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僕は何時何分何秒だろう 今夜の星空を見上げながら思う ホントは星空なんてどこにも存在しない 目の前には 有限だが僕にとってはほとんど無限である 大宇宙が広がっているだけで 飛び続ける光の線が 僕の意識の上に切り取られているに過ぎない 僕のスクリーンにはこの瞬間に 悠久の時間が余すところなく同居する まだ届かない想い 気づかれもせず通り抜けた触れ合い 僕という生命に結像した奇跡 そして 地面に突き刺さっている 僕は何時何分何秒なんだろう