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◇喜多尾
浩代ソロダンスパフォーマンス『Mishima's 班女』◇ |
......春の陽気に花見の縁日......
『Mishima's 班女』
ちじみて ふやけし ほころびは、
うまし香の あやし花
この身を満たすリンゲルは、
予定調和なプラントシステム
本パフォーマンスでは、
断片化現象と多重化構造の間隙に増殖する
『無痛文明と主張的アイデンティティによる不感症』
について思いを巡らせます。
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※終了致しました。多数ご来場頂き有り難うございました。
2004年12月25日(土)19:30 /26日(日)19:30
開場は開演30分前
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作・演出・出演/喜多尾 浩代
照明/ 宮向 隆
音楽/ 坂本 弘道
音響/ 太田 久進
衣裳/ 牧野 知佳・大木 瑶子
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場所/plan
B
予約・当日/2000円
予約・問い合わせ/Esqui:nouver
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三島による班女のエンディング(待つこと事態に溺れて待つ人の扇が見えなくなる現象
)に着目し、日常生活や社会現象の中で落ち入り易い、人間に共通する思考様式に潜む
罠や問題をテーマとして、肉体的な思考を通して身体に滲み出るものを掬い取る作業、ならびに炙り出す作業を繰り返すことで、ダンス・パフォーマンス(独舞)に仕上げていきます。
本作品では、断片化した情報と記憶によるリアリティー(身体に響く現実感)の喪失、そして、リアリティーの喪失を無意識下で選んでいる現実(予防的無痛化現象)に対して、自ら問を投げかけると同時に、様々な気づきに引き寄せられる『現象としての身体』を提示し、幻想(妄想)的
真理構造 について思いを巡らせる『時間の襞』への誘導を試みます。 |