先ずは、この画像をご覧ください。(火山の噴火ではありません!)→最新画像(リアルタイム表示)はここをクリック
この画像は、我が家から見た
医王山(いおうぜん)の様子です。
上が夜、下は昼の様子です。下(昼)の画像の山腹やや左よりに白く雪の筋が見えるところが、IOX−AROSA(イオックス・アローザ)スキー場です。
上の画像で、火山の噴火のごとく光に溢れている場所にあたります。そうです、昨シーズンから
スキーのナイター営業が開始されているのです。昨シーズンは、
金・土・日の晩22時頃まで点灯していました。
下の画像をご覧ください。
他のナイター営業をしているスキー場では、一部ゲレンデのみ夜間営業というのが殆どですが、IOXスキー場の場合は、一晩下のゲレンデが 緩やか過ぎる(しかも積雪少ない)ために、ここだけを夜間営業しても効果は殆ど期待できず、ナイターをする意味もありません。
そのため、同スキー場の
ほぼ全域をナイター営業しているのです。ですから、ナイター設備も大規模で、その光量も強烈なものです。
明かりは、約3kmほど離れた我が家でも
自分の影が家の壁に映るほど強烈で、富山県西部(砺波平野)一帯からもひときわ目立っています。
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医王山は、
富山県の南
西端県境に
位置し、この
山の向こう側
は石川県金
沢市です。 |
自分も同じ福光町民として、スキー場とかナイター運営(照明)に
いきなり反対ということは言いにくいのですが....この場所は、医王山麓の中でも
とてもきれいな草花があたり一面に咲いていた場所でした。そうです、
かつては「お花畑」だった所なのです。
ところが、恐れていたことが現実になりそうです。
3月末(スキーシーズンの終わり頃)になり、地元新聞に「ナイター利用が順調で効果的..」ということから、
「来シーズンからは毎日ナイター営業の方針...」と報道されたのです。
・ナイター照明により、付近の動植物へ影響があるのでは?
・電気代が..というよりは、限りある資源の無駄遣いでは..?
福光町は、
環境庁がスターウォッチング調査を開始してから欠かさずこの調査に取り組んでおり、福光町のテーマソング
「ひとみにうつしてごらん」 の歌詞
(このページのバックに流れている曲です)にも
『..星のまち、ふくみつ』となっているほどです。今から30年前、
当町の中心部でも天の川がはっきりと見えました。私の家からは、天の川よりももっと薄く淡い
黄道光(こうどうこう)が夕方も明け方もちゃんと確認できました。
もちろん便利になった現在を思えば、
単純に30年前に戻せというつもりはありません。 自分たちが生活の便利さや豊かさと引き換えに捨ててしまった(忘れてしまった)ものの1つが「闇夜」「星空」なのです。
せめて、空を照らすという無意味でおろかな行為だけは控えていただきたい のです。(つまり、
光が上へ漏れないようにする。)
と、威勢のいいことを書いたのはいいが、
『だったら、町民の1人としてお前が当局へそう言えばいいじゃないか!』と思われたことでしょう。仰る通りです。で、一人で町役場に行って直談判するとか、新聞に投書するとかあれこれ考えてみたのですが、結局こういう形になりました。
個人的に気が弱い・小さい、立場上、直接言いづらいということもありまして...。
ご覧頂いたみなさまのお力で、町当局やスキー場関係者にはたらきかけができればと思っています。
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