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光の産声があまりに大きくて、 びっくりして目を覚ました朝。 これは僕の、僕だけの朝。 誰にも、君にだってあげない。 僕だけの、朝明けの誕生。 嬉しければ、ガッツポーズをしよう。 全身で喜びを生きるようにしよう。 小さな幸せを、大きく喜ぼう。 そのうち僕だけの朝明けが、 誰かの朝になっているよ。