XA16は、内蔵HDDを2.2G+2.1G、PCIグラフィックカードGA−PII8、SCSI(1K円で買ったCバスロジテックSCSI)+100MZIP+340MHDD+640MO+A4スキャナ、CバスNIC(メルコ)を繋いで、MSDOS、WIN3.1、WIN95、FreeBSD、BTRON(コレのみ評価版)で運用しています。ほかに過去には、独自規格パラレルのハンディカラースキャナ、ワコムのペンタブレット、MIDIインターフェイス、など色々試してみました。
今年(平成10年)の3月頃に差し替えたXA16のIDEドライブのマスタ(ウエスタン・デジタルのCAVIAR22000)が、なんたることか3ヶ月程度でまた飛んでしまった。
症状は、劇的であった。ある日、起動するとSTARTLOGOが長めに表示されて、それから徐々にハードアクセスが続くようになって、ウイルスかとも思い、ワクチンをかけるやらスキャンディスクやデフラグ、WIN3.1のMSDなど種々チェックをかけるも、その間もどんどんレスポンスが落ちていき、ついにはユニットの初期化がプログラムエラーで落ちてしまう。スキャンディスクでは、前回のCAVIAR1200がA:の終わり辺りからエラーの山だったのに比べ、CAVIAR22000は、A:の最初から(もしかしたらドライブの物理的管理領域から)エラーの山になってしまい、途中でスキャンディスク自体がエラーでハングしてしまう。思い当たることといえば、最近になってSHARPのスキャナ関連のアプリをいくつかインストールしたことぐらいだ。(あ、そういえば、シェアウエアのNCCの試用期限をのばすためにレジストリをいじくっていたっけ..)
ため息をついていても仕方がないので、またまたIDEドライブを買うことにした。○マダは不作。○ソコンの館にはメルコのDBI−N2000(CAVIAR22100)やベアのCAVIAR22300(2.3ギガ)もあったが、WD製のドライブの2回ものクラッシュにめげてしまい、少し保証もききそうなI/OのUHDI−2.1Gというのを買った。店員は98用ということを確認してきたが、私はこれがXA16のマスタにできるかと質問したら、XA61は2G以上を認識しないかもしれないので、F8を押しながらスイッチを入れるといいという。私がメモリスイッチを変更するのかと聞くと、デバイスドライバをロードするかどうか指定しながら起動するのだという。
(CONFIG.SYSのインタラクティブ起動じゃないの?)わからん店員の説明をあとに、帰宅して直ちに、飛んでしまったCAV22000を摘出、そしてI/Oのパッケージを開くとナントSAMSUNG!しかもドライブはフォーマットされていないそうな。シリンダーパラメータなども不明。ま、I/Oが保証しているか..しかしこれじゃあDOS/Vに流用できないなあ。取り説を読むと、WIN95の4.00.950aでは3台のIDEを使うときはesdi_506.prdを更新する等の情報収穫もあった。
気を取り直してUHDI2.1Gを取り付けて別ドライブから起動、FORMATでハードディスク→初期化(装置)を実施。「装置を初期化しています」という素っ気ない表示だけ。45分で完了。(CAVIAR22000の時は10分ほどだった..)エラー末期のCAVIAR22000に至っては2〜3時間かかっていた。次に領域の確保。1Gを二つ(22000との互換性)これも1G約10分。(エラー末期の22000は4〜5時間)。
じつは、今回はWIN95のアップグレード版じゃなくてひろい物のプレインストール版をインストールしようとしたが、98チェックにひっかかってあえなくアウト。インストールFDの98CHECK.EXEがくせ者らしく、98CHECK.INIのID=70を変えてみたりいろいろ試したがダメ。WIN95のCDROMは、中をFDで覗くとINSTとかSETUPというEXEファイルが入っていない。丸ごとSAMSUNGのB:にXCOPYし、95のアップグレード版CDROMからINST.EXEだけを\と\WINDOWS95にCOPYして試みるもダメ。で、あきらめて真っ当なインストールを行う。
・H10/6/13
2.1GHDDのセクタ不良によりマスタードライブ交換、これに伴い95再インストール。95の入っていたAドライブをDOSで初期化し、システムやcdromドライバを転送したのち再度Aドライブから起動して、Qドライブにある95のセットアップを実行し、Aに95を組み込んだ。念のためネットワークカードやスキャナカードは外しておいた。
・TRIDENTディスプレイドライバをアップデート。TRIDTUP.EXEをエクスプローラで直接実行
・サウンド衝突回避をアップデート。SNDX.EXEをDOSで自己解凍。95でSETUPを実行。
・INT10割り込みをアップデート。INT10UPD.EXEをエクスプローラで直接実行。
・マイクロソフトWIN95アップデートサービスパック1のインストール。モジュール名はsetup.exe、サイズ1764864バイト。エクスプローラで直接実行。
・NECのユースフルパックをインストール。(不要な物はチェックで外す)
・マイクロソフトのPLUSをインストール。
・6太郎をZIPからインストール。ATOK9を含む(標準・最小)
・ネットスケープコミュニケータをインストール。
続けてスタート→設定→コンパネ→ネットワークを開き、TCP/IPが無いのでNSKのインストマニュアルに従ってMICROSOFTのTCP/IPを選択、追加する(WIN95のCDROMを要求)コンパネのモデムでパナソニックのTO-BXF56Kをメーカ提供FDからインストール。さらにスタート→プログラム→ダイアルアップで、新しい接続を選び、NSKのユーザ名、パスワード、ダイヤルなどを設定。接続するまでパスワードの保存は有効にならない。
・H10/6/14
またしてもネットワークで引っかかる。ダイアルアップの接続で、パスワードが保存されない。毎回入力しなければならない。(これはマイクロソフトのモジュールアップデートのHPをみてみたら、サービスパック1導入後にパスワードファイルに障害がでて保存不可になるとのことで、MSPWUPD2.EXE(エクスプローラで直実)をインストールしたら直った)
・回線のスピードがいかにも遅いので、これもMSのHPにi8251FIFOデバドラのアップデートがあったのでインストールしたら心持ち早くなった。(このアップデート2件は、モジュールがかなり古そうで、いうなれば枯れたアップデートということか..)今日の一言のHPにスペクトラムアナライザソフト(FREE)の話があり、そのためにVB3をインストールする。といっても、ZIPなのでWINUNZIPで溶かしてA:\WINDOWS\の中に¥VB3というディレクトリを作ってコピーしただけ。(間違ってるかも)さらにネットスケープのキャッシュコンバータをインストするためVB5をインストする。VB5は、3つのEXEを順にエクスプローラでクリックするだけ。NCCの32ビット版をインストールする。メールされてきたレジストパス***-**-*****-***を入力して終わり。ZIPドライブにキャッシュを書き出すが、セットしてないため環境定義は今後おこなう。次にSHARPのスキャナアプリをインストする。CDROMを入れるとインストーラメニューが出るので間違いがない。ついでにIMAGEFORIOをインストする。IMAGEFORIOはWIN3.1アプリだ、機能、速度面で優れているので捨てがたい。
・H10/7/25
アイオーのグラフィックアクセラカード「AG−PU8/PCI」をインストール。ハードは、PCIスロットに差し込んで、AG−PU8の出力をXA16のGRB入力に差し込み、XA16本体のRGB出力をモニタへつなぐ。
・ドライバのインストールは若干手間取った。まず、XA16をWIN95で起動するとデバイスを自動検出して、ドライバフロッピーを差し込んで、インストール完了。この時点で画面のプロパティにディスプレイエフェクトのタグが追加された。しかし、そのタグをクリックするとDIRECTXがインストールされていないというメッセージが出るので、付属CDにあったDIRECTX3をインストール。このときに「前のバージョンのファイルがあります。今回更新しますか?(推奨)」というボタンをクリックしたのが原因でか、再度画面のプロパティを選んでもディスプレィエフェクトのタグが消滅してしまった。システムのデバイスドライバを見てみると、PU8にバツがついている。再度ドライバをインストールした。ここで、「最新のバージョンのモジュールがあります。そのまま使いますか(推奨)?」で、強制的に置き換えるを選択するのがミソ。
・PU8は、ドライバが95とNTしか無いので、3.1では作動しない(内蔵TGUIに切り替わってしまう)(以上)
・H10/8/8
DECの433DXLPにWIN95をインストールして、95ネットワークが433LPとP−200マシンの間で開通したので次にXA16も95ネットワークに接続することにする。95ネットとDOS/WIN3.1ベースの「簡単WEB」では一長一短がある。「簡単」の方はDOSベースが原則(ファイルアクセスは95のロングファイルでもDOS的にアクセスは可能)で、古いマシンでも基本的に動作は可能。ネットプリンターも使える。しかしあくまで「簡単」で、資源の共有選択やパスワード設定などほとんどない。HDDやFDD、CDROM、ZIPといったファイルシステムがネット間で、クライアント(ピア)名をサブディレクトリとしてディレクトリーパスのツリーに入るといった形態となる。「簡単」の最大の弱点は「メルコのLGYシリーズでしか動作しない」ということ。他方、95ネットは使用感は「簡単」とにたようなモノだが95が動かないとダメで、基本的に新しいマシンでないと導入できない。WIN98への期待感があり、LANカードを選ばないことが最大のメリット。以前からXA16にはLGYがささっていたが、95では意図的にインストールしてなかった。今回「ハードウエアウイザード」でマニュアルでインストールしたが、ドライバの組み込みで、リソースの競合警告が出たが、かまわずインストール完了し、デバイスマネージャでコンフリのリソースを持つデバイスを探すとDOS/V機と同様にCOM2のIRQが重なっているようだ(IRQ=5、INT=01)COM2のデバイスを「使用しない」に変更チェックし、再起動するとOK。(LGY98のリソースは、IRQ=5(INT=1)I/Oポートは10D0H〜)割り込み番号(IRQ)と割り込みレベル(INT)の関係は...
INT0 IRQ3
INT1 IRQ5
INT2 IRQ6
INT5 IRQ12
このあと、資源の共有やネットプリンターをセットして、再起動、ネットワークアイコンにP200やDECが現れ、成功!
★問題が1つ。95の起動直後から、「DHCPクライアントはDHCPサーバからIPネットワークアドレスを取得できなかった」というワーニングが2〜3分おきに表示されうっとうしい。とはいうものの、「次回からこのメッセージを表示しない」に軽々とチェックを入れていいモノかどうか判断しかねている。