富山アルコール関連問題研究会のお知らせ |
この研究会は、アルコール関連問題に興味のある富山県の医療、福祉、保健に関わっている方が、2ヶ月に1回集まって行っています。この会は、平成3年10月に13人で発足し、参加者はチェンジしたりしていますが、地域ネットワーク作りを目指しています。 また、アルコール依存症の治療は、通院治療に次第に重きが移される傾向があるなかで、地域サポート・システムが求められおり、この会が一つの核になればと願っております。第36回より、富山県警の方も参加していただけ、この会がますます充実することが期待されます。将来、共同作業所やディケアに関わっている方が参加できるような発展があればと夢は抱いております。 今後、次第に依存もアルコールのみだけでなく、多剤乱用傾向もあり、この会の方向として覚醒剤や有機溶剤、向精神薬にも拡げていかなければならないでしょう。 ■北日本新聞社会3面に当研究会について紹介記事があります |
次回開催案内・研究会報告 |
◆【次 回開催案内】 | ◆【第45回研究会】 | ◆【第44回研究会】 | ◆【第43回研究会】 | ◆【第42回研究会】 | ||||
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研究会一覧(1回〜37回) |
第46回富山アルコール関連問題研究会案内 |
この会に参加していただく方を募っています。是非、アルコ−ル検討事例や報告・紹介していただく方を歓迎しています。
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第45回富山アルコール関連問題研究会報告 |
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第44回富山アルコール関連問題研究会報告 |
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第43回富山アルコール関連問題研究会報告 |
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第42回富山アルコール関連問題研究会報告 |
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第41回富山アルコール関連問題研究会報告 |
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第40回富山アルコール関連問題研究会報告 |
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第39回富山アルコール関連問題研究会報告 |
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第38回富山アルコール関連問題研究会報告 |
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第37回富山アルコール関連問題研究会報告 |
北陸3県が一堂に会する研究会は中止となる。「ホームページ:Good−byeアルコール依存症の紹介」
今後は、各県独自の活動となる。
一部のスタッフに責任・役割分担が大きくなったことが、会運営の反省点。
ACについての講演内容の伝達。
Be!で同ホームページの紹介記事などの報告。2)話題提供
症例に関わった、又は今後は可能性の高い上市町の職種が集まった。
警察、病院、介護支援センター、民生委員、保健婦などであった。
症例が、今月退院後の役割分担や対応の仕方などが論議された。
症例が単なるア症か、気分障害が隠れている可能性も討論された。
第36回富山アルコール関連問題研究会報告 |
(1)最近の薬物犯罪と薬物中毒者の概況2)話題提供
大人と子供との垣根がなくなってきている(大人の問題→子供の問題)
来日外国人の覚醒剤乱用が目立つ
覚醒剤の若年使用の増大(高校生↑)
政府の対策→薬物乱用対策部会の設立
デンバー・サミットでも麻薬問題が取り上げられるなど地球規模の問題
(2)麻薬中毒者の診断方法について
精神保健指定の診察→措置入院(3ヶ月以内、延長が必要な場合入院日から6ヶ月を越えない)
依存の定義の変化→薬物探索行動をもって依存。
単に離脱症状があるから依存とは言わない(麻薬を癌の末期患者使用例)
(3)依存性薬物情報に関する最近の話題
8割が覚醒剤と有機溶剤→覚醒剤は増大傾向、有機溶剤は減少傾向
8割が男性、2割が女性
覚醒剤の8割が初診時、幻覚妄想状態
*富山県では有機溶媒の使用が増大傾向(富山県警)
(4)事例検討(小沼先生のコメント)
公立病院の対応(急性期がすぎるとすぐに退院させる点について)
→急性期がすぎて、2週間ぐらいは渇望期であるので、1カ月は入院させたら。
覚醒剤中毒の治療
依存している部分があるので、医療側も方向づけしやすい部分もあるのでは
持続性向精神薬の使用も一つの方向
アルコール乱用がある場合、断酒が必要
保健所の覚醒剤相談窓口事業の問題
担当者の相談応需能力が不十分
薬物依存をケアする医療機関が少ないし、専門の医師も少ない
各関係機関に相談窓口が設置されているが、それぞれの連携がない
20年近く医療機関が関わったケースについて、第1期からう4期に分けて、特に4期には、ケースワーカーや看護婦、栄養士が連携をとり、生きがいと院内断酒会参加とともに、各スタッフの愛が断酒継続につながったと考えられた症例報告があった。
第35回富山アルコール関連問題研究会報告 |
第34回富山アルコール関連問題研究会報告 |
第33回富山アルコール関連問題研究会報告 |
第32回富山アルコール関連問題研究会報告 |