乱歩賞作家(らんぽしょうさっか)
著者:乱歩賞作家(あらすじ欄参照) |
題名:乱歩賞作家 黒の謎 |
発行所:講談社 |
発行年:2004年(6/17) |
あらすじ
「花男」(鳴海章)/「グレーテスト・ロマンス」(桐野夏生)/「ひたひたと」(野沢尚)/「声」(三浦明博)/「秋の日のヴィオロンの溜息」(赤井三尋) |
すばらしさ
面白さ ★★★☆☆ |
感想:
桐野夏生「グレーテスト・ロマンス」は、ミロが出てくる。これを読むだけでも満足ではないか。(2004年)
Amazon→乱歩賞作家 黒の謎 |
著者:乱歩賞作家(あらすじ欄参照) |
題名:乱歩賞作家 白の謎 |
発行所:講談社 |
発行年:2004年(5/20) |
あらすじ
「死霊の手」(鳥羽亮)/「検察捜査・特別篇」(中嶋博行)/「920を待ちながら」(福井晴敏)/「放蕩息子の亀鑑」(首藤瓜於) |
すばらしさ
面白さ ★★★☆☆ |
感想:
それぞれ違っていて面白い。(2004年)
Amazon→乱歩賞作家白の謎 |
著者:乱歩賞作家(あらすじ欄参照) |
題名:乱歩賞作家 赤の謎 |
発行所:講談社 |
発行年:2004年(4/20) |
あらすじ
「「密室」作ります」(長坂秀佳)/「黒部の羆」(真保裕一)/「ライフ・サポート」(川田弥一郎)/「家路」(新野剛志)/「二つの銃口」(高野和明) |
すばらしさ
面白さ ★★★★☆ |
感想:
5人の乱歩賞作家の作品が読めて豪華。つづく「白の謎」「黒の謎」「青の謎」と読んでみたい。(2004年)
Amazon→乱歩賞作家 赤の謎 |
リービ英雄(りーび・ひでお)
著者:リービ英雄 |
題名:ヘンリーたけしレウィッキーの夏の紀行 |
発行所:講談社 |
発行年:2002年 |
あらすじ
<名前>という謎を抱えてアメリカから日本、そして中国へ。国境を越え歴史を遡る、新たなアイデンティティの旅が始まった。(帯より) |
すばらしさ
面白さ ★★☆☆☆ |
感想:
日本語、中国語、英語と不思議な本だ。中国語が少しでもわかっていると面白いかも。(2004年)
Amazon→ヘンリーたけしレウィッキーの夏の紀行 |
李殷直(り・うんじく)
著者:李殷直 |
題名:新編 春香伝 |
発行所:高文研 |
発行年:2002年 |
あらすじ
韓国・朝鮮で人々に愛されてきた民族的古典「春香伝」。日本でも、古くから幾度も劇化され、オペラにもなった、この熱く激しい不滅の愛の物語を、かつて若い頃、芥川賞候補にも推された作家が、伝来の唱劇(パンソリ)台本をもとに想像力をめぐらし、民族の心を吹き込んで現代によみがえらせた長編小説(帯より) |
すばらしさ
面白さ ★★★☆☆ |
感想:
誰でも知っている話らしいが初めて読んだ。最後のほうは「水戸黄門」みたいである。(2004年)
Amazon→新編 春香伝 |
劉岸麗(りゅう・がんれい)
著者:劉岸麗 |
題名:雲南、赤い大地 |
発行所:河出書房新社 |
発行年:1999年 |
あらすじ
亜熱帯の季節風のなかで16歳の李媚は叫んだ−全人生を党に捧げるなんて!蓮如賞受賞第一作 書き下ろし記実小説(帯より) |
すばらしさ
面白さ ★★★☆☆ |
感想:
中国でこんなことがあったなんて何も知らなかった。中国ではこのことが多くの小説などになっているらしい。1980年頃まで続いていたなんて日本では信じられないようなことだ。(2002年)
Amazon→雲南、赤い大地 |
冷泉彰彦(れいぜん・あきひこ)
著者:冷泉彰彦 |
題名:トロイの木馬 |
発行所:角川春樹事務所 |
発行年:1999年 |
あらすじ
西暦2000年1月1日、コンピュータウイルスによって世界は破滅する!(帯より) |
すばらしさ
面白さ ★★☆☆☆ |
感想:
なんだかスケールが大きすぎて難しい。1999年に読んでいたら「おーっ!」と思ったかもしれないが、今となってはコンピュータの話は古くなってしまってピンとこない。「スクリーン95」とか「マッコール」「ゴードン」「ウェブ・スコープ」とか実際の名前と似せて書いてあるのが面白い。(2003年)
Amazon→トロイの木馬 |
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