ロサンゼルス市内観光 ピラミッドカフェで朝食
5時起床! ちゃんと起きれました。これで一安心。でも家内はやたらと眠そうです。なんと、寝坊するのがいやだからほとんど寝ていなかったとか・・・。これが今日一日大きな影響を及ぼすのですが・・・。
それは後述するとして、朝の準備が終わったら、ピラミッドカフェで朝食です。昨日と同じカフェなのに何か雰囲気が違います。朝が早いからでしょうか? なんだか店員さんの態度が無愛想です。でも、のどが渇いて水が欲しかったので、いっちょ発音チェックも兼ねて頼んでみることにしました。waterって結構通じないんですよね。「ウォーター」って言うと相手が日本人慣れしている人で無い限り通じません。どっちかって言うと「ワラ」って言ったほうがネイティブに近いです。英作文は苦手でしたが、発音だけは昔から得意だったので、通り過ぎるお姉さんを呼び止めて"Water please."とかましてみました。しばらくすると、来ました来ました、でっかいコップに入った水が! ん? でも、隣の席の人の水は普通の大きさのコップだ。何で私のはこんなにでかいんだ。家内と二人で不思議だねぇといっていると、遠くの席で"Glass of water."という声が聞こえました。あ”〜、ただ水って言ったからでっかいのが出てきちゃったんだねぇ〜・・・。日本じゃ「水くださ〜い」って言えば普通のコップに入った水が出てくるのにぃ〜。こんなところでも文化の違いを感じてしまいました。(大げさ)
メニューは昨日と同じなのですが、スクランブルエッグは半熟じゃないし、ウインナーの味も違います。う〜む、昨日の方がおいしかった。何で今日はまずいんだろう・・・。やっぱり早朝だとコックの質がよくないのでしょうか? 同じ店で同じメニューを食べて味が違うのは何か納得行かないような気がします。
ルクソール停電!
家内と二人で納得行かない朝食をモグモブしていると、なんだか電球が怪しい点滅。どっかでコンプレッサーのスイッチでも入ったのかなと思っていたら、突然真っ暗に!!! しばらくすると一部の電球が復活しましたが、まだカフェの所々が暗くなってます。巨大ホテルゆえに電源の管理も難しいのでしょうか? でも、24時間営業のカジノではあってはならないことのはずですよねぇ。案の定、朝食を終えて部屋に戻る途中、方々で憤慨した様子の紳士淑女がいました。怒鳴っている人もいましたが、おそらくあの人は勝ってたんでしょうねぇ。朝方の一番人の少ない時間帯だったから良かったようなものの、そうでなかったら大変なことになっていたのではないでしょうか。
さて、腹ごしらえができたら、いざチェックアウトです。といっても、ルクソールはエクスプレスチェックアウトといって、フロントで清算する必要がない限り、フロントに並ばずにそのまま出ちゃって良いので楽です。というわけで、無事バスに乗って一路マッカラン国際空港へ。
マッカラン国際空港
チェックイン待ちしていると現地係員から呼び出し。昨日のグランドキャニオンのキャンセルでの返金がありました。日本に帰ってからかもしれないといわれていたのでラッキーです。二人分で$320の返金です。結構大きな金額で得した気分、でも、グランドキャニオンを見れなかったことを考えると複雑、というより残念です・・・。でもこの浮いたお金が後で役に立つことになります。
格安ツアーの秘密
同じロサンゼルス行きの便の団体チェックイン待ち行列のお客さんは、皆JTBのツアーの人たちです。私たちのインターネット直販格安ツアーの「旅物語」から始まって「Look」やらなにやらたくさんのツアーの人たちがごちゃ混ぜになってます。並んで待っていると、他のツアーのおばさんたちがぶつぶつ言っているのが耳に入ってきました。「なんか、今、航空券もらっている人がいるよ。私たちは昨日もらって”なくしたら帰れなくなるよ”といわれてたのにずるいね。」と。どうやらツアーによって航空券の受け渡し方法が違うようです。私たちはベガスに着いたその日の朝、安部さんから帰りの航空券一式全部を渡されました。ですから、ロスから成田への航空券も今持っています。ところが他のツアーの人たちは、搭乗の前日にもらった人もいれば、今日もらった人もいます。おそらく、今日航空券をもらった人のツアーがハネムーンツアーか何かで一番高額なツアーなのでしょう。というのも、航空券をなくすと帰れなくなってしまうわけで、ツアー客が無くした場合は客の責任、旅行会社が管理していて無くしたら旅行会社の責任です。つまり、旅行会社としては客にとっとと航空券を渡してしまった方が管理コストがかからないわけです。でも、客にしてみれば、貴重品が一つ増えるわけですし、なくしたら非常に厄介なことになるので、できれば旅行会社に管理して欲しいのは当然です。ツアー代金の差ってこんなところにも現れるんですね。まあ、ツアーに参加せずに個人で旅行にくれば当然航空券の管理は予約からすべて自分で行うわけですから、私たちにとっては手配してくれるだけでもありがたいんですけど、ケチなのにワガママなおばちゃんたちはそうは行かないようです。(^_^;)
ロサンゼルス国際空港
着きました! アメリカ第二の都市の玄関、通称LAXです。うごっ! どこかで見た文字だ! 「手荷物受け取り」 ・・・。漢字かな混じり文、日本語だ・・・。そうです、空港の案内看板の英語の文字の下に日本語が書いてあります。日本で日本語の下に英語でかかれていますが、その逆のパターンですね。なんだか一瞬にして日本人観光客が大量に押し寄せる様子が頭に浮かんでしまいました。そういう自分も日本人観光客ですが・・・。(^_^;) というのも、場所をわきまえない日本人観光客に閉口することがしばしばだからです。ユニバーサルスタジオで顕著に見られました。ま、それはユニバーサルスタジオ編でお伝えします。
ロサンゼルス市内観光
空港を降り立つとバスが待っていました。貨物スペースに荷物を積んで、バスに乗り込むと、旅行オタク風の現地係員さんがいました。お姉さんなら良かったのに、ちょっと残念・・・。で、その現地係員さんがいろんな伝達事項を話している中に、「ロサンゼルスは愛煙家の皆さんには辛い街です。」という言葉が! そうなんです。灰皿のあるところしか吸ってはいけないのですが、灰皿のある場所が少ないのです。いやはや、ほんとに愛煙家にとっては辛い街です。携帯灰皿は絶対欠かせませんね。携帯灰皿を見えるように用意して吸っていても、街行く人の視線は冷たいです・・・。ベガスでは歩道だろうとどこだろうと、そこら中に灰皿はありますし、安部さんいわく、ポイ捨てもOKの街です。東京と比較すると、ベガスとロスの中間が東京といった具合でしょうか。公共のスペースでは、まずタバコは吸えないと思った方が懸命です。ですから、ヘビースモーカーの皆さんは、ロスへ行くときは覚悟が必要ですよ!
サンタモニカ
青い空、青い海、うぅ、何でバスを降りれないんだぁ! ん、サンタモニカのJTB事務所で一時休憩。いいじゃんいいじゃん。でも、家内が用を足したいとの事。う〜ん、こればっかりはしょうがない。で、しばらくするともう集合時間です。ビーチへ出る暇ないじゃぁ〜ん。集合したらなんだかJTBの宣伝大会。オプショナルツアーやお土産の宣伝です。う〜む、貴重な時間が・・・。でも、ここで紹介されたロスの小型飛行機に乗る夜景観光ツアーに参加することにしました。二人で$200です。写真を見る限りすごい夜景ですが、実際はどうなんでしょう。わくわくです。
ドジャーススタジアム
かつて野茂投手が大活躍したドジャーズのホームグラウンドです。外野席の後ろの方の勾配がすごく急でした。足を滑らせたらグランドまですっ飛んでいきそうなくらいです。名古屋ドームと東京ドームと石川県立野球場(^_^;)にしか行ったことがない私ですが、こんな急勾配は見たことがありません。危ないんじゃないかなぁ。
ドジャーススタジアム外野席 むっちゃ急勾配
スタジアムの駐車場からは、ロスのダウンタウンのビル群が真正面に見えます。高台にあって気持ちよい景色でしたよ。夜来ると夜景がきれいでしょうねぇ。でも今日はアナイハイムに泊まるので、来れそうにありません。(;o;)
チャイニーズシアター
しばらくバスに揺られると、チャイニーズシアターに着きました。ここはハリウッドスターの手形足型があるので有名です。思っていたより広くなかったのですが、お気に入りの俳優の手形を見つけました。
インディージョーンズのハリソンフォード
ダイハード、アルマゲドンのブルースウィリス
アポロ13、ユーガットメール、グリーンマイルのトムハンクス
広場には何かの勧誘のおっさんが大きな声で呼び込みしてましたが、その他、チャップリンの格好をしたおじさんがいました。$1払うといっしょに写真に写ってくれるそうです。ちなみに、ここにはチャップリンの手形足型はありません。現地ガイドさんいわくなにやら業界といろいろあったのだとか・・・。どこでもいろいろありますねぇ。ともかく、停車時間が30分ほどしかないので、とっととバスに戻りました。う〜む、団体行動は自由にならないのでいやですねぇ。あたりまえですけど。(^_^;)
車窓観光
次の降車地であるリトルトーキョーまでは車窓観光です。なんだか窓からだけ見てるのはつまんないのですが、このツアー、翌日からロス自由行動のためのインプレッションのようです。明日からテーマパークめぐりの私たちにとっては、ロスダイジェスト版といったところでしょうか。ともかく、あれよあれよといううちに、いろんなところを通りました。ロデオドライブを始め、メルローズ通り、シビックセンター、ミュージックセンターを見て回りました。
ブランドショップが建ち並ぶ、ビバリーヒルズのお金持ち御用達の商店街「ロデオドライブ」
見えますか? 遠くの山に「HOLLY WOOD」の看板が!
バスに揺られていると、案の定、寝不足の家内が眠りこけてます。いやはや、現地係員さんも気づいたらしく「眠っている人もいますが、ここは云々・・・」と気にしている様子。まあ、ベガスでは歩き通しで、しかも昨日ほとんど寝てないのですからしょうがないです。起きて見学してても窓の外を景色が流れていくだけですから、ブラウン管か窓枠かの違いしかありませんしねぇ。ま、明日もあさってもテーマパークで、また歩き通しですから、今日は中休みといったところでしょうか。私もウトウトしながら見学しました。
リトルトーキョー
そうこうするうちにバスはリトルトーキョーにつきました。ここはアメリカで一番日本人の密度が高い街で、古くからの日本人街です。古い建物を文化財として保存しているとかで、古い商店街を見ることができました。
マツモトキヨシの看板ってここのドンキヨシの看板を参考にしたのかな?
日本人街だけあって、お寺もありました。
何宗かな?
かと思えば、近くの道路からはダウンタウンの高層ビル街も見えたりします。
もちろん、この他日系人が経営するショップもたくさんあります。昼食時間だというのに、ピラミッドカフェでおなかいっぱい食べ過ぎて、おなかが減らない私たちは、パン屋さんで小倉あんパンを買って食べました。普通のただのあんパンなんですけど、小豆の味が妙に懐かしくて、おいしく感じられてしまいました。
サンペドロストリートの東側は下町風のお店が建ち並んでいるのですが、西側には「オニヅカストリート」という通りがあって、よくあるお土産屋さんやブランドショップが並んでいます。オニヅカさんといえば、あのスペースシャトル爆発事故でなくなられた日系人です。通りにはスペースシャトルの記念碑が建てれていました。
この他リトルトーキョーには松坂屋や数々の日本料理店はもちろん、全米日系人博物館や、交番まであります。日本人にとっては安心できる街です。アメリカ生活が長くなると、こういうところはオアシスになるでしょうね。でも、つい3日前まで日本にいた私たちにとっては、アメリカの中の変な日本って感じがして、妙な気分になりました。
アナハイムへ移動
リトルトーキョーからの出発で、アナハイム(ディズニーランドのある街)に宿泊する人が別のバスに乗り換えました。私たちともう一組のカップルの4人でした。だからバスといってもミニバンです。車種はなんだかわかりませんでしたが、エンジンはバスのような音でした。アメリカの車はとにかく排気量がでかいですから、ミニバンといっても5リッターぐらいは積んでいるのでしょう。なんたって、一番小さいエンジンで2リッターだとか・・・。
ロスからアナハイムまでは結構移動時間がありました。小一時間もあったでしょうか。寝不足の家内は爆睡、と思いきや、運転手の運転が荒くて、よく眠れないようです。ブレーキングがとにかく急なのです。どうも乗り物酔い状態になってしまったようです。
フリーウェイはとにかく広いですね。5車線6車線あたりまえ〜です。今日はそんなに混んでないようです。これだけ広い道が渋滞するなんて信じられません。ところで、フリーウェイのフリーって無料って言う意味じゃなくて、信号が無いって言う意味なんだそうです。日本でいう自動車専用道ですね。でも、日本の場合、無料の自動車道って無いですもんねぇ。それなのに、一部の自動車道は3車線ですが、ほとんど2車線。北陸自動車道なんて1車線の区間があったりする・・・。この道路事情の差は何なんだ・・・。
そうこうするうちにアナハイムに到着しました。ロスから南へ車で一時間の郊外の、メキシコ系住民が多い街です。なんだか緑が多くてのんびりした雰囲気の漂う街です。こんなところにディズニーランドがあるんですね。私はまたロスのすぐ近くにあるのかと思ってました。近くには車で5分ぐらいのところにコンビニやファミリーレストランがある程度で観光するところといえばディズニーランドしかないようです。
新アトラクション建設中!
ディズニーランドの横のところを通り過ぎたのですが、なにやら頑固な土木工事が行われています。また新しいアトラクションを建設中との事です。来年開業予定だそうです。こういうのを見ちゃうと、まだ入園前なのにまた来たくなっちゃいます。(^_^;)
いっしょに移動してきたもう一組のカップルさんは、パシフィックホテルで降りました。ここはホテル前からディズニーランドモノレールが直行運転しているホテルです。でも、今の時期は工事中でモノレールは運休していて、変わりにトレーラーが運行しているようです。いわゆる提携ホテルっていうやつです。カップルさんのチェックインまで現地係員さんが荷物運びやチェックインの手伝いをするとの事で、その間ホテルの見学を兼ねて休憩することにしました。さすがに提携ホテルです。床の絨毯がミッキーです。(^o^)/ 設備も高級ですね。ま、ラスベガスのホテルに比べると貧相ですが、ホテル自体でディズニーの雰囲気を味わえるのはさすがです。
クオリティホテルメインゲート到着
着きました。ここが私たちがアナハイムで2日間宿泊するホテルです。Yahoo掲示板で、さんざっぱら皆さんにご意見を頂戴するほど心配していた、JTBでBグレードのホテルです。
ホテル玄関前にて
パッと見はちょっと古めの普通のホテルです。とりあえず安心。いざチェックイン。現地係員さんがついてきてくれました。こっちが英語がわかんないと思ってか、かなり適当なことを言っていました。フロントのお姉さんが日本人慣れしているようで、すんなりチェックインできました。まあ、ついてきてくれるだけでも心強いです。個人旅行だと何から何まで全部自分でやらなきゃいけないですから、何かわからないことがあって、言葉が出てこないと困りますもんね。
Bグレードとはいえ、一応レストランとカフェ、そして小さな土産物屋さんがありました。エレベーターホールの裏手には自動販売機コーナーがあります。ジュースやお菓子類が売られています。夜食用にコーラとジャンクフードを調達しました。
話はちょっとそれますが、アメリカではやたらとコーラを飲みたくなりました。料理が濃いせいでしょうか。とにかく炭酸、なかでもコーラが飲みたくなるんです。
部屋に入ってしばらくしたらボーイさんが荷物を持ってきてくれました。ルクソールでは自分で運び込んだので、ホテルでは初めてのチップです。ボーイさんは荷物を置いたら去ろうとしていたのですが、チップを取り出すしぐさをすると足がぴたっと止まりました。荷物が2個だったので$2渡しました。すると満面の笑みを浮かべて"Thank you."というボーイさん。チップをくれない日本人が多いんだなぁと感じました。彼らにとってチップは生活の糧なんですから、ちゃんとあげなきゃぁ〜。
さて、おもむろにルームチェックです。バスのお湯はちゃんと出ます。ドライヤーもあり。ズボンプレッサーもあります。湯沸しやティーパックもあります。設備は日本の普通のホテルと変わりませんね。あ、当然、浴衣とスリッパはありませんよ。Bグレードでも十分です。ぜんぜん問題ありません。それどころか、日本のホテルと比べるとベッドは大きいし部屋は広いし、思った以上です。
爆睡!!!
というわけで、夕食の時間です。しか〜し、もう部屋から出る気力ありませぇ〜ん。二人ともベガスの疲れがドッと出てます。このとき、役に立ったものがあります。日本から持ってきたカップ麺です。湯沸器でお湯を沸かして、久々の日本の味を楽しみました。旅行のガイドブックに「カップ麺を持っていこう」と書いてあって、夜食にいいかなと思って持っていったのですが、思わぬところで役に立ちました。
今日は中だるみの一日でした。明日からはまたテーマパークを歩きどおしの予定だし、くたくたに疲れていることですから、とっとと寝ることにしました。文字通り爆睡です!!! ZZZZZZZZzzzzzzzz..........