平成9年度後期アルコール・セミナーたより(No.3) |
明けましておめでとうございます。 昨年は何かと、暗いニュースが続きましたが、今年は気分も新たに何かいいことがあればと思っています。 さて、平成9年12月19日に平成9年度後期アルコール・セミナ−第3回めが行われました。『飲酒中の心理について−依存症者と家族−』をテーマに富山市民病院臨床心理士、山野先生に実習と講演していただきました。その内容についてご紹介します。
現実には、飲酒していた人は飲んでいる人の気持ちは分かり、家族は家族の気持ちが理解できますが、自分の立場以外の人の気持ちというのは分かりにくく、また、考える機会もなかなかないのかも知れません。 今回、いろいろな場面で立場を変えて態度で示すというのは、お互いが自分のことや相手のことを改めて考えてみるということや、どうしてそのような態度を取れるようになったのかという経過を考えてみる一つのきっかけになったのではないでしょうか。 登場人物になって下さった方、ご苦労さまでした。 (文責:杉本留美) |