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「ホーム」


愛は 薄っぺらいうちが
一番楽しいね
大切にしてくれる
いつも見つめていてくれる
愛が深く 深くなって
あいつにとっての「ホーム」になる時
愛はとっても 辛くなるよ
人は一度は 「ホーム」を巣立つもの
でもね いつか必ず
帰ってくるのは 「ホーム」なんだ
ただ温かく 待っている「ホーム」
辛い時 ふと思い出す「ホーム」
離れても 心の片隅をいつも占めてる
そして幸せを 持ち帰ってあげたく思う
時に旅人は 冷たくさすらう
けれど彼が迷わないのは
風雪に耐え 灯火を絶やさず 年月を刻み
「ホーム」が待っててくれるから
今まであいつは 僕の「ホーム」だった
今から僕が あいつの「ホーム」になる

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