数え5歳を迎えた孫の七五三のお祝いを家族揃ってした。古来の風習に習って11月15日に正装をして高瀬神社に詣でた。これまで大病もせずにこの日を迎えたことに喜びながら、これからも健やかに成長することを願って、私ども夫婦も揃ってご祈祷に列席させてもらった。ママの作った服を着てのお参りは、子供ながらに誇らしげで、参道を翔る様を傍らで見て微笑ましく、何とも晴れがましかった。帰りの車の中で千歳飴の紙袋を開けて興じる孫。人並みにしてやれることに感謝したい。
経済的に貧しい中で3人の子を育てるのに精一杯で、自分の子らには七五三の祝は縁遠いものであった。この1年間、一緒に寝起きを共にした孫だけに感慨は一入であった。
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