……(/_;)」
ガーヴとフィブリゾの不仲は周知の事実である。
そういえばいつもその2人の後始末をするのはダルフィンだった…苦労性だな……(笑)
「ま、まあそこらへんは私から2人に言っておくから……(^_^;)」
苦笑するレイ=マグナス=シャブラニグドゥ。
「魔族全体の力が減っているからな。やはりまとめる者達がいないのは下の者達に示しがつかんだろう。
それに…ガーヴの気持ち、わからなくもない。我が元になったリナ=インバースとよく似ている。自らに降りかかる火の粉を払おうとしているところが、な。
フィブリゾは…あの方次第だが……」
言葉をにごすリナ=インバース=シャブラニグドゥ。
『どちらにしろ、2人とも私の大事な部下にかわりはない。
自分が魔族らしくないのを自覚の上で言っていることだ。
もっとも、最大の望みが全ての滅びということにはかわりはないがな』
人間だった頃のなごりが時々魔族らしくない感情をもたらすのかもしれない。
「あなた様が明確な意志を持って行動なさるのなら私達に止める権利はありませんわ
行ってらっしゃいませ。お戻りをお待ちしております」
そう、ゼラスが告げる。
きっと、グラウシェラーもダルフィンも同じだろう。
『では、少しの間、留守を頼むぞ』
言い残し、空間を渡る2人のシャブラニグドゥ。
『はい』
2人のシャブラニグドゥが消えた方向に向かい、返事を返す腹心達。
それからしばらくののち…
魔族は大きな力を取り戻す…
負…数日凍結してました…(^_^;)
最初の凍結は、S様が原因。人間部分を残しながら魔族をやらせてると、滅びが望みなんだか、生が望み(とまではいかなくても、滅びが絶対ってのとちょっと変わってきて……(^_^;))なんだか混乱してきて…しばらく考え込みました(/_;)
次の凍結が締めの部分 つまり最後の2行にあたるのですが…考えつかず、数日凍結してました(^_^;)
もっとも、締めのあたりやってるときは、間にテスト期間1週間はさんだせいもあるんですが……
とにかく、4月の織姫、4月の彦星のリナ=インバース=シャブラニグドゥのパターンの続きです。
あ、ダルフィン様は男のイメージです。
…なんか…これの終わりが見えないんですが…どうしましょうねぇ…(^_^;)
いつ終わるか、どこらで終わるか、全くわからない話になりつつあります。
…いくら何でも全てを混沌に返すまで終わらないってことはないと思うんですが…っていうか、そこまで書けたらすごすぎ(笑)
この後、一体どうなるんだろうか……
とりあえず、これの次はL様視点からのフィブりん、ガーヴ様復活だと思います。
んでその次は、ガーヴ様視点であれかな?( ̄ー ̄)
その後は…ホントに不明 …ってことは少なくともあと2つ3つはいくな…中身は少ないかもしれないけど…(笑)
さぁって、がんばるぞ〜!