「 短いご生涯の簡単な記述」(著者不明)

あなたは1999.08.23以来番目の来場者です。


 人里離れた農家の女性の子供として生まれた人がいました。
 彼は本を書いたことも、事務所を開いたこともありません。
 また家庭をもったり、大学に入学したり、生まれた所から離れたところから300キロ以上旅行したこともありませんでした。
 彼は他人からの信用証明書も持たず、神の人としての力を使う以外には、この世に対して、何の関わりも持たれませんでした。
 大衆は彼に反対しました。
 友人も彼から逃げ去りました。
 一人の友人は彼を拒否しました。
 彼は敵に渡され、嘲笑的な裁判を受け、二人の強盗の間に挟まれて十字架にかけられました。
 彼は死んだとき、十字架から降ろされ、一人の友人の同情によって借り物の墓の中に横たえられました。
 そして1900年という長い年月が来たり、また去っていきました。
 今日、彼は人類の中心であり、進歩の指導者であるのです。
 かつて進軍したすべての陸軍、また建造されたすべての海軍、開かれたすべての議会、支配したすべての王たちが、この地上の人たちに与えた影響も、このただ一人の人が与えた影響力に比べれば、非常に微々たるものであったと言っても、まだまだ言い足りないでしょう。
 
 
 




 上記は、私が学んでいるJTJ宣教神学校の通信教育の「マタイの福音書」の講義ビデオの中で、学校長でもある岸義紘先生が紹介されていた言葉で、これは是非とも紹介したいと思い、その場でパソコンに入力したものです。
      1999.08.23(会田夏彦)

すてきな祈りへ