滅びの先にあるものは… 2
「そういえば、そのフィブリゾの姿が見えないけど、どうしたの?」
L様が無礼だと言っていたそのフィブリゾ本人が見あたらない。
「ああ、あれね。
あれはもう記憶を浄化して転生させたわ」
「もう、ですか?」
ひかえめにゼロスが聞く。
「ちょうどね、いいところがあったから。
貧乏な王家の人間に転生させたわ。
ふつうの貧乏じゃなくて王家ってところがポイントね。
王家だとプライドがあるから。そのプライドがあるのに内職よ。
今頃は内職で大変でしょうね。
くっくっく」
私怨のためにそこまでやるか…? L様…
「…それで、それってどんなところ?」
ちょっと笑いが怖かったのでさすがのリナも聞きづらかった。
「たしか、ゾアナ王国っていったかしら?
部下S! その時の資料持ってきなさい」
「ゾ、ゾアナ王国??!!」
確か、マルチナのところじゃあ……
「はい、ただいま!!」
部下Sが数枚の紙を持ってくる。
「うん、ゾアナ王国だわ。
マルチナ、ザングルスの孫として生まれてるもの。
マルチナ、ザングルスは2人ともまだ在位しているわね」
…マルチナとザングルスの孫…。フィブリゾの生まれ変わりだって知ったらどうするんだろう…
確か、2人ともフィブリゾには仮死状態にされたはず……。
ま、その時はその時ね。
教えてみたい気もするけど、そんなわけにもいかないし。
混沌の海から楽しくみんなを眺めるってのも、なかなかいいかもしれないわね。
おわったぞっ と(← 某タークスのメンバーではないです(笑))
ゼロスほとんど出てない… 最初に一言言ったきりだ…
ほとんどリナとL様ばっかり…
あ、ちなみに混沌の海ではキャラの年齢は最盛期の頃をイメージしてます
…いくらなんでも老人姿は……イメージするの大変だしさ…
混沌の海だからなんでもありということで… (← と、ごまかしてみる……)
文章めちゃくちゃになる確率が一番高いな…このシリーズ…
ま、ほとんど思いつきで書いてるし…
設定についてはやったら楽しいかな と思ってやっただけです
だからかなりすごい関係になるかもしれない…
ま、ホントにてきとーですから
あまり気にしないで下さい
…このシリーズ続くといいな…と、願いつつ(自分の行動結果だろうに…)、今回はこれで
ではではっ