宇宙祝詞

神社神業の際に唱えられる歌。

光り輝く大空の光りと供にお出ましに成る

人の世の悪しき世界に厳しき絆 神の教えは何の為 極楽浄土を作る為

かむたま                       すしん みわざ   かみがみ   ひ

 神魂 選びの大祓い 地の果てからの神上がり 主神の御業の大峠 神神分ける霊の裁き

地は裂けて大地震 大爆発に大噴火 どっと寄せる大津波 降り注ぐ火や雨あられ

          みこと

禊ぎ終わったその後で 命現れ穏やかに成る

                 ばんこ

梅で開いて松で治める 古の神仕組み 万古末代続くのは 変わらぬ常磐の 松の色

光り輝く大空の光りと供にお出ましになる。

 

トーラー あおうえい あおうえい あおうえい とほかみえひため あいふへもうすし

ひと ふた いつ むゆ なな ここの たり もも よろず

 

緑真奈美命様(国常立命様)守りたまえ 幸わいたまえ 神ながらたまちはえませ

                      ひな

光り輝く大空の 銀河に消ゆる流れ星なむ 星祭り 霊成祭り

    みず みたま      よろずかたち         よろずかたち

お水とや 瑞の身霊の現れで  万形  を換えたまう  万形 を換えたまう

    いず みたま

お土とや 厳の身霊の現れで形生み出し灰にする 形生み出し灰にする

いにしえ  かむみたま             よとや                あやか

 古 の 神御魂  目覚め集いて神結び 四十八の神と現れて まほろば世界に綾掛けて

やそ  まがつ        なおひ

八十の 曲津 を打ち倒し 直日の心を清むれば

 

龍神天に舞いあがり 甘露の法雨も降り注ぐ

龍神の輝きは 闇夜の底を天照らす 月読む命はウシトラの 時を告げたる金神で

思いは此処に高まりて 素佐の命も振るい立つ

いにしえ

 古  の神世から 仕組み置かれし封印の 七つの扉も開かれて みろく観音光り出す

輪廻みろく観音の 神の御光り道標

持ちて神の子いざ進め 岩戸開きて弥栄に

         かむよいしずえ

極楽浄土の花と咲け 神世礎   の松と成れ

神人の約束は 空に輝く虹の橋 人と人との結びにも 心に虹を架け渡せ

  みたま

神の御魂 が目覚めれば 世界は光で満たされる

光り輝く大空の光と供にお出ましになり

光の中へと帰りなむ 光と供に終わりなむ

平成10年12月26日 新潟県西蒲原郡分水町国常立神社にて

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