文書構造


HTMLの開始と終了

HTML INDEX

●<HTML> 〜 </HTML>

【説 明】

HTMLドキュメントの一番最初と最後に使用して、そのドキュメントがHTMLで記述されていることを示します。

【使用例】

一般的にHTMLドキュメントは、以下のような形態をとります。

<HTML>

<HEAD>
</HEAD>

<BODY>
</BODY>

</HTML>


ヘッダ

HTML INDEX

●<HEAD> 〜 </HEAD>

【説 明】

HTMLドキュメントのタイトルや特徴などを記述します。一般的にはこの中で、<TITLE>タグや<BASE>タグ、<SCRIPT>タグ(JavaScript)などが使用されます。

【使用例】

<HTML>

<HEAD>
<TITLE>ZSPC HomePage</TITLE>
</HEAD>

<BODY>
</BODY>

</HTML>


本文・ページの色指定

HTML INDEX

●<BODY> 〜 </BODY>

【説 明】

HTMLドキュメントの本文を記述します。ほとんどのタグは、この中で使用されます。このタグのオプションには、以下のものがあります。

・BACKGROUND="URL.gif"
 背景に画像をタイル状に貼りこむ

・BGCOLOR="#RRGGBB"
 背景色

・TEXT="#RRGGBB"
 標準の文字色

・LINK="#RRGGBB"
 リンクされている部分の色(まだ見ていないページ)

・VLINK="#RRGGBB"
 リンクされている部分の色(すでに見たページ)

・ALINK="#RRGGBB"
 リンクされている部分をクリックした時の色

色の指定は、"#"の後にRGBのR(red)とG(green)とB(blue)の値をそれぞれ2桁の16進数で表わした計6桁の値、または、色の名前(black、redなど)で指定することができます。これについては「スーパーカラーチャート」を利用すると簡単に指定する値を知ることができます。

【使用例】

<HTML>

<HEAD>
</HEAD>

<BODY BACKGROUND="ZSPC.GIF" BGCOLOR="white" TEXT="black" LINK="#0000FF" VLINK="#00FF00" ALINK="red">
 ・
 ・
 ・
</BODY>

</HTML>


タイトル

HTML INDEX

●<TITLE> 〜 </TITLE>

【説 明】

ブラウザのウインドウ上部に表示される、ページ(ドキュメント)のタイトルを指定します。このタグは、<HEAD>〜</HEAD>タグの間で使用します。ブラウザのブックマークに登録される場合には、ここで指定したタイトルが登録されますので、わかりやすいものを英語で指定した方がよいでしょう。このタイトルについては、日本語では読めない環境がかなりあることを知っておくべきです。

【使用例】

<HTML>

<HEAD>
<TITLE>ZSPC HomePage</TITLE>
</HEAD>

<BODY>
</BODY>

</HTML>


基準URL・対象ウィンドウ

HTML INDEX

●<BASE>

【説 明】

ファイル名を相対パスで指定する場合の、基準となるパス名を指定します。ただし、この本来の目的ではあまり使用されることはないようです。実際に使用されているのは、オプションの"TARGET"を使用して、リンク先を表示させるデフォルトのターゲットウインドウを指定する機能です。フレームを使用した場合には、ほとんどの場合に使用されます。このタグは、<HEAD>〜</HEAD>タグの間で使用します。

・HREF="基準となるパス名"
 基準となるパス名の指定

・TARGET="ターゲットウインドウ名"
 リンク先を表示させるデフォルトのウインドウの指定

※ターゲットウインドウ名
 ターゲットウインドウの名前は、必ず英数字で始まるものを使用してください。 ここでは、すでに付けられた名前を指定しますが、指定もとでこのように名前を付けていないと、ターゲットウインドウは無視されます。

※特別なターゲットウインドウ名
 以下の4つの名前を指定した場合は、特別な動作をします。
TARGET="_blank"
 名前のない、新しいウインドウにリンクします。
TARGET="_self"
 クリックされたウインドウにリンクします。
TARGET="_parent"
 フレームを使用している場合は、親(<FRAMESET>の1つ上の階層)ウインドウ(フレーム)にリンクします。親ウインドウが存在しない場合は、"_self"と同様に動作します。
TARGET="_top"
 リンク先をウインドウ全体に表示します。フレームを解除する場合に使用します。

【使用例】

例えば、フレーム機能で左右に分割されたページで、左側の項目をクリックして右の内容が変わるようにする場合の左のフレームのHTMLは、以下のようになります。 "rightframe" は、右のフレームが <FRAME> タグの "NAME=" オプションで指定された値です。

<HTML>

<HEAD>
<BASE TARGET="rightframe">
</HEAD>

<BODY>
</BODY>

</HTML>


HTML INDEX